幻星戦隊ジュウソウジャー   作:クラヤミノオロチ

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こんばんは。 

11話になります。今日はピンク回。今回の話はダイレンジャーの33話、ギンガマンの14章をモチーフにしてみました!

よろしくお願いします。


11話 陽子、ジュウソウジャーやめるってよ?

市街地

 

ノットラーと戦っているジュウソウジャー5人。

 

レッドはワイバーンカリバーでノットラーを切りつける。

 

イエローはユニコーンシューターでノットラーを仕留める。

 

ブラックとブルーは連携技でノットラーを倒す。

 

ピンクはノットラーと戦っている途中で男女の2人組が逃げ遅れてノットラーに気づかれる所を見る。

 

ピンク「あれは・・」

 

ピンクは2組を助けるべくノットラーを食い止める。

 

ピンク「早く逃げてください!」

 

2人組は逃げて行く。

 

ノットラーを全員蹴散らすジュウソウジャー。

 

レッド「ノットラーは片付けたぜ」

 

ブルー「妙だな」

 

ブラック「ああ」

 

イエロー「どうしたんですか?」

 

ブラック「ノットラーだけってのは何かおかしいと思わないか?」

 

ブルー「そう言う事だ」

 

ピンク「みなさん!」

 

レッド「陽子!」

 

5人は変身を解除する。

 

陽子「すみません。ほとんど戦ってもらって」

 

競二「どうって事ないよ」

 

力「君が逃げ遅れた人を逃がしてくれる事でこっちも戦いやすい」

 

陽子「いえいえ。私、困っている人見ていたら放っておけなくて」

 

男「あの・・」

 

力「はい?何か?」

 

男「先程はありがとうございます」

 

力「それは彼女に!」

 

陽子「いいえ。別にお礼を言われるほどでは」

 

女の子「石平(男は以下、石平と表記)!もう行こうよ」

 

石平「由香里ちゃん(女の子は以下、由香里と表記)。ちゃんとお礼言いなさい」

 

由香里「別にいいいじゃん。礼を言われるほどじゃないって」

 

そう言って去ろうとする由香里と彼女を止める石平。

 

蓮「あの態度、かなりムカつくな」

 

競二「あの子って我妻由香里ちゃんじゃない?」

 

蓮「誰だ?」

 

竜吾「俺も知らないな」

 

競二「知らないの?今超有名な女優さんだよ」

 

力「そんな子がなぜ?」

 

石平「私から説明します。私は彼女のマネージャーの石平です。これから撮影所に行く予定だったのですがその途中で襲われまして」

 

陽子「それで今に至ると言うわけですね」

 

石平「この子、我儘で困っています」

 

蓮「だろうな」

 

競二「由香里ちゃん、あんまり石平さんを困らせないでね」

 

由香里「あんた何様?別に何しようが勝手でしょ?」

 

由香里が突然足を痛めて蹲る

 

石平「おいおい。足痛めたの?」

 

由香里「そうみたい。逃げる際にやっちゃったみたい」

 

石平「これから撮影なのにどうするの?」

 

競二「どうしよう・・」

 

蓮「イエロー。こいつがやらかした事だ。帰るぞ」

 

競二「でも!!」

 

陽子も困り果てる顔をする。

 

石平が陽子を見つめる。

 

陽子「どうしましたか?」

 

石平「君さ、ちょっと撮影所まで来てもらえないかな?」

 

陽子「私ですか?」

 

石平「はい。由香里ちゃんの代わりに!」

 

竜吾「陽子が女優デビューするのか?」

 

力「なんでこうなるのだ?」

 

スカルの宇宙船

 

ブリッジ「作戦は進んでいるようだな!」

 

バトラー「どうせくだらない事でしょうね」

 

アンカー「どんなものだ?」

 

ブリッジ「それは見てからのお楽しみですぜ、船長。しかもジュウソウジャーを狙えました」

 

話が見えないチャート。

 

撮影所

 

演技をしている陽子。

 

宍戸「カット!いいね、陽子ちゃん」

 

陽子「ありがとうございます」

 

宍戸「別にどこかで習ったわけでもないのに演技うまいね」

 

陽子「そこまで言われるほどでも」

 

宍戸「石平さん、こんないい子連れてくるなんてね」

 

石平「いい子を拾えました。由香里ちゃんと来たら全然監督さんの言う事も聞かないから困っちゃいますよ」

 

宍戸「陽子ちゃん、次の演技はね・・」

 

陽子「わかりました」

 

陽子の家・陽子の部屋・夜

 

陽子が部屋に帰って来てベッドに横になる。

 

陽子「疲れた。確かに大変だとは聞いていたけど・・それに何か力が抜けていく感じだったけど」

 

PDC基地・メインルーム

 

テレビに陽子が出ているのを見ている竜吾と力と競二。

 

力「陽子ちゃん演技中々だね」

 

競二「これ女優さんとかアイドルとかできそうな感じじゃない?」

 

竜吾「そうだな。なんか今日は歌の収録があるみたいに言っていたな」

 

蓮「これでいいのか?」

 

競二「人気もあるから中々・・」

 

力「これでは陽子ちゃんはジュウソウジャーと両立しないといけない。それも学生ともだ」

 

竜吾「それは・・」

 

蓮「これじゃあジュウソウジャーはやれそうにないんじゃねぇか?」

 

竜吾「それはないんじゃないか?」

 

競二「いいや。このままじゃ陽子ちゃん本当にジュウソウジャーやめちゃうんじゃない?」

 

力「しかしそれの方があの子にとっても」

 

竜吾「いいや。陽子はジュウソウジャーを辞めるなんてしない。あいつがここに入った理由、忘れてないだろ?」

 

蓮「レッド・・」

 

力「そうだな。スカルによって傷ついた人を救いたいって」

 

竜吾「そうだ。だからあいつだって気づくはずだ」

 

スタジオ・収録室

 

歌を歌っている陽子。

 

小西「いい感じだね。陽子ちゃん。石平さん、あの子、由香里ちゃんより歌うまいんじゃないか?」

 

石平「はい。私もそう思います」

 

小西「陽子ちゃん、次も頼むよ」

 

PDC基地・メインルーム

 

陽子が入ってくる。

 

陽子「皆さん。今日もスカルは出てきていないんですか?」

 

力「そうなんだ。陽子ちゃん忙しいから体大丈夫かい?」

 

陽子「勿論です。明日は写真集の撮影で。でもスカルが出たら」

 

競二「陽子ちゃん。もし出てきたら僕らで倒すから」

 

蓮「お前な」

 

競二「せっかくここまで人気になったのに」

 

陽子「何を心配しているんですか?」

 

蓮「いいや。なんでもない」

 

陽子「そうですか・・」

 

陽子は疲れを見せてしまう。

 

力「大丈夫かい?」

 

陽子「なんか毎日忙しいせいか疲れがかなり出るんですよね」

 

蓮「疲れが増しているのか?」

 

陽子「はい・・」

 

竜吾「今日はしっかり休みなよ」

 

競二「うん。無理は禁物。倒れたら大変だから」

 

蓮は考え事をする。

 

力「蓮、何かあったのか?」

 

蓮「ちょっと疑問に思ってな」

 

市街地

 

ー3日後ー

 

陽子が出ているCMを目撃する由香里。

 

由香里「これで良かったのかな?」

 

ノットラーが現れる。

 

蓮がノットラーに気づく。

 

蓮「おい、スカルだ!」

 

蓮は連絡をした後に変身する。

 

ブルー「妙だな。またノットラーだけとは」

 

ブルーはジュウソウケンで攻撃する。

 

レッド、ブラック、イエローも加わる。

 

レッド「陽子呼ばないとか?」

 

イエロー「陽子ちゃんは収録中だから。僕らでやろうよ」

 

ブラック「しかし呼んだ方が」

 

ブルー「そうだ。5人でジュウソウジャーだろうが」

 

イエロー「しかし・・」

 

由香里がノットラーに襲われている。

 

イエロー「由香里ちゃん!」

 

レッド「こんな時に陽子がいてくれたなら」

 

ブルー「今そんな事言っている場合じゃねぇだろ?」

 

イエローは助けに行く。

 

イエローはノットラーを蹴散らして由香里を気にかける。

 

イエロー「大丈夫?」

 

由香里「どいてください」

 

由香里はイエローを押し倒して去って行く。

 

ブルー「あいつ!」

 

ノットラーを全て倒して変身を解除する。

 

竜吾「やっぱり陽子の方が安心するんだな」

 

蓮は由香里を追いかける。

 

蓮「おい、お前。なんかねぇのか?イエローが助けたって言うのに」

 

由香里「余計なお世話です」

 

競二「いいんだよ、蓮君。別に僕は」

 

蓮「ピンクだってお前の代わりに芸能活動してんだよ。どうにも思わないのか?」

 

由香里「それは・・」

 

蓮「お前の我儘には呆れた。ファンの人の事もどうにも思ってないみたいじゃねえか」

 

力「どう言う事なんだ?」

 

蓮「こいつのイベントやライブの動画見てみたんだがありがとうとは全然言ってもいない」

 

竜吾「蓮そんな所まで調べていたのか?」

 

蓮「もういい。俺はスカルを探す」

 

竜吾「俺も。また出なかったけど」

 

力「近くにはいると思うのだが」

 

蓮「油断はするな」

 

競二「由香里ちゃん、そこまで気にしなくていいからね」

 

そう言って去って行く。

 

由香里は考え事をしてしまう。

 

スタジオ・休憩室

 

休憩している陽子だがかなり疲れ気味。

 

陽子「かなりクタクタ・・今までこんな事なかったのに」

 

石平「陽子ちゃん、かなり疲れている?」

 

陽子「大丈夫ですよ。これくらい」

 

石平の声「いい感じだ。この調子で」

 

陽子は笑顔の練習をしている。

 

石平の声「でもこの子をこんな目に合わせていいのか?」

 

そこに蓮がやってくる。

 

石平「ちょっと君、どうして?」

 

陽子「蓮さん?」

 

蓮「わかった事がある。石平さんよ、あんたスカルだろ?」

 

石平「えええ?」

 

陽子「どうして?」

 

蓮「さっきからノットラーしか出ない。それにピンクをいきなりスカウトする所から怪しかったんだよ」

 

石平「・・・」

 

蓮「恐らくピンクは今変身できないだろうな」

 

陽子「?」

 

陽子は試しに変身しようとするが変身出来ない。

 

陽子「どう言う事?」

 

蓮「奴に奪われていたんだよ。お前のエネルギーを」

 

石平「陽子ちゃん。すまない」

 

石平はスカルの怪人、フィルムスに変身する。

 

フィルムス「私はブリッジ特殊部隊のフィルムスなんだ」

 

陽子「石平さん・・」

 

陽子は立ち上がろうとするがよろけてしまう。

 

竜吾が陽子を支える。

 

陽子「竜吾!」

 

竜吾「大丈夫だ。俺達がなんとかするから」

 

陽子「ありがとう」

 

フィルムスは外に出る。

 

蓮「レッド、行くぞ」

 

竜吾「ああ」

 

竜吾は陽子を寝かせて蓮と向かう。

 

市街地

 

フィルムスが市街地に出てくる。

 

フィルムス「これから作戦を!」

 

ブラックがフィルムスを抑える。

 

ブラック「実行なんてさせないぞ」

 

イエロー「陽子ちゃんのエネルギーを返せ!」

 

フィルムス「うるさい!容赦しませんよ」

 

蓮「俺達だって容赦はしない」

 

イエロー「竜吾君、蓮君、行くよ!」

 

竜吾・蓮「ジュウソウチェンジ!」

 

竜吾と蓮は変身する。

 

レッド「陽子、待っていろよ」

 

レッドはワイバーンカリバーを取り出す。

 

フィルムスはいきなり突進してくる。

 

ブルー「猪突猛進か?」

 

ブラックとブルーはジュウソウガンで足元を狙う。

 

フィルムスは動きを止める。

 

フィルムスはフィルム縄を取り出して4人を捕獲する。

 

レッド「なんだ?これ」

 

イエロー「かなり強力だけど・・」

 

ブラック「ここは私に任せなさい!」

 

ブラックはパワーを溜めて縄を破壊する。

 

ブルー「流石旦那だな」

 

フィルムス「そんな・・」

 

戦意喪失するフィルムス。

 

レッド「なんだ?戦う気ないのか?」

 

ブルー「なら好都合だ!」

 

陽子「辞めてください!皆さん」

 

ブルー「どうしてだ?ピンク」

 

陽子「この方は悪い人ではないんです」

 

ブラック「どう言う事なんだい?」

 

陽子「フィルムス・・いいや。石平さんの誘ってくれる作品はどれも素晴らしいものです。私がこんなに人気になったのは石平さんのおかげです」

 

フィルムス「陽子ちゃん・・」

 

陽子「石平さん、スカルを辞めてこの世界で暮らしませんか?」

 

レッド「陽子、お前」

 

フィルムス「しかし私はスカルのフィルムス。怪人なのだよ」

 

陽子「いいえ。見た目なんて関係ありませんよ。貴方はいろんな人と仲良くなれたじゃないですか。大丈夫!私が付いています!」

 

フィルムス「陽子ちゃん・・」

 

フィルムスは突然攻撃を食らってしまう。

 

フィルムスは倒れ込む。

 

その後ろには斧を持ったブリッジがいた。

 

ブリッジ「裏切り者には死あるのみだ」

 

ブリッジを見た瞬間、レッドは怒りを露わにする。

 

レッド「お前は・・確か・・」

 

ブリッジ「俺はスカルの行動隊長、ブリッジ様だ」

 

レッド「巨大な斧を使う、刺々しいボディー、お前が兄貴を・・」

 

ブリッジ「何の事やらだ」

 

ブラック「お前はバースの次のやつって事だな?」

 

ブリッジ「バースなんて大した事なかっただろ?だが俺が率いる特殊部隊が出撃するからには魔獣クラーケンを絶対に蘇らせるぜ!」

 

ブルー「クラーケン?」

 

ブリッジ「今日はこれくらいにしてやるが次はそうはいかないからな」

 

そう言ってブリッジは去って行く。

 

火花が散っているフィルムス。

 

陽子「石平さん!」

 

レッド達は変身を解除する。

 

フィルムス「ありがとう。陽子ちゃん。そしてジュウソウジャーの皆さん」

 

由香里「石平さん!」

 

フィルムス「由香里ちゃん。私がわかるのか?」

 

由香里「声でわかるに決まっているじゃない。それより私が悪かったわ。私、我儘過ぎた。これからはみんなにきちんと感謝しながら活動する」

 

フィルムス「それもっと早く言って欲しかったかな・・」

 

そう言ってフィルムスは消えて行く。

 

由香里「陽子さん。私の代わりに活動してくれてありがとう。でもここからは私がやって行きます」

 

陽子「石平さんの思いが伝わってよかったです」

 

由香里「これからもっと気合い入れていかないと」

 

競二「由香里ちゃんが戻って良かった。陽子ちゃんがジュウソウジャーを辞めると思っちゃったよ」

 

陽子「どうしてそうなるんですか?」

 

競二「だって陽子ちゃん活動にかなり力入れていたから・・・このまま有名な女優さんになるんだなって思っちゃって・・」

 

陽子「冗談はよしてください。私はジュウソウジャーを辞めるなんてしないです。困っている人を救いたいから」

 

竜吾「俺は陽子は絶対続けると思っていたぜ」

 

陽子「ありがとう、竜吾!」

 

PDC基地・メインルーム

 

キメラ「魔獣クラーケンだと!?」

 

蓮「ああ。確かにあいつはそう言った」

 

キメラ「まさか・・クラーケンとは」

 

陽子「何かあるんですか?」

 

エルフ「魔獣クラーケン、その昔多くの星の命を奪った恐ろしいやつなのよ。星幻獣達が力を合わせてやっと封印出来たんだけど・・」

 

競二「そんな」

 

力「恐ろしいやつだ」

 

竜吾「スカル、クラーケンを復活させるわけにはいかない。そしてブリッジ、お前は、兄貴の仇だ!」

 

竜吾は拳を作って怒りを表す。

 




ありがとうございました。次回は7月28日に投稿します。

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