幻星戦隊ジュウソウジャー   作:クラヤミノオロチ

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こんばんは。

20話になります。よろしくお願いします。


20話 幻星大変形・ケルベロスタイクーン

PDC基地・メインルーム

 

竜吾「そう言えばさ。ケルベロスってジュウソウモードとか出来ないのか?」

 

三郎「ジュウソウモード?」

 

競二「ジュウソウジンに合体するには星幻獣がジュウソウモードになる必要があるんだよね」

 

陽子「その為にはジュウソウクリスタルがいるんですけど」

 

三郎「僕は持っていないですね」

 

キメラ「恐らくケルベロスがこの星に来た時に落とした可能性がある」

 

力「何か推測があるんですか?」

 

エルフ「これを見て!」

 

エルフはモニターを起動させた。

 

モニターにはケルベロスが落下するシーンが映っている。

 

よく見るとケルベロスとは別に小さい球が別の場所に落ちて行く。

 

陽子「あれがジュウソウクリスタルなのですか?」

 

エルフ「そうよ!」

 

力「それでは私と三郎で探すとする」

 

蓮「いいな。シルバーよ!旦那と一緒に行って来いよ」

 

三郎「僕は犬山三郎です!シルバーって」

 

競二「ごめんね。蓮君の呼び方なんだ」

 

竜吾「俺もレッドって呼ばれてんだ」

 

三郎「分かりました。力さん。よろしくお願いします」

 

力と三郎は用意をしている。

 

陽子「2人でいいのでしょうか?」

 

蓮「ああ。あまり大勢で行くと気づかれやすくなる」

 

キメラ「そうだな。スカルに何をしているかバレやすくなる」

 

竜吾「ケルベロスの力を発揮出来るといいな」

 

三郎「はい!」

 

スカルの宇宙船

 

ブリッジは思い悩んでいる。

 

アンカー「どうした、ブリッジ?ついに作戦も潰えたか?」

 

チャート「早く変わりなさいよ。あとが詰まっているのよ」

 

バトラー「チャート、次は私ですからね」

 

チャート「私に決まっているでしょ?」

 

ブリッジ「大丈夫だ。俺にはまだドライがいる。ドライ出て来い」

 

ドライが出てくる。

 

ドライ「何でしょうか?」

 

ブリッジ「ケルベロスだ。ジュウソウケルベロスを捕らえてクラーケンのを蘇らせるのだ」

 

ドライ「分かりました。ケルベロスなどあっという間に捕まえてみせましょう」

 

ブリッジ「頼んだぞ!」

 

アンカー「お前の作戦は単純だな。だがそれが手っ取り早いからいいのだけどな」

 

ブリッジ「これが俺のやり方ですぜ」

 

樹海

 

樹海を歩いている力と三郎。

 

三郎「力さんはPDCに最初に入ったんですよね?」

 

力「まあな」

 

三郎「どんな感じだったんですか?」

 

力「私はだな」

 

市街地・回想

 

力は市街地を歩いている。

 

女性の悲鳴が聞こえる。

 

力は振り返るとひったくりに会ってしまう女性を見る。

 

犯人を追いかける力。

 

力は追いついて犯人を取り押さえる。

 

犯人はサバイバルナイフを取り出して刺そうとするが左手で受け止める力。

 

力「そんな事して何になる。若いんだからそんな事で未来を閉ざしてはならない」

 

抵抗を辞める犯人。

 

力の声「あの犯人を私が捕らえてからだった」

 

河川敷

 

PDCの宇宙船がやってくる。

 

力「何だ?」

 

キメラが降りてくる。

 

力「誰ですか?ライオン?」

 

キメラ「私はキメラ。君の勇敢な姿勢、見させてもらったよ。そこで君に話があるんだが」

 

力の声「キメラさんと会った時、この地球の危機を知った。この世界をスカルに渡したくないからな」

 

樹海・回想開け

 

三郎「そんな話があったんですね」

 

力「出会い方は地味だけどこのチームに入ったおかげでド派手な仲間に出会えたよ」

 

三郎「僕もこのチームに貢献してみせますよ」

 

力「派手に頼むぜ。だがその為にはジュウソウクリスタルを探さないとだな」

 

三郎「そうですね。絶対に見つけましょう!」

 

力「ああ!」

 

力と三郎は探し始める。

 

歩いていると突然草木が乾ききって枯れ始める。

 

力「どうなっているんだ?草木が」

 

三郎「なんかこの一帯も乾燥してませんか?」

 

ドライ「その通り」

 

ドライがノットラーを引き連れてやってくる。

 

力「スカル!」

 

ドライ「お前らがいるってことはこの近くにケルベロスがいるって事だな」

 

力「ケルベロスを仲間にしようとしているのか?」

 

ドライ「そんなわけないだろ。ケルベロスは裏切り者、ここまで来たらクラーケンの復活に使うまで」

 

三郎「そうは行きませんよ!」

 

力と三郎は変身しようとしたらユニコーンシューターでノットラーを蹴散らすイエローがやってくる。

 

同時にピンクもフェニックスアローで攻撃する。

 

イエロー「やっぱり来たね。スカル」

 

ピンク「ケルベロスは狙わせない」

 

レッドもワイバーンカリバーでノットラーを蹴散らす。

 

レッド「間に合ったか」

 

ドライ「お前ら!」

 

ドライが攻撃を仕掛けようとしたらサーペントランスがドライに絡みつく。

 

ブルー「旦那、シルバー、行くんだ」

 

三郎「すみません。皆さん」

 

力「頼むぞ」

 

力と三郎は先に進む。

 

ドライ「行かせるか」

 

ドライは自由に動けるようになって追いかけようとするが足止めを食らってしまう。

 

レッド「お前は」

 

ドライ「俺はブリッジ特殊部隊のドライ。これでもくらえ、ドライヤー火炎」

 

ドライの左腕がドライヤーのような形になって火炎放射が出てくる。

 

ダメージを食らう4人。

 

ドライ「更に乾燥攻撃」

 

ドライは右手から乾燥させる煙を出す。

 

草木がみるみる枯れて行く。

 

ピンク「草木が。あれで乾燥させて枯れさせていたのですね」

 

ドライ「その通り。これでケルベロスを追い出して探す手間を省かせるのだ」

 

レッド「そんな事させるわけないだろ?」

 

レッドはドライに攻撃を仕掛ける。

 

奥地

 

洞窟を見つける力と三郎。

 

ケルベロスの咆哮が聞こえる。

 

三郎「そうですか。この洞窟にあるようです」

 

力「そうか。ケルベロスでは入れないからか。わかった。行こう」

 

三郎「はい!」

 

力と三郎は洞窟に入って行く。

 

洞窟

 

洞窟の奥に進んで行く力と三郎。

 

銀色に光るものを見つける三郎。

 

三郎「あれですかね?」

 

三郎は光の方向に進むと銀色のジュウソウクリスタルを見つける。

 

三郎「見つけましたよ。力さん」

 

力「ああ」

 

樹海

 

レッドとドライが激突してお互いに弾かれる。

 

ドライ「こうなったら、スカルビアー」

 

スカルビアーを飲むドライ。

 

巨大化するドライ。

 

ブルー「もう巨大化するのかよ」

 

レッド「やるしかないな」

 

イエロー「でも力さんがいないとジュウソウジンになれない」

 

レッド「俺はドラゴンファイヤーで戦う」

 

ブルー「わかった。俺らで援護するぞ」

 

ピンク「そうしましょう」

 

ケルベロスを見つけて走り始めるドライ。

 

ドラゴンファイヤーがドライの前に立ちはだかる。

 

ドライ「お前ら、邪魔をするつもりか」

 

ドラゴンファイヤーはドライを食い止める。

 

ドライ「どけ!!」

 

ドライはドラゴンファイヤーを蹴る。

 

ドラゴンファイヤーはすぐに立ち上がってドライに連続パンチを食らわせる。

 

ダメージを受けるドライ。

 

ドライ「これでもくらえ」

 

イエロー「そうは行かないよ」

 

ユニコーンが角を突き出して突進する。

 

サーペントは巻きつく。

 

ドライはすぐに解く。

 

ブルー「マジかよ」

 

フェニックスは旋風弾を吐く。

 

ドライに当たるがすぐに火炎放射を繰り出してフェニックスに当てる。

 

墜落してしまうフェニックス。

 

ピンク「まだ行ける?フェニックス」

 

フェニックスは再び飛び立つ。

 

ユニコーンが蹴り飛ばされる。

 

ドラゴンファイヤーがドラゴンロッドを手にしてドライに攻撃する。

 

ドライは火炎放射で攻撃する。

 

ドラゴンファイヤーはダメージを受ける。

 

倒れ込むドラゴンファイヤー。

 

コックピット・ドラゴンファイヤー

 

レッド「かなり強力な炎のようだな」

[newpage]

樹海

 

ドライ「とっととケルベロスをとっ捕まえてやる」

 

ドライが岩を蹴り飛ばして洞窟とドラゴンファイヤーにぶつかる。

 

ドラゴンファイヤーが倒れる。

 

岩が更に揺れて落石して洞窟の出口を塞いでしまう。

 

ピンク「あそこには・・」

 

洞窟

 

洞窟が揺れて岩がたくさん落ちてくる。

 

なんとか避ける力と三郎。

 

三郎「何が」

 

力「外では派手にやり合っているようだな」

 

三郎「早く出口に」

 

三郎は歩き出そうとするが岩が所々に転がっている。

 

力「しかし塞がれてしまったな。ここは岩を壊しながら行くしかないか」

 

力と三郎は変身する。

 

ブラックはタウロスアックスで岩を破壊する。

 

シルバーはケルベロスファングで掘り進む。

 

シルバー「ケルベロス、今から行くからね」

 

樹海

 

ドライの攻撃を受けてしまうユニコーンとフェニックス。

 

放り出されてしまうイエローとピンク。

 

変身が解除されてしまう。

 

競二「中々強いね」

 

陽子「力さん・・三郎さん・・」

 

洞窟

 

出口まで岩を壊せた力と三郎だが出口の岩はかなり大きい。

 

シルバー「僕が!」

 

シルバーはケルベロスファングの攻撃を繰り出すがビクともしない。

 

ブラック「私が!」

 

ブラックが攻撃をするも分厚くて切りきれなかった。

 

ブラック「これではかなり時間がかかるな」

 

シルバー「どうしましょう」

 

ブラック「諦めるな。みんなが私達の為に派手にやり合ってくれているんだ。私達が後ろを向いてしまってどうする」

 

シルバー「力さん」

 

ブラック「ある意味私の・・年長者としての意地でもあるかもな」

 

樹海

 

ドライの火炎攻撃を食らってしまうサーペント。

 

ブルーが突き落とされて変身が解除される。

 

蓮「レッド・・あとは頼む」

 

ドラゴンファイヤーはロッドを使った突きでドライにダメージを与える。

 

洞窟

 

ブラック「彼らはまだ若いのに。自分の身を投げ出して戦っている。私はそれ以上やらないとといつも思っている」

 

シルバー「僕だって。やらないと。絶対に脱出して見せます!」

 

シルバーはケルベロスブレードを作ってトリプルスラッシュを繰り出す。

 

岩が一気に砕けて出口が開く。

 

力「よくやった。行くぞ」

 

樹海

 

ドラゴンファイヤーがドライの蹴り技を食らって倒れる。

 

ドライ「終わりだ!」

 

シルバー「そこまでだ!」

 

ドライはブラックとシルバーに気づく。

 

シルバーがジュウソウクリスタルを手にしている。

 

ドライ「あいつら!」

 

シルバー「今こそ行こう!星幻獣、ケルベロス!」

 

ケルベロスがやってくる。

 

ブラック「私も援護するとしようか!星幻獣ケンタウロス」

 

ケンタウロスがやってくる。

 

シルバーはケルベロスの背中に乗る。

 

シルバー「行きますよ!ケルベロス、ジュウソウモード」

 

ケルベロスはジュウソウモードとなる。

 

コックピット・ケルベロス

 

シルバー「ここがコックピットですね?よし!幻星大変形!」

 

樹海

 

ケルベロスはその場に止まる。

 

ケルベロスがまず2本足で立ち上がって胴体と足が逆転する。そして地面についている足が変形してロボットのような足になる。そして左右にある頭は腕となる。中央の頭が変形してロボットの頭が出現する。最後に尻尾が取れて槍となって右腕に取る。

 

シルバーの声「完成!ケルベロスタイクーン!」

 

ケルベロスタイクーンが構える。

 

ドライ「新しい奴が出て来た所で同じだ」

 

ドライは火炎放射を繰り出す。

 

ケルベロスタイクーンは槍をぐるぐる回して火炎放射を搔き消す。

 

コックピット・ケルベロスタイクーン

 

シルバー「これはすごい。次はこっちから!」

 

樹海

 

ケルベロスタイクーンは槍を突き出してドライに当てる。

 

ドライはもろに食らって倒れる。

 

ドライ「調子に乗りあがって!」

 

ドライは乾燥攻撃を仕掛けてくる。

 

競二「あれ繰り出されたらこの樹海の草木が全部枯れちゃうよ」

 

ブラック「私に任せなさい」

 

ケンタウロスはドライの動きを力ずくで止める。

 

動けなくなるドライ。

 

ドライ「放せ!」

 

ケンタウロスはドライを投げ飛ばしす。

 

ドライは立ち上がるが乾燥攻撃を繰り出していた機械が壊れている。

 

ドライ「これでは放てない」

 

ブラック「いまだ!三郎」

 

コックピット・ケルベロスタイクーン

 

シルバー「はい!トドメです!ファングスピアー、ブレイクスティンガー」

 

樹海

 

ケルベロスタイクーンはブレイクスティンガーを使ってドライにとどめをさす。

 

ドライは倒される。

 

竜吾「やったな。三郎」

 

陽子「あのドライを簡単に」

 

ケルベロスタイクーンから降りるシルバー。

 

シルバーは変身を解除する。

 

三郎「やりました。ついにケルベロスの力を引き出しました」

 

競二「これは心強いや。ありがとうね。ケルベロス」

 

ケルベロスは咆哮を上げる。

 

ブラックも降りて変身を解除する。

 

力「派手な能力だったな」

 

三郎「はい。力さんのおかげです」

 

蓮「何か吹き込んだのか?旦那」

 

力「別にそんな事は」

 

竜吾「とにかく戻ろうか」

 

6人は基地に戻って行く。

 

PDC基地・メインルーム

 

キメラ「ケルベロスもついにロボットになれたな」

 

エルフ「はい。だけどスカルもまだ黙っているはずはないですね」

 

キメラ「ああ。スカル。お前らは私達が必ず止めてみせる」

 

宇宙空間を見ているキメラ。

 

スカルの宇宙船

 

アンカーに殴られるブリッジ。

 

ブリッジ「船長・・」

 

アンカー「ブリッジ。お前もここまでのようじゃねぇか」

 

ブリッジ「俺はまだ諦めてはいません」

 

チャート「往生際が悪いわね。ブリッジ」

 

バトラー「後が支えているんですよ。いい加減にしたらどうですか?」

 

ブリッジ「黙れ!今度は俺が作戦を実行してやらあ。俺が直々に出動する。それでいいんじゃねぇのか?」

 

アンカー「面白いな。成功した暁にはお前を副船長にでもしてやるぜ」

 

チャート「ずるいです」

 

アンカー「チャート。デケェ代償だ。自分の命を使っているんだぞ?ブリッジは」

 

チャート「しかしながら船長」

 

アンカー「ブリッジ。最後のチャンスをやったんだ。成功しなかったらどうなるかわかっているだろうな?

 

ブリッジ「ありがたい提案ですな、船長。必ず成功させて見せるぜ」

 

高笑いするブリッジ。

 

[newpage]

 

次回、ジュウソウジャー!

 

ブリッジ最後の作戦!

 

ブリッジ「エレメントクリスタルが地球に!?」

 

キメラ「大いなる6つの力を宿している」

 

竜吾「6つ集めないとな」

 

ブリッジ「必ず成功させてみせる」

 

21話「ブリッジの策略」




ありがとうございました。

次回もお楽しみに。
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