幻星戦隊ジュウソウジャー   作:クラヤミノオロチ

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こんばんは。26話になります。

よろしくお願いします。


26話 ペガサスの試練4

天馬城・黄色の間

 

黄色の間に到着する競二。

 

競二「ここが僕の試練場なんだ」

 

少女「そうだよ。貴方がユニコーンイエローのお兄ちゃんだね?」

 

競二「君は?」

少女「私はマユ(以下、マユと表記)。試練を始めようと思う」

 

マユは指を指す。

 

競二「何かな?」

 

そう言っているといきなり空間が歪み始める。

 

競二「なんなの?」

 

マユ「今から移動するよ」

 

競二「移動?」

 

無人島

 

無人島に到着する競二。

 

競二「どうしてここに?」

 

マユ「サバイバルゲームだよ?」

 

競二「サバイバルゲーム?」

 

ノットラーが3人出てきて競二に向かって銃を放つ。

 

全てかわす競二。

 

競二「こいつらが相手か。いいだろう」

 

競二はユニコーンシューターを使う。

 

全てノットラーにヒットする。

 

競二「これが試練なのかな?」

 

マユ「これじゃあお遊びどころかウォーミングアップにもならないでしょ?」

 

競二「そうだね・・確かに」

 

マユ「次は少し難しくなるよ」

 

競二「難しくなるか」

 

ノットラーが自衛隊の服を着てやって来る。

 

競二「なんかたくさんいるんだけど」

 

ノットラーが構えて銃を放って来る。

 

全て避けきる競二。

 

競二「かなり来たね。本当にサバイバルだ」

 

そして次は拳銃使いのような怪人が現れる。

 

競二「なんだ?あいつは?」

 

マユ「あいつはサバイバルの王者、Ω5。あいつに勝つ事が貴方の試練」

 

Ω5「このΩ5が制覇する」

 

Ω5は拳銃を両手で持って放つ。

 

食らってしまったノットラーは全員倒れてしまう。

 

競二「なんて強さなんだ??」

 

マユ「これで一騎打ちだね。それじゃあ本当の戦いはここからだよ。サバイバルゲーム。この無人島を出る事が出来た方が勝ち。勿論、相手を倒してしまうのもありだからね」

 

競二「そんなのあり??」

 

Ω5が競二に標準を向ける。

 

競二「なんか始まっているんですけど」

 

Ω5が銃を放つ。

 

競二は変身して再びユニコーンシューターで攻撃する。

 

Ω5は全て銃を使って防ぐ。

 

イエロー「やっぱりそうはいかないか」

 

Ω5は目の色を赤に変える。

 

Ω5「ターゲット確認。ユニコーンイエローを削除する」

 

Ω5は拳銃をガトリング砲に変えて攻撃を仕掛ける。

 

全て食らってしまうイエロー。

 

イエロー「なんて能力だ。まさかあんな事が」

 

Ω5「驚くのはまだ早い」

 

Ω5は更にバズーカに変えて放って来る。

 

爆風に巻き込まれて吹き飛ばされるイエロー。

 

Ω5「呆気ない奴だ」

 

マユ「そうかな?あの人をそんな風に考えない方がいいよ」

 

Ω5「分かった口を叩くな、クソガキが」

 

そう言ってΩ5は去って行く。

 

洞窟

 

洞窟に入っていく競二。

 

競二「なんとか生きていた。でもあいつなんて強さだ。あの速さと正確性。僕よりかなりの腕だよ。僕いつも・・」

 

PDC基地・トレーニングルーム・回想

 

銃の練習をしている競二と陽子。

 

競二は全て的の真ん中を貫く。

 

陽子「すごいですね。競二さん」

 

競二「どう?僕の腕は。銃は得意なんだ」

 

ニッコリする競二。

 

競二の声「どうして僕がこんなに拳銃が上手いのか」

 

遊園地・回想

 

射的のゾーンがある。

 

中々倒れない商品。

 

少年時代の競二がお金を渡して鉄砲を手にする。

 

競二「あれ狙ってみようかな」

 

競二は発射するとあっさり商品が落ちる。

 

周りは度肝を抜く。

 

競二の声「当時は分からなかった。どうしてあの時欲しい商品を手にしたのかを」

 

商品を手にしているがボーッとしている競二。

 

競二の家・競二の部屋

 

競二は缶をいくつか並べる。

 

そしてゴム鉄砲で全て落とす。

 

競二「やっていく内にわかってきた。どこを狙えばいいのかを」

 

競二は別の物を取り出して並べる。

 

再びゴム鉄砲を用意して放つ。

 

全て倒す。

競二の声「物によって、どこを狙えばいいかがわかるようになった。どんなものにだってバランスを崩せば倒す事が出来る。だから射撃を始めた。だけど・・」

 

小学校・教室

 

消しゴムを指鉄砲のゴムで倒す。

 

男子1「なんだ?あいつ」

 

女子「子供じゃないんだから」

 

男子2「成績あげた方がいいよな?」

 

女子2「勉強も運動も大した事のに」

 

競二「誰も僕の射撃の上手さを褒める人なんていなかった」

 

中学校・教室

 

勉強して成績を上げる競二。

 

同・グランド

 

運動能力も上げてきた。

 

男子1「おいおい。射撃の方はどうしたんだよ?」

 

男子2「それしか才能ないんだろ?」

 

男子2人からサッカーボールをぶつけられる競二。

 

競二の声「・・・。結局こうだった。僕は何をやってもダメだった。射撃が上手いだなんて何の意味も持たなかった。それもそのはずだ。射撃なんていつどこで使うのやら。それを評価する人なんてこの世にはいない」

 

PDC基地・トレーニングルーム

 

競二は射撃で的の中心に当てる。

 

キメラ「中々の腕だね。これは立派な戦力になりそうだ」

 

それから競二の周りに竜吾達が集まる。

 

競二の声「キメラさんが初めて僕の射撃力を褒めてくれた」

 

無人島・回想開け

 

競二は洞窟から出てきて丸太を集め始める。

 

競二「みんなも僕の事を必要としているんだ」

 

紐を使って丸太を縛る。

 

筏の形になって来る。

 

競二「こんな感じかな?」

 

競二は筏に乗って無人島を脱出する。

 

競二の背後からΩ5が筏に乗って銃を向けて放って来る。

 

筏がどんどん壊されていく。

 

競二「そんな」

 

Ω5「行かせるわけないだろ」

 

競二は筏毎沈んでしまう。

 

競二「こっちだってそうは行かない」

 

競二は変身してユニコーンシューターを手にして雷の力を溜める。

 

イエロー「閃光雷轟!」

 

イエローは技を繰り出してΩ5の筏を破壊する。

 

イエロー「やったけど・・」

 

津波に飲み込まれてイエローとΩ5は無人島に戻される。

 

海から上がるイエロー。

 

イエローは変身を解除する。

 

競二は赤い旗の立っている陸を見つける。

 

競二「あそこか。あそこがゴールって事か。かなり遠く見えるな」

 

マユ「ギブアップする?」

 

競二「そんな事する訳ないでしょ?」

 

マユ「どうして?明らかに差があるのに。どうしてそこまで」

 

競二「確かにあいつは強い。僕はいつもみんなに助けられて来た」

 

地面に拳を強く叩きつける競二。

 

競二「そうだ。僕は今まで何も出来なかった」

 

競二は今までの戦いを思い出している。

 

競二「竜吾君に勇気付けられて、力さんに押してもらって、蓮君に作戦を立ててもらって、陽子ちゃんから慰められて、三郎君から刺激をもらって。でも僕は何も出来た事がない。だからせめてこれくらいで諦めるような事をしてはいけないんだって思うんだよ」

 

競二はユニコーンシューターとジュウソウガンを手に持ってΩ5に向ける。

 

競二「Ω5、この島から脱出する前にお前を倒す」

 

Ω5「どうやら戦う気になったか。そうだ。俺のサバイバルゲームは相手を叩き潰してから島を出るスタイルなんだよ」

 

競二「だろうな。だからここで決着をつけようと思うんだ」

 

Ω5「覚悟しておけよ」

 

競二「ジュウソウチェンジ」

 

競二は変身する。

 

Ω5「始めようか」

 

Ω5はバズーカを取り出す。

 

Ω5はイエローに目掛けて放って来る。

 

イエローは全てかわして両手で持っている武器を使ってΩ5に放つ。

 

イエロー「同じ手は通用しないよ」

 

Ω5はイエローの攻撃を防ぐ。

 

Ω5「そうか。だったらこれだ」

 

Ω5も二刀拳銃にして来る。

 

イエローの声「どうして、銃に戻したんだ?」

 

Ω5は銃を放って来る。

 

イエローは避けるが球がUターンしてきて食らってしまう。

 

イエロー「成る程。こんな能力まで持っていたなんて」

 

Ω5「これには勝てない」

 

イエローに向かって再び放って来るΩ5。

 

イエロー「それなら!」

 

球はイエローを常に追跡して来る。

 

イエロー「どうやらやるしかない」

 

イエローはユニコーンシューターで追いかけて来る球を撃ち落とす。その後にジュウソウガンをΩ5に向かって連射する。

 

Ω5は全て防ぎきるが煙に包まれる。

 

Ω5「何だと?」

 

Ω5の真正面にイエローがユニコーンシューターを構えて現れる。

 

イエロー「食らえ!!!」

 

イエローはユニコーンシューターを放つ。

 

距離的に避ける事が出来ずに食らってしまうΩ5。

 

Ω5の顔面が割れている。

 

Ω5「バカな」

 

イエロー「まだまだ!」

 

イエローは両腕の銃で連射して全てΩ5に当たる。

 

イエロー「やっぱりそうだったか。君は機械だから計算していたんだね」

 

Ω5「気づいたのか」

 

イエロー「うん。だから目とかで計算しているんじゃないかって思ってさ。それで撹乱して攻撃していた訳」

 

Ω5の目は少しノイズが入る。

 

Ω5「だがこの程度どうって事ない」

 

イエロー「それはどうかな?」

 

イエローはジュウソウケンで攻撃をする。

 

Ω5は対応出来ず攻撃を食らってしまう。

 

Ω5「まさかお前、こんな事まで」

 

イエロー「蓮君から指摘されたんだ。接近戦にも強くなれる方がいいぞってね」

 

Ω5「だから・・・」

 

イエロー「そう!」

 

PDC基地・トレーニングルーム・回想

 

剣の練習をしている競二。

 

竜吾「競二、お前剣の練習しているのか?」

 

競二「竜吾君!そうだよ。少しは慣れておこうかなって」

 

竜吾「だったら俺が教えるぜ?」

 

競二「本当に?」

 

竜吾「俺に銃を教えてくれたからな」

 

竜吾は剣を持って競二の相手をする。

 

 

無人島・回想開け

 

ジュウソウケンで連続斬りを繰り出すイエロー。

 

イエロー「竜吾君に特訓付き合ってもらってここまで練り上げたんだ」

 

Ω5はどんどん壊れて行く。

 

Ω5「まさか。この俺が負けるのか」

 

イエロー「僕は希望を捨てない。僕は電光の一角獣で希望の戦士、ユニコーンイエローだから!僕はどんな絶望の中でも希望を捨てずに戦い抜くんだ!」

 

イエローはユニコーンシューターとジュウソウガンを合体させた。

 

イエロー「僕が考えた技だ!これで終わらせる!雷神の弾丸!」

 

イエローは雷神の弾丸を放つ。

 

雷神が雷を起こすエフェクトが現れる。そして、四方八方に雷が描かれてΩ5に当たる。

 

Ω5はまともに食らって火花を散らす。

 

Ω5「新しい技まで・・・ここまで粘って来た人はいなかった。お前は本当に希望を捨てずに戦った。見事だ」

 

Ω5は爆死する。

 

イエローは変身を解除する。

 

競二「よし。後は筏を作ってあの旗のある島に行くだけだけど・・戦いの影響で筏を作れそうな木がないね」

 

競二は悩んでいるがそこにマユが来る。

 

マユ「何も筏を作る必要なんてないんだよ?あそこまで泳いでもいいんだよ?」

 

競二「泳ぐのか・・・やってみるか」

 

競二は泳ぎ始める。

 

競二の声「かなりきついな。僕水泳時じゃないから。中々進まないな」

 

競二の泳ぐペースが落ちて行く。

 

競二は一度泳ぐのを辞める。

 

競二「はあ・・・はあ・・やっぱりダメか?いいや。最後まで諦めちゃダメだ。もう少しでクリア出来るんだから」

 

競二は踏ん張りながら泳いでいる。

 

少しずつゴールに近づいている。

 

競二「よし、ここだ!」

 

競二は旗の立っている島に辿り着く。

 

競二「これでどうだ?」

 

マユ「お見事!これで貴方は試練をクリアしたわ。これが石版のパーツよ」

 

競二はマユから石版のパーツを手に入れた。

 

競二「やったよ。やったよみんな。僕一人でやりきったよ」

 

マユ「急いで!クラーケンが再び動き出すわよ?」

 

競二「そうだね」

 

競二は黄色の間を後にする。

 

競二「僕もクリアしたよ!」

 

天馬城・銀の間

 

銀の間に到着する三郎。

 

三郎「ここが僕の試練場か!」

 

 

次回、ジュウソウジャー!

 

三郎「これじゃあ勝てない」

 

危うし三郎!?

 

竜吾「弱い人が可能性を秘めているんだぜ?」

 

三郎「僕の可能性・・」

 

27話 ペガサスの試練5

 

三郎「僕だって、ジュウソウジャーになったんだ!」




ありがとうございました。

次回もお楽しみに!
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