幻星戦隊ジュウソウジャー   作:クラヤミノオロチ

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こんばんは。35話になります。

よろしくお願いします。


35話 魔獣の卵

市街地

 

買い出しに行っている竜吾、競二、陽子。

 

竜吾「陽子は医療関係目指しているのか」

 

陽子「ええ。外科医を目指しているの」

 

竜吾「勉強大変だろうけど、陽子

ならいけると思うぜ?」

 

陽子「ありがとう」

 

話に参加しないでムスっとしている競二。

 

ノットラーが出て来る。

 

シュリンバー「ここから近いな。探せ」

 

竜吾「スカル?こんな時に」

 

競二「やるしかないね」

 

陽子「はい!」

 

竜吾、競二、陽子は変身してスカルと交戦する。

 

ピンクは逃げ遅れた人を逃がしながらノットラーを追い払う。

 

ピンクはフェニックスアローでノットラーを蹴散らす。

 

シュリンバー「ジュウソウジャー。お前らと戦っている場合じゃない」

 

シュリンバーは剣を取り出して攻撃して来る。

 

レッドはワイバーンカリバーを取り出して受け止める。

 

レッド「今度は何を企んでいる?」

 

シュリンバー「教えるとでも思っているのか?」

 

イエロー「竜吾君!」

 

イエローはシュリンバーに蹴りを入れる。

 

イエロー「大丈夫?」

 

レッド「ああ」

 

シュリンバーは海老のような形を剣で描く。

 

シュリンバー「海老大車輪」

 

レッドとイエローはまともに食らってしまう。

 

倒れ込むレッドとイエロー。

 

ピンク「竜吾、競二さん!」

 

シュリンバー「任務に戻るぞ」

 

シュリンバーはノットラーを引き連れて去って行く。

 

レッド「あの野郎」

 

PDC基地・メインルーム

 

競二がメインルームに入って来る。

 

競二は唇の右下と右腕に絆創膏している。

 

競二の声「エルフさんに治療してもあったけど・・」

 

陽子「競二さん、傷は大丈夫ですか?」

 

競二「うん。これくらい何とも」

 

竜吾「陽子!」

 

陽子「竜吾!」

 

竜吾は頰に湿布をしている。

 

陽子「かなり大きい傷?」

 

竜吾「平気だよ。これくらい」

 

陽子「あんまり無理しないでね」

 

競二は2人の会話を聞いて首を傾げる。

 

竜吾「競二?なんかあったか?」

 

競二「別に?何でも」

 

競二は去って行く。

 

竜吾「あいつどうしたんだ?」

 

海の見える公園・夜

 

競二は缶コーヒーを飲んで海を眺めている。

 

競二「竜吾君と陽子ちゃんすごく仲良いよね」

 

海から卵のようなものが流れて来る。

 

競二「何だろう?あれ」

 

競二は近くまで来た卵を拾う。

 

競二「これは卵だよね?」

 

シュリンバー「見つけたぞ!あれだ」

 

ノットラーが競二に襲いかかる。

 

競二「スカル?これを狙っていたのか。そうは行かないよ」

 

競二は変身してユニコーンシューターを放つ。

 

ダメージを受けるシュリンバー。

 

気がつくと逃げられている。

 

シュリンバー「おのれ!!」

 

PDC基地・メインルーム

 

キメラ「これが競二が拾った卵か」

 

エルフ「調べてみます」

 

キメラ「なんか見た事がありそうな・・」

 

競二「何が産まれるのかな?」

 

竜吾「どうしたんだよ?それ」

 

競二「海を眺めていたらね」

 

蓮「お前何考えているんだよ」

 

競二「いいじゃん。もしかしたら星幻獣かもしれないじゃん」

 

蓮「そんな都合のいいものじゃないだろ?」

 

競二「それじゃないとスカルも狙わないよ」

 

三郎「僕も触らせてください」

 

競二「これは僕が育てるからダメだよ」

 

力「どうしたんだ?そこまでするなんて」

 

競二「みんなは星幻獣と言う相棒がたくさんいるじゃないですか!僕の相棒はユニコーンだけです」

 

陽子「でも、それは・・」

 

競二「どうして僕には舞い降りてこないのか」

 

三郎「それだったら僕だってケルベロスだけですけど」

 

競二「でも合体しているじゃん」

 

蓮「お前には呆れるぜ」

 

蓮は部屋を出る。

 

陽子「蓮さん?」

 

力「私が様子を見る」

 

力は蓮を追う。

 

競二「どうしてみんな分かってくれないんだろう」

 

競二は部屋を出る。

 

同・トレーニングルーム

 

ランニングマシーンに乗って走っている蓮。

 

力「どうしたんだ?蓮?」

 

蓮「旦那か。なんかあの卵を見ると不吉な予感がするんだよな」

 

力「そうなのか・・・」

 

同・競二の寝室

 

パジャマ姿の競二は卵を眺めて横になっている。

 

競二「待っていろよ。絶対にいい星幻獣にしてみせるからね」

 

ーーー時間経過ーーー

 

 

朝になって起きる競二。

 

競二「よく寝た」

 

気がつくと卵は割れている。

 

悪魔のような姿の生き物(以下、悪魔と表記)が飛んでいる。

 

競二「君が卵から産まれたのかい?」

 

悪魔は頷く。

 

競二「可愛いな。これ見せてやろう」

 

同・メインルーム

 

競二「見てください。これが産まれたんですよ」

 

キメラ「なんか嫌な目つきだな」

 

競二「そうですか?結構可愛いと思いますけど?」

 

陽子「私も好みじゃないですね」

 

蓮「どう考えても怪しすぎるだろ?」

 

力「しかしボス、こんな星幻獣いるのですか?」

 

キメラ「聞いた事ないな。だがあの卵から出たのは・・・でもまさかそんな事はないよな」

 

竜吾「まさかって?」

 

キメラ「ええっと・・」

 

競二「僕が責任を持って育てますから。安心してください」

 

同・競二の寝室

 

競二は悪魔に魚肉ソーセージをあげると食べ始める。

 

競二「美味しいか?よかった」

 

悪魔は喜んでいる。

 

競二に懐く。

 

競二「君名前ないから・・ええっと・・じゃあネロ(以下、悪魔からネロと表記)でどうだ?いいだろ?」

 

ネロは頷く。

 

競二「よろしくね。ネロ」

 

海が見える公園

 

公園を散歩している競二とネロ。

 

競二「どうだい?ここいいだろ?」

 

ネロは頷く。

 

 

スカルの宇宙船

 

アンカー「見つけたのにジュウソウジャーにか?」

 

シュリンバー「申し訳ありません」

 

バトラー「しかしまさか地球に・・」

 

チャート「反応があった時は驚いたわ。シュリンバー、もう一度ジュウソウジャーから卵を奪ってきなさい」

 

シュリンバー「かしこまりました。チーフ」

 

シュリンバーは出動する。

 

PDC基地メインルーム

 

竜吾「競二の奴あの悪魔に名前付けて飼い慣らしちゃったよ」

 

蓮「嫌な予感しかしない。あのあざ笑っているような顔がよ」

 

力「地味に心配だな」

 

三郎「皆さん。遅れました」

 

エルフ「御免なさい。私達も調査が遅れていて」

 

竜吾「大丈夫ですよ」

 

キメラ「とりあえずみんなもあの悪魔には警戒していてくれ」

 

竜吾「わかりました」

 

同・競二の寝室

 

競二はネロの体を洗っている。

 

競二「いいね。成長早いんだね。君」

 

悪魔はニヤける。

 

噴水が見える公園

 

公園を散歩している競二とネロ。

 

競二「あれが噴水だよ!時間になるとね」

 

噴水が吹き出す。

 

競二「すごいでしょ?」

 

シュリンバー「見つけたぞ!ジュウソウジャー」

 

競二「スカル?もう来たのか?」

 

ネロを見つけるシュリンバー。

 

シュリンバー「卵が孵ったのというのか?」

 

競二「そうだ!僕の新しい星幻獣だぞ?」

 

シュリンバー「馬鹿めが。育ててくれて好都合だ」

 

競二「どういう事だ?」

 

シュリンバー「教えてやる。お前が育てたのは魔獣だ」

 

競二「なんだって?」

 

シュリンバー「だがもう遅い。こいつがいればクラーケンの細胞を使って更に強力な魔獣が誕生するというわけだ」

 

競二「でもまだネロは僕が守る」

 

音「ユニコーン!」

 

競二「ジュウソウチェンジ!」

 

競二は変身する。

 

イエロー「お前に渡してたまるか」

 

イエローはユニコーンシューターを連射するがシュリンバーは剣を使って全て防ぐ。

 

シュリンバーに切りつけられるイエロー。

 

倒れ込むイエロー。

 

ネロを落としてしまう。

 

ネロを拾うシュリンバー。

 

シュリンバー「お前如きが俺に勝てるとでも?止めを刺してやる」

 

シュリンバーがイエローを襲おうとした時、シルバーはケルベロスクローで行く手を塞ぐ。

 

シルバー「競二さん、大丈夫ですか?」

 

イエロー「三郎君!」

 

シュリンバー「邪魔をするな!」

 

ピンク「ここは引き上げましょう!」

 

ピンクはフェニックスアローを放つ。

 

シュリンバーが気がつくといなくなっている。

 

シュリンバー「逃げたか!だがこれで魔獣を復活させれる」

 

シュリンバーは去って行く。

 

PDC基地・メインルーム

 

競二を殴る蓮。

 

竜吾「蓮!」

 

蓮「このドアホが。なんて事してくれたんだ?」

 

キメラ「私もすまない。あの卵がまさかデビルだったとは」

 

陽子「魔獣デビルですか?」

 

キメラ「ああ。かつて星を破壊しようとスカルに協力していた。魔獣クラーケンともう一体のバフォメットと合体したら最悪だ」

 

三郎「合体なんて出来るんですか?」

 

キメラ「ああ。その名も大魔獣アンデッドだ。大昔は合体する前になとか星幻獣らが頑張ってくれたんだがね」

 

力「状況はかなり悪いというべきですね」

 

エルフ「まだバフォメットの信号はないけど・・」

 

キメラ「私が知っているのはあんな赤ちゃんサイズではなかったから気づくのに遅れた」

 

竜吾「蓮、とにかくまずはあのスカルの怪人をなとかしないと」

 

競二「僕・・またヘマを・・」

 

蓮「エルフさん、スカルの反応は?」

 

エルフ「ええっと。ああ!あったわ。廃工場よ!」

 

蓮「行くぞ」

 

競二は落ち込みながら行く。

 

廃工場

 

シュリンバーはデビルを翳してエネルギーを送る。

 

シュリンバー「よし。例の物を持ってこい」

 

ノットラーはクラーケンの破片を持ってくる。

 

シュリンバーはデビルの力をクラーケンの破片に持って行く。

 

シュリンバー「流石チーフ。クラーケンの破片をよく持って帰ってきてくださった」

 

竜吾「スカル!そこまでだ」

 

三郎「デビルを好きなようにはさせませんよ!」

 

シュリンバー「だがもう遅い。クラーケンの破片と融合したからな」

 

陽子「なんですって?」

 

シュリンバー「これからバフォメットを探しにチーフが直々に向かっている」

 

蓮「嵌められたか」

 

力「だがここで止めなくてはな」

 

竜吾「行くぞ!」

 

音1「ワイバーン!」

 

音2「ケンタウロス!」

 

音3「サーペント!」

 

音4「ユニコーン!」

 

音5「フェニックス!」

 

音6「ケルベロス!」

 

6人「ジュウソウチェンジ!」

 

6人は変身する。

 

シュリンバー「やってやれ!」

 

ノットラーが襲ってくる。

 

シルバーはケルベロスブラスターでノットラーを狙い撃ちする。

 

ブラックはグランドタウロスアックスを地面に思いっきり叩きつけてノットラーを吹き飛ばす。

 

レッドとピンクはジュウソウケンでノットラーを次々と斬りつける。

 

レッド「腕を上げたな」

 

ピンク「勿論だよ」

 

シュリンバーに蹴りを入れるブルーとイエロー。

 

ブルー「イエロー、責任取れよ」

 

イエロー「分かっているよ」

 

イエローはユニコーンシューターを放つ。

 

 

全て弾くシュリンバーだが隙をついてブルーがサーペントランスで攻撃を加える。

 

ダメージを負うシュリンバー。

 

 

レッド「ドラゴン武装!」

 

レッドはドラゴニックアーマーを装着する。

 

レッド「シュリンバー、俺が相手だ」

 

レッドはそのまま龍炎舞を使って攻撃を当てる。

 

シュリンバー「おのれ・・」

 

チャート「シュリンバー。ようやったわね」

 

シュリンバー「チーフ!」

 

チャート「どうなったかしら?」

 

シュリンバー「無事に融合を」

 

チャート「だったら。こっちも。バフォメットの破片よ?まさか地球にきていたなんて」

 

チャートはバフォメットの破片を取り出す。

 

ブラック「もう見つけていたのか」

 

チャート「もう終わりよ。ジュウソウジャー」

 

イエロー「そうは行くか」

 

イエローはチャートに発砲するが魔法陣によって防がれてしまう。

 

イエロー「何?」

 

レッド「だったら、火炎真剣!」

 

レッドは火炎真剣を放つがこれも防がれてしまう。

 

ブラック「ウルフナックル!」

 

ブラックはウルフナックルで攻撃するがこれではなんとか少しだけダメージを与えれるくらいにしかすぎなかった。

 

ブラック「あまり効かないのか?」

 

チャート「今こそ大魔獣アンデッドの復活を・・」

 

ブルー「そうはいかない!」

 

ブルーは突っ込んでデビルの力を自分に取り込む。

 

苦しむブルーは変身が解ける。

 

チャート「あいつ!何考えているのかしら」

 

シュリンバー「チーフ・・」

 

チャート「シュリンバー、後はトドメを刺しておいて」

 

そう言ってチャートは去って行く。

 

シュリンバー「わかりました」

 

シュリンバーは攻撃しようとするがブラックに殴られてしまう。

 

ブラック「まだウルフナックルは使っているぞ?」

 

シュリンバー「馬鹿な」

 

レッド「灼熱一閃」

 

イエロー「閃光の雷」

 

ブラック「これだ!狼拳砕破」

 

3つの技が決まって倒されるシュリンバー。

 

レッド「蓮、大丈夫か?」

 

苦しんでいる蓮。

 

巨大化するシュリンバー。

 

ピンク「巨大化しちゃいましたよ?」

 

レッド「ペガサスケルベロスタイクーンで行くしかないな、三郎!」

 

三郎「はい!」

 

ペガサスケルベロスタイクーンが現れる。

 

シュリンバーは攻撃してくる。

 

受け止めてパンチを連打するケルベロスタイクーン。

 

シュリンバーは吹き飛ばされる。

 

剣を構えるシュリンバー。

 

シュリンバーは剣を使ってケルベロスタイクーンを斬りつける。

 

ケルベロスタイクーンはペガサスの冷気を出してシュリンバーに反撃する。

 

後ろによろけるシュリンバー。

 

ユニコーンが現れてシュリンバーに体当たりする。

 

イエロー「僕も戦うよ。ユニコーン、一角雷!」

 

ユニコーンの攻撃が決まる。

 

レッド・シルバーの声「ペガサスウィングフィニッシュ」

 

ケルベロスタイクーンの技が決まって爆死するシュリンバー。

 

レッドとシルバーはケルベロスタイクーンから降りる。

 

変身を解除するメンバー達。

 

竜吾「蓮!」

 

蓮の腕が黒くなる。

 

PDC基地・メインルーム

 

エルフがメインルームに入ってくる。

 

竜吾「エルフさん、蓮の様子は?」

 

エルフは落ち込む。

 

竜吾はメインルームを出る。

 

陽子「竜吾・・」

 

 

 

次回、ジュウソウジャー!

 

蓮の体に取りついている魔力

 

蓮「俺もこれまでか」

 

キメラ「あれはバハムートとスフィンクス!」

 

力「彼らの力を借りれば!」

 

36話「ボス・キメラ」




ありがとうございました。

次回もお楽しみに。
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