幻星戦隊ジュウソウジャー   作:クラヤミノオロチ

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こんにちは。36話になります。

よろしくお願いします。


36話 ボス・キメラ

同・治療室

 

横になっている蓮。

 

竜吾が入ってくる。

 

竜吾「蓮・・」

 

蓮「お前か。最悪だな」

 

竜吾「なんか言われたのか?」

 

蓮「デビルを体に封じ込めてしまったんだよ」

 

竜吾「そんなの切り離せよ」

 

蓮「ダメだ。切り離す方法はあのチャートしか知らないし切り離したらデビルがまた復活してあいつらの思う壺だ」

 

竜吾「お前・・」

 

蓮「デビルを取り込んだ俺は3日後に死ぬ」

 

竜吾「マジかよ」

 

蓮「だがそうすればデビルも消滅してアンデッドは二度と復活出来なくする事が出来る。俺もこのチームに入った時から捨てる覚悟だった命だ」

 

竜吾「でも・・」

 

蓮「今日は寝かせてくれ」

 

蓮は目を閉じる。

 

竜吾は拳を作る。

 

同・メインルーム

 

竜吾が戻ってくる。

 

キメラ「蓮、自分を犠牲にして・・」

 

エルフ「ここに入った時から捨てる覚悟だった命だって・・・」

 

竜吾「蓮を助けるぞ」

 

陽子「竜吾・・」

 

竜吾「あいつは、蓮は俺達の仲間だ。あいつを犠牲にした平和なんて俺は認めない」

 

三郎「竜吾さん・・」

 

力「でも治療方法が・・・」

 

エルフがニュースを目にすると・・

 

キャスターの声「今入ったニュースです。ポセイドン海跡にて魚の化石らしきものを発見しました。それと同時に砂漠溪の洞窟ではスフィンクスのような化石が発見されました」

 

キメラ「これだ!」

 

竜吾「ボス?」

 

キメラ「バハムート、スフィンクス。彼らもこの地球に来ていたのか?」

 

力「もしかして・・」

 

キメラ「ああ。2体とも伝説と呼ばれた星幻獣だ」

 

三郎「ついに3体とも見つけたんですね」

 

キメラ「まあな。バハムートには生物に入り込んだ魔獣の呪いを抑制する事が出来る。そうすれば蓮も助かる」

 

エルフ「スフィンクスもあの力強さがあればチャートの魔法陣を破壊出来るわ」

 

竜吾「向かおう。バハムートとスフィンクスを仲間にしたい。そうすればスカルに立って対抗出来る」

 

キメラ「そうだな。私も行こう」

 

エルフ「わかりました。ボス。基地は私に任せてください」

 

キメラは頷く。

 

スカルの宇宙船

 

アンカー「チャート。作戦は悉く失敗しているじゃねぇか。どうするんだ?」

 

チャート「あとは私だけですが私が直々に行きます。バフォメットの破片は手にしてあるので」

 

惑星グレース・回想

 

バフォメットがペガサスによって倒されて破片となる。

 

破片を拾うチャート。

 

 

スカルの宇宙船・回想開け

 

アンカー「ならばお前に最後のチャンスだ」

 

チャート「お任せを」

 

バトラー「私の出番までそろそろですか」

 

ポセイドン海跡

 

マーメイドに乗って海跡に入る力、陽子、競二、三郎。

 

陸地に上がる力、陽子、競二、三郎。

 

力「ここにバハムートがいるのか」

 

競二「蓮君の為にも!」

 

陽子「あの力で蓮さんを救えるはずです」

 

三郎「スフィンクスの方は竜吾さんとボスが向かってくれているので」

 

力「このチームは私が指揮を取ろう」

 

チャート「そうはいかないわよ」

 

力「チャートだと?」

 

チャート「バハムートは封印されている。ここにはジュウソウクリスタルもあってそれを使えば復活するけどその前にバハムートを破壊するまで」

 

三郎「そうは行きませんよ!」

 

力「やるしかないな」

 

4人「ジュウソウチェンジ」

 

4人は変身してチャートに挑む。

 

イエローとシルバーはそれぞれの銃でチャートに攻撃するが魔導陣を使われて防がれてしまう。

 

イエロー「またあれか」

 

シルバー「厄介ですね」

 

ピンクは高くジャンプして蹴りを入れるがワープされてしまう。

 

チャートはピンクの背後に回って殴りかかる。

 

ダメージを負うピンク。

 

ブラック「戦うのは不利だな」

 

ブラックはウルフナックルを装着して地面を思いっきり叩く。

 

チャートが気づいた時には4人はいなくなっている。

 

チャート「何を考えているのかしら。やろうとしている事は分かるのに」

 

砂漠溪の洞窟

 

砂だらけの溪に洞窟がある。

 

洞窟に入る竜吾とキメラ。

 

竜吾「ここにスフィンクスがいるんですね。でもどうしてボスが直々に?」

 

キメラ「私はスフィンクスに助けられたんだ」

 

竜吾「そうなですか?」

 

惑星ガイア・回想

 

地球に似た惑星。

 

そこには動物の顔をした住人がいる。

 

訓練校

 

訓練校で生徒を指導しているキメラ。

 

キメラの声「私はかつて訓練校で教官を務めていた。地球で言う自衛隊みたいなものかな?」

 

キメラの家

 

キメラ「ただいま」

 

女性「お帰りなさい。貴方」

 

キメラ「リオ(女性は以下、リオと表記)!」

 

キメラ「オルトは寝ているか?」

 

リオ「ええ!」

 

キメラの声「私は妻と息子のオルトがいた。だが・・」

 

惑星ガイア・回想

 

キメラがノットラーを次々に倒して行く。

 

キメラは自分の家に辿り着く。

 

キメラ「リオ、オルト!」

 

スカルの怪人がリオとオルトに呪いをかける。

 

キメラ「お前」

 

バトラーまでやって来る。

 

バトラー「よくやったな」

 

怪人「マスター。俺ならこれくらいやりますよ」

 

バトラー「こいつらは放っておいても死ぬ。このままにしておこう」

 

キメラはバトラーとスカルの怪人に攻撃する。

 

キメラ「お前ら、何をしたんだ?」

 

バトラー「無駄な事を。こいつらはもう時期死ぬ」

 

怪人「俺を倒さない限りな」

 

キメラ「だったら倒すだけ」

 

キメラはスカルの怪人を斬り付けようとするがバトラーに邪魔をされてしまう。

 

怪人「これでいいのか?他の場所も警戒しておかないと」

 

キメラ「なんだと?」

 

バトラーとスカルの怪人は戦うのを辞めて去って行く。

 

キメラ「リオ、オルト!」

 

リオ「貴方、あいつらを止めて・・」

 

キメラ「ああ」

 

リオとオルトはゆっくりと目を閉じる。

 

バトラー「では、攻撃を続けますよ」

 

怪人「わかりました」

 

キメラ「待て。お前らの相手は私だ」

 

怪人「マスター。私が」

 

バトラー「頼むぞ」

 

バトラーは腕を組んで見ている。

 

キメラとスカルの怪人の一騎打ちとなる。

 

キメラは剣を横に振って攻撃する。

 

スカルの怪人は牙を駆使して受け止める。

 

スカルの怪人は受け流す。

 

キメラは剣を光らせて斬りつける。

 

ダメージを受けてしまうスカルの怪人。

 

怪人「これが星の力か」

 

キメラ「そうだ。お前らを倒す為の。星を守る為のな」

 

アンカー「随分と梃子摺っているようだな」

 

バトラー「船長?」

 

アンカー「この星ももう直終わる。降伏するべきだったのにな」

 

キメラ「誰がするか。お前らに星は渡さない」

 

アンカー「生意気な」

 

キメラはアンカーに攻撃するが目からビームを放たれて食らってしまう。

 

倒れ込むキメラ。

 

チャートがやって来る。

 

チャート「いい有様ね」

 

バトラー「トドメといきましょう」

 

その時にスフィンクスがやって来る。

 

キメラ「あれは・・話に聞いた星幻獣か。そかも伝説の陸の星幻獣、スフィンクス」

 

スフィンクスは遠吠えをあげる。

 

風圧を受けるスカル一行。

 

スフィンクスはスカルに挑む。

 

キメラはその隙に撤退する。

 

訓練校

 

壊されている訓練校

 

キメラは瓦礫に埋もれている長官を発見する。

 

キメラ「長官!」

 

長官「キメラか。あの宇宙船に乗って行くのだ」

 

キメラ「そんな。見捨てるだなんて」

 

長官「このままでは明らかにスカルに勝てない。スフィンクスだってあまり力を残していない。昔の戦いの影響でな」

 

キメラ「・・・・」

 

長官「本来あの訓練校から選抜してPDCを結成する予定だったが生徒は全滅。もうお前しかいない。頼む。他の星がこのようにならないようにしてくれ」

 

瓦礫が崩れて行く。

 

キメラ「長官!リオ!オルト!」

 

宇宙空間

 

スフィンクスはスカルを追い払うも力を使い果たし石になってしまう。

 

砂漠溪の洞窟・回想開け

 

キメラ「スフィンクスがいなければ私はやられていた」

 

竜吾「だからスフィンクスは自分の手で救いたいのですね」

 

キメラ「ああ。スフィンクス、待っていてくれ」

 

ノットラーとチャートが出てくる。

 

竜吾「チャート?さっき力さんらの所にいたはず」

 

チャート「さあね。終わりにしてあげる」

 

キメラは剣を取り出してノットラーを斬りつける。

 

チャートに攻撃を仕掛けるキメラ。

 

キメラ「竜吾、私が相手をする。君はこの先のスフィンクスを」

 

竜吾「わかりました」

 

竜吾は奥部に進む。

 

チャート「愚かね」

 

チャートは魔法陣を作り出してキメラを念力で攻撃する。

 

市街地

 

チャートが市街地に現れる。

 

チャート「馬鹿ね。ジュウソウジャー。貴方が戦っているのは偽物よ」

 

蓮「ここに現れるとはな」

 

チャート「何?」

 

蓮「お前が偽物を作り出してレッド達を惑わそうとしていたようだが失敗だな」

 

蓮は変身してチャートを攻撃する。

 

チャート「貴方このままじゃ死ぬわよ」

 

ブルー「覚悟の上だ」

 

チャート「愚かね」

 

ブルー「ふん!」

 

小学校・回想

 

蓮(幼少期)がいる。

 

喧嘩をしている蓮。

 

蓮が勝つ。

 

相手は鼻から血が出ている。

 

先生に指導される蓮。

 

蓮の声「俺はすぐに喧嘩するし誰かと関わるとすぐにこうなる」

 

周りから避けられる蓮。

 

蓮の声「そして誰もが俺から離れていった。中学でも高校でもそうだった」

 

高校

 

男子生徒「あいつ学校辞めてしまうやしいよ」

 

女子生徒「自分の人生捨てたも同然ね」

 

蓮は周りから笑われている状態で学校を辞めてしまう。

 

市街地

 

ブルーはチャートに蹴りを入れる。

 

ブルー「俺の人生なんか捨てたも同然だ」

 

構えるブルー。

 

ポセイドン海跡

 

バハムートの石像を見つける力達。

 

力「これがバハムートか」

 

競二「彼を復活させれれば蓮君も助かるんだよね」

 

三郎「そう言っていました」

 

陽子「でもどうやって・・」

 

チャート「無理な話ね。それは」

 

チャートが現れる。

 

競二「また現れたよ」

 

チャート「覚悟!」

 

チャートは魔法陣を作って攻撃を開始する。

 

変身する4人。

 

市街地

 

チャートは鞭を取り出してブルーを締め付ける。

 

チャート「無理な話よ。私を倒すだなんて。とにかくデビルを消滅なんてさせないわ。貴方毎利用するまで」

 

ブルー「どうかな?手を開けてしまった事を後悔するんだな」

 

ブルーはサーペントランスを取り出す。

 

チャート「無意味よ」

 

ブルー「なぜこの武器にしたと思っている」

 

サーペントランスは突然曲がり出してチャートの隙が出来た所を突く。

 

チャート「馬鹿な。でもこの程度治せるんだから」

 

チャートは傷を自ら修復する。

 

ブルーは苦しみ出す。

 

チャート「これくらいにしておきましょう。後2日あるんだから」

 

チャートは去って行く。

 

ブルーは変身を解除する。

 

蓮は息が荒い。

 

砂漠溪の洞窟

 

レッドはドラゴニックアーマーを装着する。

 

レッド「龍炎舞」

 

チャートにダメージを与える。

 

キメラは土色のジュウソウクリスタルを手にする。

 

キメラ「スフィンクス・・」

 

宇宙空間・回想

 

PDCの基地が飛んでいる。

 

途中で石になったスフィンクスを見つける。

 

土色に光るものがある。

 

砂漠溪の洞・回想開け

 

キメラ「スフィンクス、力を貸してくれ」

 

キメラはジュウソウクリスタルを翳すと光出す。

 

スフィンクスが蘇る。

 

動き出すスフィンクス。

 

スフィンクスはライオンのような雄叫びをあげる。

 

レッド「あれがスフィンクス」

 

スフィンクスはチャートを払いのける。

 

消えるチャート。

 

レッド「消えた?」

 

キメラ「偽物だったか。ここは引こう」

 

レッド「ああ」

 

ポセイドン海跡

 

チャートの念力を食らってしまうブラック達。

 

チャート「これで終わりにしてあげる」

 

チャートは鞭から光線を出すがピンクがフェアリーシールドで防ぐ。

 

ピンクはコバルトブルーのジュウソウクリスタルに気づく。

 

ピンク「あれは・・」

 

ブラック「ジュウソウクリスタル!」

 

ピンク「私がこの攻撃防いでいるので」

 

シルバー「僕が行きます!」

 

イエロー「僕に行かせて。蓮君がああなったのは僕の責任だから」

 

シルバー「競二さん・・」

 

イエローは進み始める。

 

イエローはジュウソウクリスタルを手にする。

 

イエロー「手に入れたぞ」

 

イエローは翳すと光出す。

 

バハムートの封印が解けて行く。

 

バハムートの咆哮が聞こえる。

 

チャートが消える。

 

ブラック「あれだけであの威力」

 

4人は変身を解除する。

 

バハムートが4人を見つめる。

 

力「バハムート。私達に力を貸してくれ」

 

バハムートは咆哮を上げると4人を乗せる。

 

バハムートとマーメイドはポセイドン海跡から出て行く。

 

海の見える公園

 

バハムートが4人を下ろす。

 

竜吾とキメラも戻ってくる。

 

バハムートとスフィンクスが出てくる。

 

竜吾「ありがとうな。バハムート、スフィンクス」

 

咆哮を上げるバハムートとスフィンクス。

 

イエロー「バハムート、頼む、力を貸してくれ」

 

PDC基地・治療室

 

治療室の窓から覗いているバハムート。

 

蓮「あれがバハムート」

 

エルフ「やったみたいね」

 

バハムートが水色のオーラを出すと蓮の体からデビルが分離してデビルが何処かに行ってしまう。

 

蓮「治ったのか・・」

 

エルフは蓮の体を調査する。

 

エルフ「蓮君、バッチリ。治ったわよ」

 

蓮「すげぇな。バハムート」

 

同・メインルーム

 

竜吾達が戻ってくる。

 

蓮「みんな・・」

 

竜吾「蓮!良かったぜ。マジで良かったぜ」

 

蓮「ありがとうな。みんな」

 

竜吾「全くだ。お前。相手が強いからなんだ?どんなに強い奴が現れても戦えばいいんだよ。自分だけ死のうとするんじゃねぇよ」

 

陽子「そうですよ。私達には蓮さんが必要なんです。大切な仲間なんです」

 

三郎「蓮さんの観察力はこのチームに必要ですよ」

 

競二「僕がデビルなんて育てたからこんな事に。ごめん。蓮君」

 

蓮「もういいだろ」

 

力「ここから反撃しよう」

 

蓮「ああ。チャート。お前を倒す!」

 

 

 

 

次回、ジュウソウジャー!

 

チャート最後の作戦!?

 

チャート「おのれ、ジュウソウジャー!」

 

竜吾「チャート、決着を着けるぞ」

 

チャート「船長に認められるには」

 

ジュウソウジャーとチャートが戦う

 

37話「チャートの本気」

 

チャート「見ていてください、船長」




ありがとうございました。

次回もお楽しみに。
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