44話になります。よろしくお願いします。
PDC基地・トレーニングルーム
力が筋トレをしているとキメラが竜吾の相手をしている。
力「珍しいな」
竜吾は何度か打ち込んだ後、足元を狙うがジャンプして避けるキメラ。
キメラが着地したら竜吾は素早く接近して木刀を向ける。
キメラはあっさり受け止めて竜吾の首の前に木刀を向ける。
竜吾「やられました」
キメラ「だがあそこまで早く接近するなんて私も対応が遅れたらとヒヤヒヤしたよ」
竜吾「ありがとうございます」
その時キメラのペンダントが落ちる。
竜吾「すみません。当ててしまったみたいですね」
キメラ「大丈夫だ。簡単に直せるものだ」
キメラはペンダントを直して首にかける。
キメラはもう一度木刀を構える。
キメラ「さあ来い!」
同・メインルーム
ペンダントを見つめているキメラ。
陽子「何かありましたか?」
キメラ「陽子か。別になんでもないぞ」
陽子「そうですか・・」
キメラは思い悩む。
市街地
蓮「何?ボスがか?」
力「ああ。最近何か思い悩んでるように見えてな」
蓮「まあボスだって悩むだろ」
力「だけどバトラーが動き出してからなんだよ。それが」
蓮「そうなのか・・」
そんな話をしていると悲鳴が聞こえる。
蓮「旦那!」
力「ああ!」
エレファランスが人々に向かって突進する。
エレファランス「いいないいな。人を吹き飛ばすと魔力が増していくだなんて」
蓮「スカル!」
力と蓮がやって来る。
エレファランス「ジュウソウジャー」
力「派手に人々を吹き飛ばすとは見過ごせないな」
エレファランス「黙っていろ。俺はバトラー精鋭組のエレファランスだ」
蓮「自分で威張り散らかした名乗りをするとはな」
競二「力さん、蓮君」
三郎「間に合いましたか」
竜吾「俺達だって」
陽子「これで揃いましたね」
残りの4人が駆けつける。
エレファランス「揃ったか。では終わりにしてやろう」
6人「ジュウソウチェンジ!」
6人は変身する。
エレファランスは地面を思いっきり叩いて突っ込んで来る。
レッド、ブルー、イエローが突進の餌食になる。
立ち上がるレッド。
レッド「まだだ」
レッドはドラゴニックアーマーを装着する。
エレファランス「パワーアップとはいい。だが」
エレファランスは鼻から煙を出して来る。
レッドは煙を振り切ってワイバーンカリバーで斬りつける。
エレファランスは左右の頰にある牙で迎え撃つ。
お互いのパワーは互角である。
レッドは灼熱斬りを繰り出すが魔道陣を出して防ぐ。
レッド「やるな」
シルバー「僕だって!」
シルバーはケルベロスファングで殴りかかる。
ブラックはグランドタウロスアックスで攻撃する。
エレファランスは耐える。
ブルーとピンクはジュウソウガンで攻撃する。
エレファランスはこれも耐える。
レッドはジュウソウケンとワイバーンカリバーの二刀流で攻撃する。
エレファランス「成る程。ならこちらも本気を出すとするか」
エレファランスは魔力を貯める。
イエロー「なんだろう?」
ブルー「油断するな」
エレファランスは魔力を解放する。
レッド「こんな魔力!」
レッドは龍炎舞で魔力をかき消そうとするが途中で食らってしまう。
レッド「なんだ・・これ」
ブルー「これは」
エレファランス「そうだ。お前らだって知っているだろう?魔獣デビルを」
ピンク「デビルですって?」
イエロー「蓮君に乗り移っていたって」
エレファランス「そうだ。俺様はそのデビルと互角の魔力を使える」
レッド「マジかよ」
レッドは返信が解除されて倒れ込む。
シルバー「竜吾さん!」
エレファランス「その魔力は生命を食い尽くす」
エレファランスは先程の魔力を小鳥に向けると小鳥は一瞬で墜落する。
ピンクは小鳥を気遣うが死んでいるのがわかる。
ピンク「そんな・・」
エレファランス「まあレッドの生命も明日の日没には途絶えるだろうな」
イエロー「お前を倒せばいいんだろ?」
イエローはユニコーンシューターで攻撃する。
エレファランスは全て受け止める。
エレファランス「そうだがお前らには俺様を倒せない」
エレファランスは杖を出して魔道陣を作り上げる。
魔道陣を放つとイエローは捕まってしまう。
イエロー「動かない・・」
エレファランス「俺様の呪いを味わうがいい」
イエローは爆発してしまう。
変身が解除されてしまうイエロー。
ブルー「ここは引くしかないようだな」
シルバー「そうですね」
エレファランスは雷を放つ。
ブラックはグランドタウロスアックスで土の壁を作って雷を防ぐ。
エレファランスが気付いた時にはいなくなっている。
エレファランス「逃げたか。まあいい。俺様も魔力を回復させないと」
そう言ってエレファランスは去って行く。
PDC基地・治療室
ベッドに横になっている竜吾。
競二はなんとか動けるようになる。
陽子「競二さん。よかった」
競二「まあね」
エルフ「競二君は食らった魔力が少なかったからだね。でも竜吾君の方はかなり生命エネルギーも減っているわね」
陽子「そんな。竜吾は助かりますか?」
エルフは躊躇ってしまう。
蓮の声「どういうつもりだ?」
陽子は声に反応して治療室を出る。
同・廊下
キメラが力、蓮、三郎に囲まれている。
陽子が出て来る。
陽子「どうしたんですか?」
三郎「ボスが勝手に出動しようとするんです」
陽子「どうして・・」
キメラ「あいつは私が倒す。家族の仇であるあいつは」
陽子「仇?」
キメラ「ああ」
惑星ガイア・回想
キメラがノットラーを次々に倒して行く。
キメラは自分の家に辿り着く。
キメラ「リオ、オルト!」
エレファランスがリオとオルトに呪いをかける。
キメラ「お前」
バトラーまでやって来る。
バトラー「よくやったな。エレファランス」
エレファランス「マスター。俺ならこれくらいやりますよ」
バトラー「こいつらは放っておいても死ぬ。このままにしておこう」
キメラはバトラーとエレファランスに攻撃する。
キメラ「お前ら、何をしたんだ?」
バトラー「無駄な事を。こいつらはもう時期死ぬ」
エレファランス「俺を倒さない限りな」
キメラ「だったら倒すだけ」
キメラはエレファランスを斬り付けようとするがバトラーに邪魔をされてしまう。
エレファランス「これでいいのか?他の場所も警戒しておかないと」
キメラ「なんだと?」
バトラーとエレファランスは戦うのを辞めて去って行く。
キメラ「リオ、オルト!」
リオ「貴方、あいつらを止めて・・」
キメラ「ああ」
リオとオルトはゆっくりと目を閉じる。
バトラー「エレファランス、攻撃を続けますよ」
エレファランス「わかりました」
キメラ「待て。お前らの相手は私だ」
エレファランス「マスター。私が」
バトラー「頼むぞ」
バトラーは腕を組んで見ている。
キメラとエレファランスの一騎打ちとなる。
キメラは剣を横に振って攻撃する。
エレファランスは牙を駆使して受け止める。
エレファランスは受け流す。
キメラは剣を光らせて斬りつける。
ダメージを受けてしまうエレファランス。
エレファランス「これが星の力か」
キメラ「そうだ。お前らを倒す為の。星を守る為のな」
アンカー「随分と梃子摺っているようだな」
バトラー「船長?」
アンカー「この星ももう直終わる。降伏するべきだったのにな」
キメラ「誰がするか。お前らに星は渡さない」
アンカー「生意気な」
キメラはアンカーに攻撃するが目からビームを放たれて食らってしまう。
倒れ込むキメラ。
チャートがやって来る。
チャート「いい有様ね」
バトラー「トドメといきましょう」
その時にスフィンクスがやって来る。
PDC基地・メインルーム・回想開け
キメラ「スフィンクスが来てからは前にも話した通りだろう?」
陽子「あのエレファランスが。ボスの家族を」
蓮「そりゃあ自分の手で倒したいよな」
力「しかしボス。バハムートの力を使うのはできないのですか?」
キメラ「ここでは使わない。これは私の問題だ。あの時倒していれば。だから竜吾は私が助ける。あいつから治療出来る魔力を奪ってみせる」
三郎「魔力を奪う事なんて出来るんですか?」
キメラ「ああ。だからここは私が行く」
オーべ「ダメです。ボス」
競二「オーべさん?」
オーべ「あの魔力を吸収したら貴方は死ぬかもしれません」
キメラ「オーべ。余計な事を」
三郎「それは絶対に止めますよ!」
力「私も派手に反対する。竜吾もきっと反対するはずだ」
陽子「そうです。まだ治る方法があるはずです」
キメラ「ダメだ。これしか方法がない」
蓮「これしかって」
キメラ「他にも方法があるかもしれない。だがあいつらが気安く教えるとは思えない」
陽子「聴きだすまでですよ」
キメラ「竜吾が持つのも時間の問題だ。時間はないんだぞ」
そう言ってキメラは部屋を出て行ってしまう。
陽子「そんな・・」
スカルの宇宙船
アンカー「何?ワイバーンレッドが戦闘不能?」
バトラー「はい。これはかなりいいかもしれません」
エレファランス「でもあの人数では魔獣復活には足りません」
アンカー「急いでやれよ」
バトラー「すぐに行きなさい」
エレファランスは出動する。
PDC基地・メインルーム
三郎「どうしましょう」
競二「でもこうするしかないのかな?」
蓮「あのエレファランスから聞き出すしかねぇよ」
競二「でもあいつ強いじゃん」
蓮「馬鹿か。強くなかったらとっくに聞き出せているし、まずレッドが術にかからずに済むだろ?」
陽子「蓮さんの言う通りですね」
力「しかしオーべさん、なぜボスは魔力を変換する力を持っているのだ?」
オーべ「聞いた事があるんだ。惑星ガイアの人間は自分の命と引き換えに悪い魔力を良いものに変えれるんだ」
陽子「一度だけなんですね」
オーべ「ああ。だから今まで黙っていたんだろうな」
市街地
キメラが歩いている。
キメラの声「どこにいるんだ?エレファランス」
エレファランスが現れる。
逃げる人々。
キメラ「出たな。エレファランス」
エレファランス「キメラ、お前から来るとはな」
キメラ「みんなを救う為だ。そして家族の仇。覚悟しろ」
エレファランス「お前には地獄がお似合いだ。ここで終わりにしてやる」
エレファランスは牙を向けて突進して来る。
キメラは剣を取り出して受け止める。
キメラはエレファランスを斬りつける。
エレファランスはダメージを受ける。
エレファランス「本気だね」
キメラ「当然だ」
エレファランス「だったらこっちだって」
エレファランスは立ち上がった後、魔力を溜め込む。
魔力はエレファランスの頭上に作られて行く。
キメラ「これがあれば竜吾を救える」
キメラは剣を置いて腕を合わせて親指と人差し指で山の形を作り魔力を吸収し始める。
エレファランス「なんだと?」
キメラ「ここまでしないとお前が魔力を使う事はないからな」
シルバーが駆けつける。
シルバー「ボス!」
ブラック、ブルー、イエロー、ピンクも後に続く。
イエロー「そんな」
ブルー「間に合わなかったか」
ブラック「私達も戦うぞ」
キメラ「みんな・・」
5人の前にノットラーが立ち塞がる。
ノットラーと交戦する5人。
ピンクはノットラーに回し蹴りを与える。
ピンク「どいてください!」
ブルー「邪魔だ!」
キメラは魔力を吸収して去って行く。
ブラック「ボスは竜吾の所に行く気だな」
ブルー「待つんだ」
キメラ「君達はエレファランスを」
シルバー「わかりました」
エレファランス「おのれ」
エレファランスは魔力を溜めようとするがエネルギーが出てこない。
ブルー「どうやら魔力はなくなっちまったらしいな」
エレファランス「キメラ。この為に」
イエロー「でもどうしよう。ジュウソウバズーカは使えないよ?」
ブルー「阿保か?普通に自分の技使えばいいだろうが」
ブラック「蓮の言う通りだな」
シルバー「そうしましょう」
シルバーはケルベロスブラスターを連射させてエレファランスにダメージを与える。
ブラックはグランドタウロスアックスを手にする。
ブラック「大岩石砲」
ブルー「激流斬り」
イエロー「一角雷」
ピンク「韋駄天の矢」
それぞれの技が決まってエレファランスは倒される。
ピンク「やりましたね」
エレファランス「スカルビアー」
スカルビアーを飲むエレファランス。
巨大化するエレファランス。
イエロー「どうしよう。竜吾君いないからジュウソウジンもジュウソウキングでも行けない」
シルバー「僕に任せてください。星幻獣、ケルベロス!」
ケルベロスがやってくる。
ブラック「今日は特別に。星幻獣、ワーウルフ!」
ピンク「フェアリー!」
ワーウルフとフェアリーもやって来る。
シルバー「ケルベロス、ジュウソウモード!」
ケルベロスがジュウソウモードとなる。
コックピット・ケルベロス
シルバー「幻星大変形!ケルベロスタイクーン」
市街地
ワーウルフが剣、フェアリーが盾に変形してケルベロスタイクーンに装備される。
シルバーの声「ケルベロスタイクーンソードアンドシールド」
エレファランス「このやろう」
エレファランスは杖で突いて来るが盾で防ぐケルベロスタイクーン。
剣で斬りつけるケルベロスタイクーン。
エレファランスはダメージを受ける。
エレファランス「だったらこれだ」
エレファランスは雷を起こす。
エレファランス「これしか使えないがな」
ケルベロスタイクーンは上を見上げて警戒をする。
ケルベロスタイクーンは剣を上に向けて雷を吸収する。
イエロー「あれって僕がやった事あるやつだ」
ブルー「だがこれでいいんだよ」
イエロー「そうなの?」
ケルベロスタイクーンはなんともない」
エレファランス「バカな」
ケルベロスタイクーンはエレファランスに近づいて斬りつける。
イエロー「どうして」
ブルー「土属性の武器であれば雷は無効になるんだよ」
エレファランスは連続斬りを食らってしまう。
杖を振り下ろすエレファランスだが切りつけられて杖が折れてしまう。
最後に重い一撃を加えるケルベロスタイクーン。
コックピット・ケルベロスタイクーン
シルバー「トドメと行きましょうか」
市街地
ケロベロスタイクーンは剣を回して満月の形を作る。
よろけるエレファランス。
シルバーの声「狼剣、満月砕牙斬り」
ケルベロスタイクーンは技を繰り出す。
エレファランスはまともに食らって倒されてしまう。
PDC基地・治療室
キメラが竜吾に魔力を注いでいる。
エルフ「キメラさん・・」
キメラ「これでいいんだ。頼むぞ、竜吾。この星は君達で守ってくれ」
キメラは注いだ後、倒れ込む。
竜吾は目を覚ますとキメラが光り出す。
竜吾「ボス?どうして」
キメラ「決まっているだろ?君を助ける為だ。君がいないとこの星は守れない。だから」
竜吾「だからってここまでする必要・・」
キメラ「あるんだ。竜吾、力、蓮、競二、陽子、三郎。君達ならスカルを倒せる。絶対にこの星を渡すな」
キメラは消えてしまう。
竜吾「ボス・・ボス!!」
同・メインルーム
真っ暗な部屋になっているメインルーム。
三郎「やはりそうでしたか。ボスは」
陽子「私達、これからどうすれば」
力「これまで通り戦うべきだろう」
蓮「旦那の言う通りだ。スカルを倒す事をまずやるべきだ」
竜吾「お前よくそんな余裕だな」
蓮「なんだと?」
競二「二人共辞めようよ。喧嘩は」
竜吾「俺のせいでボスは」
蓮「あの野郎」
続
次回、ジュウソウジャー!
竜吾「俺のせいでボスが」
蓮「あいつ何してんだ」
スカルの怪人が狙撃してくる。
6人「うわーー」
強敵出現!
竜吾「俺はどうすれば」
45話、「消える炎」