幻星戦隊ジュウソウジャー   作:クラヤミノオロチ

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こんばんは。45話になります。

よろしくお願いします。


45話 消える炎

PDC基地・治療室・回想

 

キメラが力を使い果たして消えて行く。

 

竜吾「ボス・・・ボス!!」

 

竜吾の家・竜吾の部屋

 

起き上がる竜吾。

 

竜吾「夢だったのか」

 

PDC基地・メインルーム

 

竜吾が入って来る。

 

陽子「竜吾、もう大丈夫なの?」

 

竜吾「呪いはいいけどな」

 

三郎「竜吾さん?」

 

竜吾「悪いがみんなの顔を見に来ただけだ。じゃあな」

 

競二「ちょっと、スカルが出たらどうするの?」

 

竜吾「みんなでやれよ」

 

蓮「あいつ何考えているんだ?」

 

力「ボスがいなくなってからあの調子だ」

 

エルフ「心配ね」

 

陽子「竜吾」

 

スカルの宇宙船

 

バトラー「ジュライキス、出番です」

 

ジュライキスが出て来る。

 

ジュライキス「マスター。ついに俺ですか」

 

バトラー「ああ。ジュウソウジャーを誘い出して叩きのめせ。スナイパーのお前なら楽勝だろう」

 

ジュライキスはライフルを手にする。

 

ジュライキス「ああ。当然です」

 

ジュライキスは出動する。

 

アンカー「ジュライキスを使うとはかなり焦っているか?」

 

バトラー「ジュライキスを使うに相応しい相手ですよ。ジュウソウジャーは」

 

アンカー「そうか。精々頑張るんだな」

 

バトラー「はい!」

 

PDC基地・トレーニングルーム

 

トレーニングをしているメンバー。

 

シーンとしている。

 

三郎「なんか竜吾さんがいないと寂しいですね」

 

競二「そうだね。このチームは竜吾君がいて前向きだったね」

 

蓮「馬鹿野郎。そんな後ろ向きな話するんじゃねぇよ」

 

力「そういう蓮だって竜吾に引っ張られたようなものだろ?」

 

蓮「あのな」

 

陽子「私、竜吾探してきます」

 

力「分かるのか?」

 

陽子「一応」

 

陽子はトレーニングルームを出て行く。

 

海の見える公園

 

竜吾は海を見ている。

 

竜吾「ボス・・」

 

陽子「竜吾、ここにいたんだ」

 

竜吾「陽子?」

 

陽子「悩み事があればここにいるんじゃないかって思ってね」

 

竜吾はジュウソウチェンジャーを外す。

 

陽子「竜吾?」

 

竜吾「俺はチームを抜けるよ」

 

竜吾はジュウソウチェンジャーを陽子に渡して去って行く。

 

陽子「そんな」

 

悔しがっている竜吾。

 

竜吾「悪い・・」

ゲームセンター

 

ゲームセンターの対戦格闘ゲームをやっている竜吾。

 

竜吾の声「悪いな、みんな」

 

竜吾の操作しているキャラが相手を倒す。

 

PDC基地・メインルーム

 

蓮「あいつがジュウソウジャーを抜けるだと?」

 

陽子「ジュウソウチェンジャーを渡してきたんです・・」

 

蓮「あいつなんて身勝手な奴だ。次会ったらぶん殴ってやる」

 

力「彼にとってボスはかなり支えだったと言えるな」

 

競二「どうしよう」

 

蓮「こうなったら俺達だけでやるしかないだろ」

 

陽子「私は戻って来るのを信じています。だから会えたら話を聞いてあげましょう」

 

三郎「勿論です」

 

蓮「会えたらだがな」

 

力「だけどこの近くに入るはずだ」

 

警告音が鳴る。

 

エルフが対応する。

 

エルフ「海浜工場地帯にスカル出現」

 

力「行こう」

 

海浜工場地帯

 

工場地帯で暴れているノットラー。

 

逃げている作業員達。

 

ジュライキス「ここらなら良さそうだ」

 

蓮「スカル!」

 

力「今度はどうしようと言うのだ?」

 

ジュライキス「ジュウソウジャーか。お前らから来てくれるとはな」

 

競二「おびき寄せられた?」

 

三郎「でもやるしかありませんよ」

 

陽子「行きましょう!」

 

5人「ジュウソウチェンジ!」

 

5人はジュウソウジャーに変身する。

 

ジュライキス「ノットラー」

 

ノットラーが襲いかかる。

 

ブラックは一列に突進して来たノットラーを受け止めて投げ飛ばす。

 

左から来たノットラーを右手で受け止めて左手でパンチする。

 

コンテナにぶつけられるノットラー。

 

ブルーはサーペントランスで四方八方にいるノットラーを撃退する。

 

ピンクはフェニックスアローでノットラーをコンテナから撃ち落とす。

 

イエローはユニコーンシューター、シルバーはケルベロスブラスターでジュライキスを攻撃するが避けられてしまう。

 

ジュライキスはライフルを手に取る。

 

ジュライキス「ではこれを」

 

ジュライキスは発砲する。

 

シルバーに当たるとシルバーは消えて行く。

 

イエロー「三郎君!」

 

シルバー「すみません。ダメみたいでした・・」

 

そう言って完全に消滅してしまうシルバー。

 

ブラック「なんて奴だ」

 

ピンク「あれに当たったら一溜まりもありません」

 

ブルー「これはゲーム感覚で遊ばれているな」

 

ジュライキス「如何にも。これは貴様らを倒す為のゲーム。では直ぐに片付けに行くとするか」

 

ライフルを向けて来る。

 

発砲するジュライキス。

 

4人は避けるが球がUターンして来る。

 

ピンクの目の前に来る。

 

ブラック「危ない!」

 

ブラックはピンクを庇って当たってしまう。

 

ピンク「力さん!そんな・・」

 

ブラック「頼む。竜吾を目覚めさせるんだ。彼が逆転の一手だと信じている」

 

ブラックは消滅する。

 

ブルー「テメェ!」

 

イエロー「よくも!」

 

攻撃を仕掛けるブルーとイエロー。

 

ライフルを放つジュライキスだがブルーとイエローはなんとか避ける。

 

ピンク「ここは一旦引いて態勢を立て直しましょう。あまりにも部が悪すぎます」

 

ブルー「それしかないか」

 

イエローはユニコーンシューターをジュライキスの足元に撃つ。

 

攻撃をかわしたジュライキスだがジュウソウジャーの姿はない。

 

PDC基地・メインルーム

 

エルフ「そんな。力さんと三郎君が」

 

競二「どうしたらいいかな?」

 

蓮「お前が弱気でどうするんだよ」

 

陽子「竜吾がいないと」

 

蓮「あいつ今どうしているか」

 

トラックの車内

 

トラックで移動している竜吾。

 

松本「竜吾。お前何か考え事か?」

 

竜吾「いや。別に」

 

松本「わかりやすいんだよ」

 

竜吾「でも・・」

 

松本「まあ話したくなけりゃ話さなくていいさ」

 

竜吾「・・・」

 

住宅地・マンション前

 

住宅地にやって来る竜吾達。

 

松本「みんな。ここの3階に持って行くぞ」

 

竜吾「はい」

 

花谷「さあって。行きますか」

 

そう言っていると悲鳴が聞こえる。

 

竜吾「なんだ?」

 

逃げている人々。

 

ジュライキスがライフルを放っている。

 

竜吾「スカル?」

 

松本「逃げたほうがいいんじゃないか?」

 

赤城「そうですね」

 

逃げる竜吾達とブルー、イエロー、ピンクとすれ違う。

 

 

竜吾「みんな?」

 

ピンク「竜吾。ここで仕事しているの?」

 

竜吾「そりゃあ今日仕事だからな」

 

イエロー「頼む。力を貸して。君の力が必要なんだ」

 

竜吾「でも・・・」

 

ブルー「こいつのことは放っておけ。もう戦えないんだからな」

 

竜吾「蓮・・」

 

ブルー「お前には失望した。俺はお前に裏切られた気分だ」

 

ブルーはサーペントランスを取り出してジュライキスに挑む。

 

ライフルを放つがサーペントランスで防ぐブルー。

 

イエローはジュウソウガンとユニコーンシューターで攻撃する。

 

ピンク「お願い。力さんと三郎さんがやられちゃって」

 

竜吾「そんな・・俺がうじうじしているから」

 

ピンク「だから」

 

竜吾「悪い。やっぱり無理だ」

 

ピンク「竜吾・・」

 

ジュライキスに吹き飛ばされるブルーとイエロー。

 

竜吾「蓮、競二!」

 

ジュライキス「終わりにしてやる」

 

ジュライキスは発砲するが松本、赤城、花谷が庇って食らってしまう。

 

竜吾「チーフ、花谷さん、赤城さん」

 

松本「竜吾、お前のような部下を持てて私は嬉しいよ」

 

花谷「お前いつの間にこんな仲間持ったんだよ?」

 

赤城「って事はお前も変身して戦っていたんだな」

 

竜吾「気づいてしまいましたか」

 

松本「戦え、竜吾」

 

そう言って消えて行く松本、花谷、赤城。

 

竜吾は頭を抱えてしゃがみこむ。

 

ピンク「最悪だわ。もう一度引いてやり直しましょう」

 

ブルー「そうだな。水流の壁」

 

ブルーはサーペントランスで水の膜を作る。

 

いつの間にか逃げている。

 

ジュライキス「また逃げるとはな」

 

PDC基地・メインルーム

 

竜吾を殴る蓮。

 

競二「うわああ。竜吾君まで」

 

蓮「おい、お前。こんな事になってどうも思わないのか?」

 

竜吾「それは・・」

 

蓮「お前がいない時に旦那とシルバーもやられた。あの拳銃にやられた」

 

競二「正直僕より上手いよ。あいつは」

 

陽子「私達手も足も出なかった」

 

竜吾「それじゃあ俺が加わった所で勝てない」

 

陽子「どうして」

 

竜吾「あのエレファランスより強いじゃないか。それじゃあどうやって勝つって言うんだよ」

 

蓮「テメェ。ボスがなんて言って消えたかわかっているのか」

 

エルフ「言い争っても仕方ないわ。竜吾君。ジュライキスを倒す為にも貴方が必要なの」

 

竜吾「・・・」

 

エルフ「貴方に希望を託してキメラさんは最後の力を使ったの。貴方はみんなの希望なの」

 

竜吾「俺が希望・・」

 

頭を掻く竜吾。

 

竜吾「参ったな。でも俺が希望だなんて。こう見えて臆病なんだぜ。ただ格好つけていただけ」

 

陽子「そんな事」

 

竜吾「そうなんだよ」

 

竜吾は出て行ってしまう。

 

海の見える公園

 

上司や先輩が消えた時を思い出している竜吾。

 

竜吾の声「すみません。皆さん」

 

スカルの宇宙船

 

ジュライキス「これはかなり好機です。ジュウソウジャーはバラバラになっています」

 

アンカー「だったらとっとと片付けてしまえ」

 

ジュライキス「わかりました」

 

バトラー「期待しているぞ。お前はバトラー精鋭組の中でも随一の強さがある。エレファランスよりも強い」

 

ジュライキス「ありがとうございます」

 

バトラー「やって来なさい。今度こそジュウソウジャーを全滅させるのだ」

 

ジュライキス「かしこまりました」

 

PDC基地・メインルーム

 

エルフ「調べてみたけどあの球を完全に防ぐには竜吾君の竜炎舞がないと厳しいわ」

 

陽子「確かにあの技は相手の攻撃を防ぐ事が出来ますからね」

 

競二「でも今竜吾君は」

 

蓮「俺がなるべくサーペントランスで防いでみせる」

 

エルフ「大丈夫なの?」

 

オーべ「計算したがサーペントランスでは限界が来てしまうぞ」

 

蓮「でもやるしかねぇ。レッドは。竜吾は戦える状態じゃねぇ」

 

陽子「蓮さんが初めて名前で呼びましたね」

 

蓮「偶然だ」

 

競二「僕らも名前で呼んでよ」

 

蓮「誰がするか」

 

競二「竜吾君だけずるい」

 

警告音が鳴る。

 

エルフが対応する。

 

エルフ「ジュライキスの反応をキャッチ。今度は廃工場に現れたわ」

 

蓮「行くしかないな」

 

蓮と競二は出動する。

 

陽子は向かう前にテーブルに置いてある竜吾のジュウソウチェンジャーを見つめる。

 

陽子「竜吾、貴方が戻ってくると信じている」

 

陽子は出動する。

 

海が見える公園

 

海を見ている竜吾。

 

 

次回、ジュウソウジャー!

 

陽子「お願い竜吾、あなたが必要なの!」

 

蓮「立ち上がれ!竜吾!」

 

竜吾「俺、本当は弱虫なんだ」

 

ついに明かされる竜吾の過去!?

 

龍炎舞誕生の話まで?

 

46話「燃える灼熱剣」

 

竜吾「これが俺の龍炎舞だ!」




ありがとうございました。

次回もお楽しみに。
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