幻星戦隊ジュウソウジャー   作:クラヤミノオロチ

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こんばんは。

4話になります。

ついにフェニックス登場!

これまで読んでくださってありがとうございます。



4話 不死鳥の飛び立ち

PDC基地・メインルーム

 

エルフがモニターに星幻獣の様子を映し出している。

 

エルフ「みんな元気見たいよ。それぞれ自分の住みやすい所があって良かったわ」

 

竜吾「ワイバーンは空がお気に入りか?」

 

力「ケンタウロスは森の中か」

 

競二「ユニコーンもだね。サーペントも海の中がいいみたいだね、蓮君」

 

蓮「そうみたいだな・・・ってお前、俺の方が年上だぞ?」

 

競二「でもここにいるのは僕の方が先輩だよ?」

 

蓮「なんだと?」

 

一人ポツンをしている陽子に気づくキメラ。

 

キメラ「陽子?何かあったか?」

 

陽子「別になんでもありません」

 

キメラ「君の星幻獣だけ現れてないからかな?」

 

陽子「私の星幻獣・・」

 

キメラ「フェニックス。星幻獣フェニックスさ」

 

竜吾「どんな星幻獣なんですか?」

 

キメラ「風よりも早く飛ぶ星幻獣で普段は山岳地帯にいるんだ」

 

竜吾「なんか見てみたいな」

 

競二「陽子ちゃん。本当にあの時はごめん」

 

陽子「大丈夫ですよ。競二さん。今はスカルを倒す事を考えましょう」

 

競二「ありがとう陽子ちゃん」

 

 

スカルの宇宙船

 

バトラー「何をしているのですか?バース。もう3回もやられていますが」

 

バース「あいつら何していんだよ。たかが地球人ごときに」

 

チャート「早く降りた方がいいんじゃないかしら」

 

ブリッジ「そうそう。この俺様に任せればいいんだ」

 

ブリッジに銃を向けるバース。

 

バース「ふざけるなよ。前回は俺の方が成果をあげているんだ。俺の方がすげえって事を証明してやる。カモン、ツバクラー」

 

ツバクラー「出番が来たか?リーダー」

 

バース「お前の卵牢獄で人間をたくさん引っ捕らえて奴隷にしてしまえ。そうして人間どもにクラーケン復活をやらせるんだ」

 

ツバクラー「やってやるぜ」

 

アンカー「お前らも奴が降りるかやられるかくらいまでは待てよな」

 

静まるバトラー、チャート、ブリッジ。

 

緑風山

 

竜吾「陽子、本当にここなのか?」

 

陽子「ええ。私最近・・」

 

光星高校・回想

授業を受けている陽子。

 

陽子には鳥の鳴き声が聞こえるがどこか独特な感じがした。

 

陽子の声「なんなのかしら。助けを求めている?」

 

陽子の家・陽子の部屋

 

宿題をやっている陽子。

 

陽子にはまたしても鳥の鳴き声が聞こえたんだ。

 

陽子「苦しんでいる?」

 

緑風山・回想開け

 

竜吾「そうだったのか」

 

陽子「もしかしてテレパシーだったり?」

 

竜吾「とにかく探してみようぜ。絶対に見つかるよ」

 

陽子「うん」

 

ジュウソウチェンジャーが鳴る。

 

キメラの声「みんな、街にスカルが現れた」

 

蓮「レッドとピンクはフェニックスを探せ。奴は俺達が」

 

市街地

 

逃げ惑う人々。

 

ツバクラーが歩いている。

ツバクラーは逃げ遅れた人達を卵牢屋に入れる。

 

ガスが流れ込み苦しみ始める人々。

そして気絶する。

 

三郎「待ってました。そこまでですよ!スカル」

 

ツバクラー「なんだ?貴様は」

 

三郎「僕はこれからジュウソウジャーになる男、犬山三郎です」

 

蓮「お前か。引っ込んでろよ」

 

力「蓮の言う通りだ」

 

競二「悪い事は言わないからさ」

 

三郎「見ていてください。鍛えた自分を!」

 

三郎はツバクラーに挑む。

 

ツバクラー「甘いわ」

 

三郎はツバクラーに投げ飛ばされる。

 

ツバクラー「お前も同じようになれ」

 

三郎も卵牢屋に捕まってしまいガスを吸ってしまう。

 

ツバクラー「お前らもだ」

 

卵牢屋が上から降ってくる。

 

力、蓮、競二はなんとか避ける。

 

ツバクラー「流石ジュウソウジャーだな。だがこれならどうだ?」

 

人々の周りから卵牢屋は消える。

 

ツバクラー「人間ども、ジュウソウジャーをやっつけるのだ」

 

三郎を始め卵牢屋に捕まっていた人らは力、蓮、競二を襲ってくる。

 

競二「なんだよこれ」

 

力「操られているのか」

 

蓮「あの牢屋に捕まってガスを吸い込んでしまうとそうなるようだな」

 

なんとか振りほどく3人。

 

力「派手にやってくれるな」

 

競二「傷つけたくはないよ」

 

蓮「ここは退却だ」

 

力、蓮、競二は退却する。

 

PDC基地・メインルーム

 

キメラ「本当か?奴らツバクラーを使って来たか」

 

蓮「知っているのか?」

 

キメラ「ああ。奴の卵牢屋に捕まってその中から出てくるガスを吸い込んでしまうと洗脳されてしまうんだ」

 

市街地

 

競二「あれ避けれて正解だった」

 

力「洗脳ってのは解けないのですか?」

 

キメラ「一つだけあるんだ」

 

競二「そうなんですか?」

 

エルフ「でもそれが星幻獣フェニックスの癒しの風が必要なの」

 

力「そんな派手にすげえ能力がフェニックスにはあるのか」

 

キメラ「早くフェニックスを見つけてくれ。竜吾、陽子」

 

緑風山

 

頂上にたどり着く竜吾と陽子。

 

陽子「ええっと・・・」

 

フェニックスを見つける陽子。

 

陽子「貴方ね。星幻獣フェニックスは」

 

フェニックスは咆哮を上げる。

 

陽子「よかった。合っていた」

 

竜吾「そうなんだな」

 

竜吾はフェニックスの羽に傷があるのに気づく。

 

竜吾「フェニックス、お前怪我しているのか?」

 

陽子「そんな・・何か治す方法は」

 

そんな話をしているとエルフから通信が入る。

 

エルフの声「キルシェの実よ。カシオの実があればその傷は治るわ」

 

陽子「そうなんですか?」

 

フェニックスは咆哮を上げる。

 

陽子「この山の中にある。って?わかったわ。探してみる」

 

エルフ「赤いサクランボのような木の実よ。サクランボよりは大きいからわかりやすいはず」

 

竜吾「そうと決まれば探すのみ」

 

PDC基地・メインルーム

 

エルフ「フェニックスの力で人々を救える事が出来れば!」

 

緑風山

 

山を登って行く竜吾と陽子。

 

陽子「ここにはないか。もうかなり探しているけど」

 

竜吾「次当たるか」

 

陽子「切り替え早いわね。私もうクタクタになりそうよ。諦めたいくらい」

 

竜吾「だったらなんでお前は他人を助けたいって思うんだよ」

 

陽子「ただ放っておけないっていうか。そういう竜吾はどうしてそんなにポジティブなの?」

 

竜吾「諦めたくないだけだ。フェニックスの力はこれからの戦いに必要だ。スカルは絶対に倒す。この世界渡したくないからな」

 

陽子「竜吾が羨ましいな」

竜吾「どうしてそうなるんだよ」

 

陽子「私、陸上やっていたんだけどね。全然いい記録でなくて。大会出れないまま終わっちゃって。高校では帰宅部」

 

竜吾「そうだったのか」

 

陽子「どうすればいい結果出せるか全然考えないままにしちゃったのよ」

 

竜吾「俺は陽子が羨ましく感じるぜ」

 

陽子「どうして?」

 

竜吾「お前戦いの時とかきちんと逃げ遅れた人を優先してくれるだろ?優しさがあのメンバーの中で一番あるって。俺ちょっと突っ走り過ぎちゃうってか。蓮によく注意されるんだけど」

 

そんな話をしているとキルシェの実を発見する竜吾と陽子。

 

竜吾「あれじゃねぇか?」

 

陽子「ええ。間違いない。エルフさんが送ってくれた資料通り」

 

竜吾「俺が!」

 

陽子「私にやらせて。竜吾!フェニックスは私の星幻獣だからさ」

 

竜吾「わかった!」

 

陽子はキルシェの実が生えている木に登る。

 

落ちそうになる陽子。

 

竜吾「大丈夫か?諦めるな。フェニックスを助ける為にも」

 

陽子「ええ」

 

キメラの声「みんなスカルの怪人が洗脳した人を率いて現れた」

 

陽子「早く手に入れてフェニックスを回復させて合流しないとね」

 

工場地帯

作業員の人を襲っている洗脳された人とノットラー。

 

ツバクラー「お前達も俺の支配下になってしまえ」

 

駆けつける力、蓮、競二。

 

力「そこまでだ。スカル」

 

ツバクラー「来たか。ジュウソウジャー。だがお前らもここで終わりだ」

 

競二「竜吾君と陽子ちゃんが来るまで頑張ろう」

 

蓮「言われるまでもない」

 

ジュウソウチェンジャーを起動させる力、蓮、競二。

 

力・蓮・競二「ジュウソウチェンジ!」

 

3人は変身する。

 

イエロー「なるべく洗脳された人達は傷つけないように」

 

ノットラーは蹴散らすが洗脳された人達にも襲われる為なかなか思うように行かない。

 

緑風山

 

キルシェの実を手にする陽子。

 

陽子「取れた!」

 

竜吾「フェニックスの所に行こう」

 

こうして竜吾と陽子はフェニックスの所に向かう。

 

陽子「これね?これ食べて!」

 

フェニックスはキルシェの実を食べるフェニックス。

 

フェニックスにあった傷が消えてフェニックスは空高く飛ぶ。

 

陽子「よかった。間に合って」

 

竜吾「みんなの所に向かおう!」

 

工場地帯

 

洗脳された人に押さえつけられるブラック、ブルー、イエロー。

 

ツバクラー「ハハハハハ!お前らはこれでおしまいだ」

 

卵牢屋を出す時の構えをするツバクラー。

 

竜吾「待て!」

 

ツバクラーは上を見上げるとフェニックスが飛んでいる。

 

フェニックスの背中から降り立つ竜吾と陽子。

 

ブラック「竜吾、陽子ちゃん」

 

ブルー「やったんだな」

 

イエロー「よかった」

 

陽子「フェニックス、お願い」

 

フェニックスは癒しの風を繰り出す。

 

その風に当たった人達の洗脳が解ける。

 

三郎「僕は何をしていたんでしょうか」

 

陽子「みんな良かったですね。安全な所に!」

 

逃げて行く人々。

 

竜吾「陽子、一気に行くぞ!」

 

陽子「ええ!」

 

音1「ワイバーン!」

 

音2「フェニックス!」

 

竜吾・陽子「ジュウソウチェンジ!」

 

竜吾と陽子は変身する。

 

ピンク「疾風の不死鳥、フェニックスピンク!」

 

レッド「灼熱の翼竜、ワイバーンレッド!」

 

ブラック「土地の人馬、タウロスブラック!」

 

ブルー「深海の大蛇、サーペントブルー!」

 

イエロー「電光の一角獣、ユニコーンイエロー!」

 

5人「星を守りし幻の動物!」

 

レッド「幻星戦隊!」

 

5人「ジュウソウジャー!」

 

ツバクラー「ここで叩きのめしてしまばいいのだ。

 

レッドはワイバーンカリバーを取り出す。

 

ピンクはジュウソウケンを取り出す。

 

ノットラーがやって来る。

 

ブラックはノットラーを抑え込む。

ブラック「こいつらは私達が」

 

レッド「ありがとうございます」

 

ノットラーと交戦するブラック、ブルー、イエロー。

 

三郎「僕だって」

 

ピンク「あなたは逃げなさい。いっつも危なっかしいんだから」

 

三郎「・・・」

 

ツバクラーがピンクと三郎に襲いかかる。

 

ピンクはツバクラーの攻撃を全て受け流して隙が出来た瞬間に攻撃を入れる。

 

レッドも加勢してツバクラーに攻撃を加える。

 

ピンク「ほら、貴方はとにかく逃げなさい」

 

レッド「こんんあ状況下でも陽子は他人思いな所すげえいいと思うよ」

 

ピンク「ありがとう。ほら早く!」

 

三郎はその場を去る。

 

ピンクはフェニックスアローを取り出す。

 

ピンク「私が決める疾風の矢・ハリケーン!」

 

レッド「火炎真剣」

 

レッドは疾風の矢の後に攻撃する。

 

ツバクラーは攻撃をもろに食らって倒される。

 

ツバクラー「スカルビアー。このままでは終われん」

 

ツバクラーはスカルビアーを飲む。

 

ピンク「フェニックス、もう一度お願い」

フェニックスは陽子の前に現れる。

 

ピンクはフェニックスの背中に乗る。

 

レッド「俺達も!星幻獣、ワイバーン!」

 

ブラック「ケンタウロス!」

 

ブルー「サーペント!」

イエロー「ユニコーン!」

 

ワイバーン達はフェニックスの後に続く。

 

レッド「これでみんな揃ったな」

 

ピンク「まずは私から。旋風刃!」

 

ツバクラーは旋風刃をまともに食らう。

 

ツバクラー「あの野郎。撃ち落としてくれる」

 

拳銃を繰り出して発砲して来る。

 

全てかわすフェニックス。

 

イエロー「閃光の雷!」

 

ユニコーンの角から雷の光線が放たれる。

 

ツバクラーは食らってしまう。

 

ブルー「水流の波」

 

サーペントは津波に乗って攻撃する。

 

ブラック「私だって。岩石腕力」

 

ケンタウロスは自慢の力でツバクラーを投げ飛ばす。

 

レッド「トドメだ!龍火炎!」

 

龍火炎が決まって倒されるツバクラー。

 

PDC基地・メインルーム

 

緑風山にいるフェニックスが映し出されている映像を見ている陽子。

 

陽子「良かった!怪我はすっかり治って」

 

竜吾「陽子が諦めなかったおかげでもあるぜ」

 

陽子「うん。でも諦めない気持ちにさせてくれたのは竜吾だから」

 

競二「これは心強いよ。陽子ちゃんの星幻獣頼もしい」

 

陽子「アハハ・・・」

 

力「あんな派手な能力驚かされたよ」

 

キメラ「だがスカルもここで黙っているわけがない。これからもっと厳しい戦いがあるけれどやってくれるかい?」

 

竜吾「勿論だ。どんな敵が来ても俺は絶対に戦う」

 

陽子「私も。改めて!みんなを守りたい」

 

力「私もこの力の限りを尽くす!」

 

競二「僕も戦うよ」

 

蓮は腕を組んで後ろを向く。

 

竜吾「蓮だって戦うだろ?」

 

蓮「ああ。勿論だ」

 

竜吾「そう言えばいいのに」

 

みんな笑顔になる。

 

 




ありがとうございました。

来週はついにロボット登場です!

気になるメインメンバーは?

  • ワイバーンレッド・飛田竜吾
  • タウロスブラック・馬本力
  • サーペントブルー・塒連
  • ユニコーンイエロー・一角競二
  • フェニックスピンク・翼咲陽子
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