中々お話し思いつかなくて、頑張って書くのでこれからもよろしくお願いします!
早朝から少し時間がたち、ロドスの甲鈑には何人かのオペレーター達がやってくる。
ちょうど今の時間帯は食堂が始まる1時間前ほどだからだろう。
この時間帯になると俺の神楽も終わりを迎える。それと同時に模擬戦が始まる。相手はアカフユだ。ロドスの中では彼女が一番刀を使うのが上手い。
視力はお世辞にも良いとは言えないがそれを補ってあまりある剣の才がある。
俺はそんなものは無かったから今の領域に来るまでに何十年かかった事か。それに嫌でも修羅場をくぐり抜ければ凡人でもそれなりにはなる。
ちなみに転生者全員が継国縁壱に敵わないんだよな。はっきりいってあれはまじで天然のチートどころかもはやバグだ。
まあそんな事は置いておいて。
アカフユとの模擬戦では互いに模造刀を使って切り結ぶ。勝ち負けはつけずにとにかくひたすら切り結ぶという感じだ。
模擬戦は30分程続ける。その後はシャワーを浴びて汗を流し、食堂に向かう。
この頃になれば丁度食堂が開く時間であり、そこに合わせるようにしている。
食堂が開いてから一時間もすれば混雑するからな。静かに食べたいという訳でも無いがうるさすぎるのは好きじゃないんだ。
ロドスの食堂は食券で頼む形式なのだが頼んでからおよそ一分で食事が出てくる。というのもロドスにいる職員は数千人にのぼる。
医療系のオペレーターに加えオペレーターの武器や様々な機器の整備をするオペレーター、戦闘オペレーターなどロドスは多くの人員を抱えている。そこにオリパシー患者も含めるとさらに数は増える。
そしてそんなロドスの食堂は一つそんな大量な職員を素早く捌くために毎日働く彼らの調理スピードは凄まじいものだ。
かつて掲示板にその映像を投稿したら『人間業じゃねぇ』『トレセンの食堂とはまた違ったやばさがあるな』『今までチートでイキっててすんませんでした』なんていう書き込みがあったほどだ。
それに元々仕込みは食堂開始までに終わらせているというのも大きな理由だろう。
ちなみに今日頼んだのはご飯に味噌汁、鮭の塩焼き、だし巻き玉子、納豆の朝ご飯プレートだ。これは極東出身の人達向けの朝食だ。
この世界での俺の出身はカジミエーシュだが転生前は日本生まれだからな。これが一番しっくりくる。
たまにフレンチトーストとか食べる時あるけどな。
朝食を受け取り食堂の適当な席に座り食べ始める。俺以外にも朝が早いオペレーター達も食べている。徹夜したのかやばい顔で飯を食べてるオペレーターもいるけど。ときたまブラックな所がロドスはあるんだよな。
まあ、こんな世界で製薬会社なんてやってるんだから当たり前ではある。
「おはようございます。ここ良いですか?」
俺が朝ごはんを食べているとそう言って私の横に来た人物がいた。ホシグマだ。
「おはよう、良いですよ」
「では失礼して」
ホシグマとはよく会うことが多い。まあ、俺が会いに行ってるだけどな。推しだから!
「クロウはいつも早いですね」
「ああ、昔からの習慣だからな」
もうかれこれ数百年はこんな規則正しい生活をしてるしな。
「そういうホシグマこそいつも早いじゃないか」
「仕事柄朝は早いですから」
「いつもご苦労様だね」
「クロウに比べれば楽ですよ」
ホシグマと喋っていると更に隣りの席に座る人物が現れる。
「相変わらずそんなものをよく食べられるね?」
そう言って来たのはラップランドだった。おそらくそんなものとは納豆の事だろう。
「美味しいんだけどなあ、納豆」
「まあ、好き嫌いもありますから」
ラップランドの言葉に俺とホシグマは苦笑。でも実際極東の人でも好き嫌いあるからなぁ。もちろん俺は好きだよ
ちなみに隣に座って来たラップランドの朝食はエッグベネディクトだった。
「そう言えばクロウ、君今日はどんな予定なのかな?」
「今日か?今日は特に無いな。強いて言うなら道具のメンテナンスとかかなぁ」
ラップランドの質問に俺はそう答える。
今日はトランスポーターの仕事は無いしロドスでの作戦も無いからな。
「だったら僕に付き合ってくれないかな?僕も今日は暇でね、ミルフィーユでも作ろうかと思うんだ。テキサスも誘うつもりなんだけど君もどうかな?」
「ありがたく参加させてもらうよ」
「それは良かったよ。フフッ」
こんな風にたわいも無い話をしながら朝食を取るのはとても幸せだと感じる。幾つかの世界を回ってもやはりこういう何気ない日常こそがとても幸せなものだと感じられる。