ダンボール戦記ウォーズ ロシウスのライトニング・カウント(本編終了) 作:砂岩改(やや復活)
「ロシウス第5小隊隊長……神風トオル入ります…」
「同じく第6小隊隊長……法条ムラク入ります…」
トオルとムラクは学園長に呼ばれ学園長室の扉を叩く中のメタ沢に扉を開けられ室内に入ると学園長の大門ジョセフィーヌが椅子に座っており座るようにうながされる。
「かけてちょうだい…」
「こちらへどうぞだモン」
そして二人は座るとジョセフィーヌは顎を手に乗せ二人に訪ねる。
「どうしたの?バイオレット・デビルとライトニング・カウントと恐れられている男、二人が……生彩を欠いているんじゃない?」
ジョセフィーヌの言葉に二人は黙って聞いているとジョセフィーヌは話を続ける。
「学園長としては特定の仮想国に肩入れは出来ないけれど…ムー君とトオルちゃんは学園きっての優秀な生徒だから悩みでもあれば特別に相談に乗るわよ…」
「いえ……特には…」
「ムラクに同じく特にはありません…」
二人の返事を聞くとジョセフィーヌは笑うと
「そう……最近ジェノックのアラたんとハーネスのスズネちゃんが勢いに乗って焦ってるのかと思ったから…二人とももうすぐ司令官への昇格権が貰えるから…今まで積み上げて来たシルバークレジットをムダにだけはしないようにね…」
「了解しました…失礼します…」
「失礼します…」
ジョセフィーヌの話が終わるとムラクとトオルは席を立ち学園長室を後にするのだった…。
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そして教室ではノイン達がムラクとトオルの帰りを待っているとムラクとトオルが帰って来る。
「どうだった?」
ミハエルの問いにトオルは答える。
「最近戦績が落ちてるから悩みがあるなら聞くよってさ…」
「なんだよ!二人は頑張ってないって言いたいのか!」
「落ち着けバネッサ……」
ノインはバネッサを戒めるがノイン自身も納得していない様子だった。
するとミハエルが前に出て
「二人はアイツらの事…どう考えているんだ…」
「ん?」
「どうとは?」
ミハエルの突然の問いに首を傾げる二人にミハエルは話を続ける
「分かるような気がするから……」
「なに言ってんだ?お前……」
ミハエルの突然の言葉にバネッサが思わず疑問を漏らす…隣のノインも興味深そうにミハエルを見ていた。
「僕が幼い頃の話だ…LBXバトルで僕に敵う奴なんて居なかった…ある日今まで会ったことも無い奴がいきなり挑戦してきた…そいつはとても強くて…そして……負けてしまったんだ…無敵だった僕が…だけどその後に凄くそいつと仲良くなったんだ…バトルを通じて…大切な友達を作れる…それがLBXバトルだと思う……だから…気持ちは分かるけど」
ミハエルの言葉に驚きつつもムラクは窓辺に立ち静かに語りだす。
「セカンドワールドはただの巨大なジオラマじゃない…戦場だ…確かに瀬名アラタはおもしろい…だが……俺とアイツは敵どうしだ決着は着ける…」
「右に同じく……」
「そうか……それは良かった…」
トオルの答えにノインが笑いながら言うと意味が分からずにトオルは首を傾げる。
「私はてっきりあのハーネスの女に惚れたのかと思ったのでな」
「なんだよ、それはあり「トオル!それは本当か!」」
トオルが否定しようとするとバネッサがそれを遮りトオルの胸元を掴み激しく揺する。
「どうなんだ!トオル!」
「バネッサ止めろ!隊長がぁぁぁ!」
その後、トオルは昼飯を吐き出さんかぎりにダメージを負い落ち着いたバネッサに看病されたのだった。
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次の日
ムラク達は指令室にて司令官のクロスキーにムラクが配置替えを希望していた。
「配置替え?」
「このような事を言える立場で無いことは重々承知してはおりますが…」
ムラクの言葉にクロスキーは考え込む
「デスフォレストにジェノックの偵察部隊が飛来しこの先予想される攻撃に供え…我が軍はデスフォレストに戦力を集中させている状況ではあるが…」
「もしデスフォレストに敵が来たら我々が第6小隊が来るまで抑えます」
トオルの言葉を聞いてクロスキーは
「良いだろう…希望の場所への転属を認めよう…」
「ありがとうございます…」
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転属申請を終えて帰路に着いたトオル達は純喫茶スワローに寄り話をしていた。
「まさかギガントの壁とはな……」
「あぁ……一番可能性があるからな…」
トオルはコーヒーを飲みながらムラクと話していた。
「確かにギガントの壁は近いからジェノックが潰しに来るのは分かるが…」
「どうした?」
トオルが口を濁しながらコーヒーを飲むのをムラクは不思議そうに見るとトオルは
「いや……なんかイヤな予感がする……」
「イヤな予感?」
「あぁ……自分でもよく分からんが…」
二人が話している時、他のみんなはそれぞれ頼んだものを飲みながら話していた。
「どうだ?トールギスは?」
「あと少しで直る…バーニアも強化したし大丈夫だと思うけど…」
「なぁ……ワーカー」
「何だよ?カゲト…」
「実はムラクさんの為に新しい武器を作りたいんだが…」
「……分かった…手伝うよ…」
「ありがとうな……」
「気にするな…」
メカニック達が何とかこの状況を脱しようと話している時バネッサ、ミハエル、ノインはちょっと違うことで盛り上がっていた。
「まったくバネッサは……あんな事で取り乱すなんて」
「間違った愛情表現だね…」
「うるさいな!」
ノインとミハエルが言っているアレとは先日ノインが惚れたのかと聞いたときのバネッサの反応である。
「だって…なんか仲良くしてるし…相手可愛いし…よく笑うし…トオルカッコいいし…(省略)」
「おい……後半は惚れ気話になってるから止めろ!」
両手の人差し指をツンツンしながら若干イジケモードに突入していたバネッサをノインはバッサリ切り捨てると
「お前が素直に成らない限りトオルは絶対に落ちないぞ!言っておくがトオルは悪口言われてるけど、けっこう女子から人気なんだからな」
「まぁ…成績はトップクラス、二つ名が着くほどLBX操作が上手く更に性格は良しだからな…」
一番目と最後はミハエルも当てはまっているのだが本人含め三人はまったく気づかずに話を進めるのだった。
どうも砂岩でございます!
今回は作者の部屋第二談ゲストはちょっと空気になりかけてるミハエル・ロークさんです!
「どうも…」
ズバリ質問です!トオルの事はどう思っていますか?
「どうって……頼りになる存在だよ…でもトオルは少し脆いところがあるからそれを皆で支えていけたらなと思っているな…」
そうですか……なぜ脆いのかと質問すればネタバレになりますので控えさせていただきます
これからもトオルをよろしくね!
「うん……でもそれはバネッサに言ってやってよ……」
う……了解…では読んでいただいてありがとうございます!
次も頑張ります!