ダンボール戦記ウォーズ ロシウスのライトニング・カウント(本編終了) 作:砂岩改(やや復活)
「あ~何だったんだろ…昨日は……」
「むしろこちらが聞きたいわ」
ギガントの壁の二回目の防衛戦は結果だけで言えばロシウスサイドの惨敗である、しかもバイオレットデビルの法条ムラクが居たのにと言うのがロシウスの精神面にも影響を与えていた……その時同時にトオルはバンデットと交戦その時トオルの身に起こった事を知っているのは指令のクロスキーとムラク達だけである。
トオルとノインが話している通り原因不明なので寮に帰った後が大変だったのである、ムラクとカゲトが氷枕持ってくるわ、ミハエルはバ○ァリン持ってくるわ、ワーカーは枕持ってきて一緒に寝ると言い出すわ、一番大変だったのはバネッサであるいきなり抱きついてきて「温もりだ!」など言い出すわそのせいでバネッサの胸に顔を埋める事になり大変だった……ついでにノインはそれを離れて笑って見ていたのだがノインのポケットにもノーシ○があったのは秘密である。
「しかしバネッサはびっくりした……」
「なかなか熱い抱擁だったな…」
「うるさい!」
(バネッサ居るのにな…)
トオルとノインの話を聞いていたワーカーは視線を後ろに向けると顔を真っ赤にしたバネッサが自分の世界の片道切符を買って旅立っていた。
「しかし何だったんだ?」
「俺は医者じゃないから分からないっすけど……咄嗟に動くと凄く疲れるみたいなやつじゃないですか?」
「だけどあれは異常だろ…」
ムラク、カゲト、ミハエルが話すが答えは出ずに学校が始まるのだった。
そして特に問題なくウォータイムに参加したトオルはデスフォレストの人員配置をムラクとしていた。
「これで全ての部隊の配置が完了だ…」
「そうだな…トオル……少しいいか?」
「どうした?ムラク」
するとムラクは昨日話せなかった事をトオルに話した。
「そっか…言ったか…」
「あぁ……すまない…」
「謝る事じゃない…このウォータイムに参加している全ての人間が知る権利がある…」
「これ以上失点を増やすわけにはいかないな…」
「あぁ……しかしお前が言った青いLBX……気になるな…」
「なぜだ?」
「バンデットのように見境無く攻撃をするわけでもなくムラクだけを狙うとは……それにムラクの反応を超えるプレイヤーか…生徒なのか?」
「まさか……教師はウォータイムの出動は禁じられている…」
「だよな…」
二人がそんな話をしているとサイレンが鳴り響きウォータイムが終了するのだった。
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次の日いつも通りトオルの第5小隊が登校すると下駄箱に人だかりが出来ていた。
「なんだ?」
「さぁ……」
「ちょっと見てきます…」
トオルとノインが疑問に思っているとワーカーが人だかりの中に入って行き帰ってくると少し慌てた様子で
「隊長!本日15・00よりジェノックとハーネスは無期限の同盟を結ぶだそうです!」
「へぇ……ジェノックとハーネスねぇ……」
「ずいぶんと厄介になるな…あの瀬名アラタとトオルの金箱スズネが手を組むと言う事だからな…」
「面白くなってきたじゃん…」
そう言ってトオルは教室に向かうと教室では教室でミハエルが慌てているようだった。
「ジェノックとハーネスが手を結んだんだぞ!」
「それがどうしたと言うのだ…」
「だよな…ミハエルは気にしすぎだ…」
「だがな!」
「確かにこれでオーストラリアから南アメリカ大陸の基地は大変だろうな…ただでさえタンデムの港が落ちたせいで補給すらままならない状況だから…」
「トオル……」
ミハエルが話しているとトオルがその後ろからムラク達に声をかけるとムラクがいち早くトオルの名前を呼ぶ。
「どう思う?ムラク」
「ん?」
「俺的には今日来ると思うんだが…」
「あぁ……同感だ…」
ーーーーー
そして向かえたウォータイム、トオル達はデスフォレストが動くのを感じ取りながらロシウスの部隊が次々と配置についていく。
「ムラク、そっちは頼むわ」
「分かっている…」
トオル達の配置は正面のメインゲートにムラクの第6小隊を含む前衛部隊、そしてトオルの第5小隊を含む後衛部隊の大きく二つに別れている…つまりムラク達は外でトオル達は中で防衛する形になっている。
「ムラク……五時の方向から来るぞ…」
バネッサの言葉を聞いてムラクとミハエルは五時の方向を見るとハーネス、ジェノックのクラフトキャリアの一団が来るのが目視でも確認できた。
「混成軍とは言え数の上ではこちらが有利だ…落ち着いていけ」
「了解…」
「誰が来たって負けないさ…」
ムラクの言葉にミハエルとバネッサが返事をすると通信からトオルも声援を贈る
「そちらは任せている……頑張れよ…」
「あぁ…すまないな…」
「ありがとう…」
「…………あっ!…あぁ……」
ムラクとミハエルは普通に返事をするがバネッサはいつも以上に集中しているためか目が鋭く雰囲気が違うトオルに見とれて顔を赤くしながら答えるのだった。
すると次々とクラフトキャリアから降下してくるジェノック、ハーネス混成軍そこには当然瀬名アラタのドットフェイサー、金箱スズネの青いドットフェイサーの姿もあった。
「来るか…」
トオルがそう呟くとコントロールポットの画面が乱れ甲高いノイズ音が発生するのだった……その頃司令室ではオペレーターがレーダーに写る謎の機影を捉えていた。
「九時方向より……未確認物体接近!」
「なんだと!?」
司令のクロスキーが驚く中、戦場でもその機影を捉えていた。
「なんだこれは?それも一体だけで…」
「敵の別動隊では……」
「……」
バネッサとミハエルもその機影を見て疑問を漏らすがムラクは黙ってレーダーを見ていた。
「まさか……ジェノックのラージドロイドか!接近を阻止せよ!」
クロスキーの命令で謎の機影のいる所を射程に納めている砲台が次々と砲撃していくが機影は怯むこと無くデスフォレストに進み続ける。
「効果ありません!」
「くっ!」
「デスフォレストに激突します!」
トオルは司令室の会話を聞いて素早く指示を飛ばす
「全員退避!急げ!」
トオルの命令にデスフォレスト内のロシウス部隊が急いでメイン通路から脇の小さな通路に移動するとトオルの目の前の装甲壁が赤く光り爆発するとそこにはダークグリーンの装甲を持った巨大なラージドロイドが居た。
「なんだ!コイツ!」
「トオル!逃げろ!」
「隊長!」
トオルがドーバーガンを構える前にラージドロイドの口が開き、まばゆい光が暗い通路を照らすのだった。
どうも砂岩でございます!
はい!ついに来ましたデスフォレストの戦いとラージドロイド乱入!トオルは一体どうなるのか!?
次も頑張ります!