ダンボール戦記ウォーズ ロシウスのライトニング・カウント(本編終了)   作:砂岩改(やや復活)

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今回はスズネ視点から入ります。






第十八戦「共闘」

トオルとの会合を終えて次の日のウォータイムのブリーフィングで司令官であるドルドキンスこと海道ジンの命令を待っていた…。

 

「ジェノック、ハーネス混成軍…本日の作戦を発表する…」

 

そして画面に写るジェノック司令官の美都先生が

 

「全機退却よ…」

 

昨日は徹底抗戦を唱えていた美都先生の突然の言葉に聞いている者全員が疑問の声をあげる。

 

「分析の結果…あのラージドロイドの目的はLBXの掃討ではなく…デスフォレスト破壊と思われる…」

 

「私たちの目的はデスフォレストの制圧であり…バンデットとの戦闘ではない…よって……ラージドロイドがデスフォレストを破壊し尽くした後……その退却を確認……その後改めてデスフォレストを攻略するわ…」

 

ジンと美都先生の言葉は最も効率的で自軍の被害を最小限に止める作戦だった…しかしスズネは心では納得していなかった…もちろん今まで兵士としてセカンドワールドを駆けてきたスズネはこれが最適だと思っている…しかし頭によぎるのは昨日の出来事…あそこまでセカンドワールドを見続けて苦しんでいるトオルがロストしてしまうかもと思うと心が痛かった。

 

美都先生とアラタの話し声も今のスズネには届かなかった。

 

ーーーーーーーーーーーー

 

トオルサイド

 

(5……4……3……2……1……ウォータイム開始)

 

ウォータイム開始のサイレンが鳴り響き止まっていたLBXが一斉に動き出し一斉にジェノック、ハーネス混成軍はクラフトキャリアを降下させ退却していくのを見てミハエルが叫ぶとムラクも叫ぶ。

 

「構うな!我々は任務を全うするのみ……ラージドロイドを倒す!」

 

すると複数のクラフトキャリアが近くに降り立ち損傷したLBXを次々と収容していく

 

「トオル……すまない…」

 

「気にするな…生きているだけでそれでいい……」

 

「あぁ……」

 

ノインも例外では無く名残惜しそうにクラフトキャリアに収容されて行くと今度はワーカーがこちらにやって来た。

 

「おいおい!何だよその装備!」

 

ワーカーのグレイリオを見るとバネッサは思わず驚きミハエルやムラク、トオルまで驚いていた。

 

「これは自分が作った重装型グレイリオです……」

 

ワーカーのグレイリオは二つのバズーカを無理矢理くっ付けたかのような二連バズーカ方を両手に持っておりスカート部分にはこれでもかと言うぐらいミサイルポットがつけて背中には武装コンテナを背負って足はかかとからキャタピラが増設されていた。

 

しかしそれにずっと驚いているほど時間は無くトオルが先頭に立つとテンペストを空に掲げ

 

「全機俺に続け!!」

 

デスフォレスト内部に突撃していくとムラク達もそれぞれ武器を構えて突撃していく……ラージドロイドが邪魔するなと言わんばかりに口からビームを撃ってくるとロシウス勢は被害を受けるが怯まずに攻撃を開始する。

 

ーーーー

 

その頃ジェノック、ハーネス混成軍は自隊のクラフトキャリアに乗り込んでいると心配そうに二機のドットフェイサーがデスフォレストを見ているのだった。

 

ーーーー

 

そしてデスフォレストは文字どおり地獄絵図のようになっておりロストしたLBXが大量にあった。

 

「戦えなくなった者はロストする前に退却!もしくはエスケープスタンスを取れ!」

 

「エスケープスタンスの時間は無い!動ける奴が動けない奴を連れていけ!」

 

ムラクとトオルが指示を出すが事態は酷くなる一方、踏まれ叩き潰され焼き払われ…ロシウス勢はどんどんと数を減らしついにデスフォレスト中枢部まで進行された時にはトオル、ワーカー、ムラク、ミハエル、バネッサしか居なかった。

 

「ッ!避けろ!」

 

トオルの言葉に全員が反応したが重装備のワーカーが避けきれずに武装を撒き散らしながら吹き飛ばされブレイクオーバーする。

 

「すいません!隊長!」

 

「ワーカー!」

 

トオルが気を取られていると巨大な剣がバネッサとミハエルを捉えブレイクオーバーさせた。

 

「ちきしょう!」

 

「すまない二人とも!」

 

「くそっ!バネッサ!ミハエル!」

 

残りはトオルとムラクの二人…しかし目の前のラージドロイドはあまりにも強大すぎた……ラージドロイドの猛攻にトオルのトールギスもムラクのガウンタ・イゼルファーも火花を散らしてボロボロだった。

 

「立て!ガウンタ・イゼルファー!まだやれる!」

 

「トールギス!俺に勝利を見せてくれ!」

 

奮闘する二人だがムラクのガウンタ・イゼルファーが限界なのかついにその場に倒れるとラージドロイドはビームを撃ち込む

 

「ムラク!」

 

トオルは僅かな希望を持ってシールドを構えてビームを待ち受ける。

 

「トオル!無理だ!よせ!」

 

ムラクの声が届く前に二人にビームが着弾し爆炎が起きる。

 

「む……ムラク……トオル……」

 

流石のクロスキーも動揺し画面を食い入るように見るとそこには新たに二機のLBXが加わりトオルとムラクを助けていた。

 

「バカが…手を出すなと言っただろうに…」

 

「せやな……せやからウチは手を貸したんやで!」

 

「たくっ……」

 

トオルスズネの言葉には呆れながらも笑っているとハーネスの古城タケルが画面に出てくると

 

「アラタ君!スズネ!聞こえるかい?」

 

「おぉ!タケル!」

 

「ラージドロイドの弱点を見つけた!データを転送する!」

 

するとトオルの所にもラージドロイドの解析結果が送られて来た。

 

「やるしか無いで!行くでトオル!」

 

「分かってる!」

 

そう言うとラージドロイドはビームを放ち四人を焼き払おうとしたが四人は素早く避けると

 

「レーザーの発射口!閉じる前にそこを狙う!」

 

四人がそれぞれ銃で狙うが

 

「あかん!閉じる!」

 

上手くいく訳も無く素早く発射口が閉じようとした時、トオルがトールギスのバーニアを吹かし発射口に接近するとビームサーベルを抜き

 

「大人しく!」

 

開閉装甲の支柱にサーベルを突き刺し

 

「開けてろ!」

 

もう片方もサーベルで破壊し離れると。

 

「今だ!必殺ファンクション!」

 

《アタックファンクション!ホークアイドライブ!》

 

「必殺ファンクション!」

 

《アタックファンクション!ハイパーエネルギーボム!》

 

「行くで必殺!」

 

《アタックファンクション!フレイムレーザー!》

 

アラタ、ムラク、スズネがそれぞれ必殺ファンクションを決めてラージドロイドが沈黙する。

 

「やったで!トオル!」

 

「フッ…当然だな…」

 

するとラージドロイドから突如コアエネルギー反応が起き

 

「不味いぞ!全員退避だ!」

 

トオルは急いで伝えるとデスフォレストの出口に急ぐが後ろから光が襲いかかり四人を包むと一瞬閃光と爆発で見えなくなった視界が段々と落ち着くと目の前には青いスズネのドットフェイサーがおり

 

「スズネ……」

 

「トオル…」

 

二人は呼び合い周りを見渡すと…。

 

「なっ!なんなんや!」

 

「マジかよ…」

 

そこにはロシウスの領土を守る基地が無くなり…巨大なクレーターができていた…すると上空から突如反応が起き見ると

 

「バンデットか……」

 

「ホンマ…堪忍して欲しいわ…」

 

バンデットの大鎌のLBXグルゼオンとバスターライフルを持ったウイングゼロガンダムがいた。

 

 

 

 

 




どうも砂岩でございます!
あれ?ほんとにヒロイン変わってる?っと思った方大丈夫です(たぶん……)次回はオバロ回です。
頑張ります!
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