ダンボール戦記ウォーズ ロシウスのライトニング・カウント(本編終了) 作:砂岩改(やや復活)
「どうだ?カゲト…」
「あぁ…ダメだ…」
ワーカーとカゲトは週末のため夜遅くまで設計図と格闘していたが完全に手詰まりになり一旦休憩を取る。
「やっぱりダメだ…もっとデータが…いや……アイディアが必要だ…」
「アイディアって言ったって…あっ!」
カゲトに言葉にワーカーは首を傾げると急いで自分の資料の中から一つの図面を出すとカゲトに見せる。
「これは…まだ持ってたのか?」
「あぁ…俺たちの原点……"プロトE"だ…」
「確かこれは高性能すぎて俺たちでは製造すら出来ない代物だったよな…」
「そうだ……今でもこんな化け物は作れない…だけどアイディアならここに全て詰まっている……」
「なるほど……これで行こうか…」
二人はこの資料を見て設計図を再び作り出すのだった。
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この出来事から2日後トオルたちはいつも通りに登校していると後ろから大きな隈を作ったワーカーとカゲトがやって来た。
「どうしたんだい?二人とも…」
余りにも悲惨な顔にミハエルは見かねて問いかけると二人は
「いや~頑張りすぎて~」
「…………」
ワーカーは明るく答えるがカゲトは眠すぎるのか殆ど意識が無い状態であった。
その状況に全員が疑問に思うがその更に後ろからトオルに襲いかかる巨大な影…
「おう!トオル!」
「うえっ!ぐ……グレゴリー先輩!」
「お久しぶりです…エンジェルピース以来ですね…」
「おう!ムラクか…すまんがこいつを借りてくぞ!」
「どうぞ……」
「え?ちょっとまてごらぁ!ムラク!ぁぁぁぁぁぁ!」
ムラクたちはグレゴリーに引きずられていくトオルを可愛そうな目で見送るのだった。
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その後引きずられていったトオルは少し人気の無い所で解放されてグレゴリーの端末を見せられる。
「これを見てくれるか?」
「ん?なんですか?」
その端末にはこの前破壊されたデスフォレスト跡地の映像があった。
「デスフォレストが何か?」
「これを見てくれるか?」
「ん?」
グレゴリーが一部をズームさたのはセカンドワールドのむき出しの鉄の部分だった。
「実はこの前破壊されたデスフォレストの防衛任務を言い渡されたのだが…指令は装甲材と言っていたがこれは扉のように見えるのだ…」
「なるほど……そう言う事ですね…」
「話が早くて助かる…」
「了解しました…ワーカーに頼んで調べてみます…しかし数日はかかるかと…」
「構わん…頼むぞ…」
「はい……」
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そして数日後のウォータイム
トオルたちは久しぶりに出撃しデスフォレスト跡地で調査作業が行われていた。
「どうだ?ワーカー?」
「ん~なんとも言えませんが…電気が流れています…それに中は空洞のようですし…装甲材では無さそうです…」
「これがセカンドワールドの中枢……そんな旨い話があると思うか?トオル?」
トオルの問いにワーカーが答えるとノインが極秘回線でトオルに話しかける。
「さぁな……だがこれ目的でバンデットだわざわざラージトロイドを使って掘り出したんだ…何かがあると見て当然だろうな…」
「どうだった?」
トオルが呟いているとグレゴリーが状況を聞くために回線を繋げた。
「詳しくは分かりませんが先輩の言う通り何かの扉のようですね…ワーカー…開けれるか?」
「無理ですね…こんな強固なプロテクトは初めてです…こんなのを開けれるはまず無理ですね…」
「だそうです…」
「すまないな…わざわざ来て貰って…」
「いえいえ…」
グレゴリーはワーカーとトオルに礼を言うとちょうどウォータイムの終了を告げるサイレンが鳴り響くのだった。
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そしてグレゴリーと別れてトオルたちはムラクたちと合流すると面白い話が飛び込んでいた。
「へぇ~、また新機体が…」
「あぁ!本当にビックリしたぜ!」
トオルは若干興奮気味のバネッサを軽くいなしながらムラクの話を聞くとどうやらハーネスの方でも新機体が製造とその前の機体の委譲が行われていたようだ。
「スズネも新しい機体が…また面白くなりそうだな…」
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その頃ロシウス司令室では司令官のクロスキー司令の命令で剣菱ワタルが重要任務を言い渡されていた…そしてワタルは喜ぶがこれがロシウス壊滅の予兆であったのは…誰も予想しないだろう。
どうも砂岩でございます!
今回はハーネスの機体の移動状況を
ドットフェイサー…スズネ→オトヒメ
バル・スパロス…カゲトラ→シズカ
オーヴェイン…ギンジロウ→シスイ
です!では次回も頑張ります!