ダンボール戦記ウォーズ ロシウスのライトニング・カウント(本編終了)   作:砂岩改(やや復活)

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ハーネスが登場します。




第二戦「フェンレス雪原奇襲作戦」

ロシウス連合司令室

 

「はっ?自分がアラビスタ領に奇襲作戦ですか?」

 

ロシウス連合司令官イワン・クロスキーは神風トオルを呼び出しトオルにアラビスタ領、フェンレス雪原の奇襲作戦を指揮するように指示する。

 

「そうだ…最近ジェノックだけでなくハーネスもアラビスタに対して攻勢に出ているらしい…今まではアラビスタに任せていたがついにアラビスタとロシウスの国境線近くまで出てきているらしい…」

 

「なるほど……つまり牽制ですか?」

 

「そうだ……アラビスタはあてにならん……フェンレス雪原を制圧しハーネスにも出来るだけ打撃を与えるのだ!」

 

「ハッ!神風トオル、拝命いたします!」

 

トオルは敬礼をすると司令室から出ていくのだった。

 

ーーーーーー

 

「トオル……一体なんだった?」

 

教室に戻るとノインはトオルに呼ばれた理由を聞く。

 

「アラビスタ領の奇襲作戦を命令された…」

 

「アラビスタ領に?」

 

「あぁ…最近ハーネスがジェノックと同じく勢いに乗っているから牽制の意味もこめてハーネスとアラビスタの戦闘区域の奇襲作戦を行うんだ」

 

ノインは前髪を弄りながら考える。

 

「突然の小国のジェノックとハーネスの攻勢、偶然ではなさそうだな…」

 

「あぁ…しかしジェノックはともかくハーネスの指揮官は不明だ…調べようが無いさ…」

 

そこに話を聞いていたワーカーが

 

「しかしハーネスは戦術と用兵の天才の名将ドルドキンスと天才メカニックの古城タケルがいますしジェノックはムラクさんに傷をつけたジェノック第1小隊の転校生……小国が勢いずくには充分な要素ですね」

 

「とにかく俺たちは与えられた任務をこなすだけだ…」

 

「「了解!」」

 

トオルの言葉にノインとワーカーは声を揃えてうなずくのだった。

 

ーーーーーーーーーーーー

 

ウォータイム『フェンレス雪原』

 

第5小隊を中心に全4個小隊のクラフトキャリアがフェンレス雪原の上空にてハーネスとアラビスタの戦闘を観戦していた。

 

「トオル隊長!ハーネスがフラッグに接近しています」

 

他の小隊の隊員がトオルに報告する。

 

「わかった…全機降下開始!ロシウスの恐ろしさを見せつけよ!」

 

「「「「「了解!」」」」」

 

トオルの号令のもとロシウスの部隊がフェンレス雪原に降下するのだった。

 

トオルはトールギスのドーバーガンでアラビスタのジランドとヴァルネルをブレイクオーバーさせると第1小隊のマーキングがされたDCエリアルの前に降り立つ。

 

「なんなんや!一体!?」

 

「ロシウスか!」

 

ハーネスの第1小隊が戸惑う声をトオルはしっかり聞いていた。

他のハーネスの小隊はトールギスを見るに退却やエスケープスタンスを取るが目の前のDCエリアルはパニックに陥っているのか動かない…。

 

「スズネ!早く退避しろスズネ!」

 

「悪いな…」

 

ハーネスの通信を聞きながらトオルはドーバーガンをDCエリアルに向けると遠距離からの狙撃がトオルを襲う。

 

「狙撃か!」

 

その隙にハーネスのDCエリアルはエスケープスタンスを完了させる。

 

「クッ……」

 

(フェンレス雪原の所有権はアラビスタ同盟軍よりロシウス連合に移ります…アラビスタ同盟軍の機体は直ちに退去してください…)

 

トオルは久しぶりにしっくりしない勝ち方をしたのだった…。

 

ーーーーーーーーーーーー

 

「珍しいな…お前が取り逃がすなんてな…」

 

「あぁ…」

 

トオルはウォータイムのレポートを提出すると校門でバネッサが待っていた、二人は夕暮れの中スワン荘の帰路についていた。

 

「油断していた…俺もムラクを笑えないな……」

 

「仕方ないさ…誰があんな有利な戦い、油断しない方がおかしいさ…」

 

「見ていたのか?自分の小隊の任務が無いのに?」

 

「あぁ…ま、まぁな…」

 

トオルの問いにバネッサは顔を少し赤くしながら顔をそらす。

 

「……明日…暇だったら、チョコレートパフェおごってやる…」

 

「マジか!」

 

バネッサが喜んでいると、トオルはやさしく微笑むのだった…。

 

 




どうも砂岩です!ついにハーネス登場しました!あとこの小説はアニメ中心にゲームちょいちょいのハイブリッドでやっていきます!
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