ダンボール戦記ウォーズ ロシウスのライトニング・カウント(本編終了) 作:砂岩改(やや復活)
「はぁはぁはぁ……」
この日ロシウス連合のライトニング・カウントこと神風トオルは人生初の大寝坊をやらかしてしまったのだ…。
「ノインもワーカーも!なんで起こしてくれないんだ!」
トオルは起こしてくれなかった同僚を恨めしく思いながら神威大門に向けて全速力で走る…すると校門の前の曲がり角で同じく寝坊したのであろう人物とぶつかる。
「うわぁ!」
「あだっ!」
「いたたたた……大丈夫か?」
トオルはぶつかった人物を見ると紺色の制服はハーネスの生徒だとわかる…何より特徴的なのは緑の髪を束ねている鈴の髪飾りである。
「うん……うちは大丈夫や…そっちこそホンマにごめんな」
「気にすんな…」
ガシャン……
「「あっ!」」
二人の苦労は水の泡になり無情にも神の門が閉じられたのであった…しかもその校門の前に立っていたのは…
「お前ら……ワシの当番の日に遅効とはいい度胸だな……」
泣く子も黙る猿田教官であった。
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「ハッハッハッ!ドンマイトオル!」
バネッサはトオルの話を聞くと肩を叩きながら大笑いする。
「すまない……つい先に行ってるかと…」
「俺も……すいません…」
ノインとワーカーはまさか寝坊しているとは知らず置いてきたのをトオルに謝る。
「珍しいな…本当に…」
「そうッスよね~まさか寝坊しているとは」
ムラクとカゲトは物珍しそうに言うとミハイルが。
「バネッサと違ってちゃんとしてるのに…」
「なんだよ!ミハイル!私が遅刻の常連者みたいなこと言いやがって!」
「実際そうだろ…」
「どの口が言うか……」
トオルとノインの猛攻にバネッサ轟沈……。
「それで?トオルは放課後、猿田教官の所に行くのか?」
「あぁ…今日は厄日だ…」
ムラクの問いに自らの不幸を呪うトオルだった……。
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そして放課後、トオルは職員室に向かう途中に朝会ったハーネスの人物と再開するのだった。
「あぁ…お前は朝の」
「おっ!仲間がおったで!」
ハーネスの生徒は嬉しそうにトオルを見つけるとトオルの隣を歩く
「ウチは金箱スズネや!よろしゅうな!」
「あぁ…俺は神風トオルだ……」
「えっ!あの『ライトニング・カウント』かいな!フェンレス雪原の時はどないしよと思ったで!」
「あぁ~あの時のDCエリアルか……」
トオルはスズネの言葉であの時、取り逃がしたハーネス機のプレイヤーだとわかった。
「あん時はやられたけど…次は負けないでな!覚悟しとき!」
「フッ…望む所だ…」
すると二人は笑い会うのだった。
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そして職員室で猿田教官の所へ行き一通り怒られた後で与えられた罰は道具磨きである
体育倉庫で次の日の授業で使う野球の球磨きをしていた。
「はぁ~なんでウチらが球磨きなんか……」
「まぁ…仕方ないさ…遅刻したんだから…」
「せやけどな~」
スズネは嫌々やる中トオルは黙々と球磨きをする。
「なんか、意外やったな~」
「なにがだ?」
「ロシウスのやつらって嫌みな奴やとばかり思ってたで」
スズネの言葉にトオルは少なからず賛同する、確かにロシウス連合は強大な大国だ……しかしそれに甘えて偉そうにしているやつらはたくさんいる、トオルはそのような人種は嫌いだ……。
「そこは謝るよ…」
「謝らんでエエって~トオルが偉そうにしとるんちゃうんやから~」
スズネのいきなりの名前呼びにビックリしたトオルだがすぐに
「お前は…面白い奴だな…スズネ」
「あ!バカにしとるんちゃうか?」
「違うって」
「ホンマか?」
トオルはスズネにジト目で見られて居心地がさすがに悪いのでいつもバネッサが機嫌が悪いときに使う伝家の宝刀を抜いた。
「わかったよ~俺に勝ったらチョコレートパフェおごってやるから」
「ホンマか!約束やでな!」
「あぁ…ただし……勝ったらだからな…」
「覚えときよ!」
ーこの日交わした約束が実現するとはその時、トオルとスズネは思ってもみなかっだろう…この二人が法条ムラクと瀬名アラタのようにセカンドワールドを揺るがすコンビになるとは……ー
どうも砂岩です!スズネちゃん登場!ちょっと大阪弁が変なのはご了承ください…これからたくさん登場予定なので…