ダンボール戦記ウォーズ ロシウスのライトニング・カウント(本編終了) 作:砂岩改(やや復活)
「ふむ…ずいぶん堅いプロテクトだ…」
国連の諜報部の長であるレディ・アンはワールドセイバーを制圧したカトルから送られて来たデータを見て呟くと諜報部の解析課に素早くデータ解析を依頼するとカトルから連絡が入る。
「どうも…レディさん」
「カトルか…ご苦労だった…ユイはどうだった?」
「はい…良くやってくれました…」
「しかし…こちらは昼頃だがそちらは深夜だろ?」
「そちらの方がゆっくり話せます」
カトルの発言にレディは軽く周りを確認し声の音量を少し抑えて話始める。
「ユイの過去が割れた…」
「そうですか…やはりそれが僕たちに協力している理由ですかね?」
「だろうな…なかなか酷いものだ…」
「そうですか……それと補給ルートをいくつか調べてみましたが…」
「何だ?」
黙り混むカトルをレディは不審に思うともう一度質問する。
「はい…ワールドセイバーの神威大門の解決直後に一気に四千機分近くのLBXパーツと大量の銃器等が一般の配送業や裏の運びやを通じて何処かに運び込まれているそうです…その計画と関係があるかもしれません…」
「そんなに大量のLBXと銃器が…分かった…こちらでも捜査させよう」
「どうも…それじゃもう寝ます…眠くて眠くて」
「分かった…夜遅くすまないな」
「いえ…」
眠そうにあくびをしながら通信を切ったカトルを見てレディは表の諜報部に捜査を依頼するのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「クワァァ……良く寝た…」
「……」
そして朝、スウェルは毎度お馴染みのあくびの横でユイはゆっくりとカトルのいれた紅茶を飲んでいた。
「どうですか?」
「いい薫り……」
ユイの反応に満足したのか笑顔になると自身も紅茶の薫りを楽しみながら飲むのだった。
「カトル様!お待たせしました!」
「ありがとう…ラシード……」
「すいません…皆さん聞いてください」
「何だ?朝から早々に」
カトルが全員に聞こえるように声を出すと五林が拳法の練習を止めて聞く。
「実は神威大門の事件解決と同時に大量の銃器とLBXの部品が何処かに運び込まれている事が判明しました…」
「…なるほど……当面はそれの捜査か…」
「その通りだよトロワ…それで僕たちは日本に向かいます…」
「……何故日本に?」
ユイの言葉に待ってましたと言わんばかりにカトルは説明を続ける。
「実は今説明した輸送ルートは全て日本を経由しているんです…」
カトルはパソコンを立ち上げると世界地図が画面に出ると中国の制圧した所からわざわざインドに戻って海路を使ってから日本に…そして直接日本に等色々なルートを使って日本にたどり着いている。
「なるほどね~つまり今度は日本の拠点を戴いてあげればその先が分かるって訳ね~」
「なるほど…ここでじっとしているのは私の性に合わんからな!」
スウェルと五林が楽しそうに言うとカトルは
「ちょっと待ってくださいね…行くは行くのですが…お二人には少しやってもらいたい事があります…」
「え?私たちが?」
「何だ?」
スウェルと五林の質問にカトルは笑いながら答えるのだった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
「また俺に働けってか?」
「そう言う事だ…私はセレディーとは違うぞ…」
「ハッ!俺は傭兵だ…金を払ってくれれば良いんだよ…新しいLBXも貰ったしな…」
「では頼むぞ…"伊丹キョウジ"」
「ハハッ!」
伊丹キョウジは新しいLBX、ガンダムグリープを見て不敵に笑うのだった。
どうも!砂岩でございます!
今回は短めでまさかのキョウジ乱入で波乱の予感!
個人的な感想ですけどグリープってなんか悪顔ですよね、さて!役者が揃いつつあります!
次回も頑張ります!