ダンボール戦記ウォーズ ロシウスのライトニング・カウント(本編終了)   作:砂岩改(やや復活)

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第9戦「再会」

 

 

 

 

 

「フゥ……疲れたわ…」

 

「……」

 

夜も深く深夜に差し掛かろうとした時間帯、海岸では国連所属のスウェルや五林、神威大門のトオルたちが座り込んでいた。

 

「海岸まで侵入されたが…大事に至らなくて何よりだ…」

 

「確かにな…」

 

ムラクの呟きにトオルは同意しトオルは寝転びたい衝動を抑えて座り込んでいたスウェルに近づき質問をする。

 

「さぁ…聞かせて貰おうか…世界で何が起きている…」

 

「ウッ……」

 

いつも通り惚けようとしたスウェルはトオルの表情に気圧されてしまい思わず黙り混む。

 

「世界各地で大規模なLBXテロだ…恐らく主犯はワールドセイバー」

 

「五林!」

 

「どうせ言っておく必要がある…"協力"してもらう為にな」

 

「五林!!」

 

五林の言葉にスウェルは思わず大声を上げる。

 

「何を怒っている…いつものお前らしくない…」

 

「五林…貴女言っている事が分かってるの!?私たちの存在はこの島にいるような普通の人達の安全を守るために戦っているのよ!それを巻き込もうと言うの!!」

 

「軍が使い物にならない以上、我々が早期に解決する必要がある!それが一番被害を少なくする方法だ!」

 

「だからって!」

 

「いい…スウェル……」

 

「トオル…」

 

五林の言い分に更に言い返そうとするスウェルをトオルが止め静かに話始める。

 

「俺たちは知ってしまっている…強大な力による恐怖を…それに対する我々の無力さを…だがやれることはいくらでもある…」

 

「そうだぜ!このまま黙って見てるのは私の性に合わないしな!」

 

「それに世界がやられてはこちらも困るのでな…」

 

トオルの言葉に続いてバネッサとノインも続き周りに居た生徒達も頷き会う。

 

「ハァ……神風トオル…貴方は予想以上に凄い人ね…惚れちゃうわ」

 

「そうか…」

 

「「何だと!」」

 

「「ヤバイ止めなきゃ!」」

 

バネッサとドロシーがスウェルの冗談に激しく反応し襲いかかろうとするがオットーとワーカーに止められる。

 

「何て呑気なんだ…」

 

「それがウチらの強さやで!」

 

その光景を見ていた五林が呟くと近くに居たスズネが答える。

 

「強さか…」

 

「あんたの言う強さは知らんけど…トオルは力が強いんちゃうんや……心が誰よりも強いんやで!」

 

「そうか…」

 

スズネの言葉に五林は素直に聞くと黙ってその光景を見つめるのだった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「そうですか……」

 

「スウェルたちは神威大門の生徒数名と共にA国奪還に合流するらしい…」

 

「神威大門…」

 

カトルはトロワからスウェルの通信内容を聞くと少し悔しそうにしユイは何だかよく分からない心境になっていた。

 

「……実力があるとはいえ…民間人まで巻き込んでしまうなんて…」

 

「仕方ないだろう…状況が状況だ…一刻も早くA国を取り返さなければ…」

 

「とりあえず…行こう……それから」

 

「えぇ…そうですね…」

 

トロワとユイの言葉にカトルは何とか気持ちを入れ換えると港に向かうのだった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

次の日、カトルたちが港についた頃には神威島からのフェリーが着きそこからスウェルと五林が降りてきた。

 

「カトル~」

 

「スウェル!五林!無事で何よりです!」

 

カトルが二人を呼ぶと二人はカトルを見ると少し驚く。

 

「どうしたの?カトル?」

 

「いや~」

 

カトルの顔はやつれその端整な顔には熊まで出来ていた。

 

「昨日は情報収集で忙しかった…カトルはまだ寝ていないんだ…」

 

「言わないでよトロワ……」

 

「全く…無茶しすぎよ!」

 

「本当だな…」

 

プリペンダーのメンバーが話す中ユイは黙り混みフェリーの出入り口を凝視する、そこには神風トオルの姿がありトオルも港にいたユイを見ていた。

 

「トオル…」

 

「ユイか………」

 

「また…会った……」

 

「以外と早かったな…よろしく頼む」

 

「私こそ……」

 

神風トオルと一ノ谷ユイは改めて握手を交わすのだった。

 

 

 

 

 

 






どうも砂岩でございます!
今回は合流までと言う事で短めです!
ワールドセイバー対プリペンダー+神威生徒の対決!
彼らはワールドセイバーの野望を阻止できるのか!
次回も頑張ります!
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