ダンボール戦記ウォーズ ロシウスのライトニング・カウント(本編終了)   作:砂岩改(やや復活)

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第11戦「上陸」

 

 

「クッ……」

 

「…大丈夫?」

 

「何とかな…」

 

「全く…流石テロリストだな…ここまでやって来るとは思わなかったぜ!」

 

A国の地下鉄路線でトオルは痛めた左腕を押さえるとユイは心配しながら応急処置を施しバネッサがエピオンを操りながら見張っていた。

 

「完全にはぐれたか…」

 

「皆は無事だといいんだがな…」

 

「今は取り合えず落ち着ける場所に行った方がいい……」

 

「そうだな…行くぞ…」

 

「あぁ…」

 

「うん…」

 

ユイの提案にトオルは同意し痛む左腕を押さえて路線を歩き始めるのだった…何故こうなったかと言うと…それは少し前に遡る。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「何とか…着きましたね…」

 

カトルを初めとするプリペンダーたちは密かにA国に侵入し使われなくなったか途中で建設が止まった地下路線を使って何とか首都であるNシティに到着したがそこに待っていたのがLBXの大群だった。

 

「クッ…やはり読まれてましたか…」

 

「今はやるしかない!」

 

悔しそうに呟くカトルにトオルは叫びながらトールギスⅢFを戦闘態勢にさせるのを見て全員が自身のLBXを出す。

 

「行くわよ!相棒!」

 

「フッ…行くぞ!」

 

「悪いが…見られたからにはやるしかない…」

 

「行きます!」

 

「ウイングゼロカスタム…」

 

「ほないくで!ドットブラスライザー!」

 

「出撃だ!ジル・ダイバー!」

 

「行きますわよ!ヴァルクリウスカスタム!」

 

「トールギスⅡ!」

 

「トールギス!」

 

「「「マグアナック!」」」

 

「行くぞ!」

 

「「「「おぉ!」」」」

 

トオルの号令の元全員がLBXにかかる。

 

「ほらほら!行くわよ!」

 

スウェルがトーラスを切り刻むと派手に爆発するとそれを目眩ましに奥から別のトーラスがサーベルを構えて襲い掛かってきた。

 

「ッ!」

 

今までに無かった連携にスウェルは驚き反応が少し遅れるが横からのヘビーアームズの銃撃にトーラスは四散する。

 

「大丈夫か?」

 

「あ、ありがとう…コイツら連携を…」

 

「気を付けて下さい!今までとは違います!」

 

カトルは注意を促しながらサンドロックカスタムに手を前方に降らせると後ろに居たマグアナック隊が一斉に射撃を開始する。

 

「行け!野郎共!」

 

「「「おう!」」」

 

隊長てあるラシードの言葉に最前列に居たトーラスを落としていくがすぐにビルゴタイプが前に出てプラネイト・ディフェンサーで防ぐ。

 

「コイツら!柔軟に戦術を変更している!」

 

「なら私が行くさ!スズネ!カゲトラ!」

 

「合点承知!」

 

「了解!」

 

バネッサはスズネ、カゲトラと共にビルゴに斬りかかるがビルゴの前にビルゴⅡが庇うように現れビームサーベルで三人の斬激を受け止める。

 

「「「何だって!(やねん!)」」」

 

「バネッサ!スズネ!カゲトラ!」

 

斬激を防がれ至近距離でビーム砲を受けた三人を援護しようとするトオルにミサイルと銃弾の雨が降り注ぐ。

 

「何だ!」

 

トオルが驚きながら見るたのは新型と思われるLBXが肩からミサイルとガトリングガンの銃弾をトールギスⅢFに浴びせる姿だった。

 

「クッ…これでは…」

 

「トオル!…ウワッ!」

 

「隊長!…グワッ!」

 

トオルと同じくノインとオットーも新型の銃撃に曝される。

 

「コイツら本当に無人機なのか!?」

 

「見つけました!」

 

バネッサが叫ぶとその後ろに居たワーカーが叫びタケルが説明する。

 

「全部無人機なのは確かだよ!でも全てのLBXが個々の判断で動かずに何かに統括されてそこからの指示を受信しているんだ!」

 

「つまり何だ!」

 

「つまり全機が高度なシステムで動いていてその中で誰かが柔軟に戦術を変更しているです!」

 

タケルの説明に五林が簡単にするように求めワーカーが簡潔に話す。

 

「クッ…させん!」

 

五林は襲い掛かってきたトーラスをビームトライデントで串刺しにすると爆発寸前のトーラスを新型のLBXに投げトーラスはぶつかると新型のLBXを巻き込んで爆発を起こす。

 

「カトル…このままではきりが無いぞ…」

 

「分かっていますが……久しぶりに使いましょうか…」

 

カトルはそう呟くとカトルの目がうっすらと青白く光始める。

 

「ッ!…全員!退避!」

 

「なに?……グワッ!」

 

カトルの突然の言葉に全員が驚いていると敵のLBXが一斉に退き始めると地下鉄の天井が爆発し瓦礫が全員を襲う。

 

「キャ!」

 

「バネッサ!…ッ!」

 

「トオル!」

 

その中で少し大きめの瓦礫がバネッサを襲うがトオルが左腕で防ぎ痛みに顔をしかめる。

 

「こっち!」

 

トオルは腕が痛むのを無視して声のした方にバネッサを連れて向かうとすぐ居た場所に向かうとトラックが落ちる、地下鉄の天井が崩れたのでその上にあった物だったのだ。

 

こうして現在に至るのだった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

そして他のメンバーは

 

「やられました…完全に見通されたなんて…」

 

「しゃあないに…爆弾なんて誰も考えやんて!」

 

「とにかく今は先の事を考えよう…」

 

「そうですね…」

 

三人は先程の地下鉄の連絡通路のような所でカトルが落ち込んでいるとスズネとカゲトラが励まし三人は取り合えず目的地である国連本部に向かうのだった。

 

ーーーー

 

「すまないな…カトルではなくて…」

 

「いえいえ…我々もプリペンダーの一員ですから…どうしますか?」

 

「そうだな…取り合えず目標を変えずに国連本部に行こう…全員そこに集まる筈だ…」

 

「確かに…カトル様もそう言うな!」

 

「そうですな…」

 

トロワの提案にマグアナックのアフメドが同意するとラシードもマグアナックに命令を出し出発するのだった。

 

ーーーー

 

「トオルとはぐれたか…」

 

「トオル様…」

 

「とにかく!今は皆と合流しなきゃ!」

 

疲れたように言うノインと落ち込むドロシーを見てタケルは二人を奮い立たせる。

 

「困ったな…」

 

「どうしたんだ?」

 

「国連本部ってどこ?」

 

「「「あ……」」」

 

ワーカーの呟きにオットーたちは思わず声を揃えるのだった。

 

ーーーー

 

「ほら!さっさと行くぞ!」

 

「ヘイヘイ…」

 

そして残った五林とスウェルは五林がさっさと行ってしまうのでスウェルは心の中で愚痴りながら追いかけるのだった。

 

(何で私がまたコイツとなんだぁぁぁぁぁ!)

 

 

 

 

 

 





どうも砂岩でございます!
と言うことでやっとこさA国上陸と敵の策略により全員が分断されてしまいました。
主人公たちは無事に国連本部にたどり着けるのか!?
では次回も頑張ります!

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