ダンボール戦記ウォーズ ロシウスのライトニング・カウント(本編終了)   作:砂岩改(やや復活)

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第15戦「反撃の狼煙」

 

 

 

「ハァァァァ!!」

 

「なんだ!?…グワッ!!」

 

突然の咆哮と共に現れたサンドロックカスタムのヒートショーテルが有人機であるゴルドーを切り裂き目にも止まらない速度でゴルドーの周囲に布陣していたトーラス4機も切り裂くとサンドロックの後ろからレディ率いる諜報部のリーオー部隊がキャリパー、ビルゴ等に襲いかかりたちまち乱戦状態に陥った。

 

「奴だ!先に隊長機を殺れ!!」

 

ワールドセイバーの指揮官が叫ぶとサンドロックカスタムに攻撃が集中するがカトルはそれが見えている様に攻撃を紙一重でかわすと一気に七機のLBXを切り刻んだ。

 

「フッ…今回の僕は本気ですよ…」

 

不適に笑うカトルの目は蒼く光っていた…カトルの能力は"レギュラシオン"オーバーロードを超越した者である、オーバーロードは文字通り力の暴走、故に使用後に体が耐えきれず危険とされてきたがレギュラシオンは体がオーバーロードに適応しそのデメリットを打ち消した存在、美都博士や世界が求めた理想その物『制御する者、レギュラシオン』である。

 

「性能の差が勝利への絶対条件ではない!」

 

サーベルを構え突っ込んでくるビルゴⅡをレディは迎え撃ち互いのサーベルがお互いを狙い振るわれる…その瞬間、ビルゴⅡは爆散する。

 

「よし!このままホワイトハウスに向かうぞ!」

 

「おぉぉぉぉ!!!」

 

レディの言葉に諜報部は雄叫びを上げるのだった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

Nシティ別地点

 

「何だと!?何処だ!」

 

そこに居た指揮官はカトルたちの行動を知り増援を送ろうとすると通信に強烈なノイズが走る。

 

「通信が…」

 

「隊長!ビルゴとトーラスが!」

 

「なに?」

 

隊員の言葉で指揮官が周囲のビルゴとトーラスを見るとバイザーが激しく点灯し動きが鈍くなっているのを見て疑問に思っていると突然遠くから爆発音が聞こえた…。

 

「さぁ!久々の登場よ!死神が舞い戻って来たわよ!」

 

「貴様らの正義を見せてもらうぞ!」

 

爆炎から出てきたのはデスサイズヘルカスタムとガンダムナタク…機能が戻ったビルゴやトーラスが迎撃を開始し二機に仕掛けるとドラゴンハングがビルゴのプラネイト・ディフェンサーを突破し貫通すると後ろに居たトーラスも頭部を破壊され爆発する。

 

「フッ…来たわね…」

 

スウェルがそう呟くと新型LBXであるビルゴ、ビルゴⅡがデスサイズヘルカスタムを囲みビームの弾幕を作るがスウェルはそれを素早く突破しビームサイズで切り刻んむ。

 

「どんなに性能が良くてもね…所詮はお人形さんなのよ…」

 

スウェルがそう呟くとデスサイズヘルカスタムの後ろで爆発が起きるのだった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「カトル達が動き出したか…」

 

「では我々は人質ですな…」

 

「あぁ…そうだな…行くぞ」

 

トロワはそう言うとヘビーアームズカスタムを起動させLBXを破壊しマグアナック隊は銃を持つ兵士の攻撃を開始した。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「Sポイントの敵が止められないだと?」

 

「行くぞ!」

 

「おう!」

 

ワールドセイバー本拠地であるホワイトハウスでは暴れ始めたカトル達を潰そうとその防衛隊すら動員し言わばホワイトハウスは手薄な状態になっていた…それを見逃す訳もなく潜入したのは神威大門メンバーとトオル組だった…二つのグループはお互いの行動を知る訳もないがまるで示し会わせた様に行動していた。

 

「なんやて!?」

 

潜入し行動していた神威組の前に立ち塞がったのはトオル達が使っているセカンドワールドのラージドロイドより遥かに強力なキラードロイドのワイバーン二体ととペガサスが立ち塞がった。

 

「突破するしかない!行くぞ!」

 

「やったるで!」

 

カゲトラの号令の下、全員が戦闘状態になり三体のキラードロイドがフィールドを形成する。

 

ーーーー

 

キラードロイドワイバーン(一体目)VSノイン、オットー、ドロシー

 

「行くぞ!オットー!ドロシー!」

 

「了解!」

 

「行きますわよ!」

 

ノインの掛け声と共に二機のトールギスとヴァルクリウスが攻撃を始める、キラードロイドワイバーン(以後ワイバーン)の椀部キャノンが火を吹き三機を狙うがドロシーはプラネイト・ディフェンサーを展開して防ぐとビーム砲を連結して強力なビームを発射すると同時に左右二手に展開したノインとオットーはドーバーガンで左右からくまなくビームの雨を降らせる。

 

「やりましたわ!」

 

ビームの雨を降らされ爆煙に包まれたワイバーンを見てドロシーは歓喜の声を上げるが煙が晴れると出てきたのは無傷のワイバーンだった。

 

「なに!?」

 

「そんなバカな!?」

 

その様子を見てノインとオットーは思わず驚きの声を上げる、ラージドロイドなら相当な威力を誇る三機の攻撃にやられる筈だがキラードロイドは違う…レックスこと檜山レンの妹である檜山マミが作り上げた憎悪のマシーンはそう簡単にやられる程ヤワでは無かった。

 

キャャャャャャャ!

 

「なに!」

 

「グワッ!」

 

「そんな!」

 

ワイバーンが咆哮すると羽のような大剣が二機のトールギスを叩き落とし椀部キャノンでヴァルクリウスを吹き飛ばす…遠距離に置いては最強の防御力を誇るプラネイト・ディフェンサーたが殴る等の力任せの近接戦では流石に分が悪くビルに叩き潰される。

 

「クソッ!ドロシー!」

 

ノインは叫びながらドーバーガンをワイバーンに向けるがそれを察知したのかトールギスⅡを踏み潰そうとしてきた…ノインは咄嗟にシールドで受けるがキラードロイドの重さにトールギスⅡの腕から火花が散り始めた。

 

「くぅぅぅ……」

 

「ノイン!」

 

「ノインさん!」

 

ーーーー

 

キラードロイドワイバーン(二体目)VSタケル、ワーカー

 

「なんで攻撃が効かないんだ!」

 

「これが…姉さんの言ってたキラードロイド…」

 

ワーカーは二連装バズーカを撃ちながら逃げるが全く効いている様子がない…ワーカーが火薬まで厳選して作った重装備型グレイリオのバズーカ弾すらワイバーンには効かずにいた。

 

「クッ…このままじゃ…どうすれば…」

 

「こんなのありかよ!」

 

「ワーカー!」

 

タケルはバンパイヤキャットミリタスを操りながら考えているとワーカーの悲鳴が聞こえた…ビルを盾に回り込もうとしたワーカーがそのビルごと吹き飛ばされたのだ。

 

キラードロイドペガサスVSスズネ、カゲトラ

 

「来るぞ!」

 

「なんなんや!この化けもんが!」

 

スズネのクリムゾンは強化されたブラストマグナムで攻撃するがペガサスには攻撃痕すら残らない…すると羽のような大剣がカゲトラのジル・ダイバーに襲いかかりカゲトラは二刀の菊一文字で受ける。

 

「凄い…こんなにパワーが出るのか!」

 

「カゲトラ横や!」

 

カゲトラがジル・ダイバーに感心していると横から尻尾が襲いかかりジル・ダイバーを吹き飛ばし腕のキャノンで叩き落とされるとスズネがブラストマグナムをソードに切り替え突っ込むとペガサスが咆哮し上から雷のようなレーザーが落ちてくる。

 

「なんやこれ!?ウワッ!」

 

スズネは避けきれずに直撃すると地にひれ伏すのだった。

 

ーーーー

 

そしてトオル組の前にはキョウジとルーダが立ち塞がっていた。

 

「よお…久しぶりだな…ライトニング・カウント!」

 

「伊丹キョウジ…」

 

「トオル…先に行って…」

 

「なに?」

 

「まだやつがいる…」

 

「ユイ…」

 

トオルがユイの言葉に戸惑うとバネッサもユイに賛成する。

 

「行け!この前はお前を邪魔してしまったが…今度はお前の背中を押してやる!」

 

「バネッサぁぁぁぁ!」

 

「ルーダ!」

 

ルーダのハイドラがバネッサに襲いかかりバネッサはエピオンで迎え撃ち激しく鍔ぜりをする。

 

「行け!トオル!」

 

「トオル!行って…」

 

「すまん!」

 

トオルは二人の言葉で先に向かう事を決意し走り去る…それを見てキョウジは笑い叫ぶ。

 

「おいおい…仲間を置いて逃げるのか!」

 

「それは…違う…」

 

「なに?」

 

ユイの言葉にキョウジは聞き返すと今度はユイとバネッサの二人が立ち塞がる様に立つ。

 

「「ここから先は一歩も通さない!!」」

 

「「ハッ!上等だ!」」

 

二人の言葉にキョウジとルーダが叫ぶと突っ込むのだった。

 

 







どうも砂岩でございます!
今回はキラードロイド登場と神威チームの新機体のちゃんとした戦闘ですね!
なんかグダグダしててすいません…ちなみにペガサスの攻撃はゲームを参考にしてます。

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