アラガミでネクストACに成った転生者は何を思う? 作:BERSERKER
・・・
私は男性、真壁史彦の方へ行く。
「初めまして。私名無しです。彼女、翔子姉ぇの了承と妹と言う要望に応えて、先程の機体の名を仮の名前にしてアリーヤと名乗っています。貴方がこの島の責任者でよろしいですか?」
「ええ。初めまして。私がアルヴィス司令、真壁史彦です。名前は羽佐間さんに考えて貰いましょう。アリーヤは不自然ですよ」
「あ、やっぱり?・・・そちらの白い機体の事、羽佐間翔子さんの身体の事、私の事、これからの事等、報告する事や話す事と聞きたい事が有るので、翔子さんの母親、翔子さんの主治医、白い機体の設計に関わった方と貴方に聞いて頂きたい」
「分かりました。場所を移しましょう。親子の話し合いが終わったら人を集ます」
「はい。それでよろしくお願いします」
◇◆◇
羽佐間親子の容子と翔子、真壁指令の史彦、皆城兄妹の総士と乙姫、翔子の主治医でもある遠見千鶴、小楯保らが集められ対話を始める。
「では、集められた七名は翔子さんの関係者、司令官、指揮官、そして機体に関係する者でよろしいですね?」
「ああ。始めてくれ」
「はい。先ず一つ目、私は人間では有りません。人の形をしたオラクル細胞その一つ一つの群体で、アラガミです。私は先の戦いで白い機体が絡め取って上昇している金色の珪素体を機体ごと取り込み、金色の珪素生命体を捕食しました。狙いはフェストゥムの読心能力とそれに抗う能力を得る為」
「二つ目、取り込んだパイロットは、捕食せず注入したオラクル細胞を介して解析した所、パイロットの身体、肝臓に問題を抱えており、オラクル細胞で肝臓機能の問題の修復、序でに、彼女の全身にオラクル細胞を取り込ませ、オラクル細胞が彼女の命を脅かさない様にアームドインプラント、その赤い腕輪の事です。その腕輪に偏食因子と守護命令を打ち込みました。なので死に難い身体に成っていると思います。まぁ、純粋な化物の私に比べればまだ彼女は人間と言えるでしょう。強化人間ではありますが」
「三つ目、白い機体には生存力を高める為に高出力軽量ジェネレーター、垂直推力に特化した軽量ブースター、その他諸々私の憧れた機体へと作り変え、翔子さんの完全専用機としました。なので十分に能力発揮出来るのはパイロット羽佐間翔子のみです。ただの人間にはオラクル細胞に対応した偏食因子を持つ者で無ければ捕食されて死にます。まぁ、仮に乗れてもその機動力が仇となって死にますね。機体名はホワイト・グリントと言います」
「最後に私をこの島の防衛に役立てて下さい。私は翔子を無断で純粋な人間で無くした責任として護る。私の贖罪で偽善や独善と言われても構わない。所詮、私の自己満足です。守護優先順位は羽佐間翔子>羽佐間一家>その他です。翔子に暴力を振るう者、暴言を言う者を私は許さない。彼女は被害者で、成りたくてオラクル細胞を受け入れた訳ではない。罵るなら私に言え、機体を組み替え彼女の専用機にしたのも、強化人間にしたのも私だ。フェストゥム等、エネミーをご飯にする心算です」
「アリーヤ。君の覚悟は理解した。島の代表として居住を許可しよう。羽佐間家に住めるかは本人達と話し合って決めて貰う。流石に島の代表でも本人の意思は無視する事が出来ない」
「勿論です」
「私は歓迎するよ。アリーヤちゃん」
「翔子が良いのなら迎えましょう」
「やった。妹が出来た」