カレンチャンによる対トレーナー逆パパ活作戦は、順調に成果を出していった。お弁当に始まり、掃除、洗濯、料理。私生活に必要な事の
「はい、お兄ちゃん。これが今月分ね」
「23万6千か~。ありがとう、カレン」
担当ウマ娘に金銭感覚を教える担当トレーナーが逆に金銭感覚を崩壊させられる結果になった。これは、担当トレーナーの腕が無駄に良く、重賞レースでカレンチャンを勝利させまくった事が原因だ。
カレンチャンの総資産は、担当トレーナーの生涯年収を遙かに上回る。関連グッズも販売されており、資産は減るどころか増える一方だ。その為、トレーナー一人をヒモにした程度では痛くも痒くもない。
「じゃあ、カレン帰る前に歯磨きしてから帰るね」
「あぁ」
食後に歯ブラシをするとの事でトレーナーの部屋には、カレンチャン用の歯ブラシもある。当然、食事を作って貰っているので食器一式もだ。
「………あれ?これ、まずくね?」
カレンチャンが洗面台に行くと、我に返るトレーナー。
家具一式から食器まで全てカレンチャンによって買い換えられている。男独り暮らしの安物じゃない。高島屋などのデパートで販売している一式数十万円する品がゴロゴロとある。
おまけに、衣服にしてもカレンチャンが選び抜いた物だ。担当トレーナーを自分の色に染めてきている。トレーナーも最近、学園で雰囲気がガラリと変わり以前に増して色気がアップしたとウマ娘達から
「どうしたの、お兄ちゃん?それより、カレンは今から寮に帰るから何時ものお願いね」
「そうだったね。いつもありがとうカレン」
玄関先で、ぎゅーーーと担当ウマ娘を抱きしめて、感謝を伝える。これで5,000円だ。
カレンチャンを送り出すトレーナー。
担当ウマ娘を育てて三年。まもなく高等部へと進学する担当ウマ娘……これで、トレーナーとの育成契約が終わる。何故か理由は定かでないが、トレーナーとウマ娘の契約期間は三年と厳格に決められている。それ以上、同じウマ娘を育成したという歴史は、有史以来一度も存在しない。
そして、大事な事だが……カレンチャンのトレーナーは、この状況でも一切担当ウマ娘に手を出していない『鋼の意思』の持ち主だ。称賛を通り越して不能を疑いたくなる。
だが、彼も男である。溜まる物は溜まる。
カレンチャンが、自身の金と時間と労力を掛けて育て上げたトレーナー。そんな美味しい物件を見逃すほど、ヒトミミ達は愚かではない。ウマ娘達は、所詮は学生。校則的に門限が定められており、外泊にも面倒な手続きが必要になる。
ウマ娘相手に結婚を勝ち取ってきたヒトミミ達は、その時間を狙う。寧ろ、その為に寮生活を余儀なくさせ、厳しい校則、メディアの目を集めさせている。
ピロロン
カレンチャンのトレーナーの所に、一通のメールが届く。
『いまから、何時もの場所で会えませんか?』
『分かりました。30分ほどで行きますね』
トレーナーは、外行きの服に着替えてある場所へと向かう。そこで待つのは、トレーナーに『鋼の意思』を
ウマ娘の二次創作ガイドライン…適用範囲が恐いです。
カレンチャン編が終わり次第、開示設定を「チラシの裏」か「全ての一覧と検索から除外」か「完全非公開」に変更します。
読者によって許容されるラインが異なっており、大変センシティブな事なので……。
アンチ・ヘイトが多いと言われる作者の作品でウマ娘は難しかったか。