目が覚めたらキタサンブラックの弟になった件   作:通りすがりの邪教徒

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今回は、皐月賞に出るライバルウマ娘の名前(競走馬からウマ娘化されてないのはもじってる)キャラを名前だけ出します。

それではどうぞ!


第二十一話:皐月の好敵手

 

 

 

 勝負服を受け取って、学園に到着した僕らは、チームスピカの部屋へと向かった。姉ちゃんは勝負服の入った袋を大事そうに抱えており、僕は勝負服とセットで付いていたレース用の靴を持つ。

 

 そう言えば、皐月賞ってどんなウマ娘が出走するのだろうか、キタサンブラックと同じ世代のウマ娘と言ったら、サトノクラウンとシュヴァルグランは思い浮かぶんだけどな……後は、デュ○メンテとかリアル○ティールとかってウマ娘としてトレセン学園にいるのだろうか? 皐月賞に出走するウマ娘一覧は明後日の新聞で記載されると、トレーナーさんが教えてくれた。

 

「あれ? ダイヤ姉ちゃんって姉ちゃんと同い年だけど……デビュー戦はもうしてるの?」

「ううん、まだだよ。今年中にはデビューするとは思うけど、いつかは分からないんだよね」

「へぇ……姉ちゃんとダイヤ姉ちゃんのレース。いつか見たいな」

「あたしも、ダイヤちゃんと早くレースがしたい。ダイヤちゃんは、あたしの友達で、最高のライバルだからね!」

 

 こうして、喋りながらスピカの部屋に着くと、チームの皆は、制服姿になっており、ゴルシさんとテイオーさんがリバーシをしていた。

 

「うわぁ! 負けた……ゴルシ、強すぎぃ!」

「見事に真っ白ですわね」

「あっ! キタちゃんと直人くんが帰って来ましたよ!」

「おかえりなさい」

「ただいまです。スズカさん!」

 

 部屋に入ると、スカーレットさんとウオッカさんが、姉ちゃんの持っている袋に注目する。勝負服が入ってると言うと、実際に着たのを見たいと、テイオーさんが言ったので、仕立て屋の時と合わせて、今回で2回着ることになる。

 

「あの、皆さんも勝負服って、もう持ってるんですよね?」

「ええ、もちろんです」

「僕、一度でいいから勝負服を着たチームの皆んなと集合写真撮ってみたいな〜」

 

 なんて、無茶なお願いだったかな?

 

「ボクは良いよ。キタちゃんの勝負服祝いだしね!」

「私も構いませんわ。ゴールドシップも良いですわよね?」

「おう! いいぜ!」

 

 スペさんやスズカさん、スカーレットさんとウオッカさんもOKを出してくれた。皆んなは着替えるので、僕は部屋を出る。トレーナーさんは蹴り出される感じで、追い出された。

 

「トレーナーさん。大丈夫ですか!?」

「ああ、慣れてるからな!」

 

 えぇー!? あんな力強い蹴りを前にも何回か喰らってたのか……この人、スーパーマサラ人のあの人より凄いのでは? でも、あのお方は電撃を喰らっても大丈夫だったよな。

 

「なおくん、着替え終わったよ!」

 

 部屋の外で、トレーナーさんと皐月賞の事を話していたら、姉ちゃんの声が聞こえて来た。2人で部屋の中に入ると、勝負服姿の姉ちゃん達が立っていた。

 どの勝負服も可愛いし、カッコいい。元の世界でジョッキーさんが着てた服のカラーと同じなのを思い出す奴もあって、鳥肌がたった。

 

「おお! 皆さん、似合ってます!」

「そんなにキラキラした目で見られるとは思わなかったなぁ〜。ささ、写真撮るんでしょ?」

 

 テイオーさんが、早く撮ろうよと言って先に外に出て部屋の前で撮ることになった。僕はカメラを設置して、写真撮影の準備をする。

 

「それじゃあ、撮りますよ〜?」

 

 カメラのスタンバイが完了して、皆が、僕の指定した位置に並ぶと、空いている所に急いで入る。シャッター音が鳴り、撮れた写真を確認すると、それぞれ独特なポーズをする中、ゴルシさんは舌を出しながら両手でピースをしていて、めっちゃ目立っていた。

 

「いい感じですわね!」

「これを、印刷して、皆んなで一枚ずつ持つのはどうかしら?」

「スズカさん、いいアイデアですね。僕、寮に帰ったら、コピー機で印刷します!」

 

 

 

 写真撮影を終えて、皆んなが解散すると、僕はカメラで撮影した写真を寮のコピー機を使って印刷をした。

 

「おっ、その写真いいな」

「音也くん。良い思い出が出来たよ」

 

 印刷された写真を見ていると、音也くんに声を掛けられた。僕の隣に写っているのが、僕の姉で、今月の皐月賞に出ると教えたら、一緒にレース見に行こうと言われたので、僕はOKを出した。

 

「それにしても……お前の姉ちゃん。めっちゃ可愛いな! 直人は何時もこんな美人なウマ娘と家で暮らしてたのか!?」

「そ、そうだけど」

「まさか、お風呂も一緒に……」

「スゥゥゥ……」

「図星か! 図星なのか!? この裏切り者ー!」

 

 なんか、このやり取りにデジャブを感じたのは気のせいだろうか? 竜也は今頃、元気でやっているかな……久しぶりに通話でもしようかな。

 

 

 

 そして、月曜日の昼休み。トレーナー室に来た僕は、トレーナーさんに皐月賞の出走するウマ娘を聞いた。それと新聞も借りて、一刻も早く、姉ちゃんに見せたい。

 

「トレーナーさん。失礼します」

「直人、出走するウマ娘が決まったぞ!」

「どれどれ? 姉ちゃんは……4枠7番か」

 

 他は、サトノクラウンだ! ウマ娘でいるのか……会ってみたい。それと、リアルスピリットとデュラハンテって元の世界の馬の名前文字られてる!? じゃあ、あいつらはウマ娘として、この世界にいないのか……。

 

「トレーナーさん。新聞借りますよ?」

「ああ、持ってけ。何ならその新聞やるよ」

「ありがとうございます!」

 

 僕は新聞を持ってカフェテリアへと急いで向かっていった。カフェテリアに着くと、姉ちゃんとダイヤ姉ちゃん。それと見慣れない黒上サイドテールのウマ娘が一緒に食事をしていた。

 

「姉ちゃん!」

「なおくん、どうしたの? そんなに慌てて」

「皐月賞の枠が決まったから、その新聞持って来た!」

 

「も、もしかして……直人くん!?」


「え? 誰?」


「私だよ! サトノクラウン!」


「サトノクラウン!? えーっと……」


「覚えてないのも無理はないよね。最後に会ったの4年くらい前だし」

 

 このウマ娘がサトノクラウンだったのか。早速会えてしまった。確かに、髪の毛の白い部分が額にあった白いマークに似ている気がする。

 それにしても、牧場で、よく会う馬のウマ娘がこうして僕の目の前で、勢揃いしているとは……正直、感動的だな。

 クラウンさんは、ダイヤ姉ちゃんの親戚で、去年、香港からトレセン学園にやって来たらしい。この世界の僕は、ダイヤ姉ちゃんとも遊んだことがあるらしいので、クラウンさんとも昔接点があったんだな。

 

「なおくん、新聞見せてくれる?」

「はい、ダイヤ姉ちゃん」

「えっと……キタちゃんは4枠7番で、クラちゃんは5枠8番だって!」

「クラさん、あたし負けないよ!」

「私だって! 良いレースにしようね!」

 

 姉ちゃんとクラウンさんは、お互いに、バチバチと闘志を燃やしていると、僕のお腹の虫が鳴いた。そういえば、皐月賞のことで頭がいっぱいで、お昼ご飯食をべてなかった。

 

「なおくん、まだ食べてなかったんだ。良かったら、お姉ちゃんのを食べさせて……「いや、自分で取ってくるわ」ガーン!」

 

 僕がそう言い、受け取り口へと向かうと、姉ちゃんが、テーブルに突っ伏していた。そんなに「あ〜ん」がしたいのか……この姉は。

 

「「すみません! ニンジンハンバーグ定食のごはん大盛りください!」」

「あっ、スペさん!」

「直人くんだ! 今からお昼?」

「そうですよ。スペさんは?」

「私は、おかわりに来たんだ!」

 

 相変わらず食いしん坊じゃねぇか。太り過ぎないことを祈るよ。と心の中で言う。実際に「そんなに食べたら太るんじゃ?」と口に出して言うと、全ウマ娘……いや、全女の子に失礼である。

 

「直人くん。良かったら、私たちと一緒に食べない?」

「私たち?」

 

 スペさんが指を刺した方向には、エルさん、グラスさん、スカイさんの黄金世代組がそこにはいた。エルさんが手を振っていたので、僕はそれに反応して、手を振り返す。 

 

「良いですよ。エルさんたちとは、もっと話したいことありますし」

「決まりだね! ニンジンハンバーグも受け取ったし、一緒に行こ!」

 

 こうしてニンジンハンバーグ定食の大盛り(スペさん、ご飯盛り過ぎ)を持って、黄金世代が座ってる席に座る。

 

「スカイさん。隣、良いですか?」

「良いよ〜♪」

 

 

 

 こうして僕は、黄金世代の人達と食事を共にすることになったのだった。

 

 

 





もじったのは良いけど、オリジナルウマ娘というタグを付けた方が良いのかな?
もしも、アニメでこの2頭がウマ娘になるのであれば、暫く伏せ字&もじった名前で行きたいと思います。

リアルスピリットのスピリットはウルトラマンコスモスの主題歌から来てて、デュラハンテのデュラハンはそのまんまの意味です。

スペちゃんは直人くんと親しくなって行き、敬語を外した。

それではまた次回!
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