それより!ゲームのイベントが!!被りすぎて!!!ジカンナイ!!!
ブラックロックシューター!!
FGO!!!
ブルーアーカイブ!!!!!
ぬぁがぁぁぁあおおぉと!?同時に開催しないでぇぇえ!?!?
<軽く先生側、第3者視点サイド>
「せんせ~、あの子達本当にムゥちゃんのお友達?」
フリフリの服を着た少女、ムツキに半場強制的に引きずられていくのを見送ったホシノが先生に疑問を投げつけた。
一方、投げつけられた先生は隣に座っているシロコにスススっと近づきながら答えを返した。
『ん~…正直に言うとわかんない。友達がいるっていうのは聞いてたけど名前を聞いたり会ったりしたことはないからね』
そして、そのままシロコのマフラーに顔を埋めて深く、深く息を吸い始めた。
いつもなら近づいた時点で即止めるムゥがいるが、今はいないためやりたい放題だった。
「……え?」
『スー..ハー..友達じゃなきゃそもそも抱きついた時点で振り払って睨んでるからね』
「……くすぐったい」
その返しを聞いたホシノは確かに、と納得した。
そしてムゥがつれていかれたテーブルを覗き見ると、通路側へ垂れた鱗のある尻尾がゆっくり、ゆらゆらと揺れて床を擦っていた。
「そっか~、なら安心だね~。あ、アヤネちゃんお水欲しい?」
<ただ書きたかっただけ!終わり!>
「美味しいでしょう?」
さりげなく自然に、ノノミさんはテーブルの横から声をかけてきました。
それに少し驚いた表情をしながら皆の視線がノノミさんへ集まります。
「あれ……?えっと、隣の席の__」
「うんうん、此処のラーメンは本当に最高なんです、遠くから態々来るお客さんもいるんですよ」
「__えぇ、分かるわ、色々な場所で色々なものを食べたけれど、このレベルのラーメンは中々お目に掛かれないもの」
……そんなになのですかね?ムゥは匂いはわかりますが、味はわかりませんのでよくわかりませんが……というか、皆さん全員で何故此方に…?
あ、隣のテーブルに移動ですか、
「えへへ……私達、此処の常連なんです、他の学校の生徒さんに食べて頂けるなんて、何だか嬉しいですね」
「きょ、きょ、恐縮です……」
…そういえば、前世で
「その制服、ゲヘナ?遠くから来たんだね」
「……まぁね、ちょっとだけ大変だったよ~?」
「…………」
「?
なんか、カヨコとムツキの雰囲気が変わりました。
ムツキはすぐに取り繕って会話を続けてますけれど、カヨコは目を細めて警戒しているような顔です。
カヨコって、コミュ障……ということは無い筈なのですが、
「ね、もしかしてアビドス?」
「たぶん……でも社長…気づいてないね…言うべき?」
「ん~..面白そうだからほっとこ!」
…………マジですか?多分……いや、確実に、今日のターゲットってことですよね……?
傭兵、雇ったって言ってましたし、
情報が無い…廃校寸前の学校の情報なんて広まりませんし、
カヨコとムツキが制服を見ていて警戒してましたし……はぁ…
「うふふふっ、良いわ、こんな所で気の合う人達に会えるなんて、これは想定外だけれど、こういう予測できない出来事こそ、人生の醍醐味じゃないかしら!」
醍醐味にしては奇天烈過ぎやしませんか………正直、今の装備では相手にするのは厳しいですし……一旦、装備を変えに戻る必要がありますね。
今の装備だと………相手にできないこともないですが、時間帯によっては厳しいです。
…社長とハルカは………気付いてないみたいです。
カヨコとムツキが気付いているなら、ここを別れた後にでも教えるのでしょう。
それより、シロコさんと先生は………お店で何で寝転んで……膝枕?……セリカさんに言いつけておきましょう。
◻️
◻️
「それじゃあ、気を付けてね!」
「お仕事、上手く行きますように!」
「あははっ、了解!あなた達も学校の復興、頑張ってね!私も応援しているから!それじゃあ!」
………どうして、こうなったのでしょうかね、
結局、あのあとも
主に話をしていたのは社長とムツキですが、特に社長は皆さんとお互いに気が合ってしまって……
趣味悪りぃですよ、ムツキ。
とにかく、今日、便利屋68から襲撃があるのは確定しています。それに、雇われた傭兵を加えて。
……流石に、皆さんに説明しなければいけませんね。
今は仕事です。今さらですが割りきりましょう。
「ん、あれ、ムゥちゃんどうしたのー?」
「皆さん、少し、お話があります___」
◻️
◻️
「………うへぇ…それ本当~……?」
「そんな……いいヒト達だと思ったのに……あっ!すいません…」
アヤネさんがはっとしたように謝って来ました。
別に良いんですけどね、仕事上仕方の無い事ですし。
「あっちも仕事れやってるのれす。れすがあっちも本気れ来ますから気は抜かないようにお願いします」
実際に相手をしたら手加減なんて考えられないでしょうが、初めからの心構えも大事です。
徹底的に対策しましょう。
まず、
◻️
◻️
「ふう……良い人達だったわね」
「………」
「………はぁ……」
便利屋とアビドスが互いに手を振り合って別れた後、アルは笑顔なのに対してただ一人、カヨコの表情は暗かった。
そんなカヨコを心配してアルは声をかけた。
「カヨコ?もしかして胃もたれでも…」
「違う、社長、あの子達の制服気付いた?」
「せ、制服?なんのこと?」
思っても見なかった言葉にアルはきょとんとする。
その顔をみてムツキはやっぱり、とクスクス笑い始めた。
「アビドスだよ、あいつら」
「………アビドス?」
何か、聞き覚えがあるような、
そう考えながらポカーンとした顔でアビドス……アビドス……と言葉を繰り返すアルを見て、カヨコは額を押さえてため息をついた。
そして漸く、アルは今回のクライアントからの襲撃校の名前を思い出した。
「ななな、なっ、何ですってッーーー!?」
「あははは、その反応ウケる~」
「はぁ……本当に全然気づいていなかったのか」
「……えっ、そ、それって私達のターゲットって事ですよね? わ、私が始末してきましょうか!?」
「あははは、遅い、遅い、どうせもうちょっとしたら攻撃を仕掛けるんだし、その時暴れよ、ハルカちゃん」
愛銃を握りしめ、今にも突撃しそうなハルカをムツキが制止する。その制止にハルカも「そ、そうですよね、」と愛銃を握りしめた手を緩めた。が、カヨコはまだ苦虫を噛み潰し続けているような表情をしていた。
「う、嘘でしょ……あの子たちがアビドス? う、うぅ、何という運命の悪戯……!?」
「はぁ……社長、まだ悪い情報が残ってる」
崩れ落ち、まるで生まれたての小鹿の様に震えているアルにカヨコは追い討ちをかけるように言葉を続けた。
「う、うそでしょ…?これ以上、何が……」
「多分、いや確定でムゥがアビドス側に着いてる」
ピタっと、震えていたアルの動きが止まった。
そして数秒の間を開けて錆び付いたブリキの玩具のようにカヨコの方に振り返った。
「……本気?」
「本気、はぁ………明日歩けるかな…」
カヨコはそう言って天を仰ぐ。
そして、静止していたアルは徐々にカタカタと震え始め……
「どお"じでよ"ぉぉぉお"っ!!!!!」
白目で叫んだ。
それをみたハルカはビクリと震え、対照的にムツキはさっきよりいっそう笑い始めた。
「はぁ…ムツキはなんでそんなに楽しそうなの…」
「くふふっ!だって思いっきり戦えて、加減無しの爆弾使えるんだよ?」
「
カヨコはさっきよりも顔をしかめて額に手を当てる。
そして、指の間からチラリと目線を変えると、もう一人の
「え、えへへ…今度こそ、こんどこそムゥさんを倒して……えへへ……」
爛々と目を輝かせながら愛銃を磨くハルカは見方によっては思いを馳せる乙女にも見えなくはなかった。
しかし、それを見たカヨコはとうとう座り込んでしまった。
「はぁぁぁ……」
「まぁまぁ♪、良いんじゃない?今回は使える駒も多いし、案外勝ち目あるかもよ?」
「!__そ、そうよね!今日は私たち以外にも人員が__」
「10分持てば上々だね!」
「結局ダメじゃないのぉぉお!!」
◻️
◻️
「うへぇ~…腰が痛いよぉ~…」
「ふぅ…流石に疲れますね~」
おじさんとノノミさんが最後の土嚢(土の入った袋)を持って積み上げました。
これで、防衛戦(仮)は粗方完成です。
とは言っても、土嚢を積み上げただけなのですが……時間も人手も足りないので、これが限界です。
さて、もう夕方です。
もういつ襲撃されてもおかしくはない時間帯なのです。
「先生は、アヤネさんろ一緒に校舎に居てくらさい」
アロナがいても、完全な不意打ちは危険です。
だから、一刻も早く校舎に戻って欲しいのですが……
『ま、また爆死……』
何でこいつは呑気にゲームをしてるんですかね…?
というか爆死なんていつものことですし、どうせ天井まで出ないんですから諦めてとっとと引っ込んで………何をする気ですか?
『ムゥの尻尾で押すと出るから…』
「………は?」
………鱗なのに、画面反応するんですか?
というか、いいからさっさと引きこもってて下さい。
もう夕陽が完全に沈みかけて『っしゃ!出たぁ!!!』……………ふぅ……さっさと引っ込んでてください、ね?
『アッハイゴメンナサイ』
「あ、あはは…では皆さん、精一杯支援するので頑張ってください!行きましょう、先生!__え、ちょっと!?」
……あ、転びましたね、ヒトを引っ張りながら走るのは割りと大変なので凡人な先生には難しいことなのです。
さて……これでいつ攻められても後ろを気にせずに戦えるようになりました。
現在、アビドスの周囲をドローン(アヤネ、シロコ、先生のドローン)で巡回しています。
幸い高校のまわりは見通しが良いので見逃すことはまず無いでしょう。
ムゥの予想では、便利屋の皆さんは奇襲はしない…と、思っています。
優しい社長の事です。
今日あれだけ仲良く話していたヒトを後ろから撃つとは思えませんからね。
せめて正々堂々と、なんて考えているでしょう。
◻️
◻️
《校門前大通りに傭兵集団を確認!真っ直ぐ此方に向かって来ます、敷地内に入られる前に迎撃を!__っ!便利屋の皆さんを確認しました!注意してください!》
「きましら、ね」
「……本当に来ちゃいましたね」
距離はだいたい、100mと言ったところです。
………思っていたより傭兵の数が多いのが誤算でした。
軽く50は超えてませんか、これ。
まぁ数が多くてもやることは変わらないので関係ありませんが。なんならやりやすくなったまであります。
ともあれ皆さん。先生。
作戦通り、お願いします。
……始まりました。
向こうで皆さんが戦っています。
現在ムゥは一人で単独行動中です。
おまえなにしてんだ!!て思いましたね?待ってください、これには理由が……やめましょう、このテンション。虚しいです。
とにかく、作戦なのです。
先生が皆さんを指揮して、防衛戦を維持しながら正面戦闘。そして、ムゥが後ろから奇襲をかけます。便利屋のメンバーに。
便利屋は今、アビドスの戦力を測るために後方で待機しているので奇襲するのには持ってこいなのです。
……もちろん、カヨコとムツキに気付かれなければなのですが。
野生の感……虫の知らせ…ですかね?あの二人は何かと感が働くので、気を抜けません。
ただ、回りのほとんどが砂や草木なので足音も呼吸音も聞きにくくなっています。素足なら尚更です。
これがまさに【実家の様な安心感】ですね。
さて……そんなこんなで、便利屋との距離はもう30mもありません。
あとは
「社長!回り込まれた!」
「な、なんですって!?」
「あっはは♪いっくよ~!!」
「ぐっ!!!」
【爆風で吹き飛ぶ】
迂闊でした…!
うっかり、本当にうっかり前線の
とにかく、爆風で距離を取れたので隠れましょう。
「ムツキ!カヨコ!逃がさないで!!」
「おっけ~!ば~ん!!」
……よくまぁそんなにポンポン、ポイポイと爆弾を投げられますね……野球選手にでもなったら稼げそうですね、ムツキは。
さて……なんだかんだでカヨコとムツキを社長達から引き剥がせたのは良いです。
実質二人の戦力を削いだということにもなりうるので。
「チッ!ごめん、見失った。___うん、なら急いで戻るから」
「ん~…3まで下がってくれれば、間に合うかな?」
カヨコとムツキは背中を合わせて死角が無いようにしながら連絡を取っています。
当然、隠れているだけでは何もできませんし、そのつもりもありません。
ここからは……二人をどれだけ引きつけ続けられるか………いえ、どれだけ早く無力化できるかです。どちらにせよ時間なんてかけていられませんしヒット&アウェイですね。
そういえばムゥのノーマルスキルなんですけど、(chapter8/11ページ参照)
1/3のダメージとはいえ割合ダメージもありますし総力戦とかでミカとかと組み合わせて使ったら強いのでは……?
(尚結局ムゥ入れるよりバフデバフ要員の方が強い)
所詮は最初期配布キャラだ………!!!