欲望に忠実な先生と苦労する生徒   作:メヴィ

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|д゚)チラッ


アビドス編:chapter19

 

 『………これ、判子だけで良くない?』

 

 

 抱き枕にされた翌朝の、泊まっているホテルで、先生とムゥは書類を捌いています。

 

 

 「………」

 

 『え~…』

 

 

 目線だけで返せば先生はしぶしぶと書類にペンで書き込みを始めます。やりたくないのはムゥだって同じです。

 

 本来なら今日もアビドスへ行っている予定でしたが、朝イチでリンさんの名前で書類の束が届いきました。

 

 手紙も付いていて「別件の最中なのはわかってますが、重要書類が溜まってます」とありました。

 

 要はアビドス関連以外の仕事もしろってことです。

 

 前にシャーレに戻ったとき、判子押すだけのはちょっとだけやりましたが………まぁ、地獄を見るのは主に変態なのでいいです。

 

 あ、この書類達と一緒に報告書も一緒に出しましょう。

 

 

 『もぉやだ疲れた…………抱っこして良い?』

 

 「ぁ"…?」

 

 『ひぃん……』

 

 

 前に仕方なくそうしたときに、確かに最初はやる気がありましたが途中から太ももやら脇やらを触ってきて不快だったので嫌です。

 

 そもそも膝に乗ったらムゥはどこで作業をしろと?

 

 

 『うぅ……』

 

 「……はぁ………」

 

 

 どんだけ書類作業嫌なんですか?

 

 そんなに嫌々、うだうだとやられるとこっちまで滅入ります。

 ………筆跡とかは無理ですが、サイン位なら偽装はできますし、アロナとやり取りしながらなら………まぁ、可能ですか。

 

 と、いうことなので

 

 

 「()ね」

 

 【先生を部屋から蹴りだす】

 

 『ちょちょちょちょ!?急に何!?』

 

 「嫌やら、やらなくれいいれす」

 

 

 えぇと……まぁ、外出用の鞄もあれば十分でしょう。

 

 

 『いだっ!ご、ごめんなさい!ちゃんとやるkバタン!

 

 

 「………ふぅ」

 

 

 まだ扉は叩かれていますが、遮音性が良いのか声までは聞こえません。

 

 あとはアロナが何とかするでしょうし、さっさと書類を片付けますか。

 

 ◻️

 

 

 

    ◻️

 

 ◻️

 

 

 「んっ………んんっ~~…はっあぁ……」

 

 

 朝からのぶっ通し6時間。ようやく、粗方終わりました。

 

 先生自身の分は集中すれば…………できたら、4時間位で終わるんじゃないですかね?できたらの話ですが。

 

 それはまぁどうでもよくて、急ぎの書類もあったので今日中にリンさんに届けなきゃいけないんです。

 ですが停めていた戦車、無いんですよね。

 

 多分、先生が乗って行ったんでしょう。仕方ありません。人間ボディは貧弱ですし。

 

 あの戦車の操作は基本レバーなので、先生の()()()が刺激されて大層気に入ってましたからね。

 

 まぁ、かっこいいのはわかりますがね。

 

 ともかく、ついでにシャーレの倉庫でメンテとか改造もしたかったのですが仕方ないです。

 とりあえず、最寄りの乗り場までは徒歩…走りますか。それから乗り次いでって感じですかね。

 

 

 

 

 

 

 

 ………まぁ、はい。

 

 とりあえずは着きました、連邦生徒会まで。

 

 道中、どう言うことか乗っていたバスが不良同士の小競り合いのせいで遠回りしたり、電車の中で手榴弾を落として爆発させたりする、めいわくなヒト達がいやがりました。

 

 いくら爆弾好きだからって、手榴弾のピンをバックに引っ掻けてアクセサリーとか、控えめに言って頭の中が火薬なのでしょうね。

 そのまま爆発してしまえ。

 

 アレらのせいでもう日が沈みましたよ。

 

 

 「あれ、なにしてんの~?」

 

 「珍しいですねモモカさん」

 

 

 ドアを開けて入れば、珍しく、いや初めて書類を持った姿のモモカさんを見たかもしれません。

 

 いつも明太子ポテチを持ってマスコットになっていたというのに。

 

 

 「そんな不思議そうな顔しないでよ~、私だって流石にあんなんになってたら手伝い位はするもん」

 

 「あんなん…?_____あぁ…」

 

 

 モモカさんが指を指した先には、ソファーの上でいつもはモモカさんが使っているクッションに頭を預けているリンさんが横たわっていました。

 

 近づいてみれば、目の下には隈かできていて相当疲れているようでした。

 

 

 「ここ最近、また不良達が問題ばっか起こしてさぁ。そこから芋づる式に面倒事が起きてこの通りだよ」

 

 

 前は見回り(先生気分転換の散歩)の時、たまに不良達を鎮圧したりしてましたし、その影響もあったかもしれませんね。

 

 ………こんなになるまで、頑張らなくていいのに

 

 

 「んぃぃ~………めんどくさいなぁ…あ、そうだ。それで何でわざわざこっち来たの?アビドス?で忙しかったんじゃ無かったっけ」

 

 「……すべて、れは無いれすが処理済みの書類を」

 

 「お、どれどれ…………うん。オッケ!」

 

 

 そして、機嫌良さげに書類を仕分けたモモカさんはいつものとら別のソファーに体を投げだして………

 

 

 「あの、そのポれ、ポテチは何処から?」

 

 

 ダイブするとき持ってませんでしたよね。

 

 

 「ん~?」

 

 

 ………まぁ、深くは考えません。ヒフミが戦闘中にあの、巨大なペロロ様を突然配置するみたいなフシギ能力ですかね。

 

 ところでノータイムでポテチを食べ続けるのは良いですがポロポロと溢すのはやめねぇですか?白いソファーなのが際立って………あぁもう…………………………………………

 

 

 「んぶ、ぷぁ……なんかお母さんみたいだね?」

 「んぷぁ、…お母さんみたい!」

 

 

 「………すみません、つい」

 

 「いや謝るのはこっちだからね?」

 

 

 もう、何年前だと………あぁもう、何で今……重なった?

 

 仕草が、言い方が似てたから?

 

 ……………過去を、重ねて……いまさら

 

 

 「おーい、おーい?大丈夫?疲れてるならちょっと休んでく?」

 

 「っ、いえ、らいじょうぶれす」

 

 「……そういって、ああなったヒトいるんだけどね。よっと」

 

 【ソファーに引き倒される】

 

 「っ!?なに、を……あの、何を?」

 

 

 なんか、モモカさんに見下ろされてますし、なんか頭の後ろも暖かいです。

 

 ……なぜ急に引き倒して、膝枕を?

 

 

 「ふっふっふー、だいせーこーってね……いや、ごめんね急に」

 

 

 そういって、モモカさんはムゥの目を覆うように手を置いてきます。

 モモカさんの体温が高くて、気持ちいいのですが本当に何をしてるんですかね……?

 

  

 「その、なんていうかさ、親近感?同族意識って言うのかな?」

 

 

 お腹辺りに細い何かが……モモカさんの尻尾、ですかね。

 

 

 「尻尾持ちの子も多い訳じゃ無いし、それに今まで私以外に竜の尻尾の子なんていなかったからさ。だから何て言うか……ほっとけないんだ。あ、年上なのはわかってるけどね」

 

 

 ………なら、せめて今の立場は逆では?

 

 それに、さっきのは()()()()()だけであって、決して体調不良等では…………

 

 

 「…あり、本当に寝ちゃった……ふわぁ……なんか私も眠くなってきちゃった…」

 

 【その後、目覚めたリンに起こされるまで寝続けた】

 

 ムゥ達を起こそうと手を伸ばしたリンがムゥにガッツリ威嚇されてビクビクして、「起きて…いえ、ヘイローが点滅を繰り返して…」と、威嚇にビビって起こそうにも起こせなかったのは別の話

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、シリーズで一番の短編だったかも。ごめんなさい。

約1ヶ月ぶりなんだよなぁ……なんでだろ(記憶喪失)

ということで、今まで約5000字前後を目標にしてたんですがこうもエタッてるとなって話です。

もちろん投稿サボるつもりは無いんですが(過去からは目をそらします)一回の文字量が多くて頻度が低いか、
 一回の文字量が少なくて頻度高めか

君たちが決めて!(他力本願)
(なんか()使いやすいね)

そしてモモカに対しては解釈不一致は認める。
でも俺のモモカへの印象は根が優しくて良い子なのでこうなった。
普段グータラでも、こんな風に手伝ってくれたり気遣いしてくれる女の子って可愛いね。

そんな幼なじみが欲しかった

文字量 頻度

  • 一回多めでな5日に1~2回くらい
  • 一回少なめで2~3日に1日
  • いつでもええんやで(青筋仏顔)
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