Re:ゼロからオリ為す異世界生活   作:萎える伸える

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 ここら辺の内容書くの初めてなんで原作読み返してました。
 単行本の方読むべきですかネ~、買ってはいるんですけど、ゆっくり読む時間がないないない。

 てなわけで始まります。始めましょう! 
 再臨の王都編! 


『始まりの火蓋』

 

 

「──騎士ラインハルト・ヴァン・アストレア!」

 

 

 途端、謁見の間の集う人々に緊張が走った。

 それまでの和やかで自由度のある空気から一転し、重く、私言を許さないといった空気が部屋中を満たす。

 それはその名を呼んだ王国近衛騎士団騎士団長の一喝によるものか。

 

 あるいは、

 

 

「──はっ!」

 

 

 騎士中の騎士。この国の絶対正義。『剣聖』ラインハルト・ヴァン・アストレア、この男の圧によるものか。

 

 

「この場に集う皆々様に私よりご報告をお伝え申し上げます」

 

 

 その言葉を遮ることは許されず、

 

 

「竜の巫女、次代が王の候補者──最後の五人目、見つかりましてございます」

 

 

 何人たりともその口上を聞き逃せない。

 

 

「私が王として仰ぐお方、名を──フェルト様と申します」

 

 

 時間にして一週間足らず、しかし彼からすれば久しいと言って差し支えない再会となる。

 

 広間へと入場してくるあの時とは比べるべくもなく綺麗に着飾り変貌した、美しい金糸の髪に紅の瞳を持った絶世の美少女。

 

 ──手癖が悪く、家族思いで、勝気だった少女──

 

 

 フェルトが顔を見せた。

 

 

◆◇◆

 

 

「──ラインハルト、後で覚えとけよ」

 

「申し訳ありませんがフェルト様、内容をぼかして話されては何の事か分かりかねます」

 

「あっそ、お得意の加護であたしの心を読んでみろよ、この堅物っ」

 

「あまり無理をおっしゃらないでください」

 

「先に無理を通したのはお前の方だろーが!」

 

「御許しを、それが運命のお導き故」

 

「はっ、相変わらずに『運命の奴隷』やってんのな」

 

「貴方様が言葉を返して下さるこの機会を逃したくはありませんが……他の候補者の方々、賢人会の皆々様をお待たせしておいでです、願わくばこちらへ」

 

「いいぜ、それが『約束』だからな、破ったらただじゃおかねーからな」

 

「必ずや」

 

 

 この部屋にいる人々には解せぬやりとりを経て、ようやく集った最後の候補者、フェルトという名の少女が王候補者の列に加わった。

 

 

「お? おー! 姉ちゃんじゃねーか! 元気してたかよ?」

 

「フェルトちゃん……よかった、あの……」

 

「待った! 謝るとかなしだかんな! あたしはあんたにはすっげー感謝してんだ。また謝られたんじゃあたしの面目が立たねー。だから、な? これ終わった後でちょっと話そうぜ?」

 

「っ、うん……!」

 

 

 男前だ。少なくともクルシュはそう思った。

 いいや、むしろエミリアが些か女々しいというべきか。

 あの時、『剣聖』を見過ごしたクルシュにも彼女がこうしてこの場に現れたことには少なからず責任がある。

 その後の子細をエミリアから聞いたクルシュとしても『剣聖』の判断はこの国の繁栄を考えたもので正しかったと思う。しかし、それはそれだ。王国の繁栄、王選の為に何も知らぬ少女を拉致した事実は変わらない。

 故、エミリアが謝らずとも、クルシュには誤るべきことがあると思い、口を開こうと──

 

 

「くだらんな、下々の者同士で傷の舐め合いか。王たる資格を持つ者の振る舞いとは到底思えん。何の因果か妾と同じ立場にある者として、そのような振舞では妾の品位が下がるというもの。この場に並ぶのであればそれ相応の振る舞いをせい」

 

「んだ、このデカパイねーちゃんは。そんな遊女みたいな服装してるお前の方が品がねぇんじゃねーか?」

 

「──口が過ぎるぞ、下郎」

 

 

 尊大に過ぎる陽妃──プリシラ・バーリエルはその瞳から温度を消し、絶対零度の瞳で口の過ぎた小娘に自らの手でお灸を据えんと扇を構える。

 陽魔法に愛された少女は、その手に握る扇に『陽』を宿し振るった。

 

「ちょっと!」

 

「──大丈夫だぜ、姉ちゃん」

 

 ぶわっ、と熱気が舞う──フェルトを避けるようにして。

 

「──なんじゃと?」

 

「えっ? フェルトちゃん……?」

 

 

「お生憎様──あたしに魔法は効かねーよ」

 

 

 フェルトを包む目に見えぬオーラが彼女の身体を悪意より守る。

 それは『風除けの加護』のようで違う。違った。

 彼女に宿る『加護』が除くのは風だけではない。

 

 地竜の持つ加護とは似て非なるモノ。

 

 そう、彼女こそはこの親龍王国王族の血を引く者、故に、彼女の加護はありとあらゆる『災厄』を退ける。

 

 それこそが彼女の生まれ持った『運命』。

 

 ラインハルトを魅了し、家臣とした『世界の寵愛』。

 

 その名は──

 

 

「──『魔除けの加護』、それがあたしの持つ加護の名前だ。ありとあらゆる魔の力を退ける退魔の力、あんた如きの魔法なんて怖くもなんともないぜ!」

 

 

 彼女こそは、この世界の()()()

 何人たりとも、その覇道を邪魔することは許されない。

 

 

◆◇◆

 







 ごめんね? 本編とあんまり変わらなんだ。パクってはないよ? ほんとだよ? 展開全然違うんだからっ!

 次ホムラで、その次ユリウスで、その次スバルで回想、そんで時間空いて、スバルくんがわーわーやってホムラがわーわーやって、みんなでわーわーするネ、ウン。以上!

 てか、王都編まで一週間もない上にホムラが貴族街に入れるわけないんだから、フェルト陣営もクソもなかったな! まぁ、一週間の間にホムラたそも動いてますことよ。
 乞うご期待
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