【】内の台詞はテレパシーで交信している設定です。
サイコフレームの調達も終わった実況プレイはーじまーるよー!
前回エンジェル・ハイロゥ擬きの建設に必要な分のサイコフレームの生産が完了したと報告がありました。これからはサイコフレームを使った建設作業がありますが、アナハイムと教団の力があればそれほど時間を掛けずに完成できるでしょう。しかし建設作業を一々見てるのは退屈なので加速しますね。
加速している間に宇宙世紀の建設事情について軽く説明します。宇宙世紀はMSやサイコフレーム等の兵器ばかり目立ちますが、建設技術についても結構進んでいます。というかチートです。何より建築スピードが脅威的で一年戦争で壊滅した各サイドが短期間である程度再建できるほど仕事が早いんですよ。
総人口の半数が死んだとなれば各サイドの破棄や統合を考えてもいいくらいなのに、サイド3と6以外の被災した全サイドを一応再建することができるとか終戦直後で金も人もない状況でよく頑張りましたよ連邦政府は。何だかんだ言っても地球圏を支配する組織なだけありますね。人口についても政府が介入せずともあっという間に増えていましたしタフという言葉は宇宙世紀の為にある。
ちなみにアナハイムは建設業についても参入しておりMS関連事業よりもずっと儲かっています。この世界ではアナハイムがMS開発に消極的なのもありますが、ホモ君のおかげで地球圏が安定しているので経済が順調に発展しており、好景気で建設業も絶好調な状況です。原作でかなりの負担になっていた軍事関連の費用は軍縮で大幅に削減され、その分浮いた費用を健全な方向に活かせば余裕ができて当然でしょう。やっぱり戦争はクソだってはっきりわかんだね。
宇宙世紀0093年になりました。原作では第二次ネオ・ジオン紛争……逆襲のシャアが起きますがこの世界ではネオ・ジオン自体が存在せず、シャアもブレックス議員の下で頑張ってるようなので起きるわけがありません。逆シャアなんてなかった。
【……というわけで、息子が生まれたので報告しておこうかなと】
【そうですか!それはおめでとうございます】
え、ホモ君とカミーユがテレパシーで会話していますがカミーユ子供できたの?いやもうカミーユも23歳になりますし別におかしくはないですけど。
【ユィリィさんは大丈夫なのですか?】
【ファは元気ですよ。無事退院して子育てを頑張ってます。勿論僕も手伝ってますけど……親父達が事あるごとに家に来るからいつも賑やかです】
【アハハ、お孫さんを溺愛していると】
【ええ、親父も母さんもデレデレですよ。孫ってそんなに可愛いんですかね?】
お相手はファですか。まあフォウと出会う事もなかったしカミーユとファが結ばれるのは当然ですね。
【妹さんは?】
【マリーはすっかり生意気になりましたよ。赤ん坊の頃はあんなに可愛かったのに……でも親父達は僕もあんな感じだったと笑うんですよね】
しかし原作では考えられないほど平和な家庭だァ……孫を溺愛するフランクリンとか想像できないのですが。
【そういえばモーレスさん、貴方は……】
【どうしましたか?】
【……いえ、何でもないです】
ん?何ですかその思わせぶりな態度は。
【すみません、ファが呼んでるのでテレパシーを切ります。忙しいだろうに話しかけてしまってすみませんでした】
【いえ、迷惑だなんて全く思っていませんよ。子育て頑張ってください】
何か言いたそうでしたね。もしかしてホモ君の計画についてNTの勘で察知したのでしょうか?しかしいくらカミーユとはいえホモ君の極秘計画を気付けるとは思えませんが……いやでもカミーユだしなぁ。
まあいいでしょう。万が一ホモ君の救済計画を邪魔してきたとしても今のカミーユなら脅威ではありません。原作のカミーユと比較したらNT能力は大幅に落ちているでしょうからね。
何故断言できるのかというと、この世界のカミーユは戦争に巻き込まれず平穏に暮らしているためNT能力を碌に鍛えていませんからね。アニメZガンダム終盤では驚異的なNT能力を発揮していましたが、あれはグリプス戦役で戦い続けた結果極限まで研ぎ澄まされていたからです。アニメ終盤カミーユならばたとえZガンダムに乗っていてもホモ君相手にワンチャンあったでしょうが、一度も戦場に出ず20代になり父親となったカミーユではあのレベルのNT能力に達するのは厳しいでしょう。というかあんなお労しい原作カミーユにならなくていいから。
というわけで仮に今のカミーユが敵となっても問題ないです。それにMSについてもサイコフレームはこちらが独占しているので圧倒的に有利です。サイコフレームにカンストNTであるホモ君と数十億人の信徒の祈りから発生したサイコフィールドを突破できる存在などこの世界には存在しないでしょう。アムロだってワンパンですよ。
え、ジュドーとバナージはって?……特に調べてませんが何だかんだ楽しく暮らしていると思いますよ。地球圏が平和なので戦争に巻き込まれることもなく平穏無事に過ごしているでしょう。下手に干渉すると碌な事にならないので放置が一番です。
余談ですが過去のプレイでハマーンの副官としてプレイしている時に第一次ネオ・ジオン紛争前にジュドーを味方に付けようと頑張った結果ジュドーを無事ゲットしましたが、今度はハマーンがジュドーにぞっこんとなりリィナも連れて3人で木星に駆け落ちしてしまいました。嘘だと言ってよバーニィ。その後放置されたアクシズはグレミーがブチギレながらも何とか統率していました。
まあそういうわけでジュドーやバナージに対して下手な干渉はNGです。何が起きるかわからないのでそっとしておくのがいいですよ。あの2人は戦争に巻き込まれなければ一般市民として大人しく暮らしていますからね。
今回はここまでです。ご視聴ありがとうございました。
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<カミーユ・ビダンは平穏に暮らしている>
「……あの人は言ったところで聞かないだろうなぁ。穏やかな人だけど結構頑固だし」
「どうしたのカミーユ?」
「ああいや、何でもないよ」
モーレスとのテレパシーを終えたカミーユはそう独り言ちた。
(どちらにしても僕には関係のない話だ。僕にはやるべき事がある、ファやラウルを養う義務があるんだ)
若気の至りでファを妊娠させたカミーユは大学卒業後すぐに結婚していた。卒業後は父親のコネを使いアナハイムのMS関連企業に就職したカミーユは設計士として働きつつ妻と息子を養っていた。
「しかし社会人になって親父達の凄さが改めてわかったな。あの2人の息子というだけで色々優遇されるし」
「でもお義父様達はよくアナハイムの伝手を持っていたわね」
「ああ、それは将来の再就職先として元々交流があったらしい。要するに天下り先ってことだよ」
「へぇーそうだったのね。でもそろそろ準備しないと不味いんじゃない?遅れるとお義父様達が心配するわよ」
「えっ、もうこんな時間か」
とりとめのない会話をしつつ外出の準備をするカミーユ達であったが……
【お腹すいた!】
息子のラウルの鳴き声とテレパシーを聞いて準備を中断する。
「ああこれはお腹が空いてるんだな。ミルクを与えればすぐ泣き止むよ」
「わかったわ」
ミルクを貰ったラウルは泣き止み寝息を立てる。
「カミーユってラウルをあやすのがホントに上手よねぇ。私ちょっと自信を無くしちゃうわ」
「そんなこと言うなよ、君はよく頑張ってるんだから自信を持てって」
「私もカミーユみたいなニュータイプになればラウルを上手くあやせるのかしら」
「おいおい何を言ってるんだ……」
カミーユは少し呆れつつもファを慰める。ちなみに結婚の際にカミーユは自分がニュータイプであることをファに伝えていた。
「ニュータイプはそんな便利な存在じゃない。僕が赤ん坊をあやすのが上手いのはマリーの時に色々と経験したからさ」
「そうかしら?」
「そうだよ。それにニュータイプはメリットよりもデメリットの方が大きい。もしニュータイプだってバレたら研究所に拉致されて実験体にされるかもしれないんだぞ?ならないほうが絶対いいよ」
「うーん、確かにそうかもね」
「そうそう、というか出発しないと遅れるぞ」
「あっ、もうこんな時間!?」
ファを慰めたカミーユは時間に遅れまいと急いで出発したのであった。
両親が住む家に車で向かうカミーユはこれなら時間に間に合うと安堵する。
【ねえお兄ちゃん、まだ着かないの?】
【もうすぐだよ……というかマリー、前も言ったけど運転中にテレパシーで話し掛けるのは止めてくれ。危ないから】
妹のマリーからテレパシーで話しかけられてもカミーユは事故を起こさないよう集中して運転する。
【えー、お兄ちゃんがそんなヘマをするわけないじゃん】
【信頼してくれるのは嬉しいけど僕だってミスはするんだ。あまり過信しないでくれ。そういえば親父達は?】
【家の前で待ってるよ。すごくワクワクしてる】
【えぇ……?5日前に会っただろうに、そんなに孫と会うのが楽しみなのか】
相変わらず両親の孫の溺愛っぷりに辟易しつつもカミーユは車を走らせていた。
【私も早く弟に会いたいなぁ~】
【いや弟じゃないだろ、ラウルは甥だ。そしてマリーはラウルにとって叔母だぞ】
【嫌よ!私は叔母ちゃんじゃなくてお姉ちゃんよ!】
またマリーの我儘が始まったとカミーユは少しウンザリする。
【あのなぁ、気持ちはわかるけど実際叔母と甥なんだから仕方ないだろ】
【嫌だ!叔母ちゃん呼びだなんて絶対嫌!】
【おいちょっと待てよ……テレパシーを切ったなアイツ】
「カミーユ?」
「何でもないよ。マリーからテレパシーが来ただけさ。アイツったらまたラウルを弟扱いしてたんだよ」
「あらら、マリーちゃんがね……まあ気持ちはわからなくもないわ。まだ子供なのに叔母扱いは嫌でしょうね」
「それはそうだけど、どうしようもないだろ」
マリーの事を話しつつもカミーユは車を走らせ、両親達が住む家が見えるまで近づいた。
「あ、本当に親父達が家の前で待ってる……まったくあの2人は」
「フフッ、お義父様達は孫に会いたくて仕方ないのよ。私達もおじいちゃんおばあちゃんになって孫ができたらわかるかもね」
「そうかなぁ?」
もし孫ができてもあそこまでデレデレにはならないだろうとカミーユは考えていた。色々ありつつもカミーユは平穏な生活を送っており、その後も大きなトラブルに巻き込まれることなく最終的に孫と曾孫に囲まれたがそれはまた別の話である。
カミーユ「ニュータイプになってもいい事なんてないさ。精々赤ん坊の気持ちがわかるくらいだよ」
ファ「すごく便利じゃない……世の中のお母さん達が皆なりたがるわよ」
更新速度は遅くなりますが頑張って投稿していこうと思います。
感想くれると嬉しいです。