「高山も今頃は、金沢か。」
「ひとり旅なら北陸路って事もあるからな。」
と、岩泉は言った。
「高山も、金沢へ行く時は列車かな。」
鶴岡は南に言った。
「ああ、新幹線と特急で行くと3時間58分。」
「結構、長い時間なんだよな。」
「ああ。」
そして、歩夢達は金沢を観光した後は山代温泉へ向かった。
「ところで、どの旅館に泊まるのよ。」
「山代温泉の瑠璃光だよ。」
「ああ、結構大人気の温泉ね。」
と、しずくは言う。
「今日と明日は、このチャンスを満喫するわよ」
「賛成っー。」
歩夢としずくと一緒に山代温泉の「瑠璃光」で1泊することにした。
「うん、温泉楽しみだね。ハッ、かすみちゃんテンション上がって湯船に堕天とかしちゃだめよ。」
「しないわよ!そんな事したら。」
「フフフかすみちゃん優しいずらぁ。」
そして、歩夢と侑としずくとかすみは温泉に入った。
「はぁぁぁー極楽、極楽だよ。」
「まさに、北陸の宿って感じだね。」
「こういう自然に囲まれた温泉も、素敵だよ。この前読んだ小説の場面を思い出すわ」
「そうなの。」
次の日、歩夢としずくと侑とかすみは加賀温泉駅から北陸本線経由の福井発の10時28分発の特急「かがやき5号」が到着し高岡へ。
高岡着 11時21分
高岡駅
「やっと、高岡に来たのね。」
「まさに、城下町って感じだね。」
「ええ。」
「高岡派と言えば、城下町巡りしようか。」
「ええ。」
「ああ。」
「あっ、大伴家持だ。」
と、侑は家持の銅像を見た。
「じゃあ、写真を撮ってあげよう。」
「すいません。」
侑は、カメラで家持の銅像で歩夢としずくと一緒に写真を撮った。
「凄い町ね。」
「でも、文化の街って感じだよね。」
と、しずくは言った。
高岡市は、本州のほぼ中央にある富山県の北西部に位置し、市内の西側は山間地域、北東側は富山湾が広がるなど、自然が豊かな地域です。また、400年余りの歴史を持つ高岡には、伝統工芸や祭礼・歴史的建造物が数多く継承されており、見どころがたくさん。平成27年には、文化庁が設立した「日本遺産」に、高岡市の2つの物語が認定されました。
「じゃあ、高岡大仏へ行って見ようか。」
「うん、いいわね。」
そう言って、歩夢としずく達は高岡大仏へ向かった。
「あれ、侑先輩それはなぁに。」
「ああ、それは高岡の観光プランの「高岡雅美」だよ。」
「へぇー。」
「ああ、知ってるわ、高岡で体験工房や和菓子を楽しむんでしょ。」
「そうよ。」
高岡大仏
「うわー、凄いわよ。」
「私も地元の鎌倉大仏よりすごいわよ。」
と、しずくは驚いた。
「でしょ。」
「うん。」
高岡市の大佛寺にある青銅製阿弥陀如来坐像「高岡大仏」。
地元の銅器製造技術の粋を集め、1907年より26年の歳月をかけて完成したものです。高さ16m。小杉大仏、庄川大仏と共に越中三大仏の一つです。およそ800年前、承久の乱をさけて越中に入道した源義勝が木造大仏を造営したことがはじまりだといわれています。その後、何度も荒廃や焼失といった危機にあいましたが、人々の願いにより再建を繰り返し、今の形となっています。境内入口から台座までまっすぐ伸びた参道を、大仏様の顔を拝みながら歩みを進めると、大仏様の目が少しづつ見開かれていく様子を見ることができます。高岡大仏は出来栄えの素晴らしさから「日本一の美男」と呼ばれるほど!高岡大仏の特徴である「円光背」には、阿弥陀仏の仏徳を一字で表現する梵字「キリーク」が頂点に配されています。高岡大仏が鎮座する台座の内部は6:00~17:00の間、参拝ができます。回廊の壁面には地獄絵などの仏画13作が展示、最深部には1900年の大火で類焼した2代目高岡大仏の焼け残りとされる頭部が安置されており、台座の内部で心落ち着く時間を体験することができます。
そう言って、歩夢と侑は高岡大仏の近くにある木田芳香園へ向かうことにした。
木田芳香園
「はぁー、いいお茶ね。」
「でしょ。」
「ところで、歩夢は次はどこへ行くの。」
「じゃあ、私ね、しずくちゃんと一緒に行きたいところがあるの。」
「えっ、それ何処なの歩夢。」
「山町筋だよ。」
「ここで、銅板体験をしようと思うの。」
そう言って、歩夢としずく達は山町筋へ向かった。
山町筋は加賀前田家二代当主前田利長が高岡開町に際し、近隣の城下町から町人を招いて北陸道沿いに商人町を造ったことが始まりで、高岡は江戸期から明治期にかけ物資集散の拠点として発展し、中でも山町は商業活動の中心でありました。今日まで残る町並みは、1900年の大火の復興にあたり、防火構造である土蔵造り主屋が建てられたことによります。それらの土蔵造り主屋に混じり、本格的な洋風建築の赤レンガの銀行や洋風建築の意匠を取り入れた主屋等も建ち、特色ある歴史的景観を伝えています。山町筋の町家を見学できる施設として「高岡市土蔵造りのまち資料館(旧室崎家住宅)」がありますので、散策と一緒に見学もお楽しみください。毎年5月1日の高岡御車山祭では、山町筋の町を背景に華やかな7基の山車が巡行し、受け継がれてきた歴史と伝統をノスタルジックな町並みと一緒に存分に楽しむことができます。臨場感溢れる祭りの雰囲気をいつでも味わいたいときは、「高岡御車山会館」へ。国の重要有形・無形民俗文化財である高岡御車山の通年展示や、からくり人形やお囃子の演奏に挑戦できる体験など、お祭りをより体感することができるので人気である。
「ここね、銅板体験ができる店って。」
「そうだよ、ここが山町筋にある商業施設山町ヴァレーですよ。」
「どこにあるの?。」
と、ことりは言う。
「確か、八ノ蔵だったな。」
Orii gallery 八ノ蔵
高岡の土蔵造りの町並みに建つ"山町ヴァレー"内にあるOrii gallery 八ノ蔵は、一面に広がる青色の銅板が鮮やかな空間になっています。オリジナルクラフト商品の販売や建築建材、表札などをご覧いただけるほか、伝統着色体験も随時開催している。
「見て、私の入ろは鮮やかよ。」
「歩夢ちゃん、可愛いよ。」
「しずくちゃんだって、可愛いよ。」
「私は似合うかな?。」
「これ、可愛いよ。」
と、穂乃果は一軒の店を見つけた。
「ねぇ、ちょっとここの店に寄ってかない。」
「ああ、高岡の銘菓店だな。」
「そうなの。」
「あー、知ってる。」
「ここのお菓子は、とっても人気なんだって。」
と、しずくは言った。
「そうなのか。」
「寄って見ようか。」
「そうしよう。」
歩夢としずくとかすみと侑は、高岡の和菓子店へ寄ることにした。
歩夢達が来た和菓子屋は、菓匠 美都家。
高岡市にある昔ながらの和菓子店。江戸時代より知られる越中富山の丸薬「反魂丹」にちなんだ和菓子を製造・販売をする店として、昭和24年に創業した。高岡市ゆかりの歌人・大伴家持にちなんだ多彩な商品も好評。
「うん、美味しい。」
「この餅は黄な粉がかかってるね。」
「うん、これは越中万葉っていうお菓子なんだ。」
「他にも、家持巻や万葉ロマンのあるんですよ。」
「どれも、美味しそうよ。」
「うん。」
歩夢としずくと侑と香澄は越中万葉と反魂旦を食べた。
「このお菓子美味しいわ。」
「うん。」
「ええ。」
「次、かすみんはここへ行って見ようと思うの。」
そして、かすみと侑は金屋町へやって来た。
「ここが金屋町ね。」
「うん、ここで確か、アクセサリー体験ができるらしいぞ。」
「それ、何処にあるの。」
「ここだよ。」
「ああ、ここね。」
大寺幸八郎商店
「こんにちは。」
「はい、入らっしゃい。」
「ここで、アクセサリー体験ができると聞いたんですが。」
「はい、体験されるんですか。」
「はい。」
そう言って、かすみと侑はアクセサリー体験でキーホルダーを作った。
「出来たよ。」
「凄いじゃん、中須さん。」
「でしょ。」
「可愛いわよ、かすみちゃん。」
と、言って歩夢と侑としずくとかすみは高岡へ行って、大仏と工芸体験と和菓子を楽しんだ。
次の日、高岡大仏と金屋町を見物した歩夢は高岡駅で彼女と一緒に金沢方面のホームへ向かった。
「そうか、歩夢先輩は名古屋の友人に会いに行くのね。」
「うん。」
「じゃあ、私たちだけで高岡から東京へ帰るから。」
「うん。」
駅のホームでは、9時56分発のL特急「しらさぎ6号」が入線して来た。
「じゃあ。」
「それじゃお元気で。」
と、言って歩夢は特急「しらさぎ6号」に乗って名古屋へ向かった。
歩夢が乗った特急「しらさぎ6号」は高岡を発車して、名古屋に到着したのは13時20分である。
歩夢は名古屋で、友人と過ごし。翌日に14時01分発の東海道新幹線「ひかり242号」に乗って東京へ帰った。
そして、次の日事件は起きた。