コラボが決まった2日後、パソコンで動画を見ていたら……目に入ってしまった。
『2回目の配信でもやらかす夜兎 咲』
と書かれて私の立ち絵があるサムネの切り抜きが!予想はしてたけどやっぱり切り抜かれてた。そりゃ初配信でもやらかして2回目の配信でもやらかしてたら仕方ない感はある。
まぁそれは自業自得だし、もういいや。私は今、もっと気にしないといけないことがある!そう!コラボ!そもそもの話、2回目の配信でコラボ決定って普通あるの!?とか文句言ってももう取り消せないわけで…。……ちょっと頭痛くなってきたかも。
「ハア~~」
やば。結構大きめの溜め息出た!後でまた、氷見月さんに通話かけよっかな?コラボ3日後だから早く決めたいけど……通話出来るかな~。今はまだ9時半だし、昼くらいに一回通話かけてみるか……。
「え~と…何しよ。」
今日、日曜日で朝から何もすることないんだよね。あっ!そうだ!誰かの配信とか見たら時間潰せるかな?個人勢の人とかの配信見てみよ。
「ん~でも、個人勢の人ってあんまり見たことないんだよね~。」
YouTubeで適当に調べて見よっかな。
見始めて直ぐに推しが出来た…!この
配信が終わってまた暇になった。
「あー!暇だー!!」
暇すぎる。ゲームでもしよっかな?
「んー」
ゲームやるって言っても何しよ。……そうだ、
ちなみに『ストロンゲスト』、略してストストは最近人気のFPSゲームで、色々なVTuberの人達や実況者の人達がプレイしてる配信や動画をよく見る。私は別に上手い訳じゃないけど、普通にやってて楽しいんだよねー。
「あっ」
まぁ……うん。開始数分で直ぐに死んだ。うーん、弱すぎる!圧倒的雑魚!!
で、まぁそのまま時間が経って…気付いたら14時になっていた。思ったよりゲームしすぎた……。そろそろ電話しないと…!
スマホを開いて、Discordから『氷見月 恋』の名前を探して通話をかける。が、3コール程鳴っても繋がらなかったので、私は通話を切った。それから5分程経つと
『ごめんね。今仕事中だから20時頃にまたかけてもらってもいい?』
というメッセージが来ていた。咄嗟に、
『大丈夫です!』
とメッセージを打ち、それを送信する。考えてみれば、多分、私以外の1期生の人達は、仕事をしてる人の方が多いだろうから、私が休みでも他の人が休みとは限らないのか。
……課題も終わったし、ホントに何もすることないなー。寝転んでスマホを触ってても別にしたいことがある訳じゃないし。パーっと部屋を見渡した。直ぐに目に入ったのはパソコンで…。んー、配信をしようかな?
案外、「やるぞ!」と決めてからの動きは早かった。
2時間程配信をした後、眠くなったので配信を閉じた。配信を閉じた後、ベッドに寝っ転がった。直ぐに睡魔が襲ってきて、瞬間、意識が落ちた。
時計を見てみると19時過ぎだった。まだ通話かけなくてよさそうだし、お風呂入ってこようかな。
お風呂を沸かした後、洗面所で服を脱いで、お風呂場でシャワーを浴びる。頭を洗って、身体を洗って、湯船に浸かる。5分程経って湯船から上がる。タオルで身体を拭いて部屋着を着て、自室に戻る。今の時間は丁度19時半で、20時までまだ30分時間がある。何をしようか考えてると、「ぐぅ~」とお腹が鳴った。何か作るのもめんどくさかったので、家にあったカップ麺を食べた。
食べ終わると時間は20時を過ぎていて、スマホを開いてDiscordを見ると、氷見月さんからメッセージが届いていた。
深呼吸をしてから、通話をかける。
2コールほど鳴った後声が聞こえた。
「あ…えっと……コラボ配信のことで……」
「歌う歌を先に決めときたいな…と思って……」
あ、聞く前にきかれた…!どうしよう…!!!
「えっと…―――…とか、大丈夫ですか…?」
スゥーと空気を吸い込んで
「氷見月さんは何か歌いたい曲、ありますか?」
「あっハイ、大丈夫です……!」
そこから少し話して、コラボの内容を細かくした。通話が終わると、「フゥーー」と息を吐いた。この通話が、今日の何よりも疲れた。正直、朝から通話しようと思っ手はいたけど、何か作業をしてないときはずっと緊張しっぱなしだった。コラボは初めて、というかそもそも、配信だって1週間もしてないんだ。だというのに直ぐにコラボが決まって……。緊張で胸が破裂しそうだ。
明日はまた学校あるし、する事もないし……もう寝るかー。
「…コラボ、……頑張んないとなぁ」
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↑星水リンリ