ついに今日……!!氷見月さんとのコラボ!まだ心の準備が出来てません!学校もあるから余計に疲れそうだよ…。……そろそろ出ないと…。
「ハァー」
家を出るとすぐに白羽さんが居た。
「あっうん、おはよう」
「あ…うん、ちょっとね」
「今日夜から用事があって、それが憂鬱で…」
「……逆に白羽さんは元気そうだね」
「言ってたね」
「へぇー」
白羽さんはスマホを取り出して、そのVTuberのYouTubeアカウントを見せてきた。
「あっ」
アカウント名は
「いや!知らない!」
「ど、どんな人なの!?」
「う、うん」
ホントは知ってるんだけど…。っていうか本当にテンション高くないか?
そこから学校に着くまで、ずっっと【
「…朝から凄かったな…」
授業が終わって下駄箱に行くと、丁度白羽さんが靴を履き替えていた。
「うん、いいよ」
そうして、また家に帰るまでの間、おすすめのVTuberだったりの話を聞いた。
「私は此処だから、バイバイ」
そう言って白羽さんは真逆に帰って行った。え??家こっちじゃなかったの?わざわざ遠回りしてまで布教したかったの…?
家に入り、手を洗って服を着替えた。
「……あっ!待ってコラボの事忘れてた!」
配信は夜だから焦る必要は無いんだけど……、歌の練習しとこっかな…。何もする事ないし……。スマホのカラオケアプリを開いて、歌う予定の曲を練習した。まだ4時間くらいあるんだけど、最近歌も歌ってなかったし……。………夏休み終わりに宿題してるみたいな感じだな。2時間くらい歌って、後は配信の準備やら色々した。配信30分前になって氷見月さんから通話が掛かってきた。
「えっ…とダイジョブです」
なんか…思ってた感じとは違うな……。声は落ち着いてるというか、冷静というか…そんな感じたけど、話し方がお姉ちゃんとかお母さんみたいな、そんな感じがする。
「は、ハイ!」
「…えっ?」
……??私今日何かやらかしたか……?いや…何もしてない……よね?
「話って……?」
「?あ、ありますけど……」
「………え?リアルで……?」
「えっ……と………スゥー配信が終わってから…でも……良いですか?」
それから配信までは話さないまま黙々と作業をした。
配信が始まった。最初は私から挨拶をする。
「こんラビー。化けうさぎVTuberの
「みんな知っての通り!今日は歌配信です!」
チャット:
チャット:
「今日私のことバカにしてる人多くない?」
チャット:
チャット:
※
チャット:
チャット:|歌は何歌うの?
「あっうん歌ね」
「歌うけど……」
少し待ってたらいきなり音楽が流れてきた。
チャット:
チャット:
チャット:
チャット:
チャット:
暫くして氷見月さんが歌い終わった。
「ちょっと待って上手すぎない?」
チャット:
チャット:
「本当に上手い人はそう言うんだよ……?」
「この後に歌えるか?」
チャット:
チャット:
チャット:
チャット:
「……うっ!お腹がっ!」
チャット:
チャット:
「……無理か…はいはい歌いますよ~」
リスナーとそんなやり取りをしながら音楽を流す。
「フゥー、夢の先へ私はもうこんな世界では~♪」
チャット:
チャット:
「仮面を被って~♪毎日同じ顔してる人達と~♪」
チャット:
チャット:
チャット:
そうして私は歌い終わった。
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歌詞は適当に作ったものです!