大文豪に私はなる!   作:破戒僧

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第107話 スゥVS中将バスティーユ

 

 

 横一文字に振りぬかれる、海軍中将バスティーユの“鮫切り包丁”。

 岩をも両断する威力を誇るはずのその一撃はしかし、ガギン、という硬質な音と共に、スゥが構えた“番傘”に受け止められる。

 

 ―――みしっ

 

「……っ、いやな音したな……さすがに軋むか。海軍の本部中将ともなれば、覇気くらい当然使うってことか」

 

「こっちのセリフだらァ、『海賊文豪』。前々から情報はあったが……やはり、お前もどうやら使ってるみたいだらァな」

 

 その腕力に物を言わせて、巨大な刃をくるりと返し、反対側から再度斬りつける。

 

 それをスゥは、体を紙に変えて回避すると、そのままばらけて空間に散らばり……そのうちのいくつかの紙が、バスティーユめがけて襲い掛かる。

 刃物顔負けの切れ味を誇るそれらを、バスティーユはしかし正確に見切り、その巨剣で1枚残らず切り裂いた。

 

「残念でした、それは私が出した紙。私の体の一部じゃないよ」

 

 しかし直後、紙が収束してその背後にスゥが姿を現し、その横っ腹めがけて番傘を振りぬく。

 

「ああ、そうだらァと思ってたとも!」

 

 バスティーユは覇気を込めた腕でそれを受け止めると、お返しとばかりにもう片方の腕で持った鮫切り包丁を振りぬく。

 

 スゥは今度はそれを、体をばらけさせずに、前方に宙返りして飛び込むような動きで回避し、懐に飛び込んで番傘を振るう……と見せかけて、それを囮に、覇気を込めた足で蹴りを放った。

 

「! “鉄塊”!」

 

 その瞬間、背筋にぞくっとしたものを感じ取ったバスティーユは、『武装色』で防御しつつ全身の筋肉に力を込めて防御する。

 直後、腹に突き立てられた蹴りは、やはりこれも『武装色』が込められていたのだろう。ガギン、という金属同士のぶつかり合いのような音をたてたが……それ以上にバスティーユが目を見張ったのは、その『形状』だった。

 

 先程まで確かに普通の足だったはずの、スゥの右足。

 それが、『紙』になって形を変え……まるで一本の鋭い刃のような形状になっていた。

 

 もし防御をせずにまともに食らっていたら、覇気を抜きにしても、腹を貫かれていただろう。紙だからといって脆いなどということが全くないのは、今迄の戦いで実証されている。

 

 しかし、驚いている暇もなく、スゥはその足を即座に元の形に戻すと、そのままさらに深く踏み込んで……今度は腕から大量の紙を出す。

 それらは、小さめではあるが――といっても人の頭よりもかなり大きいサイズがあるが――獅子の顔の形を作り、射出されてバスティーユに襲い掛かった。

 

「ゼロ距離……“獅紙戦吼”!」

 

「ぬぅう!?」

 

 そのまま『鉄塊』で受け止めるバスティーユ。紙の獅子の牙が薄皮を浅く削り、小さな傷を作るものの、それ以上押し込まれることはなかった。

 が、獅子の勢いは止まらずそのまま押し込まれてしまい、スゥとの間に距離が開く。

 

 どうにか振り払ったときには、スゥは今度は小さく細かな紙片を何百枚もその周囲に浮遊させていて……そして、それらが一斉にバスティーユめがけて襲い掛かった。

 

「“紙剃吹雪”……“千本桜”!」

 

「っ……こんなものォ!」

 

 襲い掛かってくる紙吹雪を、バスティーユは『鮫切包丁』で迎撃するが、一度強烈な一撃でまとめて散らしても、すぐにまた舞い戻って襲い掛かってくる。

 

「ぬぅあ……“鉄塊”ッ!」

 

 それも、前方向からだけでなく、全方位から一斉に襲い掛かられてしまうと、さすがにこれも先ほどと同じように『鉄塊』で全身を固めて防御するしかない。

 しかしそうなれば、全身の筋肉を固めるという技の性質上、動くことはできない。

 

 結果、またしてもスゥに次の先手を許すことになる。

 

 だが、『紙剃吹雪』の威力自体はそこまでのものではなく、『獅紙戦吼』と違って覇気も乗っていないと見破ったバスティーユは、全身を『武装色』で防御しつつ、強引に突破してスゥ本人を叩く作戦に出た。

 読み通り、服や装備には細かい傷はつくものの、体を深く傷つけるほどの威力はない。せいぜい薄皮が斬られる程度で、戦うには何も問題なかった。

 

 そのまま、切り裂く紙吹雪を突破して、スゥの首元めがけて刃を振りぬくバスティーユ。

 タイミング的に回避が間に合わないと悟ったスゥは、武装色で固めた傘で防ごうとするが、

 

 ―――みしっ……みしみし……バキバキバキッ!!

 

「っ……さすがに無理か!」

 

 同じように覇気で固めていても、重厚な金属である『鮫切包丁』と、紙と木の『番傘』ではさすがに地の強度の差が出てしまったらしい。

 一瞬拮抗した後、傘の表面がきしんで骨組みと張られた紙が砕け、破けていく。

 

 このまま押し切って切り裂けるか、と思って一層力を籠めるバスティーユだったが……半ばほどまで切り込んだところで、ガキン、という硬質な音が耳に届く。

 芯の部分に金属でも仕込んでいたのか、とバスティーユが思った次の瞬間、スゥが傘の柄の部分を握ると……その中から刃を引き抜いた。

 

「……! 仕込み刀だったか!」

 

「久しぶりだなコレ使うの……さて、腕が鈍ってないことを祈りつつ、と!」

 

 直後、武装色が抜き放った刃に注がれ始めたことで強度を失った傘の部分が、『鮫切包丁』で完全に断ち切られ、粉砕される。

 その残骸を置き去りにして前に飛び出したスゥは、手に持った光沢を放つ刃を振りぬいてバスティーユを切り裂かんと迫る。

 

 間一髪戻した刃でそれを防御するが、ギィン、という耳障りな音と共に両者は激突し……バスティーユの『鮫切包丁』がわずかに欠けて、スゥの刃が刀身にめり込んだ。

 

「っ……それが本気か、貴様の……!」

 

「さぁ……どうだろね!」

 

 言ったと同時に手首を返し、刃を煌めかせて素早く切り返してくるスゥ。

 

 今の威力を見たバスティーユは、正面から受け止めるのは危険だと考え、斬撃を受け流すようにして防御するが……それで体勢を崩したところを狙うつもりだった目論見は、外される。

 

「一刀流―――」

 

 刃が受け流されたにもかかわらず、スゥはそのまま体ごと大きく一回転しながら踏み込んできて……その突進の勢いと遠心力を、両方そのまま刃に乗せて……

 

「―――“天征車(てんせいしゃ)”!!」

 

 ガギィィン!! というすさまじい音が響き、それを受け止めたバスティーユは『鮫切包丁』ごと大きく後ろに押し込まれた。

 それだけでは済まず、先ほどよりも多く覇気をまとわせていたにも関わらず、幅の広いその刃にさらに大きなひびが入る。

 

 さらに間髪置かず、今度はクロスレンジで猛烈な勢いでの連撃が襲い掛かる。

 

(……っ……このペースで受けてたら、刃が持たねェ!)

 

 流れを断ち切るためにも、強引にでも前に出てスゥを薙ぎ払わんとするバスティーユ。

 しかし、覇気をまとわせたその一撃を前に、スゥは防御もせず踏み込んでくる。

 

 バスティーユは、死ぬ気かとすら思ってぎょっとしつつもそのまま刃を振りぬくが……

 

「もう一丁! “襲刃(しゅじん)”―――」

 

 その瞬間スゥは、『鮫切包丁』の刃が当たる部分だけを直前でただの『紙』に変えて回避する。

 そしてそのまま、一切減速せずに飛び込んでいく。

 

 バスティーユの攻撃がまだ終わってもいないうちに、スゥは『攻撃をかわす』『懐に飛び込む』『剣を振るう』の3つを同時にやってのけ……一瞬後には、既にバスティーユの目の前に飛び込んでいた。

 

「―――“紅彩鏡(こうさいきょう)”!!」

 

「ぬ……ぅおあぁあっ!?」

 

 とっさに大きくのけぞってかわしたバスティーユだったが、兜の角の片方が折れて斬り飛ばされた上、大きくひびも入った。

 そのまま前に飛び、すれ違うようにして距離を取ろうとするが……さらに追い打ちは続く。

 

 風を切るような妙な音を聞いて、はっとしてバスティーユが周囲を窺えば、先ほど突破したはずの紙吹雪が再び動き出し、まっすぐ襲い掛かってくるではないか。

 自分との間には、位置的にスゥがいるにも関わらず、だ。

 

 しかし、もとより『紙人間』であるスゥは、その何百枚もの紙の刃の直撃を受けても、すり抜けているかのように全く効いておらず――本当に実質すり抜けているのかもしれないが――紙吹雪はバスティーユのみに襲い掛かる。

 

 体勢の立て直しが間に合わないバスティーユは、全身に武装色をまとわせて強化してどうにか凌ぐが……その間にやはりスゥはすぐに切って返してこちらにかけてきて、またバスティーユと近距離で切り結び始める。

 

 しかも、紙吹雪は渦潮のようにその場で舞い続ける。

 相変わらずスゥにダメージはない、バスティーユばかり、細かい傷が増えていく

 

 覇気は有限。このままいけば、いつか防ぎきれなくなり、スゥが振るう刃をその身で受けることになるか……無数の紙に全身を切り裂かれるか……2つに1つ。

 

 しかもまずいのは、

 

(これだけの強さで……しかもこの女、まだまだ全く本気じゃない……)

 

「お前の懸賞金は、たしか7600万だったはず……この強さに覇気まで使っておいてそんな額とは……たちの悪い冗談でしかねェだらァな!」

 

「そんなこと言われてもね……別に私が頼んでその賞金額にしたわけじゃないし? 懸賞金額決めてんのおたくでしょ? クレームなら担当部署に言ってよ」

 

「コレが終わったらそうせざるをえねえな……それにその刀も、どこで手に入れたか知らんが、名のあるそれと見た! まあ、貴様が剣を使うって話自体ほとんど聞いたことがなかったが……誰ぞ海賊か、賞金稼ぎでも殺して奪ったか?」

 

「いちいち人を悪者にしようとしないでくれる? まあ、名刀はホントだけどね……位列はないけど、名前は“浮雲”! ちなみに奪ったんじゃなくて知り合いにもらいました!」

 

「そォか! まったく誰だか知らんが、その『知り合い』も余計なことをしてくれたもんだらァ!」

 

 さらにまた刃を欠けさせてめり込んだ、スゥの『浮雲』を強引にはじくと、バスティーユは紙の竜巻の中を脱出し、大ぶりの一撃で風圧を放ち、全てを吹き飛ばす。

 その一撃で紙吹雪は全て叩き落されたが、時間が経てば――あるいはすぐにかもしれないが――また襲い掛かってくるだろうと考え、気合を入れて構えなおす。

 

「逃げた連中もさっさと追いかけて捕まえなきゃいけねえし……ああ全くやることが多い上に一つも楽じゃねえと来た! 海賊ってのはほんとに疫病神だらァ!」

 

「そっちが勝手に海賊扱いし始めたんじゃん。迷惑なのはこっちが言いたい話だよ!」

 

「どっちみち捕まえるなら同じ話だし……何にしてもこうして戦ってみてわかった。お前は、これ以上野放しにしておくのは危険だらァってな! ここで、バロックワークスの残党共もろともとっ捕まえてやるから、覚悟するんだらァ!」

 

「冗談言わないでよね、私はまだまだやりたいことも書きたいものもたくさんあるんだから、捕まってあげるわけにはいきませんよーだ!」

 

 直後、同時に地を蹴って飛び出した2人は、大剣と長剣を、今日何度目になるかもわからない轟音を響かせながら激突させ……再び火花を散らす戦いが始まった。

 

 

 ☆☆☆

 

 

 その後しばらく、海軍本部中将・バスティーユと戦った後……うまいこと切り上げて私は逃亡した。

 そのまま戦ってれば勝てたと思うけど、今回の私の目的は『時間稼ぎ』だったからね。マリアンヌ達が逃げるまでの。

 

 もう1人の海軍側の主戦力……Tボーン大佐については、あの面子が揃ってれば、本部大佐1人くらいならしのげると思ってたし……無理そうでも、いざとなったらハニーがいるから。

 『自然系』の能力者で、広範囲を一度に攻撃できる彼女なら、その部下達も含めて無力化することも十分に可能だろうと見ていた。

 

 だから、乗っ取ってある海軍船に皆が逃げ込んで、この留置所を脱出するのだって十分に可能だと思ってた。

 海に出れば追いかけてくることはない。さっきの面々の中にいなかったから、恐らくここには、クロコダイルやMr.1といった一部の、もっとも強力なBWメンバーがまだいる。彼らを放り出して海まで追いかけてくることはできないはず。

 

 そう思っていたんだけど……

 

 バスティーユ中将を振り切った後、島に残って足止めのために戦っていた(結局迎えに出たみたい)ハニーを回収。彼女を連れて空を飛んで、船を目指した。

 そして、『あーこれで懸賞金上がっちゃうなー……』なんて緊張感のないことを考えながら、洋上を進む海軍船(乗っ取り済)まで追いついた時のこと。

 

 甲板で座り込んで休んでいる皆を見て……違和感を覚えた。

 

 全員が、涙を流している……あるいは、流した後みたいな感じの顔になって、うつむいた感じになっていた。

 そして……そこにいる面子は、乗っていると思っていた面子には足りなかった。

 

 1人だけ、そこにいるはずなのに、いない人がいたのだ。

 

「ねぇ、マリアンヌ……」

 

「…………」

 

 

 

「…………ボンちゃんは……?」

 

 

 

 ☆☆☆

 

 

 遡ること十数分前。

 

 スゥの読み通り、マリアンヌ達は何とか追っ手を振り切り……その途中できちんとボンちゃんも回収して、海軍船にまでたどりついていた。

 

 途中、飛ぶ斬撃を放って攻撃して来るTボーン大佐に苦しめられたものの、船番を一時的にボンちゃんの部下に任せたハニーが迎えに来て応戦。

 覇気の乗っていない物理攻撃は一切無効という『自然系』の強みを生かして、その部下達まで全員まとめて『トロトロの実』の能力で足止めした。彼女の両手からあふれ出る大量の薄紫の液体に飲み込まれて、部下達は押し流され、Tボーン大佐も攻めることができずにいたそうだ。

 

 その間に船に戻って出航し、あとから2人も合流すればそれで問題なかった。そういう作戦だったし、途中まではそのように進んでいた。

 

 誤算だったのは、出航したその直後、洋上で、真正面からやってきた海軍船がいたこと。

 そしてそれに、キューカ島から駆けつけてきたばかりの……『黒檻のヒナ』が乗っていたことだ。

 

 海の上でヒナと、彼女達が率いてきた海兵達との戦いになった。何十人もの海兵達が、ヒナに率いられ、次々に自分達の船――奪った海軍船――に乗り込んでくる。

 しかもその中には、元海賊ジャンゴや、元本部大尉フルボディといった、階級に似合わない実力を持つ者も混ざっており、いかにBWのオフィサーエージェント達とは言え、苦戦を強いられることになった。

 

 このままでは、逃げられる前に追いつけると考えて、留置所島からも援軍がやって来かねない。

 

 一刻の猶予もない状況で……それを打開する一手を打つために動いた男がいた。

 

 ……否……オカマがいた。

 

 彼あるいは彼女は、ちょうど近くにいたマリアンヌとミキータに作戦を耳打ちすると、驚く彼女達からの返答を待たずに動いた。

 

「オン……ドリャァア~~~!!」

 

 ―――ドゴゴゴォン!!

 

「「「うわぁああぁあ!?」」」

 

「よし、そんで続けて……ちょっとごめんねい!」

 

 乗り込んできていた兵隊達を一気になぎ倒して活路を開く。

 そして何を思ったか、ボン・クレーは、甲板に転がっている部下達や仲間達……単にノックアウトされて気絶していたり、ヒナの能力でできた鉄の錠で拘束されたりして動けない者達を、蹴飛ばしたり投げ飛ばして、多少強引に……もう1隻の、ヒナたちが乗ってきた海軍船に移らせた。

 

「今ようあんた達! あっちの船に乗り移りなさい!」

 

「Mr.2!? 何を……」

 

「本部大佐を含めて大勢乗り移ってきてる……こっちの船から主力を含めて全員退散させるのはもう無理よう! だったらこっちの船はすっぱり諦めて、あっちの船を新しく乗っ取るのよう!」

 

「乗っ取った!」

 

「おゥ、さ~すがゴールデンウィークちゃん、仕事が早いわねい!」

 

 活路が開けたと同時に、ミキータがマリアンヌを連れて敵船に飛び移り、即座に『カラーズトラップ:裏切りの黒』で敵船を支配下に置いた。

 乗組員の大半が敵の敵……すなわち自分達の味方となった船に、事態を把握したバロックワークスの面々が次々に乗り移っていく。

 

「そんなことさせると思う? 嘗められたものね……ヒナ不満」

 

 そうはさせまいとヒナ達がまた、そちらの船に乗り移ろうとするが……

 

「悪いけど、そんなことさせてもらうのよう! こうしてね!」

 

 いつの間にか、船の淵には油や酒がばらまかれており……気化したそれらが立ち上り、火気厳禁の状態になっていた。

 そこにボン・クレーは、シュッとすったマッチを落とし……炎上させる。

 

 船の外縁部を燃やし、炎上網を作り上げるというとんでもない方法で、マリアンヌ達が乗り移った船と、ヒナ達が、そしてボン・クレーが今乗っている船の行き来が不可能になった。

 

 いや、その炎を恐れず突っ切って、今すぐ飛び移れば……多少なり火傷はするだろうが、移動することはできたかもしれない。

 しかし、オカマはそれを許さない。

 

 燃える炎の壁を背にして立ち、ボン・クレーは今再び、ヒナ達と相対する。

 かつて、アラバスタにて……仲間のために死地を恐れず向かおうとした戦友を、自らが囮になって送り出したあの時のように。

 

 炎の壁の向こうには、涙をこらえるマリアンヌ達の顔が見える。

 炎の壁の向こうから、自分の身を案ずる部下達の声が聞こえてくる。

 

 それら一切に背を向けて、オカマは1人、並み居る敵の前に立ちはだかる。

 

 大切な友を、この死地から逃がすために。

 

 

 

道踏み外せし者共や 跳梁跋扈の穢土の国

 

悪の華咲く枯園に 場違いに咲く友情(とも)の花

 

涙が創る澄んだ川 今や忘れた花の(いろ)

 

寄せては返す波跡に 忘れ形見の花びら残し

 

いつか再び咲かせて見せよう オカマ(ウェイ)

 

 

 

「かかって……こいや!」

 

「またしても……ヒナ、屈辱……!」

 

 

 

「「「ボンちゃぁあぁ~~~ん!!!!」」」

 

 

 

オカマ畑で

また会おう!!

 

 

 

 

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