先生が先生をしていないブルーアーカイブ   作:アキ・レーシング

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まぁ、 なんの事か分かるでしょう....

今回も是非!


4話 ユウカ

サンクトゥムタワーの制御権を回復させて数日。俺はシャーレの顧問として割と真面目に仕事をしていた。まぁアロナやユウカにめちゃくちゃ頼ってたりはするんだけど.....。因みにFDだが、 皆を返した後に1人キヴォトスの周りを一周走る感じでドライブ用になってる。

 

 

ピロン♪

 

 

ハン「ん? 誰からだ?」

 

 

FDのメンテナンスをしている時に突然メッセージアプリの「モモトーク」から通知が来た。見てみるとユウカからで「シャーレの部室を奪還したときの弾丸の経費がまだ振り込まれてないのですが、 そちらで処理できますか?」というものだった。そういやそういうの書いたことねぇや....

 

俺は「ごめん、 請求書の書き方分からない....」と送ると即座に、「では数日後に挨拶と一緒にミレニアムで使っている請求書の雛形を持っていくので、 その時にお願いします。」と返信が帰ってきた。返信早くね? 彼女一応ミレニアムのセミナー所属って言ってなかった? 暇なのか?

 

 

ハン「まぁ、 なんとかなるだろ」

 

 

モモトークのアプリを閉じて近くに2日前にそこにおいて置いてたポッ◯ーの袋を開け、 メンテナンスの休憩がてら食べ始めた。

 

 

 

3日後。

 

 

 

ユウカ「先生、 いらっしゃいますか?」

 

ハン「よぉ、 ユウカ」

 

 

ユウカ「シャーレでの仕事は大丈夫ですか?」

 

ハン「まぁ....な」

 

 

俺はデスクに積まれた大量の書類を見て、 ため息を付いた。ユウカもそれを見て、 「あぁ..」って顔をしていた。

 

 

ユウカ「大変そうですね....そういえばコレは先生の昼食ですか?」

 

ハン「まぁその...金がなくってな」

 

 

ユウカが指さしたのは俺が昼飯用に買った菓子パンだった。金が無いのはあるマシンを作っているためである。

 

 

ユウカ「そ、そんなのじゃ栄養が偏ります! ってなんですかコレ?」

 

ハン「あっ...」

 

 

ユウカが拾い上げたのは俺が作っているあるマシンに必要なカスタムパーツを買ったときのレシートだった。失くしたと思ったらあんなとこにあったのか...

 

 

ユウカ「なになに...C-West S15用 Drift仕様 フルキット(GT-Wing ii付き)?....20万!?

    USED RB26DETT....190万!? せ、先生! 何ですかこれは!」

 

ハン「んーとそれはだな....」

 

ユウカ「こんなの買うお金あったら昼食も豪華になりますって!」

 

ハン「こんなのて...これでも結構安いんだぞ? しかもRB26は程度も良かったし...」

 

 

ショップでこのエンジンを見つけた時はビビッた。ベンチ上のスペックは550馬力。車に乗せてしまえば軽く2割はロスするがそれでも色々なカスタムが組まれていてこの値段だったから即決してしまった。

 

 

ユウカ「先生...家計簿つけてますか?」

 

ハン「請求書を書けない奴が書けると思うか?」

 

ユウカ「....先生」

 

ハン「どうした?」

 

ユウカ「今週のレシートを集めてください! 今すぐ!」

 

ハン「....マジかよ」

 

 

この時、 レシートをユウカに全部見られるのかと思うとめちゃくちゃ気が引けた。

 

その後。

 

 

 

ユウカ「えっーと...」

 

 

今、 ユウカは俺の代わりに家計簿を書いている。申し訳ない気持ちでいっぱいなんだが..

俺は買ったパーツをマシンに取り付けにガレージに向かおうとしたがユウカに止められた。

 

 

ユウカ「先生...大人なんですからもっと計画的に消費してくださいよ...お小遣いを貰った

    子供じゃないんですから...」

 

ハン「あはは...善処はするわ」

 

ユウカ「それと先生? このレシートはなんですか?」

 

ハン「あっもうそこまで見たんだ〜早いね(棒)」

 

 

ユウカが差し出してきたレシートには「ニッサン シルビア S15 (ジャンク) ¥500,000」と書かれていた。思えばこのシルビアを見つけたのが運の尽きだったのかもしれない。

 

この前トリニティ自治区のジャンク屋に行った時にエンジンやエアロパーツをほぼ全て外された状態のS15を見つけた。店員と必死に話し合い50万で買うことに成功した。そして考えたのは「ドリフト界のモナリザ」を作ること。幸い、 バイナルはパソコンでも作れるし、 ホイールもモナリザ仕様の状態で販売されていた。

 

 

ユウカ「こんなに車に使うって....タイヤ4本ついてれば立派な車じゃないですか!」

 

ハン「あぁ?」

 

ユウカ「え? 違うんですか?」

 

 

まぁ車好きじゃなけりゃあそうなるか。んじゃあコイツ連れて軽くドライブすっか。

 

 

ハン「おし。 今日の夜、 シャーレのガレージ集合な」

 

ユウカ「はい!?」

 

 

ユウカは困惑しているが構わず続ける。

 

 

ハン「俺が車に熱中する理由を教えてやるよ」

 

ユウカ「えっと...」

 

 

ユウカを置いて俺はFDをチューンするためにガレージに行った。




次回、 振り回されるユウカ。
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