先生が先生をしていないブルーアーカイブ 作:アキ・レーシング
今回もぜひぜひ〜!
ハン「お、 ちゃんと来たんだな?」
ユウカ「ま、まぁ...。先生が何でそこまで車が好きなのか知りたいんですよ」
現在の時刻は午後7時。他のシャーレ所属の生徒たちは家に帰ったぐらいの時間帯に俺はガレージからFDを出しユウカの事を待っていた。
ハン「んじゃあ乗れよ。行こうぜ?」
そう言って俺はFDに乗り込む。「ちょっと待ってください!」と言ってユウカもマシンに乗った。
ハン「ちゃんとシートベルトしたか〜?」
ユウカ「はい、 大丈夫ですよ。というかこのシート、 普通のシートなんですか?」
ハン「いや、 これはヴェイルサイドっつーメーカーのD1-Rレーシングってシートだ。中々
快適だろ? じゃあ行くぞ〜」
そう言ってギアを1速に入れてアクセルを踏む。するとFDは咆哮とも受け取れるロータリーエンジンの音を響かせながらどんどんと加速していく。
別にトバそうとは思わなかったのでだいたい時速60km/hでマシンを走らせる。
ユウカ「なんか...凄いです...」
ハン「だろ? まぁ真髄までは行かないが....」
そんな他愛もない会話を交わしていると後ろからR30のようなクーペがFDの後ろを着いてきた。運転手のとこを見てみると明らかに不良みたいな奴が運転している。
ユウカ「先生...後ろの車...」
ハン「ったく人が楽しく走ってるときによ....ユウカ、 舌噛むなよ?」
ユウカ「え? それはどうy...」
ユウカが言い切る前に俺はギアを上げ、 アクセルを踏み込む。スピードメーターは大体時速100km/hを指していた。
ユウカ「ちょっ....速い!!」
ハン「うーむ...引き離せないか...」
ユウカがビビっているのも忘れ、 俺はどうすればあのクーペを抜けるか考えていた。最終手段はいつでも使えるがあんまり使いたくない。
その時だった。R30がFDの横から思いっきり抜けていった。気づいたら俺の口からは笑みがこぼれていた。
ハン「ユウカ」
ユウカ「え、 なんですか?」
ハン「歯ぁ食いしばっとけ」
ユウカ「は!?」
俺はセンターコンソールに取り付けてたミサイルスイッチの赤いカバーを開き、 スイッチを入れた後にハンドルに取り付けられたNOSボタンを押した。すると、 ダッシュボードに取り付けているプレッシャーゲージがどんどんと上がっていく。
そしてメーターギリギリの所まで行った瞬間、 俺はボタンを離した。エンジンに送り込まれた亜酸化窒素が一気に膨張し、 物凄い勢いでマシンが加速する。
ユウカ「ぐっ!?」
ユウカの方を見ると、彼女は何が起きたのか分かってなかった。気づいた時にはもうあのセルシオはいなくなっていたし、 目の前の景色が一気に変わったからだろう。
ハン「やっぱこうじゃなくっちゃな!」
ユウカ「あの...先生。私ギブです...」
ハン「大丈夫だろ〜? 俺はまだ全然行けるぜ?」
ユウカ「そんなぁ...」
俺はまたアクセルを入れ、 マシンを加速させる。
しばらく日常回になると思われ。
また次回〜!