先生が先生をしていないブルーアーカイブ 作:アキ・レーシング
ハン「.....ここどこだ!?」
ハッキリと言ってしまおう、 迷った☆
...って言うと「なんだ、 ただのバカか。」ってなるから弁明させてほしい。いやね?最初は大丈夫だったんよ。ナビもセッティングしてちゃんとアビドスの近くに来たんよ。でも途中でナビがイカレて迷い、 道を聞こうにも人がいないせいでそれも出来ず。そしてこうなった。
ハン「カ◯リーメ◯トも無いし...マジでどうしよ...」
俺はFDを降り、誰か来ないかな〜って見ているとチェレステ....だったか? まぁそんな感じの色のロードバイクに乗った子が見えた。俺はその子の前に立ち、 声をかけた。
ハン「すまん...聞きたいことがあるんだが...」
シロコ「えっと...私? いいけど」
ハン「あぁ、 アビドス高等学校ってどっちだ?」
シロコ「えっと...私そこの生徒だけど」
ハン「あ、 マジ?」
シロコ「うん」
ハン「出来れば案内してほしい...かな?」
その時、 俺の腹からギュル〜って音が聞こえた。めちゃくちゃ気まずい。
ハン「背負って...くれないか?」
シロコ「えっ...」
あぁ、 そんな目で俺も見ないでくれ...名も知らぬ女子よ...その地味に引いた目で俺を見ないでくれ....
シロコ「別にいいけど...」
ハン「や っ た ぜ ☆」
彼女はロードバイクを俺のFDの脇に止め、ボトルを渡してきた。俺はそれを受け取る。
シロコ「お腹空いてるんでしょ? エナジードリンクしかないけど。コップは...」
ハン「駄目だ我慢出来ねぇ!! 頂きます!」
俺はボトルのキャップを開け、 そのまま飲み始めた。
シロコ「あっ...」
ハン「おん? どした?」
シロコ「いや...なんでも無い」
ハン「そういや名前は?」
シロコ「砂狼 シロコ。シロコでいいよ」
ハン「ハン・ソウルオーだ。よろしく」
シロコ「うん」
そう言って俺らは握手を交わした。
シロコ「そういえば...その...」
ハン「ん? 何だ?」
シロコ「さっきまで自転車乗ってたから..汗が..」
ハン「んな事いちいち気にしないから大丈夫だ」
シロコ「そっか..なら」
そう言ってシロコは俺を背負った。確かにベタベタしているが真夏の日にエアコンがぶっ壊れた事を経験している俺(転生前)には問題はない。
暫く背負われたまま移動しているとアビドスの校舎に到着した。シロコは階段を登り、 教室のドアを開けた。てかよく俺を降ろさないで色々出来たな!?
シロコ「ただいま」
セリカ「おかえりシロコせんp...えぇ!? そのおんぶしてるの誰!?」
ノノミ「わぁ☆ シロコちゃんが大人を拉致してきました!」
アヤネ「拉致!? もしかして死体!? シロコ先輩がついに犯罪に手を...」
入ってすぐ聞こえたのはアビドスの生徒たちによる悲鳴(約1名違うのいるけど)だった。多分シロコに背負われている俺を見てなんだろうけど流石にそれはどうなん?
セリカ「みんな落ち着いて、 今すぐ土に埋めれば..」
シロコ「大丈夫。生きてる人」
ハン「なぁシロコ。いつもこんな感じなのか?」
シロコ「...この人ここに用があるみたいだよ」
ハン「無視かよ...まぁいいけど」
セリカ「死体じゃなくて?」
ノノミ「拉致じゃなくてお客さんってことですか?」
シロコに降ろしてもらい、 俺は自分の足でその子たちと目を合わせた。
ハン「はじめましてだな。連邦捜査部シャーレの顧問、 ハンだ。よろしく」
そこにいた子たちは驚いたようにこっちを見ていた。でもそんなに驚く?
次回も是非!