〜キヴォトスに降臨した転生人・第一期〜   作:アルティ2 SS投稿速報から転生

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アビドス編第4話「アビドス解放の日」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜アビドス砂漠中央地〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ザッザッザッザ…

 

 

 

 

 

 

リセイ達はアビドス砂漠に上陸してから、約30分程度歩いていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

セリカ「先生?だいぶ歩いたと思うけど、方向はこっちであってんの?」

 

リセイ「大丈夫だ。何より俺の方向感覚より正確で確実なアヤネとアコの索敵の方向がそう示してるんだから、信用しろ。」

 

アヤネ「それほどでもないですけど…でも確かに、カイザーPMCの基地はこの中央地区にあるようです!」

 

アコ「あまり私の索敵を当てにしないでくださいね?全ての反応を捉えれるわけではないんですから…」

 

ホシノ(……私を監禁しようとしたところ…実験の内容なんてわからないしどうだっていいけど…黒服を信用しようとした私に腹が立ってくるね…でも今は…アビドスを救わないと…ユメ先輩…見ていてください…)

 

ヒナ「……ホシノ。」

 

ホシノ「っ!?な、なに?ごめんごめん考え事してたよー!」

 

ヒナ「…あまり考え込みすぎないで。今あなたの周りにいる者を信じなさい。ここに居る貴女の友人たち、そして私たちは裏切らない。」

 

ホシノ「………うん!ありがと!その言葉だけでおじさん胸がいっぱいだよ〜!それにしても、まさかゲヘナ風紀委員長に背中を任せることになるなんてねぇ。」

 

ヒナ「お互い様。『暁のホルス』の二つ名を有する貴女と共に戦えるなんて、とても光栄なことよ。」

 

ホシノ「よしてよー…私自身その称号みたいなのあんまり気にしたくないんだから〜」

 

ヒナ「ふふ…さっきの『ちゃん』付けのお返し…」

 

アコ(…委員長…こんなに笑顔になる貴女は初めてですね…ちょっと妬けますが…まぁいまはいいでしょう…)

 

ノノミ(良かった…ホシノ先輩に新しいお友達ができて…先生…貴方のおかげですよ…!)

 

シロコ「先生。砂漠は暑いから、水分補給は大事。スポドリ持ってきたから、みんなも飲んで。」

 

リセイ「ありがとう。いただくよ。」

 

カヨコ「悪いね…貰っとく…」

 

イオリ(緊張感が薄れるな…とはいえ確かに間違ってはない…くだらないことで倒れてられないしな…)

 

ノノミ「シロコちゃん!ありがとう!ほらほらホシノ先輩も!ヒナ先輩も!」

 

ホシノ「おお〜ありがとね〜!ちょうど喉が乾いてたんだよ〜」

 

ヒナ「助かるわ…チナツ、貴女も貰っておきなさい。」

 

チナツ「はい!ありがとうございますシロコさん!」

 

アル「…ちょっと前まで敵だったのが嘘みたいね…」

 

ムツキ「お?いっそまたみんなを敵に回しちゃう?」

 

アル「冗談じゃないわよ!?そんなことしたら今度こそどうなるかわかんないわよ!」

 

ハルカ「…ここにいるみんなが味方なんて…心強いですけど…今でも信じられないくらいです…」

 

リセイ(……フッ…みんなの面構えが変わってる…最初に会った時よりも決意に満ちた表情だ…これなら…超次元の技を教えても良いかもな…だが…今のこいつらに教えられる技とメンバーは…)

「…ホシノ、ヒナ。」

 

ヒナ「?どうしたの先生。」

 

ホシノ(…?なんだか真剣な表情だね…)

 

リセイ「君たち二人に…超次元の技を教える。」

 

全員「!?」

 

ハルカ「超次元の技を二人に…!?」

 

イオリ「なんでまた急に…!それにどうしてヒナ委員長とホシノ先輩なんだ?」

 

リセイ「ホシノ達には超次元適正の話はしたと思う。ホシノが5人の中で一番覚えるのが早い…そしてヒナもホシノと同等の適性があるからだ。もちろんみんなも覚えることが可能だが…今は時間をそんなにかけてられない。だからこの二人を優先的に教える。」

 

アヤネ「せ、先生…確かに先生が言う通り、私たちには時間が少ないんです…カイザーPMCの基地が近くにあるのに、今ここで教えるとなると…それに向こうも私たちの接近に気づいているはず…」

 

リセイ「言うまでもないさ。俺がイメージ具現化能力を使って時間の流れを遅くする。流石に止めるとまではいかないがな…」

 

カヨコ「……凄いね…ほんとに…でもそろそろ、そしていちいち驚いてられなくなってきたし…手早く済ませた方が良いんじゃない?」

 

リセイ「ああ。ホシノとヒナ…君たち2人の才能なら5分程度で覚えられるだろう。今から5分間、死に物狂いでものにして見せろ!」パチンッ!

 

ホシノ「……うんっ!」キッ!

 

ヒナ「…わかったわ!」ギンッ!

 

 

 

 

 

二人は目を見開いてリセイを睨みつけるように、覚悟を決めた

 

 

 

 

 

 

 

ブンッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リセイが指を鳴らして、キヴォトスの時間の流れを遅くさせた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5分後…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ズダンッ!

 

 

 

 

ホシノ「うへぇ〜…も、もう無理…立てない…」ステンッ

 

 

 

 

 

スタッ!

 

 

 

 

 

ヒナ「くっ…!はぁっ…はぁっ…!私ももう…限界…」ガクッ

 

 

 

ホシノは尻餅をつき、ヒナは跪いて一息ついていた

 

 

 

 

 

 

 

リセイ「…良くやった…!それぞれの技は完璧に習得できたと言えるだろう。良いな、これからはその技を己で鍛えあげるんだ。使えば使うほど強くなる!誰かが助けを求めているやつがいたら、君たちが救ってやるために…」

 

ヒナ「……ええ…ありがとう…先生!」

 

ホシノ「ま、まさか身体を酷使して覚える練習だったなんてねぇ〜…おじさんてっきり何かしらの力が譲渡されるもんだと思ってたよ〜…しかもこんな砂漠のど真ん中で…」

 

リセイ「ただ渡された力を使いこなすだけじゃ、そんなのは技とは言えない。君たち自身で習得して、使いこなしてこその技さ。それから、こう言う環境と場所だからこそ、窮地に立てば立つほど掴めるものがある。」

 

セリカ「………凄い…」

 

ムツキ「これが…超次元の技…いつか私たちも使えるようになるんだよね…」

 

リセイ「もちろんだ。と言うよりも、俺が教えなくても、これはヘイローを持つ君たちならば簡単に覚えられる力のはずだ。自分で編み出すことだって出来る。」

 

シロコ「…!ほんと?私たちが自分で…覚えられることができるの?」

 

リセイ「…技の基盤がなければ覚えられるものも覚えられないが…それを教えてから、あとは独自で覚えられるようにしよう。今回のアビドスの件が終われば、暇であればシャーレに来てくれたら、いつでも練習に付き合ってやるよ。」

 

ノノミ「ふふっ!その時が楽しみですね!」

 

リセイ「おう。教えられることは全て教えよう。だが今は…」

 

カヨコ「…カイザーPMCをぶっ潰す…でしょ?」

 

アコ「ですが…委員長とホシノさんがここまで疲労してしまっては…」

 

リセイ「…」ポンッ

 

ホシノ・ヒナ「!?///」ドキッ

 

 

 

 

リセイはホシノとヒナの頭に手を乗せた

 

 

 

チナツ「せ、先生?何を…」

 

 

          ギュン!!

 

 

 

リセイは二人の身体に波動を流して、疲労を飛ばした!

 

 

 

 

 

 

ホシノ「あ、あれ?身体が軽くなった!?」ぴょんぴょん

 

ヒナ「…ほ、ほんとね…疲れもない…それどころか、先生に超次元の技を教えてもらう前以上に…身体が軽い…」

 

ハルカ「先生…今何が起きたんですか…?」

 

リセイ「波動と呼ばれる力の名称は聞いたことはあるか?それは超次元と同じく、すべての命あるもの達に宿る潜在能力の事だ。波動とは治療であり、強化であり、索敵である。全てに通ずることのできる力だから、ホシノとヒナの疲れを癒した。」

 

セリカ「波動…潜在能力…」

 

アル「そんなものまで使えるなんて…い、一体貴方何者なのよ…ほんとに…」

 

リセイ「聴きたかったら…生き残れ!カイザー組織の腐ったやり方に勝って、シャーレに遊びに来い!!アビドスを救うのは君たちだ!俺はそれを手伝うのみ…」

 

ヒナ「そう…私達も、貴女達を助けるためにここに居る。一緒に行きましょう。」

 

アコ「委員長が行くなら私達だって…それに、治安維持のためにこう言う行きすぎた行為を無視するわけには行きませんので…」

 

イオリ「まず言っておけることは、人を人として扱うことをしない軍隊を野放しにするわけにはいかないんだよ。」

 

チナツ「少々、カイザーコーポレーションの方々はやりすぎたようです。だから、私たちも私情ではありますが、アビドスの皆さんと共に戦います!」

 

アル「ふ、ふふん!たまには悪に徹するより、こう言う正義ごっこも悪くはないわね!」

 

カヨコ「いつも一日一悪って言ってるけど、大体失敗してるけどね…今回に限っては特に…」

 

アル「うぐっ…」ズンッ

 

ムツキ「くふふ!正義ごっこって言うけどいつもアルちゃんから首を突っ込んで行くんじゃないの?」

 

アル「うぐっ!」ズンッ

 

ハルカ「あ、アル様の行くところには私はどこへでもついて行きますけど…最近は依頼どころか仕事もあんまりないって言うか…」

 

アル「うぐぅ…!?」ズンッ

 

リセイ「…理由はなんだって良い。君たちアビドスに寄り添ってくれる存在がこんなにもいる。諦めるな。奴らをぶっ倒した後も、これからも、俺は君たちの味方だ。」

 

ホシノ・ノノミ・シロコ・セリカ・アヤネ「…!」

 

ホシノ「ありがとね…ほんとに…感謝しても仕切れないよ…先生!早く進もう!向こうがおじさん達のやろうとしてることに気づいてる可能性があるからね!先手はこっちがもらう!着いた瞬間にみんなで奇襲をかけたいんだけど…先生、手伝ってくれる?」

 

リセイ「良いねぇ!散々向こうに騙くらかされて来たんだ。こっちも出るとこ出ても良いだろう。」

 

シロコ「ん。じゃあ早く行こう!アヤネ、基地はもうすぐなんでしょ?」

 

アヤネ「はい!ここまで来たらカイザーPMCの索敵範囲にも入ってるはずです!」

 

リセイ「よーし走れ!先駆け攻撃だ!俺も一緒に前に出る!!」

 

全員「はい!」(うん!)

 

ハルカ(……だ、大丈夫でしょうか…ヘイローを持たない先生がまともに銃弾とかに当たったら…)

 

シロコ(…先生を信じよう。私は大丈夫だと思う。)

 

チナツ(もしも怪我をしたりしても、私がすぐに治します!)

 

 

 

 

 

ダダダダダダダダ!!

 

 

 

 

リセイと生徒達はカイザーPMC基地へと走って向かった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜カイザーPMC基地アビドス司令部〜

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴーーーン!!ヴーーーン!!

 

 

 

 

カイザー兵士1「侵入者です!な、これは!?」

 

カイザーPMC理事「何事かね?」

 

カイザー兵士1「アビドスの学生達です!そ、それから例のゲマトリアの実験対象である小鳥遊ホシノまで…」

 

カイザー兵士2「ゲ、ゲヘナの風紀委員会も勢揃いでこの基地に侵入しています!」

 

カイザーPMC理事「ど、どう言うことだ!?なぜこの基地の場所がわかったのだ!?しかも…アビドスの生徒だけではなくゲヘナの風紀委員まで…おまけにあの便利屋までいるではないか!ぬぅ…裏切ったと言うのか…」

 

カイザー兵士3「ほ、報告します!シャーレの教師もこの侵入者の一部になっております!」

 

カイザーPMC理事「シャーレの教師までこんなところにまで…やはりかの噂は本当だったわけか…アビドスもゲヘナも便利屋もこんなに団結できるわけがない…裏切った奴らも、弱りきっていた奴らも、あのシャーレの教師が関係していたわけか…繋がったぞ…全兵士に告げろ!総力戦に持ち込んで、奴ら全員を始末するのだ!」

 

カイザー兵士s「了解!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜カイザーPMC基地中央部〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦闘BGM:ブルーアーカイブ「NRG FielD」

 

https://youtu.be/R5tigc-fGq4

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドゴーン!!!

 

 

ドババババババ!!

 

 

ドキュンドキュン!!

 

 

 

 

セリカ「容赦しないわよ!ホシノ先輩を手中にしようとしたことを後悔させてやる!!」

 

ムツキ「いい気合いだねぇ!私もそっち手伝うよー!!」

 

 

 

 

 

 

すでに全ての兵士たちと、リセイ達の連合チームは戦闘を開始していた。

 

 

 

 

 

 

 

 

カイザー兵士4「おい!戦車を呼んでこい!!理事からの指令で多少の基地崩壊はやむを得ないそうだ!!早くしろ!」

 

カイザー兵士5「りょ、了解!クルセイダー発進!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ドドドドドドドドド!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

兵士たちは大型戦車を呼んでリセイ達を一掃しようとした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イオリ「チッ…戦車を引っ張り出してくるとは…これは時間がかかりそうだな…って…委員長!?」

 

 

 

 

 

スタスタスタ…

 

 

 

リセイ(……早速使うのか…!たった数分しか経っていないが、見せてもらうぞ!実戦での君の力を!)

 

ヒナ「……超次元の力なら…あれを粉砕できるかもしれない…フッ!!」ダダダダダッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒナは単身でクルセイダーへと突っ込んで行った!

 

 

 

 

カイザー兵士5「お、おい!なんだあいつは!?たった一人で戦うつもりか!?」

 

カイザー兵士6「構うか!相手はゲヘナ風紀委員長だぞ!いかに子供でも凶悪過ぎる!主砲発射急げ!!!」

 

カイザー兵士5「了解!!くらえクソガキ!!」

 

 

 

 

 

ドォオン!!!

 

 

 

 

 

クルセイダーに乗った兵士達はヒナに向けて主砲をはなった!!

 

 

 

 

 

アヤネ『ヒナ先輩危ない!!!』

 

 

アコ『委員長!!!』

 

 

 

 

ヒナ「ハアッ!!」ドンッ!ぐるん!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

       ヒナ『デス!!』

 

 

     『スピアーー!!!!』

 

 

 

 

 

 

        デススピアー

 

 

 

 

 

 

 

        ドォン!!!

 

 

      チュイイイィン!!!

 

 

      ドギュウウン!!!!

 

 

 

 

 

カイザー兵士5&6「う、うわぁぁぁあ!!!」

 

 

 

 

 

     ドッゴォオオオオオン!!!

 

 

 

 

 

ヒナは飛び上がりつつ、砲弾を足で挟んでから回転させて跳ね返し、さらに威力を倍増させながらクルセイダーにぶつけた!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アコ『ク、クルセイダーの沈黙を確認!!これが…」

 

チナツ「超次元の力…何てパワー…」

 

イオリ「…さすがはヒナ委員長…!ただでさえ強いってのに…!」

 

ヒナ「……凄いわね…私自身がこんな力を出せることに驚きだわ…先生…」

 

リセイ「………」ニッ…

 

 

 

 

ドドドドドド!!

 

 

 

 

 

 

 

カヨコ「こっちには兵士が大量に出てきてるけど、倒せないわけじゃないから、風紀委員会の方は任せるよ!」ドドドド!!

 

ハルカ「邪魔です!どいてどいてどいて!!」ドガンドガンドガンドガン!!!

 

イオリ「こっちの心配は要らないからさっさと片付けろ!先生!奴らの次の攻撃が来る前に早く移動しよう!」

 

リセイ「わかってる!アコ!上空からの爆撃が来たら言ってくれ!俺が跳ね返す!!」

 

アコ『今更驚きはしませんが…わかりました!!』

 

 

 

 

 

 

 

 

カイザー兵士7「くそっ!こんな学生どもに我々兵隊が負けるわけが…!続け!総員、奴らを確保しろ!!」

 

カイザー兵士8「こっちもクルセイダーを持ってこい!!暁のホルスが居るんだ!!手を抜くんじゃない!!」

 

ホシノ「うへぇ〜こりゃまたすごい数の兵隊を隠してたもんだねぇ…ヒナちゃんに負けてられないなぁ!それっ!!」ダダダダダダ!!

 

カイザー兵士9「奴も単身で来るぞ!撃て!撃ち飛ばせ!!!」

 

カイザー兵士10「了解!!主砲発射!!」

 

 

ドドォォォン!!!

 

 

アヤネ『ホ、ホシノ先輩!!前方からクルセイダーの砲弾が接近しています!!』

 

ノノミ「ホシノ先輩!!!」

 

ホシノ「まぁ見てなさいって!せーのっ!!!」キキィッ!!

 

 

 

 

 

       ピュイイィイ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドドドドドン!!!

 

 

 

 

 

 

ホシノ「はぁああ…!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

ガンッ!ガッ!ガッ!ガガガガッ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   ホシノ『皇帝ペンギン7!!!!』

 

 

 

 

 

       皇帝ペンギン7

 

 

 

 

 

      ドギュウウン!!!!

 

 

 

 

 

 

カイザー兵士9&10「うおおおおおお!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    ドッゴォオオオオオン!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホシノは指笛をして地上から七色のペンギンたちを呼び出し、砲弾に食いつかせてからペンギンごと蹴り飛ばし、クルセイダーを破壊した!!!

 

 

 

 

 

 

シロコ「凄い!ホシノ先輩の力がここまで伝わる!!私も早く超次元の力を使ってみたい!」

 

セリカ「…超次元の力…こんなにすごい物だったの…!?」

 

リセイ「……さっき教えた時はそんな輝いたペンギンではなかった…技の精度が上がってるな…流石だホシノ!」

 

ノノミ「せ、先生!?さっきまで風紀委員の皆さんと一緒にいたのにどうやってここまで…」

 

リセイ「瞬間移動してきたのさ。これくらいは別に普通の事だろ?」

 

ノノミ・シロコ・セリカ「普通じゃありません!!!」(ないわよ!)(ない!)

 

カイザー兵士11「仲良くおしゃべりとは舐められたものだ!大人を先にやればお前たち子供は楽に行動できないだろう!!」ジャキッ!

 

リセイ「!」

 

ノノミ・シロコ・セリカ「!?」

 

アヤネ『先生!?後ろです!!』

 

ホシノ「っ!?しまった!!先生!!」

 

リセイ「甘い!!!」ガッ!

 

 

 

ブォオン!!

 

 

リセイ「そりゃあ!!!」

 

 

 

ドギャァン!!!

 

 

 

 

 

カイザー兵士11「おぐうっおっはぁあーー!?」

 

 

 

 

 

なんとリセイは真後ろに接近していた兵士を背負い投げしつつ、右脚をバネのようにしならせながら、兵士の胸部を蹴っ飛ばし、敵陣へと放り込んで蹴散らした!!!

 

 

 

 

 

 

ドカアァアン!!!

 

 

 

カイザー兵士s「ぐわあああああ!!」

 

全員「ええええええええ!?」

 

 

 

 

便利屋68とゲヘナ風紀委員会が支援に来ており、彼女らもリセイの戦闘を目撃して驚きを隠せなかった

 

 

 

 

 

 

カイザー兵士12「ば、バケモノだ!?人間がなぜあんな力を…!?」

 

カイザー兵士13「あ、あの2人も何かの生物兵器か!?銃も持たずになんという戦闘能力だ…」

 

ホシノ「失礼しちゃうなぁ〜!人間と同じ扱いで頼むよほんと〜…」

 

ヒナ「……それほどまでに異常な力だと言うことね…使い所を見極めなければならないわ…」

 

ムツキ「うっわぁ〜…凄いよ先生…超次元の力とか他の力使えるだけですごいのに…」

 

イオリ「体術にも優れてる上にとてつもない威力だ…はっ…!まさに未曾有だ…!ほんとに人間なのか…?」

 

リセイ「くうぉら!?生徒達に言われんのはまだ聞き流してやるけど、兵士が言いたい放題言いやがって…!第一てめぇらが仕掛けた事だろうがよ!俺はともかく、アビドスの生徒たちは頭にキてるんだぞ?誰一人無事では済まないことを覚悟しておいた方がいいぜ!」

 

カイザーPMC理事「…果たしてそう事は上手くいくかな?」

 

リセイ「!」

 

ホシノ(あいつは…黒服と一緒に居た…!)

 

ノノミ・シロコ・セリカ「!?」

 

アヤネ・アコ『!?』

 

ヒナ・イオリ・チナツ「!?」

 

アル・カヨコ・ムツキ・チナツ「!?」

 

カイザー兵士1「総員攻撃やめ!!理事長がお見えだ!!」

 

カイザーPMC理事「……一体どう言うつもりかね?理由もなく我々の基地を襲うとは…アビドスの諸君と、便利屋68…そして、ゲヘナ風紀委員会ともあろうものが廃れた学校の生徒と逃げ仰せた役立たずどもと共にいるのは少々イメージとは違ってしまったな…」

 

全員「……」カチン

 

リセイ「まさか直々にカイザーの理事がここに来るとは思わなかったぞ。それなりの立場にいるなら俺の事が何者かわかってんだろ?そしてここにきた理由もな。」

 

カイザーPMC理事「もちろん君のことは知っている。超法的機関シャーレの先生、リセイ氏だね?目的はこちらが聞きたいくらいなのだが…側から見れば君たちのやっていることは不法侵入及び器物破損、そして業務妨害やその他もろもろの罪に当たるのではないのかね?」

 

ヒナ「ふざけないでもらえるかしら。貴方達はゲマトリアと組んでホシノを捕らえ、さらにはアビドス学校を撤去するために、ヘルメット団や便利屋を雇って潰そうとしていたのは、もうみんな知っていることよ。」

 

セリカ「あんた達のやったことは同じ人間として恥ずかしいくらいよ…よくもぬけぬけとそんなことが言えるわね…」

 

アル「ふんっ…確かに頼まれた依頼は全てこなすのが私たち便利屋68…でも今回は…逆に私たちはアビドスから依頼を受けているのよ!」

 

アヤネ(あれ?そうでしたっけ…)

 

カヨコ「……(はぁ…)…便利屋を良い道具として扱っていたあんたらと違ってやりがいのある任務だね…」

 

カイザーPMC理事「…ふっ…証拠も無く、それに堂々と入り込んできた癖に随分と余裕があるではないか。アビドスの諸君、君たちの学校の所有権は私にあることを忘れたのかね?いざとなればこちらが手を下さずとも、君たちをアビドスから離れさせることが出来るのだが…」

 

シロコ「……何をしようと関係ない…私達はアビドスの学校から出て行く気はない!」

 

カイザーPMC理事「そうかね。それでは…」スチャ…

 

リセイ「………」

 

全員「!?」

 

 

 

 

カイザーPMC理事はスマホを取り出し、どこかへ電話をかけようとした…

 

 

 

 

 

 

しかし…

 

 

 

 

 

 

 

 

ズビィ!!

 

 

 

 

 

 

 

ガッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カイザーPMC理事「うおっ!?何をする!?というよりいつの間に!?あががががっ…!」

 

リセイ「どこまでもゲスい奴だなお前は…そこまでしてアビドス高校を排除したい執念はどこから来るってんだ?」

 

 

 

 

 

リセイは一瞬でカイザーPMC理事の目の前に移動し、彼が電話をかけようとする前に手首を掴んで抑えた!

 

 

 

チナツ「い、いつの間にあんなところへ…」

 

シロコ「……あれが瞬間移動…全く見えなかった…速さには自信があったのに目が追いつかないなんて…」

 

ヒナ「………」(汗)

 

ハルカ「す、凄い…本当にすごいです…先生…どんな方法を使ってあんな…」

 

カイザー兵士1「理事長!?貴様!理事長から手を離さないか!!」

 

ホシノ「おっとそこまで!一歩でも動いたら撃たなきゃならないからね〜…そこで気をつけすることをお勧めするよ…」ジャキ…

 

ノノミ「他の兵士も…動いたら撃ちますよ…?先生の邪魔はさせません!」ガチャ…

 

カイザー兵士2「くっ!くそぉ…!」

 

カイザー兵士4「まさか学生ごときがこんな力を…一体何が起きてる…!?」

 

カイザー兵士3「理事長が捕えられてるんじゃ…俺たちではもうどうすることも…」

 

アヤネ『……兵士達が武器を下ろし始めました…私たち…勝った…?』

 

リセイ「いやまだ終わってない。おいお前、一応聞いておきたいんだが、今どこへ電話をかけようとした?」

 

カイザーPMC理事「か、カイザーコーポレーションに決まっている!アビドス高校への借金返済信用度を最低ランクに下げる連絡だ…!言ったはずだ!私は最高権力者の一人だから、アビドスの一つや二つを好きにできると!」

 

セリカ「は…?な、何それ…あ…あんた達って人は…!!!」

 

カヨコ「……最悪だね…力じゃ敵わないと思ったら権力でどうにかしようなんて…先生が居なかったらアビドスは終わってたかもしれない…」

 

カイザーPMC理事「ふん!くだらない…なぜあんな借金を抱えた学校をそこまで守ろうとするのだ?借金が嫌ならどこへなりと転校なりするべきなのではないのかね?それに勘違いしてもらっては困るのだよ…私は最初からアビドスの諸君に言っていたはずだ…一生かかっても返せない借金を返す事はないとね…」

 

ホシノ「あんたこそ何か勘違いしてんじゃないの?」ギロ

 

全員「!」

 

 

 

 

ホシノがいつも違う声色でカイザーPMC理事を睨みつけながら言った…

 

 

 

 

ヒナ(……ホシノ…怒ってるわね…彼女の逆鱗に触れた貴方たちを庇う道理は無い…今なら先生だって許してくれる…)

 

シロコ「……ホシノ先輩…」

 

アル(あの目つき…キレてるわね…今までの比じゃない…もしかして暴れたりするのかしら…)

 

 

 

 

 

スタスタスタ…

 

 

 

 

リセイ「……ホシノ…」

 

ホシノ「お願い先生。私に任せて欲しい…大丈夫…変なことはしないから。」

 

リセイ「……」スッ…

 

 

 

 

 

 

ホシノはリセイとカイザーPMC理事の元へ歩み寄り、リセイを説得した

 

リセイは掴んでいた彼の手を離し、2歩下がってポケットに手を突っ込み、目を閉じた

 

 

 

 

 

カイザーPMC理事「な、なんだと言うのかね…?私を痛ぶって気が済むのなら好きにすると良い…どのみち、君たちアビドス高校の命運は私が握ってるのだからな…私に何かあれば直ぐにでもあの学校は…」

 

 

 

 

 

ホシノ「黙れ!!!」

 

 

 

 

 

カイザーPMC理事「!?」ビリビリ…

 

 

 

 

リセイ「…………」

 

 

 

 

 

 

 

 

ノノミ・シロコ・セリカ・アヤネ「ッ!」ビクッ…

 

ヒナ・アコ・イオリ・チナツ「……」

 

アル・カヨコ・ムツキ・ハルカ「…………」

 

 

 

 

ホシノは今までにない迫力でカイザーPMC理事の言葉を遮り、黙らせた

 

 

 

 

 

 

ホシノ「……もうたくさんだよ…散々私達をいいように扱ってきて…こうやって私たちが追い詰めても反省の色があるどころか…アビドス高校にまだ手を加えようとして…私一人が犠牲なるだけならまだわかる…でも…みんなを…私の大事な友達を!!みんなの大切な学校を壊そうとしたあんた達なんかに!!!奪わせてたまるか!!!!」ジャキンッ!

 

カイザーPMC理事「ヒィッ!?」

 

 

 

 

ホシノはカイザーPMC理事の額に自分の銃を突きつけた!

 

 

 

 

ヒナ「ホシノ!!辞めなさい!そいつを殺せば貴方は…!」

 

アヤネ『ホシノ先輩!!いけません!!殺しちゃだめです!!』

 

アコ『…どんな理由であれ、私たちが普通の人間を殺せば重罪に当たります…そこで撃ってしまえば全てが無駄になりますよ?』

 

ムツキ「あ、あれ止めなくて良いの!?本当にガチギレしてるよ…!」

 

ノノミ「ホシノ先輩…!!堪えてください!その人がしたことは確かに許せません!でも…!ホシノ先輩がその人を殺したら…!カイザー組織と同じになっちゃいます!!」

 

ホシノ「フーー…!フーー!私は…私はぁぁぁぁぁぁあ!!!!!」

 

カイザーPMC理事「う、うわぁぁぁあ!!!」

 

カイザー兵士s「り、理事長!!!」

 

セリカ「ホシノ先輩!!だめぇ!!!」

 

イオリ「まずい!本気で撃つ気だぞ!!よせ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ホシノ「うああああああああ!!!!!」

 

 

 

 

カイザーPMC理事「や、やめろーーーーー!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガッ…

 

 

 

 

 

 

 

全員「!?」

 

シロコ「先生…!」

 

リセイ「…………」

 

ホシノ「っ!?先生!?」

 

カイザーPMC理事「ぐあっ…」ガクッ

 

 

 

 

 

 

 

皆の声が届かず…ホシノは引き金を引こうとしたが

 

リセイがホシノの手首を持って、阻止した…

 

そして恐怖のあまりカイザーPMC理事は気絶した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リセイ「………もういい。もう十分こいつらを追い込んだ。これ以上こいつらを脅しても無益だぞ。」

 

ホシノ「離して!!離してよ!!!こいつらは!!こいつらだけは…私は…私はどうしても許せないよ!!」

 

リセイ「カイザー組織の連中と同じ道を辿りたいのか?今君がやろうとしていたことはまさしく、こいつらが自分たちの利益のためにやってきたことと同じだ。ホシノ…君がこいつらを恨んで、恨んで恨んで恨み倒して、その先に見えてきたものは、ノノミ達じゃないのか?」

 

ホシノ「……っ!?」

 

リセイ「君はずっと一人で悩んでいた。一人で戦い続けていた。君の先輩が亡くなってからずっと…」

 

ホシノ「…!?な、なんで先生がユメ先輩のことを…あっ…」

 

 

 

 

ホシノは瞬時に察し、思い出した

リセイはあらゆる情報を先んじて収集することができる人間だと…

 

 

 

 

 

リセイ「……カイザー組織はあくまで自分たちの目的。ゲマトリアは君自身の身柄を確保及び、実験して解剖して、このキヴォトスを知ろうとした。奴らは奴らの目的があるように、君にも、目的ではないけど、生きるための目標があるんだろ?それは、大事な友達と学校を守ること。」

 

ノノミ・シロコ・セリカ・アヤネ「!!!」

 

ホシノ「…………」

 

リセイ「君は…十分過ぎる程よくやった…もう心配しなくて良い。これからはノノミ、シロコ、セリカ、アヤネと一緒に、ヒナ達やアル達と一緒に生きよう。これまで辛いことばかりだった思い出に、終わりを告げよう。

幸せだったとそう思える終わりのその時が来るまで、お釣りが来るくらい一緒に居よう。今まで…」

 

 

 

 

 

 

 

リセイ「大変だったな。よく頑張った…!」

 

 

ギュ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

BGM:ブルーアーカイブ「moment」

 

https://youtu.be/icycOtSlAmU

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホシノ「あ…あ…う…うぅわぁぁぁ……!」ぽろぽろ ガクン…

 

 

 

ホシノは膝から崩れ落ち、堪えていたものが溢れて、リセイの胸に顔を埋めて、ただひたすらに泣いた。

リセイはホシノを抱きしめ、頭を撫で続けた…

 

 

 

 

 

 

ヒナ「…………」

 

ノノミ「ホシノ…先輩…」ぽろぽろ

 

アヤネ『ずっと…一人で悩んで…私たちに言いたくても…言えなかったんですよね…ホシノ先輩…』

 

ハルカ「こんなこと…どうして簡単にできるんでしょうか…カイザー組織に関することは全部…信用できなくなってしまいました…」

 

アコ『……私達に出来ることは…ホシノさん達をサポートするだけ…心の問題は、自分しか解決できません…』

 

セリカ「なんで…なんであたしは…部室でホシノ先輩にあんなこと…今考えたら…ホシノ先輩だっていっぱいいっぱいだったのに…あたしは…勝手にづけづけと付け込んで…」

 

シロコ「………セリカ。それは違う。どうにもならなかったのも違う…ホシノ先輩が私たちを守ろうとしてくれたから…私たちも今まで、こうやって生きていられる…それから…先生も…あの人がいなかったら…本当に…」

 

 

 

 

 

アビドスの皆も、ホシノが泣いたことにより、同じように涙を流していた

 

 

 

 

 

 

ホシノ「ずっと…一人で…悩んで…誰にも相談できなくて…!辛かった…!ユメ先輩が死んでから…!ずっと…ずっと一人で…!」

 

リセイ「…ああ。」

 

ホシノ「怖かったよ!アビドスの学校が無くなるのが…!ノノミちゃんが、シロコちゃんが、セリカちゃんが、アヤネちゃんが居なくなるのが…!悲しくて寂しかったよ…!!!私一人で…黒服のせいで…カイザーコーポレーションのせいで…!ずっと…怖かったよぉ…!!先生ぇ…!」

 

リセイ「…そうだな…」

 

 

 

 

 

 

リセイはホシノの本音を聞き、優しく相槌を打ちながらホシノの後頭部を撫でていた

アルたちはカイザー兵士達と対峙している

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アル「……さぁ、これでもう貴方達は撤退するしかなくなったわね…!彼女たちのあんな姿を見てまだ暴れようってのなら…私たちが相手してやるわよ…!!」

 

イオリ「言っとくけど、お前たちを逃すつもりはないからな…!私達と戦ってまでホシノ先輩を陥れようとしたんだ…それなりの覚悟はしてもらおうか…!!」

 

カイザー兵士1「……私たちは投降する…あの先生や、お前たちがそれほどの力を持っていて尚、未だ歯向かおうと言う気はない…煮なり焼くなり好きにするがいい…」

 

ヒナ「………勝手にやけになられても困るのよ。先生の判断を待ってもらうから…逃げようだなんて思わないことね…」

 

ムツキ「ひとまずあの理事長をどうにかしない?気絶されてても面倒だしね〜!」

 

リセイ「…その前にやっぱり兵士たちは邪魔だから失せてもらおうか。」

 

全員「!」

 

ヒナ「先生…!ホシノは?一人にしていいの…?」

 

リセイ「いや、ノノミ達に任せてある。泣き疲れて、本音を全部ぶちまけた安心感のせいかな…眠っちまったよ。」

 

カヨコ「そう…アビドスは少しの間は放っておいてあげるんでしょ?こいつら…本当に逃してもいいの?」

 

アコ『先生…流石に兵隊たちをこのまま逃してしまうのは得策ではありません…私の意見を言わせてもらうと、彼らがほかのカイザーPMCに合流して、またアビドスを狙わないとも限りません…!』

 

リセイ「良いよ別に。その都度ぶっ倒すだけだ。アビドスを支配下に置けるもんなら置いてみろって感じだな。俺がいる限りそんなことさせねぇよ。なぁ?」

 

カイザー兵士s「…………」

 

チナツ「…黙秘ですか…最後の手段というわけではなさそうですけど…ヒナ委員長…どうしましょう…?」

 

ヒナ「私は正直彼らがどこへ行こうとどうだっていい…先生が決めたことに従い、ホシノ達の助けになるだけ。だけど…今度アビドスにまた襲いかかるようなら…私は自分の立場を捨ててでもアビドスの味方につく。」

 

リセイ「……すっげぇ…生半可な覚悟でその言葉を口にしてるわけじゃないのがよく伝わるよヒナ。ま、そう言うわけだ!さっさと去れ!てめぇらの理事長も連れて行くんだな。ここに放置したらしたで後味が悪い。ついでに目が覚めたら言っとけ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

リセイ「ホシノは踏みとどまったが…次は俺がお前らを狙ってやるってな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

全員「!?」ビクッ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リセイの目が兵士達を捉え、彼らを戦慄させ、生徒たちを凍りつかせるほどの気迫で威圧した!

 

 

 

 

 

 

リセイ「……全員さっさと失せろ。気が変わらねぇうちにとっとと消えるんだな…」

 

カイザー兵士1「ぜ、全員退避!行くぞ!理事長を連れて行くんだ!!」

 

カイザー兵士s「り、了解!」

 

 

 

 

 

ダダダダダダダ!!

 

 

 

 

 

 

 

カイザー兵士たちは理事を連れて急いで去っていった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アル「…先生…ほんとにこれでいいの?奴ら…アビドスの借金をどうこうできる権利ぐらいはまだあると思うんだけど…」

 

リセイ「心配要らないよ。そんなことをすれば必ず恐ろしい目に遭うと言うことを思い知ったはずだからな。それに、そんな権限が奴らにあってもそもそもあの理事長がカイザーPMCの頂点に立っていられるかどうかだな…」

 

全員「……?」

 

 

 

 

 

 

生徒の皆はイマイチ

ピンときていないようである

 

 

 

 

 

 

リセイ「意味はじきにわかるさ。そんなことより、ホシノたちを連れてアビドス高校へ帰ろう。今回はありがとう。君たちのおかげで助かったよ。」

 

ヒナ「ううん…貴方のおかげであることが大半よ先生。私達の力が役に立てたのは嬉しいけど、先生が居なければこうもうまく事は運ばなかったと思うわ。」

 

ハルカ「そ、それから私たちも信用してくれて…」

 

カヨコ「話を聞いてくれることだけでも奇跡に近かったのに、先生は私たちを遠ざけることをしないで、こうやって私たちを使ってくれた…」

 

ムツキ「便利屋としてすごく満足だよ先生!それにかっこよかったよ!普通の人間だと思ってたけど…グラウンドに大穴開けたり、超次元の技を教えたり、威圧しただけで兵隊たち全部逃しちゃうなんて…」

 

イオリ「…忘れたとは言わせないぞお前たち…このままなし崩しに無罪放免って訳には行かないんだからな?」

 

アル「ギクッ」

 

アコ『まずはアビドスに帰ってからですね。貴女たちの処遇はヒナ委員長が決めると言っていたでしょう?』

 

ムツキ「ちぇー…忘れてなかったかぁ…」

 

ハルカ(アル様…隙を見て逃げましょうか…?)

 

アル(絶対捕まるわよ!?大人しく着いて行くしかないじゃないの…!)

 

カヨコ(ちっ…めんどくさいな…今度はこっちの問題か…)

 

リセイ「……なぁ、ゲヘナ風紀委員会。」

 

チナツ「……言いたいことはなんとなくお察しします先生。彼女たちを今回は見逃して欲しいとでも仰るのでしょう?」

 

リセイ「話が早いな。今回、便利屋68の力がなければホシノやヒナに超次元の力を与えることもできなかったし、アビドスの皆を救うこともできなかった。だから今回だけ、俺の顔を立ててくれないか?この通り!」すっ…

 

アル・カヨコ・ムツキ・ハルカ「!?」

 

ヒナ・アコ・イオリ・チナツ「!?」

 

 

 

リセイは風紀委員会に頭を下げてまで、無罪放免を頼み込んだ

 

 

 

ヒナ「やめて先生!貴方の頭はそれほど軽いものではないのよ?……はぁ…わかった…」

 

アコ『委員長?』

 

ヒナ「確かに今回、貴女達が居なければどうなっていたかわからない…先生のこの行為を無視するわけにもいかないし…今回は貴女達を見逃すことにするわ…ただし、次に会う時は容赦なく捕まえるから…覚悟しておくことね…貴女達が犯した罪は消えないんだから…アコ、イオリ、チナツ。貴女たちもそれでいい?」

 

イオリ「わかりました…委員長に従いますよ。ってわけだ…次会ったら覚えておけ…」

 

チナツ「…仕方ありませんね…委員長がそう言うなら…」

 

アコ『なんて慈悲深い…さすがは委員長です!私も従います!』

 

アル「あ、ありがとう…先生…」

 

リセイ「おう。今度またシャーレに遊びにこいよ!だいたいは事務作業してるが、邪魔だなんてことはないからさ。」

 

カヨコ「……うん…その時は私も超次元の力を教えてもらうよ。」

 

リセイ「わかってる。覚えたいやつが覚えればいいだけだしな。」

 

ホシノ「…あー…そろそろおじさんたちもお話しに混じってもいいかなぁ?」

 

ヒナ・アコ・イオリ・チナツ「!」

 

アル・カヨコ・ムツキ・ハルカ「!」

 

ハルカ(あ…涙の跡がいっぱい…たくさん泣いていたんですね…)

 

ヒナ「…ホシノ…もう平気なの?」

 

ホシノ「…うん、と言いたいけど結構やせ我慢してるかもね…いや〜それにしてもおじさん、みんなに恥ずかしいところ見られちゃったなぁ〜」

 

シロコ「恥ずかしがることなんてないよホシノ先輩。私もみんなも同じ気持ち。」

 

ノノミ「私の胸の中でぐっすりしてましたね〜いつもとはちがう、すごく安心したような顔で…」

 

セリカ「…あたしたちはこれからもホシノ先輩と一緒にいるわよ…あんたたちはこれからどうするの?」

 

ヒナ「私達風紀委員は一度ゲヘナに帰るわ…貴女達をアビドス高校へ送り届けてから、済ませなきゃならない書類作業が出来たからね。」

 

アル「私たち便利屋68も、事務所に戻るわ。正直今日は一番大変な任務だった気がするわね…」

 

カヨコ「そこは同意。これまでにない大掛かりな作戦だったし…ただでさえ超次元の力に驚いていたのに、先生の強さにもびっくりしちゃったしね…色々疲れたよ…」

 

リセイ「言っておくけど、君たちが弱いんじゃない…俺が異常なだけだよ。って言うか君たちは強すぎるくらいさ。俺を基準にしたら心が持たんぞ。」

 

アヤネ『あはは…それはそうですけど…』

 

リセイ「まぁとにかく、そろそろ帰ろう。ホシノ、歩けるな?」

 

ホシノ「うん…もう平気。たくさん泣いちゃったら吹っ切れたよ…」

 

リセイ「…そうか…じゃ、出発だ。アヤネとアコと合流した後、そのまままっすぐアビドス高校へ行くぞ。」

 

ムツキ「はーい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜アビドス砂漠出口周辺〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リセイ「そろそろ砂漠を抜けるな。みんな一度アビドスに寄るんだろ?」

 

アコ「そのつもりですけど…何かやらなければならないことでも…?」

 

リセイ「別に…今でも俺自身驚いてる節があるだけだよ。ゲヘナの風紀委員会や便利屋68が味方になるなんて思いもしなかった。」

 

シロコ「ん。それこそ先生のおかげ。」

 

ヒナ「……貴方の力に興味を持ったのももちろんだけど…人間性に惹かれたと言うのも間違いではないわ…貴方でなければ、私はついて行ってなかったと思う…私も驚いたのは、私自身に超次元の力がたったの5分程度で使えるようになるなんて…」

 

リセイ「君とホシノはずば抜けて才能があったからな…」

 

イオリ「…いつかは私も使えるようになってみたいな…」

 

カヨコ「まぁ…人柄ってすごい重要なのが今回でよくわかったし…」

 

ムツキ「くふふ!私たちは依頼は選ばないけど人は選ぶよ?アルちゃんがどうしても先生とアビドスのみんなに謝りたいって言うからさぁ〜」

 

アル「余計なこと言わなくていいのよ!///私は素直に悪いと認めただけで…」

 

セリカ「あーはいはいわかってるってば…」

 

リセイ「ははっ…君たちといると退屈しないな…俺はシャーレに来てからはずっと書類作業と治安維持のパトロールしかしてなかったから…今回の件で君たちと、本当の意味で出会えてよかったよ。情報だけで得るものなんてたかが知れてるしな…」

 

全員「!」ドキッ…

 

アコ「き、急に何を言うんですか!?///」

 

ノノミ「せ、先生ったら〜///」

 

 

 

 

 

 

生徒たちはリセイの発言に照れていた

 

 

 

 

 

 

リセイ「何が?一緒に居て楽しいやつが居るならそれはそれで良いだろ?君たちはそう言う人間だから俺は嬉しいよ。便利屋は心を入れ替え、風紀委員会は見返りを求めず手助け、対策委員会は俺を信じてくれた。…このキヴォトスの大人たちは見て見ぬふりばかり…誰も助けようとしなかったから…君たちは俺のような大人も敵として見ていると思ってたんだけどな…」

 

ホシノ「…先生だからだよ…おじさんだって誰から構わず助けたり優しくするわけじゃないしね…」

 

アヤネ「みんな最初は、大人はちょっと怖くて信用できないと言う認識でしたけど…私がシャーレへ手紙を出した時は躊躇せずに来てくれて…」

 

ハルカ「わ、私たちの事を見逃したり…ラーメンを奢ってくれたり…疑わずに全てを信じてくれたりして…」

 

チナツ「私たちのことを信用して、ゲマトリアやアビドスの情報を共有してくれたりもしましたね…本当に…貴方は凄いですよ先生…」

 

リセイ「……そう思ってくれて嬉しいよ。俺は助けられるやつが目の前にいるなら助ける性分だ…ただし、悪人を除いてな。」

 

ヒナ「……先生…ありがとう…ゲヘナに戻っても私たちは貴方との時間を忘れないわ。私達も暇ができれば、シャーレへ手伝いをしに行くから、いつでも言ってね。」

 

リセイ「ふっ…恩に切るよ…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リセイ達が何気ない会話をしていると…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブォン!

 

 

 

リセイ「!?」(次元の扉が開いてる…!誰だ!?)

 

全員「!?」

 

 

 

 

 

 

 

スタッ!

 

 

 

 

 

突如彼らの前方の空間が歪み、そこから謎の少女が現れた

 

 

 

 

 

 

 

???「………見つけた…リセイ…久しぶり…」

 

シロコ「…!先生を知ってるの?貴女は誰?」

 

リセイ「………何しに来たんだよ…」

 

 

 

 

 

      リセイ「悪雨…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悪雨は前SSサイト及び、前作アズールレーン編までの登場キャラとなります

詳細は本SS一期の目次からどうぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悪雨「……この世界で何やってるの?」

 

リセイ「……お前こそ…なんでわざわざ来た?俺を揶揄いにきたのなら今すぐ帰れ…アレクにでも遊んでもらえよ。」

 

悪雨「アレクがそんな簡単にあの世界に帰ってきてたら退屈してないよ。私は一つの旅を終えたから、リセイの顔を久しぶりに見たくなって、このキヴォトスって言う世界に来てみたら…まさか教師になってるなんてね…リンネさんから少しだけ事情は聞いたけど…どう言う風の吹き回し?」

 

リセイ「あんのアホ女神…!余計なことを…ってことは俺が作ったあの世界に来た瞬間に俺がキヴォトスに行こうとしてる時までの記憶が保存されてやがるな?それをリンネさんがわざと放置してんだろ…」

 

セリカ「…先生?さっきからなんの話…!?あの子は誰なの!?」

 

悪雨「……なるほどね…私たちに関することは何も知らせて無いんだね…だったら…」

 

リセイ「まて…俺が言う。」

 

悪雨「……」

 

リセイ「……みんな。こいつの名前は悪雨(わるさめ)…俺の仲間だ。俺はかつて、このキヴォトスに来る前は俺と悪雨を入れて7人で旅をしてたんだ…」

 

ヒナ「…旅って…一体どこを…」

 

リセイ「俺は…この世界の住人じゃない。次元を渡って来たんだ。」

 

全員「ええええ!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

説明中…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アル「……とんでもないことを聞いた気がするわ…先生はこの世界の住人じゃないなんて…」

 

アコ「ですが…考えてみればおかしいことではありませんね…常人離れした能力…指揮…そして知恵…ヘイローを持たない存在でありながら…シッテムの箱の所有者になれるほどの権限と器…」

 

カヨコ「……納得…それだけすごい人だったってことだね…つまり、いろんな世界を旅して、行方不明になった連邦生徒会長からの推薦でシャーレの先生になったわけか…どう言う知り合いか知らないけど…」

 

リセイ「…もう少し詳しい話はまた今度だ。それも長くなる。」

 

悪雨「……ふふっ…この子達…すごく飲み込みが早いね。あの時のみんなを思い出す…」

 

リセイ「やめろ…その話をすんな。頭が痛くなる…」

 

悪雨「…ごめん…思い出したくないんだね…」

 

リセイ「…ただでさえお前はあいつらと一緒なんだから…だけど俺たちの力について来れたのはお前とレ級だけだった…だからこそ、俺はお前たちをついて来させた…」

 

ホシノ「…?あいつらって?」

 

リセイ「昔の仲間のことさ。俺には弟と妹が居るだけだったが…家族に近い存在が大勢いた事もあった。それがそいつらのことで………あぁ…悪い…この話はやっぱキツイわ…話すのは勘弁させてくれ…」

 

シロコ「…ん。無理に話すことはないよ。私達は先生を信じてるし、私達も先生を裏切らないから…」

 

カヨコ「……それにしても…悪雨って言ったっけ?随分肌が白いけど…それ大丈夫なの?」

 

悪雨「…この肌は生まれつきみたいなものだよ。私とあと一人、レ級って言うやつがいるんだけど、あの子も私と同じようなものだね。」

 

セリカ「…そ、そうなのね…」

 

リセイ「…で?俺の顔を見にきただけじゃないんだろ?あの時交わした約束をここでやるってか?俺は構わないが…」

 

悪雨「……覚えてるんだね。当然といえば当然だけど…だってリセイが言い出した事だから…「俺たちみんなが再会するたびに実力を確かめ合う」ってね…」

 

ヒナ「どう言うこと…?何をするつもりなの…?」

 

リセイ「……全員…下がってろ…巻き添え喰らいたくなかったらな…」

 

アル「へ?な、何を…」

 

 

 

 

 

 

 

ビシュン!シュン!

 

 

 

 

全員「!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戦闘BGM:寄生獣「HYPNOTIK」(2回目)

 

 

https://youtu.be/SxC20glaLYM

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドォオオン!!

 

 

 

ブワッ!

 

 

 

 

 

リセイが生徒達に忠告をした直後、リセイと悪雨は瞬時に距離を詰めて、拳と拳をぶつけ合った!!!

 

 

 

 

 

 

ノノミ「きゃあっ!?」

 

イオリ「ぐっ!?な、なんだよ今の!?」

 

アヤネ「……き、距離をとって居なかったら私たちは今頃…」

 

ハルカ「…っ…」ゾッ…

 

 

 

 

 

ぶつかり合いで風圧が巻き起こり、リセイの言葉を素直に聞いた生徒たちにまで届いた!

 

 

 

 

 

悪雨「…流石…!衰えるどころか精度が増してる…戦えば戦うほどだね…」

 

リセイ「お前こそ…一体どこで何をしてきたのか知らんが…少しは腕を上げたようだな…」

 

悪雨「まだまだ貴方には及ばないけど…見てもらうことはできる…行くよ!リセイ!」

 

リセイ「来い!悪雨!」

 

 

 

 

 

ドンッ!ドドド!

 

ガガガガガ!!!

 

ドゴン!ガンッ!

 

バババババババ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

激しい肉弾戦が繰り広げられ、生徒達はただ見ていることしかできなかった

 

 

 

 

 

 

チナツ「…そ…そんな…全く見えない…あれが本当に人間の成せることなんですか…!?」

 

ヒナ「…くっ…先生を助けたいのに…あれでは助けに入る隙も無い……!凄い…あの二人は一体…」

 

ホシノ「……先生を入れてああ言うのが後5人もいるなんてね〜…おじさんもう何が何だか…」

 

セリカ「風が凄すぎて目が開けらんない!!どっちも凄すぎでしょ!?一体どうやったらあんな強さを得られるのよ!?」

 

ムツキ「えぇえ〜…!自分の目が信じられない…!あんな人たちが存在してるなんて…でも…凄いよ!かっこいいじゃん!!」

 

 

 

 

 

 

 

悪雨「魚雷…!行くよ!」タンッ!ドシュシュシュ!

 

 

 

 

悪雨は飛び上がって、リセイに向けて魚雷を乱射した!

 

 

 

 

リセイ「…!」バッ!

 

 

 

ドドドドドドドン!!

 

 

 

しかしリセイは紙一重で後方に下がって躱した!

 

 

 

 

 

ムツキ「ちょ…魚雷って…水中兵器じゃないの!?あんなミサイルみたいに簡単に撃つなんて…いやそんなことより死んじゃうって!?先生は人間だから1発でも当たったらやばいよ!?」

 

ヒナ「っ!!見てられない!私は加勢する!!」ダッ!

 

イオリ「ちょ!?委員長!?」

 

ホシノ「私も行くよ!!超次元の力なら何とかなるかもね!」ダッ!

 

アヤネ「そんな!?危険です二人とも!!」

 

カヨコ「速い…!もう先生のところへ走って行ってる!私たちじゃ追いつかない!」

 

 

 

 

 

悪雨「瞬時に爆風を追い風を起こして生徒たちに影響が無いようにする芸当…エイジみたいな超能力が無いと無理だろうと思うけど…どうやったの?」

 

リセイ「…俺には超能力は使えないが…次元の力や波動ぐらいでなら、いくらでもどうとでもできるさ。何千年と一緒に旅をして学んだ仲だろ?今更忘れたとは言わせないぞ?」

 

悪雨「言ってみただけ。私も…初心に帰ってみたい時もあるよ。…ん?生徒達が2人来てるけど…」

 

リセイ「!?ホシノ!ヒナ!来るんじゃない!巻き添えを喰らうって言っただろ!」

 

ホシノ「間に合ったね!私たちも戦うよ!先生を死なないように守るのも私の役目だしね!」

 

ヒナ「手合わせだかなんだか知らないけど…先生が危ない目に遭っていて黙ってられるわけがない!」

 

リセイ「……二人とも…」

 

悪雨「……ほんとに…思い出しちゃうな…みんなを…リセイ…私は構わないよ。その二人だけが来たってことは、貴方が2人に何かしらの力を与えたってことでしょ?」

 

ホシノ・ヒナ「!?」

 

リセイ「この二人には超次元の力の適性が強い。いやそもそも、キヴォトスの生徒たち、つまりは頭の輪っかのヘイローって物を持つ生徒たち全員が適正だ。」

 

ヒナ「私たちが力を与えられたことを見抜くなんて…凄い観察眼ね…」

 

ホシノ「………」

 

悪雨「…超次元か…その力をこの世界に広めるんだね…じゃ、私も超次元を使わせてもらうとしようかな…」

 

ホシノ「やっぱり…悪雨ちゃんもあるんだね…超次元の力…」

 

悪雨「当然だよ。私たち7人全員が使えるし、他の力だってね…さぁ、リセイには敵わないけど、貴女達の力を確かめさせてもらうよ。言っておくけど舐めているわけじゃないから、全力でかかってくるんだね。リセイの支援をすることができるくらいの力があるかどうか見せて欲しい…」

 

ヒナ「望むところよ!思い知りなさい!」

 

リセイ「やめろ!君たちじゃ怪我をする!それにただの手合わせだと言っただろ?君達が入り込む必要はない!」

 

ヒナ「それは違う先生!私達はキヴォトスの生徒として、貴方を守らなきゃならないの!どれだけ貴方が丈夫で、実力があるかはわからないけど…」

 

ホシノ「それでも、おじさんたちはやるべきことをやり通す!先生の力にならなきゃならない義理と義務があるよ!」

 

リセイ「……止めても無駄のようだな…なら、ついてこい!あいつは強いぞ!君達では足元にも及ばないから、決して無理はするな!悪雨!お前も手加減を忘れたら張り倒すぞ!」

 

悪雨「どっかの誰かと違って脳筋戦法じゃないから安心してよ。さぁ、勝負!」ザッ!

 

リセイ・ホシノ・ヒナ「!」ザッ!

 

 

 

 

 

 

シロコ「…私達も加勢する?正直何もできずに巻き込まれるだけかもしれないけど…」

 

アコ「…いいえ、辞めておきましょう…今の私たちではかえって足手まといになるだけです…あのお二人だからこそ、先生と悪雨さんの戦いに参加できるのですから…」

 

アル「……あれに割って入るなんて…無理…!超次元の力を持ってても度胸が無いと…」

 

セリカ「私たちの学校を襲う度胸はある張本人が何言ってんの…って言いたいけど…確かにそうね…!ホシノ先輩とヒナさんだから行けたんだと思う…」

 

ハルカ「こ、ここで見ているだけしか出来ません…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

悪雨「…ふふ…あの子たちは賢いね。自分の実力を謙虚に分析してこの手合わせに割って入ろうとしない…これもリセイの影響?」

 

リセイ「どうかな…あの子達は頭が良い。ホシノとヒナもそうさ。冷静に考えていればなんだって出来るもんなのさ。ホシノ!ヒナ!行け!」ブォン!

 

ホシノ「了解先生!」バッ!

 

ヒナ「わかった!」ダッ!

 

悪雨「!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        ピュイィイ!!

 

 

 

 

 

 

 

ドドドドン!

 

 

 

 

    リセイ『皇帝ペンギン!!!』

 

 

 

 

ドゴォン!!

 

 

 

 

ゴオオオオ!!

 

 

 

     ホシノ・ヒナ『2号!!!』

 

 

 

 

      ドッカァアン!!!!

 

 

 

 

 

 

      皇帝ペンギン2号

 

 

 

 

 

 

 

 

リセイはホシノとヒナに号令を出し、気弾を作り出した直後、指笛を吹いてペンギンを大地から出現させつつ蹴り上げた!

 

 

ホシノとヒナはそれに続いて、リセイが蹴った気弾ペンギンを二人同時に蹴り飛ばした!

 

 

 

 

 

 

カヨコ「連携技!?」

 

ノノミ「なんて息の合いよう…凄い!」

 

チナツ「ち…超次元は連携技も可能なのですね…!」

 

イオリ「幅広すぎる…どれだけ応用が効くんだ超次元は…」

 

シロコ「ん…!私も早く使ってみたい…!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悪雨「……凄いね…その技を使わせるのは初めてのはずなのに…なら私も!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ギュオン!!

 

 

 

  悪雨『ブラッドゴッドハンド!!!』

         (本作オリジナル)

 

 

 

 

 

 

      ドパァアァン!!!!

 

 

 

 

 

 

シュウゥゥ…

 

 

 

 

 

 

全員「!?」

 

 

 

 

 

悪雨は黒い巨大な手を作り出し、そのまま向かってくる皇帝ペンギン2号を受けとめた!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホシノ「そんなっ…」

 

ヒナ「先生の力も入ってるのに…!?なんて技…」

 

リセイ「……自分で作ったのか…本来のゴッドハンドではないな…今回の旅で何を学んだんだろうな…ふっ…機会があれば聞かせてもらうぞ。」

 

悪雨「…別に大した意味を持たない旅だったよ。でも、自分を磨くことは出来る。それにしても…リセイが主体だったって言うのに…貴女達二人は負担がかからずにピンピンしてる…なるほど…リセイが安心して教師の職につける訳がわかる…この世界の住人たちも…相当強いね…」

 

リセイ「……ここら辺でいいだろう…強くなったな悪雨。ジンやリアが見たら驚くぞ。特にレ級なんてどんな顔をするか想像もつかんな。」

 

悪雨「…わかった…あんまりこの世界で暴れるのも良くないしね…私も満足したし…」

 

ホシノ・ヒナ「…………」

 

リセイ「みんな!もう大丈夫だ!こっちへ来い!」

 

ハルカ「あ…お、終わったんでしょうか…?」

 

シロコ「3人とも…凄かった…!悪雨も凄く強かったよ。…先生の話が確かなら、いつもこんな感じに腕を確かめ合ってるの?」

 

悪雨「そうだね。私とレ級はリセイには勝てはしないけど…なんたって、私たちの2人師匠でもあるんだから。」

 

ホシノ・ノノミ・シロコ・セリカ・アヤネ「!?」

 

アル・カヨコ・ムツキ・ハルカ「!?」

 

ヒナ・アコ・イオリ・チナツ「!?」

 

イオリ(……ど…どんだけ強いんだこの人…ああやって瞬時に肉弾戦に切り替えるときもメチャクチャに手を抜いてたってことか?)

 

アル(味方で良かった…)

 

アコ(時々見える怖い表情の真相が少し見えた気がします…実力がありすぎて未知数な人物…さまざまな世界を旅して、一体何を得て知ったのかしら…)

 

悪雨「正確には私とレ級が残りの5人の弟子だね。リセイを含んであとの全員は私たちではまるで相手にならないから…」

 

アル(……………本当に味方で良かった……)

 

ホシノ「……ちょっと質問いいかな。」(スッ)手上げ

 

リセイ「どうした?」

 

ホシノ「先生を含んだ七人の強さの順とか知りたいなぁって…無理に答えることはないけど…」

 

シロコ「ん。私も気になる!」

 

リセイ「……それは俺が答えるより悪雨が答えた方が信憑性が高いだろうな。」

 

悪雨「わかるよ。貴方が答えても冗談に聞こえるかもしれないしね。」

 

ノノミ「い、いえ!そんな事は無いですけど…」

 

悪雨「…私は、7人の中で一番弱い。私の次に強いのは、レ級、次にリセイの妹であるリア…」

 

セリカ「え!?い、妹って確か…」

 

ヒナ「…先生…妹がいるのね…」

 

ムツキ「名前だけ聞くと可愛らしいね〜!」

 

ホシノ(…柴関ラーメン店で先生が話してくれた時の…)

 

悪雨「……そしてその次にリセイの弟であるジン…」

 

ノノミ(…!弟さんもいると言ってましたけど…まさか…妹さんと弟さんも同じ別世界の人間だったなんて…)

 

ハルカ「先生には二人も弟妹(きょうだい)が居たなんて…」

 

悪雨「……そして、3番目に強いのが…超能力者であり、私たち7人の中で最もスピードと戦術に長けたエイジ。2番目が…なんて言ったら良いかな…あの人…私達の中で最も危険な人物なの。敵と見定めた存在には、相手の息の根を止めるまで攻撃をやめない…私なら敵に回したくない…名前はアレクだよ。」

 

チナツ「2番目の人が凄く危ない人なんですね…?」

 

カヨコ「…でも…そんな二人が先生の仲間についてるってことは…」

 

悪雨「うん。私たちの中で最強と言っても良いのはリセイだね。あえて言うけど、贔屓してるわけじゃないよ。実際アレクでさえギリギリ勝てない程度には実力は拮抗してるから。」

 

リセイ「ちょっと大袈裟に言い過ぎだ…エイジの判断能力やスピードには敵わないし、アレクの破壊力と肉弾戦は俺でも勘弁して欲しいくらいなんだからさ…」

 

イオリ「……それでもそこまで評価があるってことは、本当のことなんだろ?謙遜する必要ないと思うけど?っていうかなんでそんなに強いの…」

 

リセイ「強くなりたくてここまで腕を上げたわけじゃない…死にたくたって死ねない…俺たちはそう言う存在だから…」

 

 

 

 

 

リセイは空を見上げながらそう言った…

彼やアレク達は何千年と生きた存在であり、もはや彼らを知っているものは次元を超えた世界の住人と、転生神のみである…

 

 

 

 

 

 

 

悪雨「……」

 

全員「………」

 

悪雨「あ、そうだ。これは余談だけど、リセイの血の繋がりはジン…弟だけだからね。リアとは繋がってないんだよ…」

 

ホシノ「ふぇ?それってどう言う…」

 

リセイ「悪雨!余計なことは言わんでいい!」

 

悪雨「別に減るものでもないでしょ。このことを知ったところでなんの影響もないんじゃないの?」

 

リセイ「………好きにしろ…」

 

ヒナ「…血は繋がってないってどう言うことなの?なら何故妹なのかしら…」

 

悪雨「簡単なことだよ。リアはジンと結婚してるんだから。自動的にリセイの妹になる…もっと正確には義妹だね…」

 

全員「!?」

 

ノノミ「先生の弟さんとそのリアさんって結婚してたんですね…///」

 

アヤネ「そ、そう言えば弟妹がいる事は教えてくれましたけど…血の繋がりについては聞いてませんでしたね…け、結婚…!///」

 

イオリ「…そ、そうだったのか…///」

 

リセイ「…はぁ…どうしてみんなが照れるんだ?あの二人はお互いを好きになって結ばれた。至極普通な事で、俺やアレク達がどうこう言える立場じゃないさ。」

 

悪雨「今更だけど、リセイは好きな人とか居ないの?今は独り身だしね。例えば…この中の生徒たちだったりして…」

 

全員「ええ!?///」

 

シロコ(先生は独身…!よし!)

 

リセイ「いちいちリアクションがデカいな!誰か一人だけを好きになるってことはとても重要なことだろ?そんなものすぐに決めれる訳がない…だけど…ここにいるみんなのことは、人間としては好きだぞ。俺のことを身を顧みずに守ろうとしてくれたし…頼りにしてるさ。」

 

ムツキ「えへへ〜!そっかぁ!冗談でも嬉しいよ先生!///」

 

ヒナ「せ、先生も…その…逞しくて…素敵だと…思う…うん…///」

(私は…いつのまにか先生を目で追うようになってる…先生の事…好きかも…ううん…す…す…心の中で考えるのも恥ずかしい…!///)

 

セリカ「あ、ありがとう…私も先生のこと…嫌いじゃないから…っ!?いやっ、なんでもないわ!///」

 

悪雨(…なんだ…どの世界でも人気だねリセイ…安心したよ…)

 

リセイ「ふっ…さぁ、だいぶ長居してしまったようだ…ここら辺はだいぶ荒れてしまった…テレビとかに報道されると厄介だな。早いとこアビドス高校にもどろう!」

 

悪雨「私はこの世界を見て回ってみたい。いったんお別れだね。」

 

リセイ「…この世界に留まるのなら…」

 

悪雨「わかってる。悪いことはしないよ。言ったでしょ。この世界に興味が湧いたって。歩き続けて、この綺麗な景色を堪能したいだけ…」

 

リセイ「ならいい…お前なら俺の居場所がどこかすぐわかるだろ。何か用があれば来い。またな…」

 

悪雨「…うん。リセイも気をつけて…」

 

リセイ「…」コク…

 

 

 

 

 

 

シュン!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悪雨は瞬時に姿を消した…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アヤネ「き、消えた……先生…せっかく先生の仲間に会えたのに…いいんですか?」

 

ヒナ「それに…あの子一人で行かせて平気なの?」

 

リセイ「ああ。あいつも他の5人も放っておいても勝手に自分の世話をしてるさ。世界を荒らしさえしなければ俺も何も言わない。君達は、君たち自身のことに集中しよう。俺はそれの支援をするだけさ。この世界で、シャーレの先生になって、混乱を解消するために、俺は戦うさ。連邦生徒会長からの頼みなんだからな…」

 

全員「………」

 

リセイ「さぁ!行こう!さっさとお暇しないと面倒だ。」

 

ホシノ「わかった…はぁ…先生ってばほんとに…凄い人だよ…色々と…」

 

シロコ「ん。感謝しても仕切れない。私も先生のこと、これからもサポートする。」

 

リセイ「……うん。ありがとうな。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜アビドス対策委員会部室〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガララ!

 

 

 

 

ホシノ「ふぅ…なんだか半年くらい空けてたような気がする…」

 

ノノミ「そうですね…遠い所から帰ってきたような感じです…」

 

ヒナ「…私が言うことではないけど、お帰りなさい…アビドス対策委員会。」

 

セリカ「あ、ありがとう…」

 

シロコ「ん。ただいま。」

 

アヤネ「ヒナ先輩に言ってもらえるとすごく実感が湧きます!先生…貴方のおかげです…私たち…無事に帰ってこれました…本当にありがとうございました!」

 

リセイ「うん。また何かあればいつでも連絡してくれ。シャーレにできる範囲ならばなんでも力になるさ。」

 

ノノミ「ゲヘナの皆さんはともかく…先生はもう行ってしまうんですか…?」

 

リセイ「君たちを送り届けたら、さっさとシャーレに帰って調べなきゃならんことがあるからな。連絡はいつでも取れるようにしとくさ。世間話でも、何か頼みたいことがあれば俺の方から連絡する。君達はもう自由だ。借金自体は今まで通りだが…それでも…前以上に過ごし方は遥かに楽になるだろう。今までよく頑張ったな。」

 

ホシノ「先生…ありがとうね…おじさんたちはいつでも待ってるし、いつでも遊びに行くから待っててね〜!」

 

リセイ「おう。さらばだ…アビドスの生徒たち。ヒナ達とアル達、君たちは帰り道が一緒だから、途中まで共に行こうか。」

 

アル「ええ!さぁ貴女たち行くわよ!」

 

 

 

ガララ!スタスタスタ…

 

 

 

イオリ「なんでお前が指揮るんだ。」

 

ムツキ「ぷっ…」

 

ヒナ「見逃してるやるとは言ったけど調子に乗って良いとは言ってないよ…自分たちのやったことに責任を感じなさい。」

 

アル「わかってるわよ!?余韻にくらいしたらせて頂戴!?」

 

ハルカ「ほんとに無罪放免になってよかったです…」

 

カヨコ「………ふぅ…」(ため息)

 

チナツ「先生…便利屋を本当に置いておいても…?」

 

リセイ「別に今回は悪いことをしてるわけじゃないしな。ただ、ヒナが言ってたように、反省はしといたほうがいいな。自分のやった悪いことを認めるのも反省のうちだし。」

 

アコ「……あながち間違いではなく当たり前のようなことなのに…納得してしまうのはなぜでしょうね…」

 

ヒナ「そこが先生の良いところ。妙に言った通りに動きたくなるようなそんな感じ…間違った事は一度も言ったことがないからかもしれないね。」

 

リセイ「ふざけるときはふざけて、真面目にやる時は真面目にやりゃ良い。俺はいつも通りにやり通すだけさ。」

 

カヨコ「……私達も先生を信じて良かった…」

 

イオリ「まぁ…そうだな…」

 

 

 

 

スタスタスタスタ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リセイとゲヘナの生徒達は賑やかになりながらその場を後にした…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

BGM:サムライチャンプルー「Pretending To ...」

 

https://youtu.be/J93Bf5QV9Kw

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホシノ「行ってしまったねぇ…なんだか寂しいや…」

 

セリカ「いつでも会いに行けるんだし…別に悲しむことはないでしょ?」

 

ノノミ「そうですよ!それに、みんないっしょにこうやってここに居れることが…もう…」ウルッ

 

シロコ「…今日は泣いてばかりだね…ノノミ…はい、タオル。」

 

ノノミ「あ、ありがとうシロコちゃん…ぐすっ…」

 

アヤネ「これでもう…大丈夫ですよね?これからずっと…みんないっしょに…」

 

ホシノ「うん。先生が言うには、黒服はもうここに関わってこないし、カイザーコーポレーションからの借金自体は残ったままだけど、ああ言う奴らはもう居ないから…やっと戻ってきたんだよ…もう大丈夫…おじさんも安心して眠くなってきたね…」

 

ノノミ「…ホシノ先輩!」ぎゅ!

 

ホシノ「ほわぉ!?ど、どうしたのさノノミちゃん〜…!」

 

シロコ「ん。ノノミだけずるい。私も抱きつく!」ぎゅ!

 

ホシノ「うぁあ!?///シロコちゃんまで〜!」

 

アヤネ「…わ、私も!」ぎゅー!

 

セリカ「うう…ホシノ先輩!」ぎゅー!

 

ホシノ「おおおおう…!おじさん潰れちゃう…!でも…嫌じゃないね〜…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ノノミ達はホシノが居てくれることに感極まり、みんなで抱きついた

 

 

 

 

 

 

ノノミ「ホシノ先輩!私たち、帰ってきてからずっと言いたかったことがあるんです!」

 

ホシノ「ん?」

 

シロコ「ん。セリカが言い出した事だけど。」

 

セリカ「そ、そんなことはどうでもいいでしょ!?///私達全員で決めたんだから!」

 

アヤネ「ふふ!みんなで一斉に言いましょう!せーの!」

 

ノノミ・シロコ・セリカ・アヤネ「ホシノ先輩!おかえり!!」

 

ホシノ「!…みんな…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        『ただいま!』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜キヴォトスデパート付近〜

 

 

 

 

 

 

 

リセイ「そういえば、ゲヘナ風紀委員会と出会ったのはここだったな。」

 

ヒナ「そういえばそうだね…貴方が長い独り言を言ってたときかな。」

 

ハルカ「この辺りで風紀委員の人達と会ったんですね…」

 

リセイ「たまたま会ったし、今だから言うけど、味方は多いほうがいいから、無理やり連れてきたってこともあるかな。」

 

イオリ「…薄々気づいてたけどやっぱりそうだったのか…まったく…」

 

ムツキ「へぇ〜…!でもちゃんと味方につけてついて来させるなんて先生さすがだねぇ!」

 

アコ「チナツからの報告やシャーレでの噂が無ければ私たちも関わっていませんし…そうですよね?委員長!」

 

ヒナ「……それは実際会ってみなければわからなかった話。でも、会ってみたら只者じゃない雰囲気だったわ…そしてそのオーラの正体は違う世界の人間で、いろんな力を携えた人間だった…でも、中身は良い人だったから…私は貴方を信じて良かった。」

 

リセイ「恐悦至極な評価でありがたいよ。君達も何かあれば相談に乗るから、いつでもシャーレに来てくれ。」

 

チナツ「先生こそ…ほとんどのシャーレの仕事をお一人でこなしているんですから、手に負えない事があれば私たちを呼んでくださいね?」

 

リセイ「うん。その時は頼む。」

 

ヒナ「…私たちはここでお別れね。ここからゲヘナ学園は近いし…便利屋68、貴方達も先生に迷惑かけないでさっさと帰ることね…」

 

カヨコ「……わかってる…」

 

アコ「それならいいです。先生、またお会いしましょう。ゲヘナ学園にも今度遊びにいらしてくださいね。」

 

リセイ「ありがとな。暇ができたらそうさせてもらうよ。」

 

イオリ「それじゃ先生。近いうちに超次元の力を教えてもらいに行くからそのつもりでいてくれ。」

 

リセイ「普通に学業を教わりに来いよ…」

 

チナツ「先生がお強過ぎるのがいけません…!」

 

リセイ「早よ行け!日が暮れるぞ…」

 

ヒナ「ふふ…またね先生。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲヘナ風紀委員会とも別れて、便利屋68とリセイのみになった

 

 

 

 

 

 

 

 

リセイ「…さ、君たちも送っていくよ。事務所ってどこだ?」

 

アル「私たちもここからそう遠くないところよ。自分たちの身は自分で守れるから、私たちのことは気にしないでいいのよ?」

 

リセイ「そうはいかない。いかに実力があっても君達は女の子だ。本当は風紀委員会のあいつらも送って行ってあげたかったが、やることが山積みなあいつらの邪魔をしたくないしな。それにいつでも手伝いに行けるなら、まずは君たちを送り届けることを優先したいよ俺は。」

 

アル「あ、あらそう…?ありがとう先生…///」

 

ムツキ「あ!アルちゃん照れてる!でも私も女の子扱いしてくれて嬉しいよ先生!」

 

ハルカ「先生にもやることはあるはずなのに…大丈夫なんですか…?ああ…!その…!送ってもらうのが嫌とかじゃなくて…」

 

リセイ「今日は俺も帰ったら寝るさ。疲れちまったよ色々と。主に悪雨のせいでな。朝起きてから調べ物をしとくよ。ほら行こう。本当に日暮れになっちまった…」

 

カヨコ「……ありがとう先生…こっちだよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜便利屋68事務所前〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ムツキ「着いたー!我が家だよー!」

 

アル「我が家じゃなくて事務所!変に呼び方を変えないでムツキ!」

 

カヨコ「……大して変わんないと思うけどね…」

 

ハルカ「あ…先生…ありがとうございました…色々と…」

 

リセイ「うん。今日はもう早く寝ることだな。さっさと飯と風呂を済ませて、今日のことを忘れてしまうくらい頭を冷やすんだ。あんな忌まわしいカイザー組織のことを考える事に脳みそを使うんじゃないぞ。俺も帰るから、また会おう。」

 

アル「ええ、色々世話になったわね先生…私達もいずれ超次元の力を教えてもらいに行くから!」

 

リセイ「ふっ…別のことで忙しくなりそうだなこりゃ…じゃあな。」

 

カヨコ「うん。気をつけなよ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

カヨコがそう言うと、リセイは踵を返して手を振りながらシャーレへと戻っていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハルカ「先生って何もかもが速いですね…歩いてるだけなのにもう見えなくなってしまいました…」

 

ムツキ「正直さ…あの人が居なかったらほんとにアビドスは終わってたんじゃない?私たちも依頼で関わっちゃったけど、結局みんなで協力しあって解決したし。」

 

アル「……認めざるを得ない実力があったし、先生の持ってるいろんな力はとても目に収めなければ信じることができないものだった…先生だけは敵に回しちゃいけないわね…それとあの悪雨と言う子も…」

 

カヨコ「他の5人も居るって言ってたしね…はぁ…どれだけ強いか知らないけど、あんな人間が存在してるとは思わなかったよ…」

 

アル「まぁ!今日はお風呂に入って寝ましょ!ほらさっさと入るわよ!」

 

ハルカ「は、はいアル様!」

 

 

 

ガチャ、バタン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜シャーレ部室〜

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ガララ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リセイ「ふぅ…ただいまっと…」

 

 

 

 

 

シュン!

 

 

 

 

 

 

アロナ「先生!お疲れ様でした!本当に凄いですね…全てのアビドスの事件を解決するどころか、いろんな生徒さん達を味方につけることができるなんて…」

 

リセイ「よぉ…アロナの声を聴いたのは久しぶりな気がするな…心理を利用した…とは違うが…キヴォトスのこう言う事件は一つだけじゃない思う…必要最大限に出来ることをして、俺自身が実力があることを示さなければ、従ってくれなさそうな奴らばかりだったからな。特に今回のアビドスの問題に関してはな。」

 

アロナ「はい…あ、先生…!私も声は聞こえていましたから…先生の正体を知った時は驚くなんてものじゃありませんでしたよ!…また言うタイミングがわからなかったんですか?」

 

リセイ「いや…俺自身のことについては誰にも言う気が無かったよ。だけどあいつ…悪雨が来たことによって全てが変わった。俺のことを知ったこのキヴォトスの生徒たちは、この都市と共に混乱に再び巻き込まれる可能性がある…この世界の者ではない俺が介入すれば、無限に未来は変わってしまうからな…そして、悪雨が来たことによっておそらく、また何かの未来が変わっていると思う…近いうち…また何か、アビドスの問題に匹敵するような面倒ごとが出てくるかもな…」

 

アロナ「……悪雨さん、そして他の5人の先生のお仲間がこの世界に来てしまったら、毎回未来が変わるんですかね…?」

 

リセイ「当たらずとも遠からず、俺にもわからん…でも俺はどんなことがあっても、この世界で、連邦生徒会長にシャーレに推薦されたからには、生徒たちとキヴォトスを救ってみせるさ。」

 

アロナ「…私も一緒です!どこまでも先生のもとで一緒に戦い続けます!だって…!」

 

 

 

 

 

リセイ・アロナ「秘書だから…!」

 

アロナ「あっ!」

 

 

 

 

リセイは読んでいたかのようにアロナと同じ言葉を言った

 

 

 

リセイ「…ふっ…わかってるさ。これからもよろしく頼むよアロナ。君の事も頼りにしてるんだから。」

 

アロナ「は、はい!」

 

リセイ「ふぁーあ…眠くなってきましたねぇ!風呂は朝に入ろう…アロナ、電気消して。」

 

アロナ「もう!そんなところで寝たら風邪をひきますよ!」

 

リセイ「もう22時なんだから別に今からここで寝てもなんも変わらんっての…ソファーはあったけえしな。おやすみアロナ〜…」

 

アロナ「ぷっ…あはは!しょうがないですね…わかりました!おやすみなさい先生!その代わり、起きたらちゃんとお風呂であったまってくださいね?」

 

リセイ「すー…す〜…」

 

アロナ「ってもう寝てますね!?先生ったら…まったくもう!……はぁ…今回だけ大目に見てあげます…ゆっくり休んでください…」パチン

 

 

 

 

 

 

アロナの一言が終わったあと、部室の電気が消えて、シッテムの箱の電源も落ち、シャーレの建物は静寂に満ちた。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

悪雨「……リセイ…貴方はまだまだこの世界の難題に向き合っていかなきゃならない。私もこの先の未来を見たけど…次の事件はかなりややこしいよ…貴方も私のことを頼りにしてもいいんだから…自分一人で解決しないようにね…」すっ…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこからともなくシャーレに忍び込んでいた悪雨の声が響き、リセイに語りかけていた

すぐに声は聞こえなくなってしまったが…

 

 

 

 

 

 

 

リセイ「……ふん…その時はその時さ…お前だけじゃなくて誰かしら来てしまうかもしれないことも想定しとくさ…ありがとよ…悪雨…」すー…すー…

 

 

 

 

リセイは悪雨が語りかけた瞬間に目を覚ましていたが、動じずに独り言で返した後、すぐに寝落ちした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アビドス編最終話〜エピローグ〜に続く…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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