こんな縄張り争い見たい…見たくない?   作:サクラン

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前回から随分間が開いてしまった…ちゃんと投稿時間は確認します…

それではお楽しみください。


鉄壁の要塞、貫く爆拳

 “地底火山”

 

 このフィールドは時期によって出現する珍しいフィールドである。元は地下に続く天然の洞窟だったのだが、側にある火山が活発化する事で洞窟内は溶岩で溢れ、出現するモンスターも当然高温地帯でも活動可能なモンスターとなる。

 他の火山系統のフィールドよりも溶岩地帯の割合が圧倒的に多い事から強力なモンスターも集いやすい。

 

「ヴオオオオオ…!」

 

 そんな活発化している洞窟内でも特に深層に位置する場所では、一匹のモンスターが闊歩していた。

 重厚感のある甲殻に巨大な身体、まるで鎧を纏っているようにも思えるそのモンスターは鎧竜、グラビモス―なのたが、少し様子が違う。

 本来白色に近い甲殻は焦げたように真っ黒に染まり、身体の所々から生えている突起の先端は熱を持っているかのように赤く染まっている。このモンスターは鎧竜の中でも一際強力な個体かつ亜種に分類されている。

 

“黒鎧竜”

“グラビモス亜種”

 

 黒鎧竜は生半可な装備ではその場に留まる事すらできない灼熱の大地をいともたやすく歩いていた。

 鎧竜であれば火山地帯への耐性は持ち合わせているものだが、黒鎧竜の熱、炎に対する耐性は通常種のそれを更に凌駕する程だ。その秘訣は黒鎧竜の性質に起因する。

 

 黒鎧竜は亜種と区別こそされているものの、その実態は生態の差異によって黒く変色した通常種と同一の個体。通常種を軽く凌駕する程の熱を体内に溜め込んでおり、それによって通常種の弱点であった冷気、龍の力に対しても耐性を得ている。

 そして溜め込んでいる熱の量が多いという事は熱線の威力も上がっているという事であり、実力も通常種以上とされており、ハンターズギルド内でも上位ハンター以上の者にしか狩猟許可は出されていない。

 自然界においても元からトップクラスの強さである鎧竜の亜種という事もあって天敵と言える存在は古龍とそれに匹敵するモンスターぐらいである。

 

「ヴオオオオオ…」

 

 黒鎧竜は壁際に生えた鉱石をむしゃむしゃと貪る。あくまで生態の差異によって体色と戦闘力が変わっただけである為、普段のルーティンが大きく変わるわけではない。戦闘にもならない限りは、その違いを真に理解する事は難しい。

 

 

 

 

 

バゴォン!!

 

「!?」

 

 

 

 

 

 そうして気ままに食事を進めていると、突然岩盤が轟音を立てて砕けた。いくら堅牢な甲殻を持つ黒鎧竜と言えどもそれに胡座をかいて足元を掬われては元も子もない為、一旦食事を中断して警戒する。

 そして粉砕された岩盤の向こうから現れたのは―

 

 

 

 

 

「グルルルルル…!」

 

 

 

 

 

 ―紺藍色の甲殻に特徴的な頭部と前足―否、腕。鋭利な突起が均等に並んでいる尻尾に頭部と腕に関しては不気味に光る蛍光色の粘菌が付着している。二足で歩行する獣竜種に分類される骨格だが、その姿は他の獣竜種と比べても明らかに異端である。

 そのモンスターは砕竜、ブラキディオス。火山地帯や、氷海や凍土など、正反対の性質を持つ二つの極地に対して両方耐性があるという、非常に珍しいモンスターである。

 

「ヴオルルルルル…!」

 

「!」

 

 この場で初めて相対した黒鎧竜は、砕竜に対して警戒心を強めながらも威嚇する。黒鎧竜は縄張り意識はそれなりにある方だが、金獅子のように会敵→即排除という程極端ではない。偶然この場に迷い込んだ可能性もある。そんな場合にこちらから仕掛けてしまえばただの骨折り損になってしまう為、まずは威嚇で軽く牽制し、相手の反応を伺う。

 これで単に迷い込んだだけならばそれで良し、短期間であるならば多少居座っても構わない。黒鎧竜の所感ではあるが、砕竜は相当に手強そうだ。争えば面倒な事になるのは間違いない。

 黒鎧竜の威嚇に対する砕竜の返答は―

 

 

 

 

 

「ガアアアアアァァァァァン!!!」

 

「!!」

 

 

 

 

 

 ―咆哮、それも威嚇程度で済むものではなく、明らかに最終警告かつ戦闘開始の意味と捉えられる咆哮だった。まさかの即戦闘開始に黒鎧竜が驚いていると、砕竜は凄まじい脚力で大地を踏み込み、その腕で黒鎧竜に殴り掛かって来た。

 黒鎧竜は砕竜の動きに反応する事はできたものの、その自重故に素早く動く事はできず、砕竜が懐に侵入するのを許してしまう。

 そして砕竜は、その腕を振るう。

 

ズドン!!

 

「「!!」」

 

 鈍い音が響くと同時に黒鎧竜と砕竜は同時に目を見開く。黒鎧竜は自身の身体が多少浮き上がり、甲殻の防御力を貫いてダメージを()()()事に。砕竜は自身の腕がもろに入ったのにも関わらず、ダメージを少ししか与えられなかった事に。

 

 鎧竜の最大の特徴はその異名の由来にもなっている凄まじい防御力を誇る甲殻だ。生半可な攻撃ではダメージを与えるどころか身体を揺らがす事すらできない。

 にも関わらず、砕竜は揺らがすどころかダメージをも与えて見せた。機動力にも長けているように見える為、相手にするならば相応の実力が必要だ。

 

「グルルルルル…!」

 

 そして警戒レベルを引き上げたのは砕竜も同じ。取り敢えず初撃があっさりと入ったのは嬉しい誤算だったが、硬すぎる。岩盤すら打ち砕く事ができる自身の拳が僅かな傷しか与えられないというのはほぼ初めての事だ。

 ともあれ、砕竜にとってはまだ終わりではない。問題は()()()()()()()の話だ。

 

「ヴオオオオオ…!」

 

 黒鎧竜は懐に潜り込んだ砕竜を撃退すべく熱戦を放とうと、口内が赤く光る。だがその胴体には、砕竜が殴った際に付着した粘菌が橙色から赤く変色し、そして―

 

 

 

 

 

ボンッ!!

 

「オオ…!?」

 

 

 

 

 

 ―粘菌が爆発し、黒鎧竜を怯ませた。怯んだ事によって熱線は不発となり、黒鎧竜はもろに隙を晒す。

 

「……………」

 

 しかし砕竜は少し後ろに跳び、即座に黒鎧竜に殴り掛かる事ができるかつ不意の熱線にも対処できる距離を取った。追撃できる距離だったのにも関わらず、何故仕切り直す事を選んだのか。

 

「ヴオオオオオ…!」

 

 それは黒鎧竜にあった。黒鎧竜は怯んだもののすぐに体勢を立て直し、その場にどっしりと構える。爆破箇所は甲殻のヒビがより大きくなり、出血もしているが大ダメージを負っているようには見えなかった。

 砕竜の粘菌による爆破はかなりの威力であり、小型モンスターや十分な装備を整えたハンターであっても良くて瀕死、普通なら木っ端微塵になってもおかしくない。

 それ程の威力は大型モンスターが相手でも当然脅威となり、マグマの鎧を纏う炎戈竜であっても砕竜の粘菌爆破を数発食らえば行動不能になる程の威力だ。それを考えると多少のダメージで済んだ黒鎧竜を警戒するのも当然と言える。

 

「ッ!!」

 

 だが、警戒レベルを引き上げるだけであって、尻尾を巻いて逃げる事はない。先程の反応を見るに機動力、小回りではこちらの方が上だ。巨体を活かした肉弾戦と、溜めの大きい熱線はおそらく砕竜の耐久力であっても大ダメージを食らう可能性が高い。この二つは警戒しておく必要があるだろう。

 考えをまとめた砕竜は大地を蹴って黒鎧竜に肉薄する。あの熱線の溜めの長さなら溜めている間に懐に潜り込む事ができる。巨体故の小回りの利かなさもある為、接近戦となればこちらが有利となる筈だ。

 

「ヴオオオオオ!!」

 

「!」

 

 だが、侮る事なく挑むのは黒鎧竜も同じ。黒鎧竜も砕竜と同じように大地を蹴って突進する。それ程離れていない距離であり、双方共に向かっているのもあって距離はあっという間に縮まった。

 これはまともにぶつかれば押し負けると砕竜は感じた。単純な体躯だけでなく体高でも劣る為、腕を前に突き出してその場に踏ん張る。

 

ズドオオ!!

 

「グ…オオオオオ…!」

 

 凄まじい衝突音と共に黒鎧竜と砕竜は激突し、砕竜は黒鎧竜に跳ね飛ばされそうになりながらも必死に踏ん張って後退しつつも受け止めて見せた。

 

「━━━━━ッ!!」

 

「グオオオオオ!?」

 

 だが、黒鎧竜の腹下から放たれた火炎ガスによって吹き飛ばされる。いくら熱に耐性があると言っても限度がある上、黒鎧竜の蓄熱量は尋常ではない量だ。それを至近距離で放たれたとなれば、いくら砕竜でも無傷とは行かない。

 

「ヴオオオオオ…!」

 

 そして砕竜との距離が開いたとなれば黒鎧竜にとっては最高の間合いだ。口内に火焔を滾らせ、砕竜に照準を定める。

 

「! グオオオオオ!!」

 

 そして地面を転がっていた砕竜は体勢を立て直し、黒鎧竜との距離を詰めるべく大地を蹴って駆ける。熱線を警戒して蛇行していては間に合わない為、敢えて真正面から突進する。直線や縦に薙ぎ払ってくるのなら少し横に逸れて躱せば問題ないし、横に薙ぎ払うのならタイミングを合わせて空中へ跳躍する。その瞬間を見逃さないよう、砕竜は黒鎧竜の挙動を目敏く観察する。

 

「オオ━━━━━━━━」

 

 黒鎧竜は頭を持ち上げつつ首を横に傾ける。それを見た砕竜は横からの薙ぎ払いだと考えて足に力を入れ、熱戦が放たれる瞬間に跳躍しようと構える。

 

「━━━━━━━━━━ッ!!」

 

 そして黒鎧竜から熱戦が放たれた。黒鎧竜から見て右斜め前方に向けて放たれた熱線は、黒鎧竜の首の動きに合わせて砕竜に迫って来る。

 跳ぶタイミングを誤れば大幅な不利に追い込まれる事になる。万全を期すべくギリギリでの跳躍を狙う。

 

「ッ!!」

 

 そして砕竜は熱線をギリギリまで引き付けると、跳躍して落下の勢いも味方につけて腕を振り下ろす。突然の挙動に流石の黒鎧竜も対応―

 

 

 

 

 

「━━━━━━━━━━ッ!!」

 

「グオ━━━」

 

 

 

 

 

 ―して見せた。黒鎧竜は熱線を引き付けて跳躍した砕竜の後を追うようにして熱線を薙ぎ払った。翼を持たない砕竜は回避する間もなく熱戦に巻き込まれた。

 黒鎧竜は通常種よりも体内に溜め込む熱量が多い分、熱線やガスなどによる排熱の機会も多く必要となる。その分熱線の扱いも通常種以上のものというわけだ。

 

「オオ………」

 

 そして空中で熱線に晒された砕竜は身体から煙を上げながら地面に落下した。耐熱性が高いと言ってもやはり限度はあったらしい。

 黒鎧竜もダメージは負ったが、この程度ならば問題ない。砕竜も大人しく退くだろうと判断し、踵を返そうとした瞬間―

 

 

 

 

 

「━━━━━━━━━━ッ!!」

 

バゴォン!!

 

「ヴオオオオオ!?」

 

 

 

 

 

 ―土煙の中から影が飛び出し、爆発と同時に黒鎧竜を殴り飛ばした。20メートルを越え、凄まじい重量を誇る黒鎧竜が10メートルは転がったとなれば、その威力の高さが分かるだろう。

 

「グルルルルル…!」

 

 そして黒鎧竜を殴り飛ばしたのは当然砕竜。怒りによって全身の粘菌が活性化し、ダメージとして全身から煙が上がり、黒曜石を思わせる甲殻が溶けているものの、それが気にならない程の殺気と威圧感が砕竜から放たれている。

 

「ヴオオオオオ…!」

 

 しかし黒鎧竜も流石の頑丈さ故か、起き上がるのに大した時間は掛からなかった。だがその身体には痛々しい傷痕が目立つ。先程の砕竜の攻撃を食らった箇所は甲殻が吹き飛び、拳の痕がはっきりと分かる程にそのダメージは大きかった。

 

「グオオオオオ!!」

 

 砕竜は黒鎧竜が起き上がるのを確認すると猛然とした勢いで駆け出す。怒りによって向上した身体能力は凄まじいものであり、あっという間に黒鎧竜との間合いを詰めた。

 

ボゴォン!!

 

「ヴオオオオオ!?」

 

 そして黒鎧竜の横っ面に拳を叩き込む。砕竜のパワーと粘菌の爆発によって黒鎧竜の巨体がボールのように転がる。砕竜は黒鎧竜が体勢を立て直す間もなく駆けて追う。黒鎧竜の耐久力ならば一、二撃叩き込んだ程度では死なないと確信している砕竜はこのまま黒鎧竜を一方的に殴り殺すつもりだった。

 実際こうなってしまっては立て直すのは相当厳しい。機動力と小回りで上を取られている以上、砕竜のペースを崩すのは難しいからだ。仕切り直したとしても、砕竜を撤退まで追い込むには小技程度ではなく、熱線を後一回は食らわせなければならない。砕竜は熱線でかなりのダメージを食らっていたが、もう後手に回る事がない以上、隙は晒さないと確信していた。

 

「……………」

 

 黒鎧竜も自身の置かれている状況が相当厳しい状況だという事は理解していた。

 だが、逆転のチャンスはある。

 それを確実に成功させるべく、黒鎧竜は機会を見計らっていた。次の一撃が勝負になるだろう。

 

「グオオオオオ!!」

 

バゴォン!!

 

「〜〜〜〜〜ッ!!」

 

 再び砕竜の拳を食らい、爆発と共に吹き飛ばされる。身体の芯まで届くその攻撃は黒鎧竜であっても何発も食らっていられない。

 故にここで黒鎧竜は勝負を決めるつもりだった。

 

「グオオオオオ!!」

 

 砕竜がとどめを刺すと言わんばかりに拳を振り上げる。黒鎧竜の機動力では、その一撃を躱す事はできないだろう。砕竜は心中で勝ちを確信した。

 

 

 

 

 

「ッ!!」

 

「!?」

 

 

 

 

 

 その瞬間に黒鎧竜は足をバネにして勢いを付け、空中へ飛び上がる。砕竜の拳は寸での所で空振った。

 黒鎧竜がしたのは至極単純、空中への回避だ。その巨体と地上での戦闘力の高さから忘れがちだが、黒鎧竜は“飛竜種”である。覇竜や崩竜のように完全に翼が退化しているわけでもない為、羽ばたく事ぐらいは可能だ。

 自重故に火竜や千刃竜のような軽やかなホバリングは勿論、飛行が苦手な轟竜のような滑空すら難しいが、一時的な滞空ならば、黒鎧竜でも可能なのである。

 そして今、その機転を利かせた行動によって、砕竜は隙を晒している。

 

「ッ!!」

 

 砕竜は黒鎧竜が何を狙っているのかを察し、その場で跳躍し空中の黒鎧竜を狙う。まさかあんな方法で切り抜けてくるとは思わなかったが、熱線を放つには溜めが必要となる。

 ならば溜める間もなく撃墜させてしまえば良い。そうすれば後は一方的に攻撃して終わりだ。

 そして砕竜は黒鎧竜の顔面に拳を―

 

 

 

 

 

「━━━━━━━━━━」

 

 

 

 

 

 ―叩き込む寸前、黒鎧竜の口内は赤く染まっていた。

 砕竜の驚いて思わず拳を引っ込めるが、もう遅い。

 

 

 

 

 

「━━━━━━━━━━ッ!!」

 

 

 

 

 

 黒鎧竜が口を開くと、凄まじい熱線が放たれ、砕竜を地面に叩き落とした。

 黒鎧竜は砕竜に殴られて転がされている間にこっそりと口内に熱線を集約させていた。砕竜の機動力の前には、一々溜めていてはまず当たらない。だからこそ、予め備えていたというわけだ。

 

「ヴオオオオオ…!」

 

 そして地面に慎重に着地した黒鎧竜は、砕竜が落ちた場所を観察する。流石にあれだけの攻撃を食らえば早々に動けない筈だが―

 

 

 

 

 

「グウウウウウ…!」

 

 

 

 

 

 ―砕竜は土煙の中からゆっくりと姿を現した。あれだけの火力に身を晒して立つことができているのは大したものだが、とても戦闘が継続できるようには見えない。

 

「グルルルルル…!」

 

 砕竜は黒鎧竜に恨めしげに唸ると、地面を器用に掘り進み、黒鎧竜の前から姿を消した。地面から奇襲して来るかとも考えたが、特に振動などを感じないのを見るに本当に逃走したようだ。

 

「ヴオオオオオ…」

 

 黒鎧竜は脅威が去った事に安堵し、そう言えば食事の途中だった事を思い出し、傷付いた身体に構わず鉱石を食べ進めるのだった。




久しぶりにここまで長くなったかもしれない。

もう今年も後二ヶ月とちょっとですね。このまま駆け抜けて行きたいです。

評価、感想もよろしければお願い致します。

それでは次回をお楽しみに。

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