ホロライブラバーズ −熱き決闘者−(休載中) 作:774043
ここも加筆修正予定話です。
小悪魔と運命に反逆するプレイ動画、はじまるよ〜
>というか、なぜラプラスがここにいるんだ!?
かなた「それより今はここを切り抜けないと!」
天使A「い、一体なにが……」
天使F「たった少しの間に私たち以外のみんながやられてしまった……!」
>狼狽える2人の天使にラプラスが底冷えする声で問いかける。
ラプラス「おい、天使ども。今背中を見せるなら撃たずに見逃すが……?」
>天使たちは顔を見合わせる。
天使A「そ、そうですね。我々の本来の仕事はゼラート様の護衛であってこのようなことではない……」
天使F「お言葉に甘えさせて頂きます……」
>天使たちは1度も振り返らずにそのまま本陣へと降りていく。その間にトワは落とした銃を拾い、肩に担ぐ。
かなた「色々聞きたいことがあるんだけど、先ずは前線に合流して撤退しないと!」
>オレたちも高台を下り、戦場へを向かう。
トワ「ラプラス、走りながら話を頼める?」
ラプラス「りょりょ、了解っす!」
遊人「まずはなんで暗黒界に居るんだ?学校はまだ夏休みに入っていない筈だが……」
ラプラス「そりゃ、トワ様のピンチをみら……やめて下さいかなたさんそんな目で見ないでください」
>かなたがこれ見よがしに大きな咳をすると、ラプラスは真面目に話し始めた。
ラプラス「元々、学校や沙花叉には事前に話通しておいたんすけど、ちょっとこの時期に悪魔界に来なきゃいけない理由があって、幹部たち3人に付き合ってもらいながらこっちに来てたんだ。それで、さっき沙花叉からトワ様たちが暗黒界に行くって聞いて、手伝いに、ね?」
かなた「どうやって天使に紛れ込んだのさ?」
ラプラス「トワ様たちの目的も教えてもらってたから、巡回の天使を1人捕まえて『ものマネ幻想師』で姿だけ真似て紛れ込んだら、まさかの待ち伏せ要員にされるとは」
トワ「まあ、そのおかげでトワたちが助かったんだし、結果オーライ!てんきゅ、ラプラス!」
ラプラス「うっす。こちらこそ力になれてうれしいっす!それで、話の続きですが、吾輩の枷が外せるかもしれないって事で、この時期にしか獲れない『ジェノサイドキングサーモン』を獲りに行ってたんですよ」
トワ「それどこ情報……?確かにあの魚は美味しいけど、それとラプラスの枷って何か関係あるの?」
>ラプラスは少しの間真顔になったあと、何かを閃いたような顔をする。
ラプラス「もしかして……吾輩たち騙されてた?」
遊人「トワの様子を見るに、そうだと思わざるを得ないな……」
かなた「っていうか、その枷が外れたらどうなるの?」
ラプラス「そりゃあもう!吾輩の全力が出せるようになる!そしたら……ん?吾輩何のために枷を……?」
>なんだか様子がおかしい、どうやら思考がまとまっていないように見える。
遊人「どうした?何か変なことでも聞いてしまったか?」
ラプラス「いや、そうじゃない……なんか思考に靄みたいなのがかかっててよくわからないんだ」
トワ「前、大会の時に言ってたあれじゃない?夢の話してたじゃん、世界が終わる夢の……」
ラプラス「それは吾輩の野望の原点の話ですね……ま、わからない事を考えてもしかたないな!」
遊人「野望……?」
ラプラス「吾輩の野望はな、世の中を笑顔で満たして世界征服するのだ!そうなったら、もう誰も争いで傷ついたり、悲しい思いをしないですむだろ?」
遊人「果てしない話だな……」
>ラプラスの実年齢がいくつかはわからないが、あからさまな夢物語だ。だけど、ラプラスが本気だということが言葉の節々から感じ取れる。
かなた「そろそろ戦場だよ、準備して!」
>かなたの声で意識を前方に集中すると、確かにもう50mほどで暗黒界の兵士が戦っている領域に到達できそうだ。
トワ「まずはケルト様と合流して、撤退の命令を出してもらわなきゃ!」
ラプラス「吾輩が援護しますよ!こっちに来てから絶好調なので!」
遊人「なら頼む!かなたはまた少しの間鍵の中にいてくれ!」
>かなたは無言でうなずき、姿を消す。
トワ「行くよ遊人、ラプラス!遅れないでついてきて!」
遊人「ああ!『ファイティング・スピリッツ』を装備!」
>敵の数は膨大だ。よってこのカードの強化量もかなりのものになるだろう!
>遠くの敵はトワの銃弾が、近くの敵はオレのこぶしが、そして相手の飛び道具は悉くラプラスが迎撃し、オレたちはなかなかのコンビネーションでケルトと合流できた。
ケルト「無事だったか!その様子だと失敗したのか……?そして見慣れない悪魔が1人増えているが?」
トワ「その子は友達!後で紹介するよ。えっと……」
>トワは要点をかいつまんで簡単に説明する。
ケルト「そうか……相手の方がどうやら一枚上手だったようだな。なら一旦撤退し、体制を整えるぞ!」
>ケルトが周囲の部下に声を掛ると、戦っていた悪魔たちが一斉に前線を下げ始める。
トワ「ここからは撤退を援護だね!追撃してくる敵を迎撃すればいい?」
遊人「いや、待て!相手はどうやら追撃をしてこないみたいだぞ?」
ケルト「何……?」
>ライトロードの戦士も、それに随行していた天使たちも、こちらが前線を下げたのに合わせて撤退を始めている。
トワ「そっか、相手には今これ以上深追いする理由がないんじゃないかな?今回も仕掛けたのはこっち側だし」
>あれから1時間ほど経ち、オレたちは順調に暗黒街へと帰還の道をたどっていた。
>状況をまとめながら、撤退していると、急にラプラスがびくっと震える。
ラプラス「あ~、なんかいやな予感するわ」
トワ「ねぇ、いきなりそういうこと言うの怖いって!」
>トワには悪いが、どうやらその予感は正しいらしい。オレたちの進行ルート上の空間が歪んでいく。
遊人「おい!何か来るぞ!」
>その歪みの中から、強烈な冷気が吹き込んでくる!
>周囲が一気に冷え込み、何かヤバイやつの到来を予感させる。
トワ「これまずくない!?」
>そして、冷気が氷の階段を生み出したところで、歪みからの冷気が止まり、中から1人の女が現れた!
>その女は俺たちの前に現れると、ぺこりと一礼する。
「覇王軍四天王、雪花ラミィです!今、みなさんに暗黒街に戻ってもらう訳にはいかないんですよね。あと1時間はこのあたりで時間をつぶしてもらえませんか?」
ケルト「ふざけたことを言うな!作戦が失敗した今、一刻も早く暗黒街に戻り、迎撃態勢を整えなければならん!」
>ケルトの言葉に、ラミィという女は深いため息をついた。
ラミィ「あーあ……まあ、なるべく穏便に行きますか!『迷宮壁-ラビリンス・ウォール-』!」
>オレたちの行く手に、巨大な迷宮が現れた。これで完全に道をふさがれてしまった!
ラプラス「こりゃすげーな……周囲を回りこんで移動しても相当の時間を奪われそうじゃん」
ラミィ「ゆっくり迷路を楽しんでもろて!」
遊人「おい……もしかして、今暗黒街で何か起きてるんじゃないか?」
>オレの問いにトワが震える声で応える。
トワ「そうかも……これまずいんじゃない?」
ラプラス「ふ~……ここは吾輩の出番ですね!トワ様、上手くいったら褒めてください!『波動キャノン』!」
>ラプラスの背後に大きなキャノンが現れる!
ラミィ「はぁ?させるわけないんだが!」
>ラミィが『波動キャノン』を破壊するためにこちらに飛んでくる!
ラプラス「そうだよなぁ?そうくるよなあ!」
>ラプラスはそれに合わせて正面からぶつかるように飛び込んでいく。そして、ぶつかる直前に決闘盤を決闘モードに切り替えた!
>発生した決闘フィールドがラプラスとラミィを隔離し、フィールド外に『波動キャノン』が残された。
ラミィ「ちょ、ちょっと!やめなさいって!これじゃあんたを倒すまで出られないでしょーが!」
ラプラス「邪魔するためにやってんだよ!」
>ラプラスが守った『波動キャノン』は順調にエネルギーを溜めていき、遂に放たれた光線は、迷宮の壁をぶち抜いて一直線の道を生み出した!
遊人「よし、ルートができた!これで最短距離で突破できる!」
トワ「ラプラス!もう大丈夫だよ!」
>トワの問いかけに、ラプラスは首を振る。
ラプラス「吾輩は、この女を倒してから後を追います!どっちにしても、決闘が終わらないと出れないですし」
ケルト「トワ、今は先を急ぐべきだ。もし、間に合わなかったのなら彼女の努力も無駄になってしまうぞ」
>トワは苦虫を噛み潰したような顔をしてから、ラプラスに問いかける。
トワ「絶対無事に帰ってきなよ!じゃないと、褒めてあげられないじゃん?」
ラプラス「やったぁ!絶対に生きて合流しますし!まあ、もうすぐ幹部たちもこっちに来ると思うんで、任せてください!」
遊人「すまない、あとは頼んだぞ!」
>オレたちはラプラスに礼を言ってから、穴の開いた迷宮に足を踏み入れた。
トワ様たちにかっこつけた手前、闇のゲームじゃないとしても負けられないよなあ?
四天王相手なら不足なし!吾輩だって成長してきたんだ、その力を見せつけてやる!
だけど、相手のラミィとかいう女……なんだか思ったような奴ではないようで……?
次回、Nostalgia
決闘スタンバイ!
遊人とトワが参加する作戦は?
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暗黒街の地下神殿を攻略する。
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ライトロードと交戦する。
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覇王軍と交戦する。