ホロライブラバーズ −熱き決闘者−(休載中) 作:774043
小悪魔と運命に反逆するプレイ動画、はじまるよ〜
>勝った!まあ、吾輩もうトワ様以外に負けるつもりないんで当然ですけど!
>決闘フィールドが消えていき、幹部たちが吾輩の周りに集まってくる。迷宮も姿を消しており、どうやらトワ様や暗黒界の悪魔たちも先に進めているらしい。一安心だ……
ルイ「途中からだったけど、良い決闘だったね」
風真「気持ちいい逆転勝利でござったな!」
ラプラス「よし、吾輩の勝ちだな!もちろん約束は守ってもらうぞ!」
ラミィ「舐めてかかったわけじゃないんだけどなぁ……いいよ。何が聞きたいわけ?」
>聞くべきことはたくさんあるが、早くトワ様たちに合流したい。端的に今必要なことを聞き出すべきだな!
ラプラス「そうだな……まずは、これから何をするつもりなんだ?」
ラミィ「んー、ラミィの知ってる範囲でいい?」
ラプラス「いいけど嘘だけはつくなよ?」
>ラミィはその言葉に少しだけ怒りながら答える。
ラミィ「流石に決闘で負けて嘘つくなんてそんなダサい真似しないって!えっとね……今は本隊が暗黒街を攻めてるはずだよ」
ラプラス「はぁっ!?なんで覇王軍がそんなことしてるんだよ!目的は何だ!」
ラミィ「究極の融合魔法を手に入れるためだよ。覇王様の『超融合』を超えるような力を持っているかもしれないからね」
風真「そんなことの為に沢山の命を奪おうとしているのでござるか!?」
ラミィ「そうだよ。この次元をなるべく少ない被害で平和にするためには、必要以上の抵抗をされない方がいいからね」
ラプラス「そもそも、悪魔界の他の悪魔たちはどうなってるんだ?よそ者の天使たちや覇王軍が好き勝手してるのに、なんで静観してるのさ?」
ラミィ「他の悪魔界の勢力とは取引をして、各地のホロライブ学園を攻撃させてあげてる代わりに、邪魔がないの。それぞれ学園の立地は次元にとってとても重要な場所で、とても高いエネルギーを得られるんだ。例えば、常に悪魔界とゲートをつないだり、瘴気を撒いたりできるのよ」
ラプラス「でも、それじゃおかしくないか?覇王軍もその場所が欲しいんだろ?」
ラミィ「そうだよ?どっちにしろ最後に悪魔は全員滅ぼすから、最後は覇王軍のものになるってわけよ」
ルイ「種族を丸々1つ滅ぼしておいて平和なんていうんだ?」
>ルイの声から強い怒気を感じる。もちろん吾輩だって同じ気持ちだ。目の前のこいつはいったい何を言っているんだ?
ラミィ「人間は弱いからね。ただでさえ欲望に負けてしまうこともあるのに、悪魔なんて居たら争いを終わらせるなんて夢物語にすらならないじゃん」
ルイ「人間は私のような獣人やラプのような悪魔、かなたちゃんのような天使。いろんな種族と交流しながら今まで歩いてきたんだよ?そういった人間の営みを否定するの?」
ラミィ「うん。それがこの次元の人間の平和のためだから」
>だめだ、これ以上この話をしてもしょうがない。最後に、初めのころから感じていた疑問を解消してから、先を急ぐとするか!
ラプラス「わかった、もうその話はいい……最後に聞かせてくれ、どうして覇王やお前はそんな風になったんだ?おかしいだろ!吾輩を殺そうとはしなかったり、その口で悪魔は滅ぼすとか言ったりさ!」
ラミィ「そう?まあ……とっくの昔に、おかしくなっちゃってるのかもね、ラミィも、覇王様も……」
>急に遠い目をして、何かを懐かしむような、そして悔いているような声でつぶやくと、ラミィは決闘盤を起動し、4枚のカードをデッキから取り出す。
>思わず身構えるが、危害を加えるつもりはないようだ。そして、手をかざしながら魔法を発動した。
ラミィ「
>氷がラミィの手元に集まっていき、やがて4枚のカードの形を成した。随分器用に魔法を操れるんだな。エルフだし、意外と経験を重ねているのかもしれないな。
ラミィ「はい、これを初期型の決闘盤か記憶盤に読み込ませればラミィの記憶を共有できるから」
>ラミィはカードを吾輩に手渡すと、吾輩たちから距離を取る。
ラミィ「とりあえず、これで約束は果たしたよね?それじゃ、ラミィは行くね?」
ラプラス「おい、どこに行く気だ!」
ラミィ「一旦ラミィたちの次元に戻るよ。負けたからには、そっちの邪魔はしないからね」
>そういうと、ラミィは大きな氷柱に包まれ、それが割れたかと思うと、ラミィの姿は消えていた。
ラプラス「ふう……行ったか?」
ルイ「そのようだね。ライトロードたちの目的は探れた?」
ラプラス「勿論だ!やはり、あいつらは『三幻魔』と『究極の融合魔法』が目的だったぞ」
風真「こよちゃんの予想通りでござるな……」
ラプラス「そっちはどうだ?」
ルイ「こよが上手くやってくれているよ。まあ、協力してあげてるんだし、ちょっと先に借りるだけさ。ばれてもそう問題にはならない……はず」
風真「そのさんげんま?というものの力を借りればラプ殿の枷が外れるのでござるか?」
ラプラス「確証はないが、試してみたい。せっかくチャンスが向こうからやってきたんだ、便乗して穏便に済ませちゃいたいってわけよ!」
ルイ「まあ、平時に『三幻魔』の封印を解かせてください、なんて言ったらそれこそえらいことになるだろうしね……」
>気を取り直して、手元のカードに視線を移す。
ラプラス「とりあえず……このカード読めるか?」
ルイ「こよりの用意した装置を使おうか。カードのパフォーマンスを解析するためのやつがあったよね?」
風真「あれなら風真の異次元ポケットに収納してあったはず……」
>いろはが異次元ポケットをまさぐると、ポータブルDVDプレイヤーのような装置と3つのヘッドギアを取り出した。
ルイ「それだね。早速読み込んでみようか」
>カードを4枚差し込み、スイッチを入れる。すると、小型のディスプレイにOKの文字が浮かび上がる。
ラプラス「よし、あとはこれにヘッドギアを装着すればいいんだよな?」
>みんなでそれを装着し、スイッチを押す。すると、一気に知らない記憶が頭に流れ込んでくる……!
ルイ「そんな……こんな悪夢のような悲劇を、覇王とラミィは経験したってこと……?」
風真「こんなのってあんまりでござるよ!せっかく頑張ったのに、その結末があんな地獄だなんて!」
>ルイといろはがラミィの記憶を読んだことによって強いショックを受けているようだ。吾輩も……
ラプラス「あ……ああ……」
>思い出した。すべてを。
>ラミィの記憶には、吾輩の忘れていた記憶を呼び起こす何かがあった!
>吾輩がこの世界と同時に生まれた理由も、枷をつけられ、過去の記憶がはっきりしない理由も!そして、吾輩がたまに見る予知夢の理由さえも!
>がちゃん、と何かが落ちた音がする。
ルイ「ラ……ラプ?」
風真「ラプ殿!枷が外れていってるでござるよ!」
ラプラス「そんな……吾輩、吾輩は!」
>吾輩の今まではいったい何だったんだ!吾輩は、何のために……!
>魔力のコントロールができない……!数多の吾輩自身の記憶のビジョンが混ざり合っておかしくなりそうだ!
ラプラス「うわぁぁぁぁ!!」
>吾輩の頭の許容量を大きく超えた情報の波に意識が飲まれていく……
ルイ「ラプ、気をしっかりもって!」
風真「ラプ殿!」
>意識が遠のく中、2人が吾輩の手を握ってくれているのがわかる。そうだ、きっと大丈夫。みんなが居れば吾輩は……
>オレたちはラプラスのおかげで障害を突破し、暗黒街へと急ぎ足で戻っていた。
>オレとトワが先行し、少し後ろにケルトが先導する暗黒街の戦士たちが追従している。出発時より幾分か数が少なくなっている事実に胸が痛む……
>そんな中、ようやく暗黒街が見えてきたのだが……!
トワ「遊人!暗黒街が攻撃を受けてる!」
遊人「くそっ!あれは獣人……?なら覇王軍か!」
トワ「まだかろうじて門は突破されてないから、今なら間に合えば挟撃できる!」
遊人「そうだな、もっと急ぐぞ!」
>オレたちは限界ぎりぎりまで加速し、覇王軍に接敵しようとしたのだが、見覚えのある人影がそれを阻む。
「やっとお出ましか。だが、我々の邪魔はしないで欲しいな……」
>銀の長髪と変色し始めている翼は記憶の姿と異なるが、それ以外はまごうことなき、天音かなた……覇王の姿だ!
遊人「覇王!よくもオレたちの前に姿を見せられたな!」
トワ「かなたの身体、返してもらうよ!獣人たちもここから引き揚げて!」
覇王「ふむ……今は君たちにかまっている時間などないのだがね」
>覇王の言い分に頭に来たのか、かなたも姿を現し怒りを口にする。
かなた「どの口が言ってるんだよ!こっちも僕の身体で好き放題やられてさ、頭に来てるんだ!」
覇王「おやおや……暗黒界の戦力も戻ってきてしまったね……これでは我々のしもべが挟み撃ちになってしまうな」
>覇王と話しているうちに、ケルトたちが後ろから合流したようだ。よし、これなら……!
ケルト「何だ貴様は!」
覇王「おっと、自己紹介をしていなかったな、暗黒界の悪魔よ。我々は覇王……すべての次元に平和をもたらすものだ」
ケルト「お前が覇王か……ならば、ここで討たねばなるまい!」
>ケルトたちも戦闘体制に入り、まさしく一触即発の空気になっていく。
覇王「はぁ……お前たちに用はないのだがね。仕方あるまい!『ライトニング・ストーム』!」
遊人「まずい、伏せろ!」
>オレが言葉を発するのと同時に、覇王の元から痛烈な雷撃が閃き、オレたちを焼き払う!
かなた「くそっ!ホーリーライフバリアー!」
>かなたの張ったバリアは一瞬だけオレとトワを守ってくれたが、無慈悲に突き破られてしまう。
遊人「ぐあぁぁぁぁぁ!!」
トワ「ああああ!!」
ケルト「ぬぅぅぅぅ!!」
>痛い、全身が焼け爛れたような強烈な持続する痛みが身体を襲う。なんという破壊力だ……!
かなた「遊人君!トワ!!」
遊人「ぐ……トワ……トワ……!」
>失神しそうな意識とぼろきれのような身体を引きずり、トワの方へと向かうと、同じように地面に倒れ伏し、浅い呼吸を繰り返しているのが目に入る。
>その姿は痛々しいやけどが目立ち、命の危険にさらされていることがオレにでもわかった。
トワ「遊……人……」
>トワが弱弱しくのばした手を掴み、今のオレができる全力で握る。
覇王「ほう……どうやら君たちは、あの一瞬張られたバリアによってぎりぎり生き永らえたみたいだな……だが、暗黒界の軍勢たちはそうはいかなかったようだ。これで挟撃に怯えずに済むな……」
>覇王はそういうと、オレたちから興味を失ったように暗黒街へと歩き始める。
トワ「うぅ……くそ、くそ!」
遊人「トワ……」
>握った手から、オレの心にトワの悼みと怒りが伝わってくる。
>許してはならない。何を差し出すことになろうとも、あの覇王をこれ以上先に行かせてはならない!
>この時、オレがパパから預かっていた虹色のエネルギーの塊が懐から勝手に浮き上がり、オレたちがつないでいる手の上で光り始めた。
>その光により、オレたちが受けていたダメージが少しずつ回復していく。
覇王「ん?こ、この光は……!」
>その光はカードの形を取り、オレたちの手に落ちてくる。
>『次元融合殺』……いや、さらにそのカードが書き換わっていく!
遊人「トワ……立てるか?」
トワ「何とか……」
>トワの手を引いてやると、足を震わせながら立ち上がる。
遊人「覇王よ……このまま行かせると思うなよ!」
>オレとトワは書き換わったカードを手に取り、発動する!
遊人・トワ「「魔法カード『ラース・フュージョン』を発動!」」
遊人「オレと!」
トワ「トワで!」
遊人・トワ「「融合する!」」
覇王「馬鹿な!そのカードは我々の『超融合』のような力を持っているというのか!」
>激しい光と共にオレとトワの身体が混ざり合い、一体化していく……
>辺り一面真っ白な、雪原のような世界でトワと言葉を交わす。
遊人「トワ……こんな負の感情で同調するのは不本意だが……」
トワ「そうだね……でも、今はそんなことより!」
遊人「覇王をぶっ倒す!それ以外は後で考えるぞ!」
トワ「絶対に許さないし!」
>視界が暗黒界に戻ってくる。目の前には表情を驚きに染めた覇王が立っている。
覇王「そうか……『究極の融合魔法』は、君たちが持っていたということか!」
かなた「うわっ、なんかすごいことになってる!トワの髪の毛のアクセントに緑が入ってて……」
>オレたちは素早く自分の状態を確認する。どうやら身体として強いトワの身体をベースに、オレが混ざっているような状態らしい。
遊人「覇王……オレたちが言いたいこと、わかるよな?」
覇王「いいだろう!闇のゲームだ!そちらには『ラース・フュージョン』を賭けてもらうぞ!」
トワ「こっちの要求は、かなたの身体を返却し、トワたちの次元からいなくなってもらう!」
覇王「要求の数が合わないような気もするが……よかろう!その力、我々に見せてみろ!」
遊人・トワ「「決闘!」」
覇王「開始ィィィ!!」
>こうして、予想もしないタイミングで覇王との直接対決が始まった……!
オレとトワの融合から始まった覇王との決闘は最初からフルスロットルで進んでいく!
ぶつかり合う魂と魂、オレとトワは絶対に負けてなんてやらないからな!
次回、Quondam hero
決闘スタンバイ!
遊人とトワが参加する作戦は?
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暗黒街の地下神殿を攻略する。
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ライトロードと交戦する。
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覇王軍と交戦する。