ホロライブラバーズ −熱き決闘者−(休載中) 作:774043
小悪魔と運命に反逆するプレイ動画、はじまるよ〜
>覇王のライフが0になる音と共に、オレとトワの融合も解除される。
>足元がふらつくが、まだ立っていられる。トワの身体の火傷は消えているように見えるが、荒い呼吸から、体力を大きく消耗しているようだ。
かなた「やったやった……って、2人とも、大丈夫!?」
>かなたの方を見て頷いて見せる。鈍い痛みと体力の消耗以外は問題なく動けそうだな……『ライトニング・ストーム』を受けたときよりはずっとマシだ。
遊人「はぁ……はぁ……オレたちの……」
トワ「勝ちだ!さっさと……かなたの身体を置いてってよ!」
>覇王は茫然とした表情で固まっていたが、トワの声に応えるように口を開く。
覇王「まさか、我々が敗北するとは……」
遊人「闇のゲームだ、約束は守ってもらうぞ!」
覇王「そうだな……約定に則り、天音かなたの身体を返そう」
>覇王は地面に腰かけると、瞳を閉じる。すると、かなたの身体から金色のオーラの塊が抜け出てくる。
かなた「よし、これで戻れる!」
>かなたは1度姿を消し、青いオーラとなって『夢幻の鍵』から出てくると、自分の身体へと入り込んでいく……
トワ「かなた……大丈夫?」
>トワがかなたに声を掛けると、覇王……いや、かなたは瞳を開き、オレとトワを見るとニコリと笑い、オレたちを抱えるようにして抱きしめてくれる!
かなた「やった!遊人君……トワ!僕、ずっとみんなとこうしたかった!」
遊人「かなた!かなたなんだよな!?」
かなた「そうだよ!2人と……ここには居ないけど、すいちゃんと沙花叉、それにフブキング!みんなのおかげて、帰ってこれたよ!」
トワ「かなたぁぁぁぁ!!よかった、よかったぁ!」
>熱いものが胸の奥からこみ上げてくる。その心のままに、トワとかなたを抱き返す!
>あの日から、ずっと待ち望んできた瞬間に喜びで身体が震える。
>3人で抱き合い、喜びを分かち合っていたが、覇王が話し始めたことで、顔だけそちらへと向ける。
覇王「我々をここまで惨めな状態に追い込むとはな……甚だ苛立たしいが、我々はここで……」
>覇王がそこまで言いかけた時、その周りを光のバリアのようなものが囲い込み、その動きを封じる。
覇王「何!?これは……」
「よくやりましたね、下級天使よ。これで覇王はおしまいです」
かなた「へ……?」
>聞き覚えのない声に、身体はとっさに戦闘態勢を取るが、今は戦える状態ではない……!
>声の方向にいたのは、白く大きな翼をもった筋骨隆々の身体の天使だった。マスクと兜で目元しか露わになっていないが、声色から喜んでいるのが伝わってくる。
ゼラート「私は大天使ゼラート。ライトロードを率いて暗黒界へとやってきていたのですが……まさか、覇王も同じものを狙っていたとは、驚きましたよ」
>ゼラートは目元で笑いながら、こちらへ近づいてくる。
ゼラート「これはあなたの手柄です。神にその功績を伝え、階位をあげてもらえるよう進言しましょう」
かなた「待ってください!覇王を倒したのはそこの2人なんです!」
>ゼラートはオレとトワに一切目線を飛ばさずに、まっすぐかなたへと歩みを進めていく……なにか不気味に感じる。
ゼラート「2人……?この場には私とあなたしかいないじゃないですか。ほら、こちらへ……これから暗黒街を攻めますよ」
かなた「え……?」
>かなたは明らかに狼狽した様子で、オレとトワの顔をちらちらと伺っている。
>この天使……わざとオレとトワを認識から外しているようだ。とっさにかなたとの間に割り込むと、トワも同じことを考えていたようで、同じくゼラートの前に立ちふさがる。
遊人「おい、あんた……かなたが怯えているぞ。少し落ち着いたらどうだ?」
トワ「それに、トワたちを無視すんな!」
>オレとトワの言葉に何か思うことがあったのか、ゼラートは歩みを止めた。
ゼラート「まさかとは思いますが……ゴミの匂いがする人間の屑と、ゴミそのものが私に話しかけ、剰え意見を言っているのでしょうか?」
かなた「ちょっと待ってください!ゼラート様、その2人は僕の大切な人なんです!どうか、そのような態度は改めていただけませんか……?」
ゼラート「珍しい趣味ですね、下級天使よ。ゴミは焼き捨てるものですよ」
>その言葉と共に、ゼラートは雷撃をトワへと飛ばす!
かなた「だめっ!」
>オレは咄嗟にトワの前に出るが、雷撃はかなたの張ったバリアが防いでくれた!
遊人「ふざけているのか!!」
トワ「2人とも……ありがと!」
ゼラート「今……自分が行ったことがどういった意味を持つのか……わかっているのですよね?」
>かなたは震えながらも決闘盤を起動し、ゼラートをしっかりと見据える。
かなた「わかっています……!でも、2人はゼラート様が思っているような……!」
ゼラート「もういいです。あなたもそこのゴミ共と同じようになりたいのですよね?いいですとも。そちらから反抗してもらえて、かえって助かりましたよ」
かなた「え……?」
ゼラート「元々、あなたには消えてもらうつもりでしたし、この覇王の魂も、私が有効に使う予定ですので」
遊人「お前は何を言っているんだ!?」
ゼラート「ゴミは黙っていなさい……!!」
>なんだこの天使は、なぜここまでオレとトワを……?
かなた「ゼラート様、いったい何を……」
ゼラート「まずは1番元気そうなあなたから処理しましょうか!」
>ゼラートは剣を抜くと、翼を羽ばたかせ、高く飛び上がる。
かなた「くっ、どうしてこんなことになってるんだよ!2人とも、僕の後ろに!」
>かなたはオレたちを背中に隠すと、腰を深く落とし、拳を構える。
ゼラート「抵抗するだけ無駄ですよ、おとなしく、その命を神に返しなさい!」
>そう叫び、ゼラートはまるで隼が獲物を狩る時のような姿勢を取り、剣を構えた!
かなた「トワ、遊人君!」
>かなたはオレたちに問いかけながらカードを1枚セットする。
トワ「かなた?」
かなた「僕……きっと帰るところなくなると思うけど……これからも一緒にいてくれる?」
遊人「当たり前だろ!オレにとっても、トワにとってもかなたは大切な存在だ!」
トワ「うん!なんなら、トワの家で暮らしてもらってもいいし!」
かなた「言質もらったからな!イチャイチャするとき邪魔だからってのけ者にしないでよね!」
ゼラート「死になさい!」
かなた「嫌だね!せやぁああ!」
>高速の突進から繰り出された斬撃を、かなたはここぞというタイミングで拳を当てることで相殺する!すごいパワーだ!
ゼラート「ほう?今のを防ぎましたか!」
かなた「さっきまで僕の身体には覇王の魂が入ってたからね!力の余韻が残ってる今なら対等に戦える!」
ゼラート「ならばこれはどうです?」
>ゼラートは再び高く舞い上がると、今度は高く剣を掲げる。その剣先に、雷の力が収束していく……!
遊人「やばそうなのが来るぞ!」
かなた「大丈夫!防いでみせる!」
>振り下ろされた剣から激しい雷光が閃く!
かなた「さっきの攻撃を防いだから、より強力な攻撃を繰り出してくると思ってたよ!」
ゼラート「何!?」
かなた「罠カード発動!『聖なるバリア−ミラーフォース-』!」
>放たれた雷撃はオレたちの手前で反射され、ゼラートに直撃する!
ゼラート「味な真似を!ぐああああ!!」
>上空から落下したゼラートは、かなりのダメージを受けたのか、もだえ苦しんでいる。
かなた「ゼラート様、ここで止める気は……」
>剣を杖のようにして立ち上がると、ゼラートは怒りを込めた声で叫ぶ。
ゼラート「冗談はよしなさい!こうなったからにはどちらかが死ぬまで戦うしかないでしょう!」
かなた「わかりました……ゼラート様、いや、ゼラート!2人には指一本触れさせないよ!」
>ゼラートはこちらをひと睨みした後、左腕を前に構える。すると、そこに決闘盤のような装備が出現する!
ゼラート「このまま泥臭く戦うよりは、この方がお互いに力を温存できますね」
かなた「決闘……!勿論受けるよ!」
ゼラート「私にはこの後、三幻魔を手に入れなければいけないのですよ!ライトロードの者たちが来る前に決着をつけましょう!」
>妙だな……ライトロードたちが来ると不都合でもあるのか……?
かなた「決闘開始の宣言をお願い!」
トワ「おけ!それじゃあ……決闘開始ィィィ!!」
>天使同士の決闘の幕が上がった……!
オレとトワを庇い、大天使に刃を向けたかなた。
後戻りできない道を進ませてしまったことに心が痛むが、それと同じくらい、かなたがオレたちを選んでくれたことに心が震える。
これから何があろうとも、オレたちもかなたの味方だ!
次回、Thunder of judgment
決闘スタンバイ!
運命に反逆する物語の今後について※17日夜まで
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手の届く所までは全部助けるぜ!
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(結果的に)全部助けるぜ!
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助けなどない。現実は非情である!