ホロライブラバーズ −熱き決闘者−(休載中) 作:774043
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集いし絆が力になるプレイ動画、はじまるよ~
>場を重い沈黙が支配する。その沈黙を破ったのは、震えるトワの声だった。
トワ「何それ……シオン先輩、冗談でも言っていいことと悪いことがありますよ」
シオン「至って大真面目。じゃないとわざわざ放送委員に頼んでここまで呼び出したりしないじゃん?」
遊人「確かに、それは一理あるな。だが、それを告げて何になる?オレは誰に何を言われようとも、選抜入りしてかなたの身体を奪還するだけだ」
>はっきりとそう言い切ると、シオンは困ったように眉を寄せて、頬をかく。
シオン「それはそうなんだけどさ、シオンもミオちゃんとは違ったアプローチで君の未来を観て、何かアドバイスできないかなって」
かなた「シオン先輩もそういった魔法が使えるの?」
シオン「まあねー、だから遊人のこと詳しく教えてもらえる?」
遊人「それくらいなら構わないが……」
>オレは人に話せるレベルで、自分の今までの人生の話をした。ここにいる皆はもう知っているようなことばかりではあるが。
シオン「ふーん……なるほどね、ありがと。それじゃ試してみんね。皆、目を閉じてもらえる?」
沙花叉「変なことしないならいいですよ~?」
トワ「今はふざけてるタイミングじゃないねん!」
>トワの激しいツッコミが頭にヒットし、沙花叉は涙目になりながら目を閉じる。
>言われたように目を閉じる。何か温かな光のようなものが身体に当たっているような感覚がある。
シオン「もう目をあけてもいいよ。大体見えたから」
星街「こんな短い時間で何かわかったりするの?」
シオン「うん。まあ未来視ってそこまで具体的なビジョンは見えないんだけど、何が起きるかくらいはわかるよ」
沙花叉「すっご、ギャンブルし放題じゃん」
シオン「シオンもそれ考えたんだけど、自分の眼に直接映る感じだから、自分には使えないんだよね。鏡通したら効果なくなるし」
遊人「意外と不便なんだな」
トワ「それで、結果はどうだったの!?」
シオン「なんでトワちゃんが一番気になってるのさwまあ、とりあえず言えることは……」
シオン「ミオちゃんの言ってることは本当だった。君は絶望の底に沈むことになる」
かなた「それは絶対に確定なの?避けたりできたりは……」
シオン「出来るよ。でも何が未来を大きく変えるトリガーになるのかはわからないんだよね」
星街「それじゃ意味なくない?」
シオン「そうだね、君は何があろうとも絶対に選抜入りするつもりでしょ?だからミオちゃんも君に勝って未来を変えるトリガーにしようとしたってわけ」
沙花叉「まあ、遊人君が負けるわけないんですけどね!」
遊人「大神との決闘は本当にぎりぎりだった。皆との絆のモンスターが出せなければどうなっていたことか……」
シオン「そう、君たちにはどうやら未来を捻じ曲げる力ってやつが備わってるのかもしれない。だけどね、そんな不確かなものを過信して何もしないってのもおさまりが悪くてね」
シオン「だから、シオンからはこの言葉を贈るよ。君はどうしたいか、じゃなくてどうなりたいかを考えてみて!」
遊人「どうしたいか、じゃなくてどうなりたいか……?」
シオン「そう。あとは自分で考えて、きっかけはきっとやってくるから」
トワ「思ったよりしっかりしているようでふわふわな感じなのが来たね……」
かなた「まあ、占いとかもこんな感じじゃない?」
シオン「これでミオちゃんへの義理は果たしたから。それじゃ、明後日決闘会場で会おうね」
遊人「ああ。正々堂々、全力で決闘しよう。」
>その後、シオンに礼を言ってから皆で家路への道を歩く。
トワ「なんかすごいビビらせてきたけど、結局具体的なことは教えてくれなかったね」
沙花叉「まあ、こういうのって朧気に伝えて、内容が的中しやすいようにするものじゃないんですかぁ?」
かなた「いやでも、今回は遊人君の未来を変えるために呼んだんでしょ?なら具体的に教えてほしかったよね!」
星街「すいちゃんはまどろっこしいの嫌いだから、話半分できいてたわ」
遊人「今考えてもわからないな、とりあえず今はシオンに勝つことだけを考えよう」
>この日は寄り道せずに帰宅した。そしてあっという間に決闘の日になった……
遊人「今日で決めるぞ!全員で選抜入りだ!」
星街「当然!沙花叉は祝勝会の場所の予約をしといてね、焼き肉で!」
沙花叉「おっけー!ばっくばっくばくーんしちゃうぞ!」
トワ「今日は皆初戦だね!絶対勝つよ!」
>皆で手を重ね、檄を入れあう。次に会う時は、笑顔で!
>決闘会場に入り、かなたと視線を交わす。
遊人「よし……行くぞ!見ていてくれ!」
かなた「わかった、頑張ってね!」
>すでにシオンはスタンバイを終えていて、こちらに挑戦的な目線を投げてくる。
シオン「あれだけ言ってなんだけど、シオン負ける気ないから何にも考えなくていいよ」
遊人「ここは決闘会場だ。語るべきことはカードで語る!」
シオン「いいじゃん!君の全てをシオンに見せて?」
Aちゃん「シオンさん、決闘前に千里眼は外してくださいね?」
シオン「あ、今日に限って忘れてた、ごめんね?」
>シオンは舌を出しながら帽子に付けられていた千里眼を外し、Aちゃんに預ける。
かなた「あっぶな、あれ付けたままだったら未来視されながら決闘してたってこと!?」
遊人「まあ、さすがにそこまではしないだろうが……」
Aちゃん「それでは、両者準備完了を確認しましたので……決闘開始ィィィ!!」
シオン「シオンの先攻!まずは『魔導獣 ジャッカル』を召喚!そして手札から『テラ・フォーミング』を発動!デッキから『魔法都市エンディミオン』を手札に加えて、そのまま発動!」
シオン「この時、一連の魔法カードの発動により『魔導獣 ジャッカル』の効果により、自身に魔力カウンターを2つ乗せる!」
遊人「魔力カウンター……なるほど、それを溜めていく戦術というわけか!」
シオン「正解!次は『デュエリスト・アドベント』を発動!シオンのデッキから『ペンデュラム・パラドックス』を手札に加えて、『魔導獣 ジャッカル』のカウンターは3つ、『魔法都市エンディミオン』のカウンターは1つになるよ!」
遊人「サーチを繰り返すことで手札消費を少なく魔力カウンターを溜めるわけか。合理的だな」
シオン「手札消費はなるべく抑えたいからね。それじゃ、『魔導獣 ジャッカル』の効果発動!乗っている魔力カウンターを3つ乗り除き、自身をリリースすることでデッキから現れよ!『魔導獣 キングジャッカル』!」
シオン「『魔導獣 ジャッカル』はペンデュラムモンスター!墓地に送られずエクストラデッキに表向きで加わるよ。さらに、手札の『魔導獣 バジリスク』をペンデュラムゾーンに置きそのまま効果発動!自身を破壊し、エクストラデッキの『魔導獣 ジャッカル』をデッキに戻し1枚ドロー!」
シオン「もちろんペンデュラムゾーンに置かれたカードは魔法カード扱い!『魔法都市エンディミオン』『魔導獣 キングジャッカル』にそれぞれ魔力カウンターが1つと2つ乗った!」
シオン「カードを1枚セットしてシオンはターンエンド!」
シオン ライフ4000 手札2 『魔導獣 キングジャッカル』(魔力カウンター2)『魔法都市エンディミオン』(魔力カウンター2)セット1
Aちゃん「シオンさん、華麗な手札回しで魔力カウンターを溜めつつ盤面を構築しました!」
遊人「俺のターン!ドロー!」
>このタイプの相手は長期戦になればなるほどこちらの方が不利になりかねない。一気に制圧しゲームの流れを手に入れる!
遊人「オレは手札から『不死武士』を墓地に送り、『クイック・シンクロン』を自身の効果により守備表示で特殊召喚!そして手札から『愚かな埋葬』を発動!デッキから『ドッペル・ウォリアー』を墓地に送る!」
遊人「行くぞ!オレは手札から『ジャンク・シンクロン』を召喚!効果により……」
シオン「はいだめー!『魔導獣 キングジャッカル』の効果発動!このカードの魔力カウンターを2つ取り除き、『ジャンク・シンクロン』の効果を無効にしちゃいま~す!」
遊人「何だと!?」
シオン「君がそのカードを展開の頼りにしてるのは知ってるんだよね、だから止めさせてもらったよ!」
遊人「くそっ、この状態で無理に動いても意味は薄いか……ならばオレはカードを2枚セットし、ターンエンドだ!」
遊人 ライフ4000 手札0 『クイック・シンクロン』 セット2
Aちゃん「展開の起点を潰しつつ自分の盤面を構築していくシオンさんの戦術が遊人さんに突き刺さっています!」
>オレが何をされるときついか、見透かされている……!これがフブキングのライバルの決闘か!
繰り返し使える無効効果を持つモンスターですか。これは厄介ですね……
これ相性最悪では?
決闘開始時からシオンに翻弄され続けているオレ。
このままでは主導権を取り返せず一方的に負けてしまう!
だが、そうはいかない!必ず反撃のきっかけを掴み、勝利をもぎ取らなければ!
次回、輝く切先
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