ホロライブラバーズ −熱き決闘者−(休載中) 作:774043
今回の話の投稿をもちまして、アンケートの締め切りとさせて頂きます!皆さんの沢山のご投票、誠にありがとうございました!
集いし絆が力になるプレイ動画、はじまるよ〜
>先導するフブキングに続き、オレ達は屋敷へと足を踏み入れる。
フブキ「うわ〜、ここに来るのは1年ぶりですが、相変わらずボロボロですね!」
>廃屋三歩手前、といった惨状の内装がオレ達を迎えてくれている。
星街「もう帰りたいんだけど……」
沙花叉「もうヘリ行っちゃいましたしねぇ……とりあえず荷物置く?」
遊人「まずは一旦みんなで広間のような所に行こう。個室もあるだろうが、人が暮らせる状態か分からないからな」
トワ「確かに、大穴が空いてたり、デカい虫とか湧いてたら嫌だし……」
かなた「こういう時だけは今身体が無くてよかったって思っちゃうなぁ」
フブキ「広間ですね?こっちです!」
>床をギイギイと言わせながら歩いていくフブキングが指を刺した先には確かに大きな扉がある。施されていた装飾の跡が、なんとも痛々しい。
>その扉を開けると、思ったよりはマシな光景が広がっていた。
沙花叉「意外と綺麗……?でもテーブルとか椅子は怪しいかも」
>内装は相変わらずボロボロだが、思ったより広く、部屋の中央に置かれた8人掛けのテーブルとイスのセット以外に目を引くものはない。
遊人「床はどうだ……?」
>オレは床に手を当て、感触を確認する。よかった、傷んではないようだ。
>こんなことをやっていると、孤児院時代を思い出す。年長だったオレは良く先生方の手伝いをしたものだ。
遊人「この部屋は生活に耐えられそうだな。とりあえずみんなはこの部屋を掃除していてくれ。オレは他の部屋を回って補強が必要な部屋やもう人が暮らせる部屋の目星をつけてくる」
フブキ「それなら、白上がお供しますね!ここは初めてじゃありませんし」
トワ「おけ!とりあえず拭き掃除からかな……」
星街「沙花叉!どうせ掃除苦手なんだろうから、とりあえずこのバケツに水汲んできて!」
沙花叉「はぁい……」
かなた「これを予想してたからフブキングはバケツとかも買い込んだのかぁ」
遊人「先ずは一階から回って行こう」
フブキ「一階にはトイレ、お風呂、食堂、キッチンがありますね」
遊人「その順番で行くか。トイレ……水流れるのか?」
フブキ「それは見てからのお楽しみです」
>トイレに入ると、まるで学校のようなタイル貼りの空間が出迎えてくれる。
遊人「こびりついた汚れと虫の死骸が酷いな。ここは最優先で掃除するべきだな」
フブキ「でも、部屋自体のダメージは少なそうですね、補強は要らないかな?」
遊人「というか、これ水流れるのか……?」
>備え付けられているレバーを引いてみると、水が流れ始める。
フブキ「流石にマジックアイテムは壊れてませんでしたね!もしダメだったら汲み取り形式になってましたよ……」
遊人「それは気まずすぎるだろう……」
>フブキングの言葉に震えながら、次は隣にある風呂場に入る。
>どうやらこの建物には脱衣所が無いようだ。何と不便か。案の定ガスが通っている様子もなく、外に回って薪を燃やして温めるタイプのように見える。
遊人「風呂釜自体は割と綺麗だな……ただ、身体を流すスペースの水垢が割とやばいな」
フブキ「お風呂とトイレは毎日使いたいですし、ここも優先度高めにしましょうか」
>男であるオレはともかく、修行や掃除で汗をかくなら風呂が使えないのは死活問題か。トイレの次に掃除しよう。
遊人「次は食堂だが……!?」
>ドアを開けるとGが飛来してくる。正直ビビった。
フブキ「あはは、遊人君ってそんな顔もするんですね!」
遊人「誰だってアレが飛来して来たらビビるだろうに……」
>改めて食堂を確認すると、はっきり言って酷い。地獄のような光景だ。
>Gや蜘蛛の巣をはじめとして、床には穴が空いており、大きさ的にはネズミ程度の動物が出入りしているようだ。床も埃と糞まみれで、足を踏み入れる気にもならない。
フブキ「あー……食事は広間で摂りましょうか」
かなた「これは綺麗にする以前の問題だね……まず床の穴からふさがないとだし」
遊人「キッチンもこの奥なんだもんな、調理も可能な限り外の川沿いでやるか」
>オレ達は食堂への扉をそっと閉じると、見なかった事にして一度みんなの所へと戻った。
遊人「そっちはどうだ?捗ってるか?」
星街「頑固な汚れが沢山あるけど、物が殆どないから沙花叉の部屋の掃除より楽かな」
沙花叉「えぇ!?沙花叉の部屋ってこの部屋の掃除よりきつかったってことぉ!?」
トワ「いやまあ、うん……きつかったわ」
かなた「あはは……ドンマイ、沙花叉」
星街「それで、そっちの方はどう?」
フブキ「とりあえず今日中にトイレとお風呂を最低限使えるようにするつもりです!食堂の方は……」
遊人「はっきり言って気が滅入る状態だった。食事をするのもこの広間を使おう」
トワ「あー……成る程。二階は後回しにするん?」
遊人「今日個室で寝られるかどうかより、風呂には入れるかどうか、トイレを使えるかどうかの方が重要じゃないか?」
沙花叉「沙花叉はお風呂はともかく、トイレは使えないとまずいと思いま〜す」
星街「す、すいちゃんはみんなでこの部屋で寝たいな〜」
フブキ「それじゃあ、まずは広間の掃除を終わらせちゃいましょう!」
トワ「そうやね、まずは落ち着いて座れる場所からかな……」
>その後、オレ達は全員で広間の掃除を行った。
遊人「ようやく壁と床の雑巾掛けが終わったな。床のゴミを纏めて捨てれば大凡終わりか?」
星街「あとは掃除機があればいいんだけど……電気通ってる?」
フブキ「水車小屋の中に発電機があるので、そちらに行くか、三階の通信室に行けば充電は出来ると思います!」
トワ「というか、誰か掃除機なんて持ってきてるわけ?」
>気まずい沈黙が場を支配する。
かなた「掃除機自体がないなら電気通ってても意味ないよなぁ!?」
星街「掃き掃除するしかないか……」
>掃き掃除を終えて、絨毯代わりにブルーシートを床一面に貼る。これで汚れても簡単に掃除が出来るはずだ。
フブキ「ふ〜!皆さんおつこーんでした!」
沙花叉「あぁ〜お疲れちゃんだぁ〜……」
トワ「ねぇ見てもう外くらいんだけど!今まだ17:30なんだけど街灯ないから、もう外歩くの危ない感じ!」
星街「うわっ、これはこの島にいる間は時間に気をつけて過ごす必要があるね」
遊人「さて……オレは少しやる事があるから、みんなは食事の準備をしておいてくれ」
トワ「おけ!とりあえずカセットコンロ出して鍋にする?」
フブキ「鍋!?初日から飛ばしちゃって大丈夫なんですか!?」
星街「すいちゃんは野菜じゃなければ何でもいいよ」
>オレは広間から出ると、廊下に出してある掃除道具を手に取り、風呂場へと向かう。
かなた「あ〜、成る程ね!」
遊人「こういうのは黙ってやるものさ」
かなた「遊人君って本当にこういう所は気が利くよね」
遊人「ホロライブ学園に来るまでは良くやっていた事だからな……トイレは明らかに時間が足りないし、使えはするから明日でいいだろう。それより、みんな身体は綺麗にしたいだろう?」
>改めて風呂場を確認する。狭いお陰で気張れば30分もかからないはずだ。
>過去の経験を活かし、効率的かつ丁寧に掃除をする。ここはみんなが1日の疲れをとり、癒される場所だ。怪我をされたり不快な思いをして欲しくない。
遊人「ふう……こんなものだな!」
かなた「沙花叉の家のお掃除してた時は自分の手元に必死だったから気づかなかったけど、遊人君ってお掃除上手いね!」
遊人「コツを掴めば簡単な話だ、さて、探される前に水を貼ってから広間に戻るか」
>ここもトイレと同じく水が出る。マジックアイテムというやつは本当に便利だな。
>広間に戻ると、丁度食事が出来たようで、沙花叉がオレを探そうとしてくれていたようだ。
沙花叉「うわっ!びっくりした!どこ行ってたの?」
遊人「ああ、オレは料理は得意じゃないからな。みんなが食事の用意をしている間に風呂を使えるようにしておいたぞ」
トワ「うっそ!?マジ助かるんですけど!てんきゅ!」
フブキ「仕事早くないですか!?」
遊人「まあ、狭いからな。そこまで苦労はしなかったぞ」
星街「よし、ならご褒美にすいちゃんがアーンしてしんぜよう」
遊人「この匂い……カレーか?」
沙花叉「ルーは市販のだけど、コンビーフの缶詰とかスパイスを加えてるからそれなりに美味しい……はず!」
星街「ほら、アーン!」
遊人「あ、ああ……」
>おとなしく口を開けると、スプーンが突っ込まれる。
>程よい辛さにほろほろに崩れたコンビーフの旨みが効いており、なかなかに美味い。
遊人「予想以上に美味いな……これは沢山食べたくなる奴だな」
フブキ「白上はもう少し辛い方が好きなんですけど、十分美味しいですね!」
沙花叉「お米だけは学園長がヘリにも沢山積んでくれてたから、餓死することだけは避けられそうだよねぇ」
トワ「今日はもう外が暗いからカセットコンロで飯盒温めたけど、明日からは明るいうちにその日食べる分炊いておいたほうがいいかも」
かなた「本当に電気とガスのありがたみがわかる場所だね……」
>6人での食事はやはり楽しい。フブキングもあの焼肉を機に大分溶け込んでいるように感じる。
>この後は順番に風呂に入り、広間に寝袋を敷いて寝ることになった。
>あれだけ怯えていたすいちゃんも、みんなの間に挟まって寝ることでなんとか眠りにつけたようだ。
>みんなが寝ついたのを確認してからオレも目を閉じる。早く屋敷のメンテナンスを済ませて、決闘の修行をしなければ……
生活基盤を整えて、早く決闘の修業を始めたいオレたち。
合宿生活自体は楽しいが、本来の目的を果たさなければ!
しかし、予想外の出来事が襲い掛かってくる。先行きが不安になってくるが、やれることをやるしかない!
次回、蘇る想い
決闘スタンバイ!
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