ホロライブラバーズ −熱き決闘者−(休載中) 作:774043
集いし絆が力になるプレイ動画、はじまるよ〜
>決まった!WとBは決闘フィールドに叩きつけられ、崩れ落ちると同時にフィールドが消えていく。
W「こんな、こんなことが……」
B「覇王様……お許しを!」
>2人の姿が消えていき、その場には鍵と1枚のカードが残される。
黒上「もし腑抜けなら私が決めようかと思ったが……いらん心配だったな」
トワ「トワはNo.1決闘者になるんだし、これくらいは出来なきゃ!」
黒上「ははっ、その意気だ。在学中に抜いて見せろよ?」
>黒ちゃんがカードを、トワが鍵を拾う。すると、山頂から階段が現れ、空の先へと続いていく。うわ、登るのちょっと怖いな
黒上「あんまカバー出来なくて悪かった。次の機会があればまた会おう」
>そう言うと取り返したカードを決闘盤にセットする。
>白い光が辺りを包み、景色が戻った時にはいつものフブキングに戻っていた。やっぱりいつも通りの方が落ち着く!
白上「あぁ……2人のおかげで助かりました!」
トワ「そもそもフブキングがトワを庇ってくれたじゃん?」
白上「当たり前じゃないですか!仲間なんですし」
トワ「だよね?だからトワにもお礼言う必要ないよね?」
白上「これは一本取られましたね……そういえば、あの子何か変な事言ってませんでした?」
トワ「ん〜、特にこれと言っては。決闘終わったらすぐ元に戻ったし」
白上「そうでしたか。あぁ〜良かった!」
>丁度良いし、この際気になってる事を聞いておこう。何となくわかってはいるんだけどさ。
トワ「黒ちゃんが前に言ってた、もう1人のフブキングってやつなの?」
白上「はい!その認識であってます!白上の攻撃的な部分というか、闘争心といいますか……」
トワ「ま、誰にでもそういう面があるって事で!」
白上「あはは、また会った時はよろしくお願いしますね!」
>視線を拾った鍵に移す。これで覇王の拠点に進める。
>あの日の屈辱を思い出す。絶対かなたの身体を取り返して、借りを返すんだから!
トワ「この階段の先が目的地って訳ね」
白上「ストームバスターズのみんなも、この先に居そうですね」
トワ「ま、これだけドンパチやって誰も来ないんだし、その線が濃厚よね。先に進もう!」
>フブキングと一緒に階段を登る。待ってな、覇王!
>階段の先を見据えた時、そこから1人の人影が階段を降りてくる。
トワ「え……?」
>トワはその姿を見て、言葉を失った。
えぇ?此処で視点切るの狡すぎでは?まあ切れたものは仕方ないので今回の決闘ですが。
トワ様、決闘がだいぶパワープレイ寄りになったと見せかけて、繊細なプレイングは残ってますね。次に遊人君と決闘する時が楽しみです。
視点が変わるようですね?これは遊人君……ではなく、最後の1人のようです。
>転送が終わると、窪地のような場所に出た。空は紫色に曇り、時間の感覚がわからない。
>周囲は崖に覆われており、目指せる場所が正面に見える祭壇のような場所しかなかった。
>これはハズレを引かされた?どちらにせよ、祭壇に進む以外の選択肢はない……か。
>枯れ木と不自然に転がっている岩以外ほとんど目につくものがない荒地を進む。
>遊人君は、ストームバスターズのみんなはどこにいるのだろう?この感じだと、別々の場所に飛ばされたのかな?
>それにしても、命の気配を感じない事がこれ程心を冷やすとは。私の苦手な雰囲気が漂ってくる。
>居ても立っても居られなくなって、祭壇を目指して走り始める。
>こんな場所に1秒でも長くいたくなかったし、早くみんなの顔が見たくなった。
>トワのツッコミが、かなたのボケが、沙花叉の生意気さが、フブキングの気遣いが、そして遊人君の笑顔が恋しいよ。
>さっき別れたばかりだというのに、心に不安が押し寄せる。それを振り切るように無人の荒野を駆ける。
>祭壇に近づくにつれて、辺りの不気味さは加速的に増していく。
>くそ、私は、星街すいせいはこんなに弱くない!自分に喝を入れて、足を動かす速度を上げる。
>祭壇の前に着くと、気が遠くなるような階段が私を待ち構えていた。これを登らないといけないわけ?
>少し息を整えてから、長い階段に足をかける。罠の可能性も警戒し、もはや得意武器と言っても過言ではなくなった『重力の斧−グラール』を装備する。
>こういう同じ景色が続く所こそ、細心の注意を払う必要がある。周囲の重力を大きく加重し、不意打ちを難しくしつつ、斧で階段を叩きながら登る。
>今の私は1人。だからこそ、ひとつのミスが全てを台無しになってしまう。
>慎重に、そして迅速に階段を登っていった先には広い空間があり、中央に意味深な台がある。
>人間が1人ほど寝転べる大きさのそれは、私の頭に生贄というワードを思い浮かべさせてくる。描かれている魔法陣のせいで不気味さが倍だ。まったく、本当に悪趣味……
>一応周囲で1番高い場所にやってきたけど、みんなの姿は見えない。ため息をつきつつ、周囲を調べていると、一筋の光芒が台の上に降り注ぐ。
>こんな場所で無ければ目を引く光景なんだけどな。
>武器を握り直して待ち構えていると、周囲が冷気によって凍りついていく。一気に周囲の気温が下がり始め、身体が震えてきちゃう。
>やがて魔法陣の上に大きな氷柱が発生し、それを砕くように中から氷のべールで頭を覆い、ドレスを身に纏う女の子が現れた!すっご、まるでディズニーか何かの映画みたい……
星街「あんたが此処の主?」
>氷の仮面で顔が良く見えないけど、耳が長いのでエルフかな……?
「そういうこと。直接お話しするのは初めてかな?」
>まるで一方的に私を知っているような口ぶりに少しイライラするけど、冷静に返すことにする。決闘前から勝負は始まってるんだし。
星街「そうだね、私はあんたの事知らないし」
「まあ、おんなじクラスじゃないし仕方ないか」
星街「は?あんた私と同級生なわけ?」
「そうだよ。まずは挨拶しよっか」
>女の子が仮面に手を触れると、まるで蝶のように仮面が姿を変え、その指先に留まる。
>ベールはドレスは砕け散り、ダイヤモンドダストのように周囲を輝きで照らしている。こんな状況じゃなきゃ素直に綺麗だって思える風景なんだけど。
>そして全てが収まった時、目の前に立っていたのは水色のロングヘアに琥珀色の瞳のエルフ耳の女の子だった。
「初めまして。覇王軍四天王、ホロライブ学園1年3組所属の雪花ラミィです」
>丁寧な所作で礼をする姿は、育ちの良さを感じさせる。っていうか、え?
星街「あんた四天王なのにホロライブ学園に通ってたってこと?」
ラミィ「うん、ラミィは遊……覇王様の為に、ホロライブ学園に生徒として通ってたって訳よ!」
>つまり、この子は覇王軍の内通者なんだ……学園の悲惨な光景が頭をよぎる。
星街「なら、学園が覇王軍に襲われているのもあんたのせい?」
ラミィ「質問がおおいなぁ……そ、ラミィが内側にゲートを作って引き入れたんだ」
星街「ふーん……なら、遠慮なくあんたをボコボコにできるね」
>拳に力が入る。絶対に勝って、責任を取らせないと腹の虫がおさまらない!
ラミィ「まあ、そうなるよね。ラミィだって逆の立場だったら絶対許さないだろうけれども!」
星街「こういうのは私の柄じゃないんだけどさ……あんたらの目的の為に犠牲になった皆のためにも、懺悔をさせてから地獄に落としてやる!」
>最大限の敵意を持ってラミィを睨みつけると、その琥珀色の瞳に深く、暗澹たる闇を宿しながら低い声で語りかけてくる。
ラミィ「貴女はいいよね。そうやって自分と関係の薄い他人の不幸にも憤れる余裕があるんだもん」
星街「は?そんなの当たり前でしょ、理由もなく不幸になっていい人間なんて居ない!」
ラミィ「でも、ラミィは貴女がこっち側の人だって知ってるよ」
星街「話すのが初めての相手に何言ってるわけ?」
>私の言葉に、ラミィは口だけで笑う。
ラミィ「貴女は愛する人の為なら多数を切り捨てられるでしょ?」
星街「いきなり何を言い出してんのさ」
>ぞくり、と背中に冷や汗が流れる。出来る出来ないの話でいうなら、確かに前者ではあるのだけれど……
ラミィ「否定するならそれでもいいよ。それで、やるんか?」
星街「やるにきまってるでしょ。さっさと覇王のところへの道を開けな!」
ラミィ「やだです。ラミィはもう2度と失敗しません!」
星街「決闘!」
ラミィ「開始ィィィ!!」
>覇王軍の四天王……ラミィを倒せば大きく覇王へ近づけるはず!遊人君達も頑張っているはずだし、すいちゃんだって負けられない!
心に星を宿す者と、心に闇を持つ者。
激流と静水がぶつかり、混ざり合う。
星の光は闇を祓う力となりえるか。
次回、星光の絆
決闘スタンバイ!
時は決して戻らない。
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