ホロライブラバーズ −熱き決闘者−(休載中) 作:774043
分岐直前で終わるので短めです。
集いし絆が力になるプレイ動画、はじまるよ~
>決着の合図となるライフが0になった音が響く。
遊人「オレたちの……勝ちだ!」
>宣言したのと同時に、オレとすいちゃんのシンクロが解ける。
かなた「やった!よくやったよ2人とも!」
フブキ「すごいフィールのぶつかり合いでした!これは伝説になりますよ!」
トワ「トワは絶対勝つって信じてたよ!あ、焼き肉は割り勘でよろ!」
>すいちゃんは少しだけ苦笑いをした後に、遊児に向き直る。
星街「これであんたたちの物語も終わりだ!」
>氷の龍は高度を下げ、その身体を散らしていく。
遊児「ぐぅ……!届かなかった、あと少しだったというのに!神引遊人を殺せさえすれば……!」
>遊児はまるで残った全ての力を絞り出すかのような大きな声で叫ぶ。
遊児「ごめん、ごめんなラミィ!俺は……俺は最後まで破壊者のままだった!誰1人、君1人すら救ってみせることができなかった!」
>慟哭と共に、遊児……ラミィの身体から光の粒子が零れ落ちていく。
ラミィ「ああああああ!ダメ!遊児君、待って、待ってよ!」
遊児「俺は……覇王にも、ラミィの勇者にもなれなかった!」
ラミィ「違う!そんなことない!遊児君はあの時からずっとラミィの勇者様だった!だからそんなこと言わないで!」
遊児「闇のゲームに賭けられたのは俺の魂だけだ!ラミィ、お前は……お前だけでも」
ラミィ「逝かないで!ラミィを残して逝かないでよぉ!」
遊児「どうか……幸せに……」
ラミィ「いやぁああああああ!!」
>光の粒子は、氷の龍の墜落していく速度を緩めながら、遂にその姿を消した。
>覇王……神引遊児の物語は、ここで幕引きとなった。
星街「遊人君、このままじゃ墜落しちゃうよ!」
遊人「ああ、その前に間に合わせるぞ!『聖珖神竜 スターダスト・シフル』!」
>降下態勢に入り、一気に距離を詰める。
星街「ラミィ!氷の龍をコントロールして!」
>すいちゃんがラミィに叫ぶが、ラミィはこちらを見ようともしない。
>みんなを乗せた『真紅眼の黒竜』も氷の龍を挟んで逆側につく。
フブキ「くっ、墜落の勢いは抑えられているとはいえ、コントロールしないと地面に激突しちゃいますよ!」
かなた「僕なら1人くらいなら抱えて飛べる!フブキング、もう少し寄せられる!?」
フブキ「わかりました!黒ちゃん、お願いします!」
>『真紅眼の黒竜』がさらに近寄ろうとすると、ラミィがそちらに向けて魔法を放つ!
ラミィ「うっさい!せめて遊児君と一緒に死なせてよ!アイシクル・ストーム!」
>氷の嵐に阻まれ、再び距離が開く。
トワ「駄目!このままだと墜落しちゃうって!」
>刻一刻と高度は下がっていき、このままだと目下に見える山に激突してしまう!
星街「逃げんな!ラミィ!遊児は最後に何て言ってた!?」
>ラミィがすいちゃんの方を見る。
>その様子を見たかなたが、『真紅眼の黒竜』から飛び降り、氷の龍の身体の下に身を隠す。
星街「遊児はラミィに、幸せになって欲しいって言ってたよね!?ここで死ぬのが、ラミィの幸せじゃないでしょ!」
ラミィ「ラミィの幸せなんて……もうこの世のどこにもないじゃん!だったら、ラミィもあっちに……」
星街「あんたがここで遊児と一緒に死んだって、喜ぶわけない!最後まであんたを心配してたのに、すぐに後を追ったりなんてしたら……」
星街「最後の最後で遊児の気持ちを踏みにじるの!?」
ラミィ「それは……!」
かなた「そこだっ!」
>一瞬の隙をついて、かなたが飛び出し、ラミィを抱え上げる。
フブキ「ナイスです!」
ラミィ「放して!放してよぉ!ラミィはいっぱい悪いことしてきたの!だからここで死ぬの!」
>ラミィはバタバタと暴れるが、かなたはぎゅっと抱え込み放さない。
かなた「嫌だね!天使が自ら死のうとしている人を助けることに理由なんていらないでしょ?」
>しっかりとかなたが押さえつけたのを確認し、速度を緩やかに落としていき山に着陸する。
>かなたが手を放すと、ラミィは地面に座り込んだ。それをオレたちで囲む。
遊人「かなた、ナイス判断だったぞ」
かなた「ふふん!っと、それはいいとして……」
>かなたはラミィに向き直り、優しく語り掛ける。
かなた「人は、たとえ死に別れたとしても、共に生き続けることができるんだよ?」
ラミィ「どういうこと……?」
>ラミィは顔を伏せたままではあるが、話を聞こうとはしてくれているようだ。
かなた「たとえ死んでしまっても、その人のことを覚えていて、その気持ちを尊重して生きることで、この先の人生も共有できる」
ラミィ「そんなの詭弁じゃん!」
かなた「でもさ、もしラミィがここで死んでしまったら……神引遊児の本当の姿を知っているのは誰もいなくなっちゃうよ」
かなた「人が本当に死ぬ時っていうのはね、『人に忘れられた時』に他ならない」
星街「そう!ラミィがいなくなったら遊児は……覇王っていう悪の面しかこの世界に残らないじゃん」
>あのすいちゃんが、珍しく柔らかい雰囲気で問いかける。
星街「ラミィにとっての遊児は、勇敢だったんだよね?優しかったんだよね?」
ラミィ「うん……」
星街「だったらさ……生きて、償おうよ。ラミィはエルフなんでしょ?時間はたくさんあるんだから、いろんな形で遊児との思い出を形にして残していけばいい」
>長い沈黙が辺りを支配する。すでに夜は明け始め、黎明の光が辺りを照らしている。
ラミィ「わかった。生きる……生きるよ」
>ラミィの潤んだ瞳から、確かな決意を感じる。
この先で分岐します。
アンケート結果を反映したエピローグを明日投稿しますので、お待ちくださいませ!
読みたい番外編は?
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人物録 沙花叉クロヱ、その歩み
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