ホロライブラバーズ −熱き決闘者−(休載中) 作:774043
現段階で未回収の伏線に触れますが、たぶん問題ないはずです。
章分けは本編完結後にする予定です。
TURN-X 狭間の世界
零れ落ちた欠片を拾い集めるプレイ動画、はじまるよ~
>オレは気が付くと宇宙空間のような、知らない場所にいた。
>直前まで何処にいたのか、何をやっていたのか。まったく思い出せない。
>ここは何処だかはわからないが、オレ自身が神引遊人であることははっきりとわかる。
>頭が冴えてくるが、それでも今の状況がわからない。
>そんな時、どこからか少女の声が聞こえてくる。
「やぁ、久しいね。決闘大会ぶりかな?」
遊人「誰だ!?」
>周囲を見渡すが、人の姿は見えない。
「そう警戒しなくてもいいじゃない。ボクはみんなの代表で、キミにいい話を持ってきたんだ」
遊人「どういうことだ……?まずは姿を見せてくれ」
「ОK、確かに今の状態のまま会話するのはキミにとってやりにくいか」
>そう言い終わると目の前の空間に光と闇の渦が発生し、そこから赤髪の獣人が逆さまに飛び出てくる。あの耳は……ネズミか?
「ボクたちは世界を見守るもの。根本の世界、いわゆる基底世界の神に作られたセーフティ」
「キミたち人間を含め、ありとあらゆる命と関わるもの」
遊人「すまない、もう少しわかりやすく頼む」
「あー、はいはい。ならこれでどう?」
「ボクたちは、キミたちに密接に関わる概念を司る存在ってこと」
遊人「概念……?」
「空間や自然、時間に文明……そして混沌。ボクたち議会はそれらを管理して、世界が正常に機能するようにコントロールしてるんだ」
遊人「軽く理解はできたが……スケールが大きい話だな、そんな奴らがオレに何の用だ?」
「そう身構えなくてもいいんだよ!これは一種のご褒美ってやつだからさ」
遊人「ご褒美だと……?」
「イエス。キミは自分と仲間たちの為とはいえ、多次元を侵略し、人の営みを破壊し続けている覇王という凶悪な特異点に対して立ち向かってくれているよね」
「本当は、ここまで来てしまったらボクたちの出番でもあるんだけれど……はっきり言ってしまうけど、ここまで強大になってしまった存在にボクたちが対処すると、数多の次元に影響を与えかねない」
「キミたちの世界で急に昼と夜が逆になったり、生態系がガラリと変わってしまったら敵わないでしょ?」
遊人「それは間違いないな。考えたくもない」
「まあ、ここまでほっといた責任を追及されるとツラいところはあるけど、それは置いといて」
「ボクたちの代わりに頑張ってくれてるキミにお礼がしたいってことさ」
遊人「オレは別に礼を言われたくて戦っているわけではない。ここに呼ぶのは他にも適任がいるだろう?」
「いいや、キミだ。キミが最も重要なファクターなんだ」
遊人「わかったよ、そこまで言うなら受け取らない方が失礼になるな」
遊人「具体的に、何をくれるんだ?」
「やっと本題に入れるね。ボクたちがキミにあげられるもの……それは、物語だ」
遊人「物語だと……?」
「人生は選択の連続だ。こんな言葉があるように、キミたち人間は幾つもの選択肢を選び続けて生きてきたはずだ」
「そして、誰しも1度はこう思ったことがあると思うんだ。『あの時こうしていたらどうなっていたのか?』ってさ」
遊人「それは……確かにそうだな、オレにだって経験がある」
「そうでしょう?だから、議会でそれを疑似的に叶えてあげようって話になってね」
遊人「疑似的にとはどういうことだ?」
「もちろん、ボクたちは過去を変える事すらできなくはないよ。でもそれは本当に大きな労力と、予測の難しい余波を生むんだ。それが昔であればあるほどね」
「そうなると非常に面倒だ。余波の調整だけで最悪キミの人生10回分じゃすまないほどの時間をかけることになるかもしれない」
「だから、キミが違った選択をした世界線の物語をキミに見せてあげることにしたんだ」
「これなら影響も少ない、というか君をここから帰す時にキミの記憶を弄るから、影響は全くでないよね?」
遊人「あ、ああ……とはいえ、それに何の意味がある?」
「意味かぁ……ないかもね。でも、キミは一時的に知的好奇心と自己肯定感を得られるかもしれない」
「今の世界がもしもの世界より良い世界だったら気分が良くなるよね?そんなものさ」
「後は……そうだね、例えばキミの仲間の過去や考えていたことなんかも覗き見ることができるよ?」
遊人「表現に悪意がないか?」
「そう?実際覗き見だから表現としては間違ってないと思うけど。それにどうせ忘れるんだから帰った後の人間関係も気にしなくていいし」
遊人「まあ……わかった。それじゃあ、どうすればいい?」
「簡単だよ、ボクにリクエストしてくれればいい。やり方がわからない?例えばこんな感じでいいんだ」
「『過去に星街すいせいと別れなかった世界』や『沙花叉クロヱが死なない世界』とか『白上フブキと添い遂げる世界』みたいにさ」
「後者の話なら『沙花叉クロヱがどんなことを考えてキミと接していたのか』とか『覇王が覇王の道を歩むことになったその軌跡』とかどうだい?」
「勿論、君がただの癒しを求めているなら、そんなシーンだって用意してあげられるよ。誰かと決闘してみたいとかでもね」
遊人「そんなことまで見れるのか?」
「まあね、ボクたちは所謂摂理そのもの。世界に影響が出ない程度ならいくらでもやってあげるよ」
「だからさ、ほら、言ってみなよ。キミの望みを」
「キミはどんなものを見たい?教えてよ、キミの後悔を」
「ここだけの話にしかならないけれど、全部叶えてあげるから」
という訳でIFやキャラクターの過去編等を書くための章の始まりのお話です。
今現在(2023/5/6)書くことが確定しているのが
●谷郷VSインゼクター
●沙花叉VSルイ
●遊人VSぺこら
●ラミィの記憶編
になっています。
ストーリーをわかりやすくする都合、ラミィの記憶編から書いていきます。
メインストーリー完結時にまたアンケートを取ろうと思っているので、その時もよろしくお願いします!
読みたい番外編は?
-
遊児VSラミィ レクチャー決闘
-
かなたVSトワ 執念のリベンジマッチ
-
白上黒上VS遊人星街 最強タッグ決定戦
-
ハコスVS遊人 迷いを晴らす決闘
-
白上VSトワ キング継承戦
-
星街ルートIF かなたBAD 逃避の先
-
人物録 沙花叉クロヱ、その歩み
-
天音かなたルート
-
常闇トワルート
-
沙花叉クロヱルート