ホロライブラバーズ −熱き決闘者−(休載中)   作:774043

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過去編は予定より伸びましたが⑥で終わる予定です。


TURN-X 少年少女の英雄譚④

君と夢を叶えるプレイ動画、はじまるよ~

 

>塔を攻略して、次にラミィたちが向かうのは霊峰ミストマウンテン!

 

>常に霧が立ち込める山で、山頂にはかつての竜王を称える神殿があるらしいけど……

 

ぼたん「いやー、あたしも聞いたときは信じられなかったけど、ほんとに霧が消えてるねぇ」

 

ねね「ねねもこのあたりに来たことあるけど、こんなにはっきり山頂が見えてなかったと思う!」

 

遊児「俺は初めて見るから違和感はないが……」

 

ラミィ「すごい神秘的な光景だって本には書いてあったんだけどなあ……ラミィも見たかった」

 

ぼたん「まあ、山頂に陣取ってるらしい魔物を倒せば元通りになるんじゃない?」

 

遊児「そうだといいな、俺もその景色を見てみたい」

 

ねね「よし、それじゃあ行くよ~!」

 

>ねねが先陣を切って山を登り始める。

 

ラミィ「わわ、待って!」

 

>慌ててラミィもその背中を追いかける。

 

ぼたん「それじゃ、殿は任せるよ、遊児!」

 

遊児「ああ。行こう!」

 

>山を登り始めておおよそ4時間ほどが経ち、明け方だった太陽も今は天上にあり、ラミィたちに温かな日差しを届けてくれる。

 

ラミィ「はぁ……はぁ……あっついし、しんどい!登山って思ったよりきついんだね……」

 

ねね「まあ、ワミィは身体動かすタイプじゃないし」

 

遊児「俺も元々居た世界で登山を嗜んでいたわけではないからな……」

 

>ラミィと遊児君はひぃひぃ言いながら、ねねとししろんは終始余裕な雰囲気で山道を進んでいった。

 

>そして、ついに山頂が見えてきたのだけれど……

 

ぼたん「げ……」

 

遊児「おいおい、あれが今回のターゲットって奴か……?」

 

ねね「これはさすがのねねもどうしようもないかも……」

 

>目線の先には、大きなドラゴンが煌々と眼を光らせながら、こちらを睨んでいる。大体ラミィたちの10倍はあるんだが?

 

ラミィ「これ、もうラミィたち見つかってるよね……?」

 

ぼたん「そうだろうね、逃げるのも厳しいかも」

 

遊児「なら俺が先行する!みんなは援護してくれ!」

 

遊児「相手はドラゴン……ならこのカードだ!『E・HERO エアーマン』!」

 

>遊児君はカードを差し込み、変身する!

 

>その姿は、青い鎧に風車のついた翼を装着した戦士のようだった。

 

遊児「いくぞドラゴン!こいつを喰らえ!」

 

>遊児君はその翼で飛び上がると、ドラゴンへと向かっていき、竜巻を発生させて攻撃を仕掛けた!

 

ラミィ「バブル・バインド!」

 

>通用するかはわからないけど、その竜巻に敵の動きを封じ込める魔法を乗せて飛ばす。

 

ぼたん「銃火器は弾丸の調達がなあ……でも、命よりは安い!」

 

>ししろんも大き目の銃……ライフルだったかな?を取り出して、素早く狙いを定めて発砲する。

 

「グオオオオオオオ!!」

 

>ラミィたちの攻撃は、ドラゴンの激しい咆哮で発生した衝撃波によって全て逸らされてしまった。

 

遊児「くそっ、そもそも根本的なパワーが違いすぎるか!」

 

>ドラゴンという種族は、一般的に物理・魔法共に高い耐性を持っており、ごく一部の細分化された種類ごとの弱点を突かない限り、撃退は難しい。

 

ラミィ「こうなったら、何が通るかしらみつぶしに当たるしかないかも!」

 

ぼたん「ま、そうなるか。風と水は通じそうな雰囲気がないか……」

 

>ししろんが話し終わる前に、ドラゴンはラミィたちに炎のブレスを浴びせてくる!

 

ねね「うわわ、やばそう!ってか範囲広すぎ!」

 

ラミィ「ウォーター・ベール!」

 

>ぎりぎり魔法の発動が間に合い、水の幕が炎のブレスを凌いでくれる。

 

遊児「助かった!なら次はこれで行く!『E・HERO スパークマン』!」

 

>再び遊児君は変身し、雷を纏う戦士になった!

 

遊児「ラミィ、水流に雷撃を乗せる!導線を頼む!」

 

ラミィ「属性の相乗効果ってやつね、オッケー!ハイドロ・プレッシャー!」

 

>直線的な水流で攻撃する魔法を放ち、無事ドラゴンに命中するが、あまり効いているような様子はない。

 

遊児「これならどうだ!スパーク・ショット!」

 

>遊児君は激しい電撃をラミィの水流に乗せる。それにより、すでに全身水に濡れていたドラゴンの全身に雷を走らせた!

 

「グルアアアアア!!!」

 

>ドラゴンにはそれすらも通用しておらず、その大きな翼の羽ばたきにより、ラミィたちは吹き飛ばされる。

 

ねね「わああああ!」

 

ぼたん「くそっ、これじゃなぶられるだけじゃん!」

 

ラミィ「きゃあああ!」

 

>遊児君は激しく木に叩きつけられ、変身が解除されてしまった。

 

遊児「ぐはっ!なんのこれしき……こんな所で負けてられるか!」

 

>何とかみんな立ち上がれた時、ドラゴンは再び羽ばたく。しかも、今度は風圧の中にかまいたちのような切断系の魔法が乗せられている!

 

>だめだ、これは本当にだめだ!ねねが、ししろんが、遊児君が……そしてラミィの身体が刻まれていく。

 

ぼたん「がっ……」

 

ねね「うああっ!」

 

遊児「ぐ……ぎ……」

 

>痛い、痛いよ……!生まれて初めて感じる強烈な痛みに、声をあげる事すらできない。

 

>羽ばたきは止んだけど、もう立っていられる人はいない。

 

>終わりだ。ラミィたちの旅はここで終わる。

 

>ラミィの夢は、青い憧れは……みんなを巻き込んだ挙句、こんな惨めな結末を迎える。

 

>それでいい……?それで本当にいいの?ラミィ。

 

>いい……わけないでしょうが!

 

>心の底から湧いてきた冷たい死の気配を跳ね除け、身体に喝を入れる。

 

ラミィ「駄目……!終わらない、終わらせない……!」

 

>身体中にできた切創を”氷”で覆い、出血を止める。

 

>魔力を限界まで回せ、魔力の量がラミィの自慢だっただろう?

 

>ラミィの身体から漏れ出した魔力が辺り一帯を包み込み、気温が一気に下がっていく。

 

ぼたん「ラミちゃん……それ……!」

 

>両足でしっかりと立ち上がり、掌に魔力を込められるだけ込める。それは球状の形を取り、周囲の大気を吸い込んでいく。

 

ラミィ「はぁぁぁぁ!アイシクル・アブソープション!」

 

>ラミィの掌から飛ばした魔力は、一直線にドラゴンへと飛んでいく!

 

「!?」

 

>ドラゴンは初めて焦りを見せ、飛び立つために羽を広げたが、もう遅い!

 

>ラミィの一撃はドラゴンの胸部に直撃し、一気にその身体を凍り付かせていく。

 

>今即興で生み出したラミィオリジナルの魔法、それはただの氷魔法ではなく、対象の体温を魔力に変換することで威力の上昇と氷への耐性を下げる事を両立させる!

 

>ドラゴンはもはやその全身を凍らせ、動きを止めている。

 

ラミィ「今のうちに……!ヒール・アラウンド!」

 

>倒れているみんなとラミィ自身に回復魔法をかけると、それぞれゆっくりと起き上がってくれた。

 

遊児「助かった、さすがだな……ラミィ!」

 

ねね「ふー、これでなんとか身体を動かせるよ!」

 

ぼたん「氷魔法、ついに使えるようになったじゃん」

 

ラミィ「みんなのおかげだよ!さぁ、トドメを!」

 

ねね「ねねがやる!やられっぱなしはヤダもんね!」

 

>ねねが気合を充填し、右足に力を集中させる。

 

>そして一気に駆け出し、ドラゴンの前で高く跳ぶ!

 

ねね「でりゃあああああ!」

 

>繰り出されたのは単純にして高い威力を誇る技、浴びせ蹴り!

 

>ねねの渾身の一撃は、氷漬けになったドラゴンを粉々に粉砕した!すっごいスカッとした!

 

ラミィ「あっ……」

 

>その姿を見て安心しきってしまったのか、そのままラミィの視界は白くなっていった……

 




与えられた最後の関門、祭壇にて。

少年たちは国、そして大切な人たちの為に死力を尽くす!

闘いの果て、彼らが掴むものとはなにか?

次回、少年少女の英雄譚⑤
決闘スタンバイ!

重なる心が、数多の苦難を乗り越える力を生み出す。



読みたい番外編は?

  • 遊児VSラミィ レクチャー決闘
  • かなたVSトワ 執念のリベンジマッチ
  • 白上黒上VS遊人星街 最強タッグ決定戦
  • ハコスVS遊人 迷いを晴らす決闘
  • 白上VSトワ キング継承戦
  • 星街ルートIF かなたBAD 逃避の先
  • 人物録 沙花叉クロヱ、その歩み
  • 天音かなたルート
  • 常闇トワルート
  • 沙花叉クロヱルート
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