ホロライブラバーズ −熱き決闘者−(休載中) 作:774043
集いし絆が力になるプレイ動画、はじまるよ〜
>デッキを戦闘モードに入れ替え、一息つくと放送のアナウンスが掛かる。
アナウンス「現在、学園の周囲や街中に突如としてモンスターが湧き出しており、治安維持組織や有志の方がそれぞれ迎撃を行っております。生徒の皆さんも、バトルロワイヤルを中断し、各々の判断でモンスターを撃退してください」
>タイミング良く状況を説明してくれたアナウンスに感謝しつつ、3人に向き直る。
遊人「沙花叉……だったか、すまない、決闘に夢中になっていた」
沙花叉「沙花叉クロヱで〜す!いいのいいの、決闘中は周り見えなくなりがちだし」
かなた「よし、早速僕たちも戦いに行こう!」
星街「此処からだと裏門が近いかな?」
>4人で裏門へと移動する。その間に手札を3枚になるまでドローしておく。
沙花叉「あ、君って遊人君だよね?これを渡しておくね!」
遊人「ん?なんだこれは?」
>沙花叉が投げてよこしたのは、金色のアクセサリーで、剣だのドラゴンだの天使だの悪魔だの、様々なモチーフが組み合わさっている。
>【夢幻の鍵】を手に入れた!
何か急に知らないアイテムが出てきたんですが……?効果もフレーバーテキストしかないし、よくわかりませんが、ヨシ!
>一見、道の駅や観光地に売っているダサいキーホルダーのようだが、しっかりとした重さと、妙に馴染む感覚がそれを否定する。
沙花叉「それは君の大切な人から預かってたものだよ、無くすんじゃないぞ〜?」
遊人「オレの大切な人……?」
>両親は6年前に亡くなっているし、孤児院の家族なら直接渡すはずだ。
星街「何?こんな時にすいちゃんを置いてイチャイチャしてんの?」
遊人「イチャイチャはしてない!」
かなた「ねぇ、あれ!人が襲われてるよ!」
>かなたが指を刺した方に目を向けると、小さな子を連れた母親が、牛頭のモンスターに追われている所だった。
星街「遊人君!、距離はお願い!」
>すいちゃんが『重力の斧−グラール』を自身に装備する。
遊人「罠カード発動!間に合え!!!」
『シフトチェンジ』
>罠カードの効果により、すいちゃんと親子の位置が入れ替わる。これで2人を保護しつつ、すいちゃんが切り込める。
>高速で牛頭のモンスターに肉薄したすいちゃんは、奴が声を上げる暇もない程の速度でその首を跳ね飛ばす。
星街「ここは私に任せて!」
>『重力の斧−グラール』を地面に突き刺し、周囲の他のモンスターを威圧する。その効果と彼女の発する圧で、近くのモンスターはその場を動けないでいるようだ。
遊人「わかった、裏門は頼む!」
かなた「僕らはこのまま駅の方に行ってみよう!」
沙花叉「賛成!駅前広場とかに行けば、もっと情報あるかも知れないしねぇ?」
>2人の意見に同意し、駅前への道を駆ける。今朝見惚れた桜並木は戦闘の形跡で滅茶苦茶になっており、今もモンスター達が荒らしまわっている。
遊人「くそ、無性に腹が立つ!モンスター召喚!」
『戦士ダイ・グレファー』
>オレの身体が歴戦の戦士へと変わっていく。
変身が終わり次第、オレはモンスター達へと切り掛かる。
かなた「どうしてこんな酷いことが出来るんだよぉぉぉ!!!」
>かなたの慟哭と共に放たれた拳は、直撃したクリッターを消し飛ばし、その余波だけでミノケンタウロスをミノ/ケンタウロスに変えた。
沙花叉「これって明確なテロだよね〜……いい度胸してるなぁ?」
>沙花叉がカジノのディーラーのような手捌きでモンスターを召喚する。
『リボルバー・ドラゴン』
沙花叉「ガンキャノン・ショット!」
>現われた機械のドラゴンは、その銃口をモンスター達に向け、圧倒的な砲火がモンスターと周囲を消し炭にする。
沙花叉「この辺りは沙花叉がお掃除しておくからさ、2人は先に行ってな〜?」
遊人「1人で大丈夫か?」
沙花叉「そんなよわちゃんに見える?」
かなた「自信満々だし、任せて僕らは先に行こう?」
遊人「わかった……これ以上景観を破壊するなよ?」
沙花叉「沙花叉の心配してたんじゃないんかい!」
>憤る沙花叉を置いて、駅前へ急ぐ。なんと言うか、沙花叉という女は無性に弄りたくなる。コミュ障気味のオレがそう思うんだから、相当じゃないか?
>オレ達が駅前にたどり着くと、そこはまるで地獄絵図のような惨状だった。
>避難案内所だったであろうテントは、近くの建物が崩壊した際の瓦礫で埋まっており、所々見える赤いシミは、つまりそういう事だろう。
>待ち合わせの目印に使われるであろう特徴的な銅像の周りには、無数の死体が転がっている。皆苦悶の表情を浮かべており、その無念が窺える。
>そして中央では、同じクラスにいた紫のツインテールで帽子を被った女と、青色のドラゴンと悪魔の合いの子のようなモンスターが激しい戦いを繰り広げていた。
「貴様も悪魔だろう?本来の使命を思い出し、覇王様の手足となるのだ」
「トワは悪魔だけど、こんな事望んでないし許せないっつーの!」
かなた「トワ!今助けるからね!」
トワ「かなた!それと……誰?」
遊人「神引遊人だ!加勢させてもらう!モンスターを召喚!」
『天空騎士パーシアス』
>「戦士ダイ・グレファー』をリリースし、新たにパーシアスを纏う。
トワ「うわっ、君も天使だったの?」
遊人「後で説明する!」
「ふん、天使なんぞと関係を持ったせいで穢れたか、ならばもう容赦せん!我が名は『インフェルノイド・アドラメレク』!貴様らを業火の洪水にて焼き尽くしてやろう!」
今回のシナリオの敵は魔王軍ではなく、覇王軍のようですね。『インフェルノイド・アドラメレク』は高い攻撃力と連続攻撃能力を併せ持った強敵です。果たして、3人で勝てるでしょうか……?
>アドラメレクの口から業火が迸る。幸い、オレはパーシアスの力で、かなたとトワは天使と悪魔の力で飛行出来るため、三方に飛び上がり回避する。
>死体はともかく、瓦礫すら燃やし尽くす火力に背筋に冷や汗が流れるが、此処で負けては被害はもっと拡大してしまう。
遊人「図体がデカい分、小回りが効かないだろう、オレを捉えられるか?」
>不規則な軌道で飛行しながら、奴の背面を槍で攻撃しようと仕掛けるが……
「遅いぞカトンボが!」
>奴は想像の2倍以上のスピードで反転し、その大きな翼でオレに攻撃を仕掛けてくる。
トワ「あんたの相手はこっちだろーが!」
>トワが乱射した魔力弾が奴の攻撃を相殺する。拮抗しているように見えるが、攻めに転じられずに不利な展開になってしまっている。かなたの高いパワーも、10倍以上の体格差と隙のなさで活かせない。
「ふん、ならばこれでどうだ!」
>先程と同じくブレス攻撃が飛んでくるが、今回のターゲットはオレ達ではなく、此処ら一帯そのものを火炎地獄に変えていく。
かなた「うわっ、これやばいって!此処にいるだけでダメージがきついよ!」
トワ「それに、早くこいつを倒さないと火災の被害もやばいって!」
遊人「何か解決する手段がある筈だ……!ドロー!」
>先程の光景が脳裏をよぎる。このカードなら奴に勝てるかも知れない!
遊人「かなた!オレが全力でサポートする!高空から奴に飛び蹴りしろ!」
かなた「何か策があるんだね?わかった!」
>かなたが空へ向かって加速していく。
「好きにさせると思ってるのか?馬鹿どもめ!」
>空のかなたへ向かって再び奴の業火が放たれる。
トワ「それくらいの時間、トワが稼いでみせる!」
>トワの展開するドーム状のバリアが、かなたを奴の業火から遠ざける。
遊人「今だ!装備魔法発動!」
『巨大化』
>上空のかなたの姿が2倍、3倍と大きくなっていき、アドラメレクと同じくらいの大きさになる。
「馬鹿な!?」
かなた「おりゃぁぁぁぁ!!!」
>トワがバリアを解除し、ブレスとかなたの飛び蹴りがぶつかり合い、拮抗する。
「我の業火がこのような力技に負けるわけ……ないだろうが!!!」
>奴の業火とかなたの飛び蹴りは拮抗状態から完全に相殺され、打ち消される。
「くはは!しょせん貴様らの力など、この程度よ!」
遊人「それはどうかな?速攻魔法、『ダブル・アップ・チャンス』を発動!」
>かなたの右腕が光り輝き、圧倒的な力の奔流がさらにかなたの姿を大きく見せる。
かなた「これで終わりだぁぁぁ!!!かなたそスマッシュ!!!」
>かなたのネーミングセンスはともかく、その拳はアドラメレクを一撃で木っ端微塵にした上に、拳風が辺り一帯を燃やし尽くしていた業火すら消し飛ばした。
うっわ……これ攻撃力換算したらどれくらいのになるんだ……?まるでウルトラマンみたいだぁ……(直喩)
トワ「ねぇ、遊人。かなたにアレの事は伝えないであげてね?」
遊人「あれ……?ああ、巨大化したせいでもろ見えしてたアレの事か」
トワ「気づかないのが本人にとって1番幸せな事だからさ」
>かなたに内緒の話をしていると、地獄の底から響いてくるような、無機質な声が聞こえてくる。
「アドラメレクがやられるとはな。この次元の警戒度を上げる必要があるな」
遊人「誰だ!?」
「いずれわかるさ、いずれな……」
トワ「はぁ?ちゃんと顔みせな!」
>トワの声だけが虚しくこだまする。妙な空気になった所に、かなたが戻ってくる。
かなた「どうやら他のところに居たモンスターも消えてったみたい!さっきのが親玉だったんだね!」
トワ「いや、それがさぁ……」
>トワが先程の声の話をすると、かなたは腹立たし気に地団駄を踏む。
かなた「こんなこと、2度と起こさせてやるもんか!」
トワ「っていうか、さっきのカード?凄かったじゃん!どういう仕掛けなん?」
遊人「ああ、これは決闘盤の力でな。6年前に完成した画期的な装備なんだ。詳しい原理は分からんが、オレの経験や知識をカードとして形にする事が出来るらしい」
トワ「へぇ〜」
>オレが作ったものではないが、決闘盤を褒められると嬉しくなるのはオレが決闘者だからだろうか?
>この後、偶然近くに居た一般人によってしっかりとかなたの巨大化パ●チラ事件は黒歴史に刻まれることになった。
切りどころ分からなくなって2話分になってしまいました。これから少しの間日常パートになる予定です!
読みたい番外編は?
-
遊児VSラミィ レクチャー決闘
-
かなたVSトワ 執念のリベンジマッチ
-
白上黒上VS遊人星街 最強タッグ決定戦
-
ハコスVS遊人 迷いを晴らす決闘
-
白上VSトワ キング継承戦
-
星街ルートIF かなたBAD 逃避の先
-
人物録 沙花叉クロヱ、その歩み
-
天音かなたルート
-
常闇トワルート
-
沙花叉クロヱルート