ホロライブラバーズ −熱き決闘者−(休載中)   作:774043

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すいちゃんルートとはストーリーの展開が異なってきます。


TURN3 Crimson Calling

小悪魔と運命に反逆するプレイ動画、はじまるよ〜

 

>戦いを終えた2人は、真顔のままどちらからともなく歩み寄っていき、握手をした。

 

星街「ふふっ、やるじゃん……いいよ。お先にどうぞ」

 

トワ「ありがと。トワの覚悟、すいちゃんには通じたよね?」

 

星街「そうだね……でも、遊人君がどう答えるかまでは保障しないよ」

 

トワ「はは、そればっかりは本人の気持ち次第だからね……」

 

遊人「2人は何の話をしているんだ?オレが呼ばれた気がしたが」

 

かなた「今は行っちゃだめだよ!」

 

沙花叉「ほんと、遊人君は少女漫画でも読んだ方がいいんじゃない?」

 

遊人「釈然としないが……そうすることにしようか」

 

>結局、この日は残りの時間はそれぞれ自主トレーニングをして過ごした。

 

>あれから1週間が過ぎ、修行前にオレ達が朝食を食べている時間、トワのスマホから奇妙な音が響く。

 

トワ「あれ?この着信音って……!」

 

>トワは急いで立ち上がると、荷物に手を突っ込んで携帯を取り、その場で通話を始める。

 

トワ「もしもし、パパ……?うん、トワは元気だよ。それで……」

 

>通話相手の声は聞こえてこないが、だんだんトワの声が楽し気な雰囲気から声が固くなっていく。

 

トワ「それは本当なの……?うん、うん……わかった。こっちの都合はどうにかするから」

 

トワ「それじゃ、なるべく早く帰るね……みんなも絶対無事でいてね!」

 

>通話を切ると、神妙な顔をしながら話し出す。

 

トワ「パパから連絡があったんだけど……ごめん、トワ……悪魔界に帰らないといけなくなった」

 

遊人「どういうことだ?」

 

星街「故郷で何かあったの!?」

 

トワ「今、トワの地元が……ライトロードと覇王軍に攻撃されてるみたいなの!」

 

かなた「へ……?ジャスティス・ワールドの英霊たちがトワの故郷を攻撃してんの!?」

 

フブキ「覇王軍はわかりますが、ライトロードとは……?」

 

かなた「天使に選ばれた死者の魂の中でも、特に強い力を持つ英霊たちの集団なんだ!弱き者を助けるヒーローみたいな感じだったはずなのに……」

 

トワ「なんでそんなやつらに暗黒界のみんなが攻撃されなきゃいけないのさ!」

 

かなた「わ、わかんない……」

 

沙花叉「とにかく、現地に行ってみないことには今ここで話してもどうしようもなくない?」

 

フブキ「そうですね、一旦通信室で学園長に連絡を取ってみましょう!」

 

星街「賛成!動くにしても早い方がいいにきまってるし!」

 

>オレ達はフブキングの先導で3階の通信室へと向かった。

 

>フブキングは慣れた手つきでコンソールを操作すると、すぐに大きなディスプレイに学園長の姿が映り、通話が繋がった。

 

谷郷「こんにちは。丁度こちらからみなさんに伝えなければならないことがあったので、連絡しようと思っていましたが……その様子だと、そちらでも何か問題が?」

 

フブキ「はい。トワちゃんのお父さんから連絡があったんですけど……」

 

>フブキングは話を短くまとめて学園長に伝える。

 

フブキ「ということで、白上たちもトワちゃんに同行して悪魔界へと向かいたいのですが……」

 

>学園長は少し考える仕草をしたのち、首を横に振った。

 

谷郷「それは許可できません」

 

トワ「え、なんで!?トワ、早く帰んなきゃいけないのに……!」

 

谷郷「今、ホロライブ学園は悪魔を中心とした覇王軍に攻撃されています。幸い、今は小競り合いで済んでいますが、昨日の昼頃から学園は囲まれていまして」

 

フブキ「そんな!学園は、生徒や教員さんたちは無事なんですか!?」

 

谷郷「すでに生徒に犠牲者や行方不明者が出ている状況です……本来、みなさんは温存すべき戦力なのですが、いつ本気で攻撃されるかわかりません。なので是非ともすぐに戻ってきてほしい」

 

>何故か強烈な焦燥感に襲われ、感情のまま口を開く。

 

遊人「それでも、トワの故郷を見捨てるわけにもいかないだろう!オレたちがいけば誰か1人でも救える命があるかもしれない!」

 

>学園長はオレたちの眼を見据えた後、溜息を吐く。

 

谷郷「そうですね……このまま全員で来てもらっても、本来のポテンシャルが出せないでしょう。あまり良い策だとは言えませんが、みなさんには悪魔界へ向かう組と、学園で戦う組の二手に分かれて、それぞれ行動してもらいます」

 

谷郷「学園組はすぐに戻ってきてもらい、防衛線に参加してください。悪魔界組は、なるべく用事が済み次第戻ってきてくれると助かります」

 

星街「まあ、これがベターな選択肢だよね。ベストな回答は存在しなさそうだし」

 

かなた「そうだね……」

 

>かなたはもどかしそうにしている。済まない、身体を取り戻せていないのはオレの責任でもある。

 

フブキ「さて、ならチームわけだけど……」

 

>言い方は悪くなるが、ちょうどいい機会かもしれない。オレは迷わず声にだした。

 

遊人「オレがトワと悪魔界へ行こう。それでいいか?」

 

>トワに向き直って確認すると、少し驚いた様子を見せてから、ゆっくりとうなづく。

 

トワ「うん。遊人が来てくれるなら、トワもうれしいかも」

 

星街「オッケー、なら私たちはとりあえず学園へ戻ればいいかな?」

 

谷郷「そうなりますね。学園組は屋敷の地下の転送ゲートを使って戻ってきてください。クロヱさんが使い方を知っています」

 

沙花叉「まぁね?沙花叉頭いいし?」

 

フブキ「じゃあ、よろしくお願いしますね!」

 

谷郷「最後に……みなさん、危険な任務を頼んだ側がいうのもおかしな話ですが……絶対に生き延びてください」

 

>そういうと、通信が切れたのか、ディスプレイが真っ黒に戻った。

 

星街「さて……学園長の真似になるけど、これが6人が揃う最後のタイミングになるのだけは勘弁してよね」

 

トワ「うん……安心して、何があっても生きて戻るから」

 

フブキ「白上たちも勿論、絶対にやられたりなんてしませんから!」

 

沙花叉「だから、絶対無事でいてね?」

 

かなた「約束だからね!」

 

>3人はそれだけ言うと、今度は沙花叉を先頭にして通信室から駆け足で出ていった。

 

遊人「さて……オレたちはどうすればいい?」

 

トワ「使い捨ての携帯ポータルがあるから、すぐに近くまで行けると思う。でも、パパの話から考えると、今の暗黒界の近くは危ないかも……」

 

遊人「そうか……なら、臨戦態勢で行く必要があるな」

 

>決闘盤を起動し、戦闘モードに切り替える。

 

トワ「うん。でも、なるべく戦闘は避けて行こうね。敵の規模がどれくらいかわかんないし」

 

遊人「ああ!準備を整えたらすぐに行くぞ!」

 

>オレたちは1階に戻り、改めて荷物を整理する。

 

遊人「決闘盤以外に持っておいた方がいいものはあるか?」

 

>トワは鞄の中の道具をひとつひとつ取り出しながら、応えてくれる。

 

トワ「とりあえずは調理しなくても食べられる食糧はあった方がいいね。パパたちとスムーズに合流できればいいんだけど、周囲が敵だらけだったらそうはいかないし」

 

遊人「服はどうだ?」

 

トワ「暗黒界近辺は少し寒い感じだから、上着は持っていった方がいいかも」

 

>トワのアドバイスに従い、荷物をまとめ終えた。あとは出発するだけなのだが……

 

トワ「ねぇ、遊人……なんでトワについてきてくれるって言ったの?」

 

>その言葉に、思わずトワへと振り向くと、期待と不安に揺れるトワの瞳がオレをじっとみつめていた。

 

>そんなトワの姿を見て、守りたい、と思ったのはこの間の決意のおかげかもしれないし、トワが綺麗で儚くみえたからかもしれない。

 

遊人「オレは……そうだな、ただトワと一緒に居たかったんだ」

 

トワ「へ……?」

 

>トワの顔が急速に真っ赤になっていく。もしかしたら、オレの顔も同じように赤いのかもしれない。

 

遊人「オレには夢がなかった。フブキングに言われて気づいたんだが、なりたい未来の姿ってやつがなかったんだ」

 

トワ「そうなの……?」

 

遊人「でも、今は進むべき方向だけはわかったんだ。オレは……トワ、お前と一緒に成長していきたい」

 

トワ「それって……」

 

遊人「ああ……そうだ。トワ……オレとずっと一緒にいて欲しい。トワと2人なら、たどり着いた夢の形がどんなものであってもいい、と心の底から思えるんだ」

 

>トワは顔の前で自分の人差し指同士をつんつんしながら、小さな声で問いかけてくる。

 

トワ「すいちゃんはいいの?」

 

>すいちゃん、星街すいせい。オレの憧れで、今のオレの一種の原点だ。それ以上でも、それ以下でもない。

 

遊人「すいちゃんは……オレにとって大切な友達だ。それは今も、これからも変わらないさ」

 

遊人「もし、トワもオレと同じ気持ちなら……この手を取って欲しい」

 

>トワに手を差し出す。トワがこの手を取ってくれたのなら、きっとオレも新しい一歩を歩きだせるという確信がある。

 

トワ「トワが……トワがいいんだよね?」

 

遊人「ああ、他の誰でもない、トワと一緒がいいんだ!」

 

>オレが言葉を言い終わると同時に、トワはオレの手を取ると……そのまま引っ張り、手元に引き寄せられた。その瞬間、オレの頬に不思議な感触があった。

 

トワ「これ、トワの初めてなんだからね……!」

 

>トワのその言葉で、オレは何が起きたかを理解できた。ああ、これが気持ちが通じ合うというやつなのだろうか!

 

遊人「あ、ああ!ずっと大切にするからな!」

 

トワ「もう!気が早いっての!」

 

>これから2人の先に何が待ち受けていようとも、きっと乗り越えられる。根拠は一切ないが、そんな気がした。

 

>オレの胸の中にある数多の経験や思い出が意味を変え、新たな力の脈動を感じる!

 

>この力で、オレはこの大切な小悪魔を護って行こう!

 

 

 

かなた「あー……その、おめでとう」

 

トワ「そ、そうだった!かなたが近くにいるんだった!!」

 

遊人「別に見られて困ることはしていないだろ?」

 

トワ「そういう問題じゃないんだってば!!」

 

フブキ「こんこんきーつね!特別な決闘盤をお届けに……修羅場?」

 

トワ「あーもう!余韻がぶち壊しだよ!!」

 

 

 

 




悪魔界へと突入していくオレとトワ。

その光景は想像を超えており、オレたちの心を逸らせる。

どうか間に合ってくれ、その一心で歩みを進めていく!

次回、the crossroads of Destiny
決闘スタンバイ!

読みたい番外編は?

  • 遊児VSラミィ レクチャー決闘
  • かなたVSトワ 執念のリベンジマッチ
  • 白上黒上VS遊人星街 最強タッグ決定戦
  • ハコスVS遊人 迷いを晴らす決闘
  • 白上VSトワ キング継承戦
  • 星街ルートIF かなたBAD 逃避の先
  • 人物録 沙花叉クロヱ、その歩み
  • 天音かなたルート
  • 常闇トワルート
  • 沙花叉クロヱルート
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