ゲーム内チケットとジュエルで黒紅蓮・モダニア三凸したのが大きかったです。
そしてダブルモニターにするか考え中。
13.3か14で情報収集してます。
内臓SSDも2Tに入れ替え考え中。出費が!?
「ふんふんふん~ん♪」
地球から輸入した新作ゲームを持って、私は鼻歌高らかに会社に帰還する。
フェルはいつも通り仲間たちの元へ戻って、マジックを自慢するらしい。
多分、凄いどや顔しながらふんぞり返る事だろう。
ただ、種まで教えるかというとどうだろうね?
どうやってマジックにしているかを考えるのも楽しむ要素だから、簡単に種明かししちゃうと勿体無いはずだし。
でも、また地球に行ったら教えてもらえるんだから、問題ないかな?
「リナさん、お帰りなさい~」
おっと、会社近くまで来たことで社員が私を見つけてくれる。
私もそれに対して、腕を振って返事をしておく。
そして帰社して挨拶をする。
「ただいま戻りましたー!」
『おかえりなさい!』
うん、やっぱりこういう風に迎えてもらうと、心が嬉しくなるよ。
「リナ、今回もお疲れ様。
で、ディアボロスはどんな感じ?」
あ、サニアさんが目を爛々とさせている。
ソウラシリーズもそうだけど、サニアさん結構ダークファンタジー系統も好きだからなあ。
「四人協力プレイできるゲームはあんまり無いっすから、楽しみなんすよねー」
メソラさんも待ち焦がれていたようで、両手の手のひらを私に差し出す。
「お前たちなあ……毎度のこととはいえ就業時間中なんだからな」
ガレナさんはそんな二人に呆れた声で注意するけど、やる事ちゃんとやってるのも分かってるから、本気で怒ることは無い。
でも、注意はしておかないと調子に乗るところもあるから、そこは年長者として言わなければいけないとのこと。
とりあえずソフトを取り出して皆に見せてみれば、
「うわー雰囲気あるなあ」
「恐怖と凶悪感が一目でわかる」
「さすがに見た目だと、どんなゲームかは理解できないかなあ」
「日本産とは全然違うね」
「生々しいから、お客さんもびっくりしそう」
そんな風に社員でさえ少し衝撃を受けている。
「でも、この映像だからこそ世界観に引っ張られるよ」
「現実感のおかげで、自キャラ作成に投影できるんじゃない?」
好意的な社員は反対に現実感が欲しいのだから、エグイ部分も楽しめるようだね。
「やっぱり今回は販売前に念入りに伝えることが必要そうね」
社員達の意見にサニアさんが考えこむ。
反応で否定的な部分が見えやすくなるのは、やっぱりダークファンタジー・ホラー系統の特徴でもあるからなあ。
「ま、そうはいってもやる事は変わりないわ。
お客さん達にきちんと伝えることが重要なんだから」
そうして、事前に用意しておいたお知らせを更新だ。
ただ、今回はエグイ世界観だから覚悟してもらうために、一部画像も追加しておく。
【今度の新作は新たな世界観を演出するアクションゲーム。
『地獄はここにある』
ゲームプレイにおいては、描写的にきついものがあります。
一部画像を公開しますが、表現が厳しいためお気を付けください】
そんな注意書きを加えたお知らせを更新する。
ガレリーナ社としてこれまで販売してきた実績があるからこそ、まずは見てもらえるだろう。
『新作だー! って何かいつものお知らせに不穏さが』
『地獄って、なんかえらい殺伐とした言葉になってる』
『お!? つまりDOOOOOOOOOMみたいなのがようやくか!?』
『うわあ、公開してる画像がえぐいな』
『こ、これは子供にやらせたくないなあ』
『新作だから楽しみではあるけど、これ大丈夫?』
『地球の野蛮さがにじみ出てない?』
『いやいや、ゲームなんだからそこまで気にしなくていいだろ?』
『画像だけで判断は良くないかと』
『ガレリーナ社なら考えたうえで販売するから問題ないと思います』
『ごめん。私はこの手の映像は受け付けれない』
『配信次第かなあ』
『こういうエグイの要望してたから嬉しい』
『同じく。DOOOOOOOOOMみたいなの遊びたかったから』
『音切草販売前にマルデリタさんが言ってたのが遂に来たって感じだな』
……う~ん。予想通り賛否両論というか否定的な意見のほうが多く見えてしまう。
「想定以上では無いですが中々厳しいですね」
フィオさんもコメントを確認していく。
問い合わせ対応であるフィオさんは矢面に立つのだから、かなり心配しているのである。
だけど、それも覚悟の上でこのディアボロスを販売することに決めたのだから、受け入れてもらえるように頑張って伝えよう。
「必要以上に心配はしなくていい。
皆はこのゲームの面白さを正直に伝えればいいだけさ」
そうやって安心させてくれる言葉をガレナさんが改めて発してくれる。
「そういうこと。
それに事前にちゃんと覚悟してもらえるようにしてもらえば、ゲーマー達も自分で選んだことなんだから納得してもらえれるわ。
というよりそれで文句言われるくらいなら開き直ればいいのよ!」
サニアさんらしい言葉に私は笑うしかない。
「ま、実際色々配慮はするようにしてるんすから、想定以上になるなら次回に活かせばいいかと」
メソラさんもエヴァンスさんと話したりしてて、細かいところを詰めてくれていた。
「よし! では皆で頑張って受け入れてもらえるようにしていきましょう!」
「その通り。いつも以上に営業では時間かけて面白さを伝えていきましょう!」
「このゲームが正式販売出来たら、社外の友達と思いっきり遊べるんだから絶対に面白さを理解させて買わせる!」
うんうん、皆も頑張ってくれそうで嬉しいね。
「もっとどぎつい表現の面白いゲームを売れるようにするんじゃー!」
「FPS系統にどはまりしてんだから、同士増やさせろー!」
「過激で言うなら、えっちいのも売りたいのだー」
……欲望が混じってるよ。
ちょっとテンションがおかしくなってきてるね、これは。
そんなこんなでディアボロスのマルデアでの販売に向けて、ガレリーナ社皆で一丸となるのであった。
ちなみに帰宅後に、お店を覗いてみると予想通りであった。
「だーーー!? わっかんねえ!?
フェル、本当に魔法使ってないんだよな?」
「魔法を使ってたら分かるはずだけど、私達より巧妙に隠せててもおかしくないし」
「いや、多分使ってない。
何となくこうやってるんだろうとは分かるんだけど、完璧に解けない」
子供達相手にマジックを何度も披露して、皆の反応に凄いご満悦なフェルがいるのだ。
「くっくっくっくっく。
先ほども札を混ぜたのはお主であろうが。
さあ閉店時間は間近ぞ?」
……最近フェルが妙に中二病っぽい。
しかし、子供達がマジックの種を見つけてない以上、子供達はフェルにひれ伏していることになるんだよねえ。
「よく出来てるなー。
マルデアでこういうのは魔法を使ってないことへの疑念が抜けないから、世間一般に広がらないからなあ。
一度、使ってないことで話題になったこともあったけど、結局魔法を使っていたことが証明されちゃったこともあるし」
子供を迎えに来てた親御さんが一緒に見てたのだが、マルデアでのマジックのことを少し語ってくれた。
言われた内容にも納得。
こういうのってマジックをする人の技術によって、お客さんは騙されることを楽しむものであるが、あくまでもお客さんが楽しめる騙し方だからこそだからね。
「はいはい、皆そろそろ閉店よ」
『えー!? まだ全然答えが分かんないのに!』
解けなかった子供達からお母さんは大ヒンシュクを食らう。
しかし、そこは迎えに来てる親御さんたちもいるのだから母さんの味方をする。
「だったらまたお店に来てフェルちゃんに見せてもらいなさい。
フェルちゃんとはいつも遊んでるだろう?」
そう言われてしまえば子供達は言い返せなかった。
これにより、閉店後のフェルは物凄くご機嫌なうえに、他のフェルクル達にも披露しに行くとノリノリな計画を立てるのであった。
種を見抜かれるのもいいかと考えましたが、皆の反応書くのが楽しかったです。
それと投稿してる短編を一つにまとめる予定。
ニケで短編ネタ思いついたけど、投稿小説一覧が無駄に増えていくのと新しいゲームやった時に書きたくなるからね。