リナの星間貿易異聞録 第二期   作:ayasaki

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ロケット飛ばしてフルゴラに到着しました。
物流ロボットが手放せません。
ラインを必死こいて考えてたのに、めんどくさくなったら要求チェストとアクティブチェスト用意してしまいます。


改造データとか

「久しぶりーって……またパソコンと睨めっこか」

 夏イベントも終わり次回訪問予定も決まった私。

 一段落が付いたということもあって、私はゲンと遊ぶ予定を作っていたのだ。

 とはいえど、いつもの通りゲンに家に来てもらうだけなので、二人の予定さえ合えば何時でも気軽に会うことも出来るというやつである。

 ちなみに今日のおやつは300円超えのカップアイス。

 バニラは王道だけど、定期的に新作が出るのも食べたくなる。

 毎回お土産を有難く貰ってる立場ではあるが、ゲンとしてはこの程度の出費は楽しい時間を過ごす為にはちょうどいいとのこと。

「うん、そろそろ次の販売候補を考えている最中なんだよね」

 今まではユウジ時代に遊んでいたゲームを持ってくることが多かった為、言ってしまえばユウジ時代のゲーム知識が物を言っていた。

 しかし、あくまでも1995年以降は実感がどうしても薄い面がある。

 無論、新作や流行や隠れた名作などもどんどん知識として仕入れていっている。

 だが最早地球では世界中で新しいゲームを開発しており、その制作数は年間で万を超えている。

「俺らの子供時代なんてゲームソフト屋から買うだけやったし、そこでソフト数なんて完結してたからなあ」

「……今じゃあ世界中だもんね。

 新作発売日のイメージは木曜・金曜とか、前日入荷でレシート無し購入した思い出があるよ」

「週刊雑誌も二日前購入したな。

 今でも新聞紙に包んで持って帰るところもあるみたいやけど」

 買う側は見えないように包まれるのが面倒だが、店舗側としては建前があるので大切らしい。

「まあそういうわけでさ、前の恋愛シミュレーションゲームの時みたいに面白かったソフト教えてくれないかな?」

「なるほど。発掘も含めとるんやな。

 新作を追っかけるのもありやけど昔の作品で見つけたほうが、安くて安心できるっていうやつ」

「マルデアだと新作になるけどね。

 本当はもっともっと発売数増やしたいけど中々ねえ」

「地球側の掲示板だけやなくて、定期的にテレビでも輸出したいランキングをやってるからな。

 お前が共演した芸人も出演してて盛り上がっとったわ」

「もう2年以上になるのに私の話題って人気が続くなあ」

 リナとしてみれば、もう日常になってるんだからテレビの一角程度で収まってるイメージである。

「ゲーマー達からすれば常にトレンドになっとるわい。

 夏イベでモム鉄発売の情報が流れた時は、モム鉄ファンだけじゃなくて地方自治体がモム鉄にキャンペーン申し込みを打診してるとか。

 海外は世界バージョンじゃないことへの嘆きも含まれてたぞ」

「世界バージョンも考えたんだけど馴染みが無いから、情報量は少ない方がいいんだよ。

 それにやっぱり何だかんだで私も知ってるゲームの方が安心できるから」

「まあ自分がプレイしたやつなら説得力もあるからなあ。

 コアなゲーマーやとやり込み系統が中々入らないことに焦れてたり」

「やり込み系統かあ。

 ディアボロスやゼルドだって十分やり込み要素いっぱいだと思うけど」

「ちゃうちゃう。

 ゲームシステム的に滅茶苦茶覚えることがいっぱいあって、尚且つプレイヤーの想像力が反映されるやつとかや」

「……メイクラは考えてるけど、あれを出すと発売後も延々と扱い続ける必要があるのが難点でねえ」

「海外ゲームは発売後も平気で5年以上アプデしてるし、ゲームシステムそのものが変化していくから扱いにくいかあ」

「アーリーアクセスのゲームじゃなくて、発売してからがそれだからね。

 基地建設・工場・経済・内政系統の海外ゲームだと、もうスウィッツじゃ操作性が追い付けられない」

「まあなあ。PCならキーボードとマウスで別々に動かしたり、追加ボタンもやりやすいけどゲームコントローラーだけで簡潔にまとめようとしたらボタンが全然足らん。

 ……ロケット飛ばす為に孤軍奮闘する工場ゲームは面白いけど、操作方法の画面見ただけで脳味噌の理解力が下がってきたおっさんにはうんざりしそうになったし。

 面白いのは分かってるけどしんどくなる」

「メイクラも似たようなもんじゃない?」

「PCやと追加でMODあり。

 解説書が数十冊も本屋に並んでるの見た時は、改めてメイクラの凄さが理解できるで」

「だから扱いが難しいんだよー。

 いくら買い切りでもアフターサービスを大事にするからこそ、お客さん達は次も購入しようと思ってくれるんだし」

「そういう意味やと攻略本がそのままアフターサービスの一環やったんかなあ?

 攻略が詰まった時の対処法や詳細なデータが掲載されてるのは当たり前やけど、プレイが上手くなる上達方法とかもあったりしたし」

「マルデアのネットでも攻略纏めサイトが出来てたりするよ。

 だけど、やっぱりプレイヤーだけだから情報が完全とは言わない感じ。

 基本はサニアさんが出す攻略情報から広がってる」

「人気無いゲームだと、それは凄い顕著やな。

 おっさんなると効率ばっか考えてもうて、昔みたいに自分でしらみつぶしに遊ばなくなっったからなあ。

 俺も買って放置してる積みゲーが何個あるやら。

 ガキの時は新作買ったら二週間以内にクリアが当たり前やったっちゅうのにな」

「私は万単位で積みゲーが増えるんですが?」

「お前の積みゲーはそういう問題ちゃうわ!」

 そんな感じでゲンと会話し続けながらも、販売予定ゲームを考える私である。

 しかし、そんな会話後にすることと言えば、

「ちょ!?

 私が使おうとした機体なのに」

「すまん、体力がもう無いから使わせてくれ」

 地球防衛戦の二人プレイである。

「まあいいけど。

 しょうがない、自動小銃を戦車に取り付けるから突っ込んできて」

「合点承知の助。

 そして直ぐに壊すのもお約束やが」

「骨は拾ってやろう。

 取り敢えずせめて次の呼び出しポイントくらいは撃破してね」

「あいよー。

 ついでにドロップも回収っと」

「回収がほんとめんどくさいけど、それがゲームの面白さにも繋がるから難しいねえ」

「自動回収MODつけると、安全地帯から攻撃するだけのゲームにもなってまうから、そうなると難易度以前の問題にもなるから、面白さとの両立がなあ」

 他にもMODがあるからこそ10年以上遊ばれるオープンワールドの金字塔もある。

 というより、MODが開発される前提で作ってるし。

「昔は改造コード付きのゲームデータも売ってたから、それを理解させたうえでの販売やったらいかれへんか?」

「どうだろう?

 個人で遊ぶ分には大丈夫だけど、データがおかしくなったら対応できる自信が無いよ」

「あ~、そこはガレリーナ社だけで解決できる問題じゃなくなるかあ。

 俺はまっとうに購入してたから知らんけど、改造・海賊版・違法データ扱いではnikkendoやゲームメーカーも相当キレてたと聞く。

 すまん。ちょっと安易に提案してもうた」

「いやいや。ゲーマー視点からすればそうなるよ。

 でも開発側からすれば激怒で済む問題じゃなくなるから、そこはマルデアで販売する時にも注意しないといけない問題になるんだよね。

 ある意味、マルデアでは地球製品だからこそ知識そのものが無いからこそ改造も出来ないっていう利点にも繋がってるんだ」

「海を隔てるじゃなくて、宇宙を隔てるやもんなあ。

 ……こうやって夢は広がっていく……か。

 人が宇宙へ飛び出してから100年で星間交流になり、母国から母星の文化になる。

 そう考えると未来の歴史書や漫画やアニメでどんな風に語られるか見てみたいわ」

「どんどん壮大になっていくけど、私が問答無用で主役だよね?

 ゲーム制作された自分は見たけど、歴史として語られる自分なんて見たいような見たくないような」

「TSさせられてる歴史上の人物達も生きてたら、どんな想いを抱くんやろ?」

「私にそれを言う?」

「転生前なんか知られてないんやから大丈夫やろ」

 結局はいつものグダグダ会話に変わっていく私とゲンであった。




Godotを触ってみる予定。
・Backpack Battles
・Slay the Spire 2
とかに使用されてるそうです。
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