ちょいと時間かかりましたが、何とか数話完成したので投稿です。
「よっと、到着~」
ワープ場所からこの場所に降り立つまでの時間をフェルと楽しみながら、地面に足を付ける。
どうやら人里だったようで、周囲には私とフェルに気づいた住民が遠巻きにいる。
なので、場所を改めて確認するべく私は手を振りながら声をかける。
「こんにちは、九塞溝を観光しに来ました」
【大歓迎!】
「わわ」
大合唱で応えてくれたので少しびっくり。
だけど場所は間違いなかったようだ。
これならマリアさん・ジャックさんもすぐに合流できるだろうね。
実は今回は観光しながらも、標高の高さというのを実感するのも含んでいたりする。
それに観光シーズン的にもこの時期らへんのようなので、ちょうどいいタイミングになってもいる。
既に南極をマルデア側でデータ取りはしているが、あくまでも短時間だし魔法無しの場合の体感した場合のデータ取りも兼ねている。
でも、まだまだ公表できることじゃないので、あくまでも主目的は交流であるんだから。
護衛の二人は先に現地入りして準備を整えてくれているとの事。有難い。
二人に連絡が入れば、今日中に合流できるだろうし。
その間はここの人達と交流だ。
「大使、これ良かったら食べてください」
「こっちの甘味はいかがでしょう?」
「いやいや、こっちの土産物持ってってください」
おおう。
美味しそうな匂いがする食べ物をこれでもかと持ってきてくれる。
やっぱり私もフェルも食いしん坊のイメージが出来上がってるんだろうなあ。
まあ実際美味しいもの食べたら幸せな気分になれるから、甘いのも辛いのも大歓迎です。
ということで一口、
「もぐもぐ、うまあ~」
「美味」
お餅かな?
あと、こっちはお肉みたいだし、口直しにお茶も飲ませてもらう。
そんなこんなで警護の人達が来る間に、現地の人達と交流をしていく私とフェル。
それをスマホから写真付きで投稿したり、スマブルが如何にマルデアで好評か語ったりしていく。
『九塞溝かあ、いいよね』
『いつか行ってみたいなあと思って調べたが成都からバスで11時間』
『九塞溝黄龍空港なら2時間以内。行くだけの価値はあるぞ……高いけどな』
『相変わらずリナちゃんとフェルは何か食べてるw』
『海の神秘も見てほしいなあ』
『今回は何のゲームになるんじゃろか』
『よし、今度のまとまった休みに九塞溝行ってみよう』
『昼飯は中華料理にするか』
『スマブルの後だと、次のゲームは影うすくなりそうだなあ』
『俺は次に行くアニメが気になる』
『ドラクアのリメイクアニメ?』
『スタ2』
『テイルス』
『盗賊・魔族狩りのまな板娘は?』
『メカ関連』
『銀河宇宙バトル』
『大穴でメトル』
『ゲームならパズル系統がまたいかないかな?』
『バイアは!? バイアはいつですかー!』
色々な反応してくれているなあと思いつつも、パズルゲームの事を考える。
実は既に候補にしているのがあるけど、オールスター6の販売はもう少し先の予定なのだ。
何だかんだで、スーファム以降の32bitゲーム機戦争はサニー・SAGAが争い、最終的にはサニーが次世代ゲーム機の座を獲得する。
双方のゲーム機で発売していたメーカーもあれば、片方だけでしか販売していなかったゲームもある。
とはえいども決め手はやっぱり7だったんだろうなあ。
ただ……一応販売を考えてるソフトの一つに元はPC-XXで出てたゲームもあるんだ。
また次世代ゲーム機ソフトだからこそ、可能ならマルデア語で吹き替えしたいし、実際進みそうだから考え中なのだ。
でも考えすぎたら捕らぬ狸の皮算用になりかねないから、急がば回れの精神も重要だけどね。
そんなこんなで現地の人や観光客の人達と話している間に、警護の人達が来てくれる。
「大使を確認しました。これより警護に務めます」
ここら辺はどの国に行っても変わらないなあと思いつつ、私の都合に振り回される形だから感謝だ。
「警護ありがとうございます。よろしくお願いいたします」
「よろしくな~」
そう言うと警護の人達もしっかりとした返答をしてくれる。
その後、少し待っていると公用車も到着して、私とフェルは九塞溝へ向かって移動する。
これが普通の観光客だと、まずバス移動で相当時間を使うらしい。
ヘリを使って移動すればもっと早いけど、移動する間の景色も楽しみたいよね。
「大使、本日の天気は安定しておりますので、我が国の九塞溝を存分にお楽しみください」
「ええ、とても楽しみです。
水面の青さが凄いんですよね?」
他にもクロアチアのプリトヴィツェ湖群国立公園も似たような水面らしいけどね。
「はい、青く見える理由は簡単に言いますと石灰成分と光の屈折率のよるものです。
また透明度も高い為、水の中の景色がはっきり見えるのも特徴的です。
元々は1970年代の森林伐採から発見され、比較的新しい世界自然遺産でもあります」
「動画で見た時は、こんな景色があるんだって凄く驚かされましたね」
「そのお気持ちは共感いたします。可能であれば黄龍も観光していただきたいところですが」
「そうなると満喫するには数日かかりますから、日程的に難しくて」
中国はでっかいからなあ。
「自国ながら移動するだけで時間がかかりますからなあ。
本格的に堪能しようとすれば、計画的に動いても数日は欲しいところです。
あとは現地でいつもの護衛のお二人と合流できます」
「色々手配してくださってありがとうございます」
「いえいえ、大使の訪問を世界中が待ち望んでいる中、ようやく我が国に来ていただけたのです。
また来たいと思っていただければ幸いです」
アピールされてるなあと思いつつも、確かに中国はでっかいし見れるものもある。
「それと我が国が誇る雑技団もいかがでしょう?
私も見たことはありますが、目を奪われる事間違いなしかと」
あれかあ!
確かに目を奪われるのは間違いなしだろう。
「リナ、リナ。雑技って?」
フェルが私の服を引っ張って聞いてくる。
「簡単に言うと、魔法も使わずに信じられないような動きを披露してくれるんだ」
「すごいん?」
「凄い」
語彙力が低くなってしまうが、実演を間近で見たら本当に心を奪われる。
「見たい」
フェルの方が興味をひかれたようで、案内の人に要求してしまう。
ということで、中国の代表さんと会談後に見せてもらえるようになったのである。
Diablo4はもう少しでシーズン開始。
でも地球防衛軍DLC2のマリスはある意味可愛かったです。