氏名:HAPPY CHAOS[ハッピーケイオス] (CV:高橋信)
身長:179cm
体重:64kg
血液型:不明
生年月日:1/16
出身:アイルランド(人間の時)
趣味:ドライブ、ご当地名物のスィーツ探し、初心者キットなのに良い音が出る楽器探し
大切なもの:執着心がないのでコロコロ変わる、今はどこかで拾ったおもちゃの宝石。
全次元で5丁しか無いと言われている天界の銃「月の剣」(一丁だけ、もう一つはレプリカ)
暇な時間は大事にしている。
嫌いなもの:その時そうだと思ったもの。長い時間引きずらない。
バックヤードの発見者であり、人類に魔法を伝え広めた「第一の男」。
イノの半身を吸収した影響によって豹変し、全人類の生きる希望を体内に宿している。
人類が人間性を失う時、何者かの意思によって自分は存在を赦されると考えている。
善悪の概念は彼にとって等価値であり、大事件も起こすことも、正義の味方になることもありうる。
(ギルティギア公式サイトより引用)
「ンン~。あれ?思っていたのと違うなぁ」
ここは……どこだろう?
「倒壊したビルに崩壊した街路、黒煙を上げる地面…どれも旧時代のものばかりだ。それに人類が居ない。……
遠くに『生物的挙動』を見せるナニカを見つけた。
「ン〜。ギア*1かな?まあいいや面白そうだし」
興味本位だった。この奇想天外な場所の所在を知りたい欲求はあるが、目に付いた興味あるものが最優先事項なのが彼である。
一見すれば、ギアでない事は明らかだ。何せ彼の知っているギアは、あくまで生体兵器、機械的挙動はあまり含まれていないし、あんなデザイン設計は数百年見てきたが見たこともない。新型かな?とも思ったが、過去に来た以上それはない。
まあ、居たとしてもパラレルワールドなんだからそういうのが居たってイイよね〜。っくらいの感想だが。
「おっ、君ギアじゃないね?」
近寄ってみると、それは
それにツェップ以外にここまで高度なCPUを埋め込んだ機械を生み出せる武装国家があるのなら僕は見逃していなかっただろう。つまり、ここは僕の知らない似た世界だ。
「ンフフ~♪ここは一体どんな
一つの仮説が成り立った。
再起の日、1999年に世界中で起こった電算機器の暴走。その年から国連により電算機器所持と使用の一切が禁止にされ、一度人類の文明はそこでストップし、巻き戻った日。だけどそれが起こっていない。人類史における大きな転換点が起こっていないんだ。つまり、人間の科学が進み目の前にいる機械的生命体は人間が生み出したものではないか?という仮説。
十分にあり得る。
一旦、整理してみよっか。
ギアらしき生物はいるのに、その構造は機械文明のそれであり、根本から全く違う生命体。
何故か知らないが人類は壊滅状態にあり、所在は全くわからない。旧時代の建造物が街並みとして機能していた形跡がまだ残っており、聖戦後の世界の人々によく見えた建築技法は見えない。電線が通っているのを見ると、機械言語がまだ存在し、電算機器を使っていた事がわかる。
でも『それももう100年以上前の物』だ。
僕が見ているのは100年前の人類の有様だ。
一体何がどうしてこうなったのか…それは多分。僕の目の前にいる鋼鉄生命体が教えてくれるだろう。
「ねぇ、君ちょっと…」
「ギュルイィィィィィン!!!」
「ハハ!随分友好的だな」
紅いライトが僕の頭に収縮する。光線でも出すのかな?
「でもごめん。僕の弱点はそこじゃないんだ」
謎の鋼鉄生命体から人体を軽く焼き焦がす熱戦が放たれる。それは標準通り僕の頭を通過し、僕の身体から司令塔を奪った。
毒々しいカラーをした身体が倒れる。それをセンサで確認したラプチャーは動かなくなった死体に近づき、触手を突き刺し持ち上げようとしたその瞬間。
「
「!?」
Bang!
「紅い所が弱点じゃないんだ。脆いと思ったんだけどなぁ」
ラプチャーは自分の近くに
「Bang!……今度は君たちの身体をブレンドしたんだ。まあ、僕コーヒーなんて苦くて大っ嫌いだけどね」
ラプチャーはそのまま数回点滅した後に、完全に動作を停止した。
ケイオスは自分の持ってる月の剣(拳銃)の銃口を指先でなぞりながら、弾丸を取り出し、クルクルとカッコよく回してからホルスターにしまった。
「あれ、上手くいった。練習した甲斐あるなぁ~。……さてと、これは…未知の元素を使ってるみたいだ。魔法使いの僕が言うのもなんだけど、君たちは一体どこから来たのかな?」
返答なんてものは更々期待していない。これは自問にも等しいただの独り言だった。
「今、僕が居る時点で
法力が発見されていないと言うことは、飛鳥くんも既に故人だ。若返り装置がない彼に100年以上若い少年の姿のまま生きる術はないし、ソル=バッドガイもギア・プロトタイプとしての身体もないから長生きしていないだろう。僕を変化させた慈悲なき啓示も居ない。ちょっと残念だな。どこの世界でもメインキャストを務めていたソルが居ないなんて。
まあ、少なくとも亜人は居るだろうけどね。名残雪がいなきゃ僕はここに来れなかった。
「それじゃあ、この世界の主人公は誰なんだろう?」
フフ~ン♪楽しみが増えたな。この世界の主人公を探してみるのもいいかもしれない。
アクセル=ロウもこんな気分だったのかな異世界旅行気分っていうのは。
せっかくの未知の世界なんだ、十分愉しんでいこう。
「どうなったらこんな天文学的な数字の確率を引き当てられるのかな。僕ってそんな徳を積んでたっけ?仏教徒じゃないのは確かだけど。聖戦時に色んな所のヤバい事件を起こしてたのに。まあいっか」
パチっ
指を鳴らすと随分とロックでパンクなオープンカーが現れた。
見た目も装飾も悪趣味と言わざる終えないデザインだ。
だけど僕はこれを気に入っている。
君はどう思うかな?
「僕の知ってる
ドアを開け、車に乗り込む、行き先はどっちにしよっかな…と決めようとした時それほど遠くない場所から音が聞こえた。
ゴォォォ!!
「おや」
遠くに飛行機…いやヤケに太いから輸送機かな?何かが轟音と爆炎を立てて墜落していく様が見えた。
数秒も経たないうちにそれは地面に墜落し、また大きな轟音と黒煙を立てて位置を知らせてくれた。
「
ニタリと笑ってHAPPY CHAOSがアクセルペダルを踏みしめると、席を激しく揺らして車は走り始めた。
ケイオスの良いところはギルティギア世界の登場人物の中でも屈指の賢者なのに、頭が壊れてるから道化を演じている点です。
魔法の頂点と謳われている弟子を持っており、実力は師匠(ケイオス)が上と弟子本人から明言されています。つまり真の魔法の頂点はケイオスという設定にもかかわらず、彼は標準補助魔法がなきゃまともに扱えない銃を武器にしているという道化っぷりが凄まじく好きです。
まあ、ギルティギアSTのストーリーで飛空挺の制御権を奪い合う師弟対決の際は、長年の積み重ね故に(ケイオスは精神体で活動してるだけの間に)弟子の方が魔法の扱いは上手くなっていましたが…イノの半身の力(全能に近い力の半分)を使えばあっさりと勝ちました。因みに彼自身がイノの半身なので、実質彼の実力です。
おまけ
ケイオスがパラドックスから脱出し平行世界移転出来た方法(ケイオス談)(GGSTアーケードストーリーより一部抜粋)
「待ちな。アンタなんか隠してる?」
「ア〜。僕のお尻にはホクロがある。言ってないことなら沢山あるよ」
「わかった。じゃあ、もしかして
「知ってたら一緒に来る?」
「知りたいのは知ってるかどうかだけだ」
~ケイオス勝利後~
「ね、ね、ちょっと。こんな事しなくても教えるよ。亜人っているでしょ。あ〜ほら、吸血鬼とか狼男とか。彼らは実のところギアなんかよりよっぽど特殊なんだ。物理も時間も遺伝子も超越してる。平たく言うと、世界のバグなんだよ。識別IDが無いし、独立統治セグメントで分けられるはずの別時間軸でも同一個体だ。つまり彼らは無意識化でパラレルの情報を全てため込んでいる。亜人は平行世界のターミナルになるって事さ。でも無限時間の住人である彼らはプランク時間にダウンコンバートされてようやく現世に存在している状態だ。解析して欲しい情報を得るのは宇宙のどこかにあるチリ一つ探すのより難しい。自分でIDを消して存在を多次元化させたベッドマンなんて子も居たね。とにかくそこで名残雪さ。後天的に亜人となった彼は言わばハイブリットだ。彼の古い記憶の参照先を辿れば自ずと類似時系列にアクセス出来る。あとは簡単」(早口)
「わーい。簡単」
「あ…あ〜……OK、普通の会話をしよう。一緒に来る?」
「……このパラドックスは、ある意味で私の求めた世界だ。離れる理由はまだ無い」
「じゃあ、一応、ボスの物語は傑作だった。作り直す気は無い。でも多分、意外と近い内に誰かが君を必要とする筈だ……その時は…また、一緒に遊ぼうね」